JP3338111B2 - 屋根部分のカーテンウォールにおける方立の継目部分の漏水防止構造。 - Google Patents
屋根部分のカーテンウォールにおける方立の継目部分の漏水防止構造。Info
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Description
ォールにおける方立の継目部分の漏水防止構造に関する
ものである。
すように方立Aと無目Bとを組合せてガラス板Cを保持
するようになっている。この方立Aは何本かを継いで使
用するものであり、継目には図6に示すように、突合せ
部分にシール材Dを設けて漏水を防止するようになって
いた。
ては、外部侵入水(雨水、結露水)を方立で受けて排水
を行っていた。前記手段は継目部をシール施工に頼らざ
るを得ないため、シール材が劣化、破断した時点で外部
からの侵入水は内部へ入ってくるという欠点があった。
そこで、本発明は屋根部分のカーテンウォールにおける
方立を樋方立と支持用方立とに分けることにより侵入水
の内部への漏洩を防止させようとするものである。
る樋方立の下流側端に、内側に段差をつけた接合部を設
け、この接合部を他の樋方立の上流側の樋部に上から重
ねて接続し、断面視における左右両側の上面にガラス板
の下面を保持する水密材を有する水平部材に、前記水密
材と対向する状態でガラス板上面に載置される水密材を
押圧する押え板を固定して支持用方立を形成し、上流側
の支持用方立に上流側の樋方立を、下流側の支持用方立
に下流側の樋方立を夫々固定し、上下流に位置した水平
部材の突合せ部分をシールして屋根部分のカーテンウォ
ールにおける方立の継目部分の漏水防止構造を構成し
た。
右両側に支持片を突設し、この両支持片に支持用方立の
水平部材の下面の断面視における左右両側に突設した結
合片を固定して屋根部分のカーテンウォールにおける方
立の継目部分の漏水防止構造を構成した。
持用方立に設けた各種のシールにより水密性を保持し、
支持用方立から侵入した雨水及び結露は樋方立の樋部に
よって流下させる。
細に説明する。方立Aは樋方立1と支持用方立2で構成
している。樋方立1は図1に示すように、断面V字形に
形成した樋部3の断面視における内面左右両側に垂直な
支持片4,4´を突設し、断面視における外側の左右両
側で、両支持片4,4´よりも外側の位置に垂直な取付
片5,5´を下向に突設している。そして、雨水の流れ
方向における下流側の端部に位置した両支持片4,4´
及び取付片5,5´を図3に鎖線で示すように切欠いて
削除し、切欠いた先の端部をプレス加工にて板厚分だけ
内側に段差をつけて接合部6(図4参照)を形成してい
る。
ように溝部7をノコ溝加工で形成してプレス加工の際に
発生する変形部分を吸収できるようにし、接合部6を形
成した後には図4に示すようにポリウルフマイド等にて
シール盛8を行う。そして、接合部6の先端外側にシー
ル材9を取付けて樋部3との間をシールするようになっ
ている。
下面にL字形をした結合片11,11´を設けて前記支
持片4,4´に複数個のビス12,…12´,…で固定
するようになっている。水平部材10の両端上面にはガ
ラス板13を支持する水密材14,14´を夫々取付け
るリップ付溝形で形成した水密材取付部15,15´を
設け、中央にガラス板13の表面より上に突出した支持
面16を有する支持片17を突設し、下面両端でガラス
板13の上面を水密状態に保持する水密材18,18´
を押える押え板19を設け、この押え板19の中央にシ
ール材21を嵌合するシール材溝20を設け、このシー
ル材溝20を支持片17の支持面16に取付けている。
数個所に溶接にて固定したU字形をした支持部材23に
取付片5,5´により固定されている。
に示すように、上流側の接合部6を下流側の樋部3の上
に重ねて接合し、シール材9で両者を密着させるように
取付ける。
分は、前記両側の樋方立1,1の結合部である接合部6
よりも上流側に位置をずらし、且つ突合せ部分が間隔を
あけるように水平部材10,10の結合片11,11´
で両側の樋方立1,1の支持片4,4´に夫々固定され
ている。支持用方立2,2は夫々両端に工場にて水平部
材10の上面に水密材24,24を固着しており、施工
の際に現場で両水密材24,24を接続するようにシー
ル材25を固着する。
材14,14´上にガラス板13,13を夫々載置し、
ガラス板13,13上に水密材18,18´を載置し、
その上から押え板19で押えてシール材溝20を支持片
17に取付け、その後にシール材溝20にシール材21
を嵌合する。尚、図中Bは無目である。
るようになっているが、万一支持用方立2,2の接続部
分から雨水等が侵入した際には、雨水等は樋方立1に落
下し、樋部3を伝って流下する。
るもので、支持用方立から侵入した雨水及び結露は樋方
立の樋部により下流に流下する。又、樋方立の継目部は
接合部を樋部に上から重ねて接合することにより構成さ
れているので、漏水の恐れがなく、更に逆流して漏水す
るようなこともない。従って、シール材が劣化、破断し
た場合でも再シールできない箇所においては、特に効果
のある漏水防止構造である。
ける方立の継目部分の漏水防止構造の一実施例の断面
図。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】 V字形をした樋部を有する樋方立の下流
側端に、内側に段差をつけた接合部を設け、この接合部
を他の樋方立の上流側の樋部に上から重ねて接続し、断
面視における左右両側の上面にガラス板の下面を保持す
る水密材を有する水平部材に、前記水密材と対向する状
態でガラス板上面に載置される水密材を押圧する押え板
を固定して支持用方立を形成し、上流側の支持用方立に
上流側の樋方立を、下流側の支持用方立に下流側の樋方
立を夫々固定し、上下流に位置した水平部材の突合せ部
分をシールした屋根部分のカーテンウォールにおける方
立の継目部分の漏水防止構造。 - 【請求項2】 樋方立の樋部の断面視における内面左右
両側に支持片を突設し、この両支持片に支持用方立の水
平部材の下面の断面視における左右両側に突設した結合
片を固定した請求項1記載の屋根部分のカーテンウォー
ルにおける方立の継目部分の漏水防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07499093A JP3338111B2 (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 屋根部分のカーテンウォールにおける方立の継目部分の漏水防止構造。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07499093A JP3338111B2 (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 屋根部分のカーテンウォールにおける方立の継目部分の漏水防止構造。 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06264565A JPH06264565A (ja) | 1994-09-20 |
JP3338111B2 true JP3338111B2 (ja) | 2002-10-28 |
Family
ID=13563234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07499093A Expired - Fee Related JP3338111B2 (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 屋根部分のカーテンウォールにおける方立の継目部分の漏水防止構造。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3338111B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6860994B2 (ja) * | 2016-08-25 | 2021-04-21 | ジャパンパイル株式会社 | 杭頭接合部 |
JP7181658B2 (ja) * | 2020-07-30 | 2022-12-01 | 株式会社アルミックイマイ | トップライトにおける方立部材のシールレスジョイント工法および同シールレスジョイント構造 |
JP7084645B2 (ja) * | 2020-07-30 | 2022-06-15 | 株式会社アルミックイマイ | トップライトにおける方立部材のシールレスジョイント工法および同シールレスジョイント構造 |
-
1993
- 1993-03-10 JP JP07499093A patent/JP3338111B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06264565A (ja) | 1994-09-20 |
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