JPS5936576Y2 - カ−テンウオ−ル方立本体連結部 - Google Patents

カ−テンウオ−ル方立本体連結部

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JPS5936576Y2
JPS5936576Y2 JP14078778U JP14078778U JPS5936576Y2 JP S5936576 Y2 JPS5936576 Y2 JP S5936576Y2 JP 14078778 U JP14078778 U JP 14078778U JP 14078778 U JP14078778 U JP 14078778U JP S5936576 Y2 JPS5936576 Y2 JP S5936576Y2
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JP
Japan
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mullion
main body
bodies
fitting groove
curtain wall
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JP14078778U
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JPS5556807U (ja
Inventor
顕 吉田
Original Assignee
日本軽金属株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、カーテンウオールの面材(ガラス・パネル
等)の嵌溝内に、方立又(判味目に形成した外気導入口
を利用して外気を導入することによって、面材嵌溝と外
気の気圧差を等圧に近くすることにより、屋外から面材
嵌溝内へ気圧差で雨水が侵入することを防ぎカーテンウ
オールの漏水を防止してなるカーテンウオールにおげろ
方立本体連結部におけろ水密性の向上を計ることを目的
とした、カーテンウオール方立本体の連結部の水密構造
に関するものである。
カーテンウオールの方立本体は熱伸縮に対応させる為の
伸縮代を形成する為、及び運搬の部分等により適宜な寸
法に形成され、これを伸縮代を考慮して取付けられてい
る。
従来カーテンウオールの方立本体の連結部には、上側方
立本体と下側方立本体の室外に面する部分の端面間にポ
リサルファイド系シール材のような不定形シール材が充
填されて、このシール材と方立本体との接着により水密
性が保持されていた。
しかしシール材の充填作業は現場で行われるため、方立
本体の断面形状の複雑化と相まつで施工条件および作業
状況によりシール材充填技術が影響されることになり、
したがってシール材自体の性能に頼ることが大であるこ
の種シール材の充填方法では、安定した水密性の維持が
難しくなった。
この場合、方立本体の連結部の形状をシール材が接着し
易い形状に変更することも考えられるが、この点はその
他の方立に関する諸条件等を考慮すると非常に困難であ
る。
また一方では方立本体の連結部にはカーテンウオールの
構造上、常に熱による方立の伸縮に対処する配慮がなさ
れていなげればならない。
そのためシール材は常に圧縮、引張りあるいはせん断等
の力を受けるため、はく離、破断し易いという問題があ
った。
この考案は上記問題の解決のためになされたものであっ
て、方立本体側の連結部において、連結部下側の方立本
体の上端及び連結部上側の方立本体の下端を室外側に向
けて下がり勾配を形成すると共に、上側及び下側の方立
本体の上下端面間にシール材を充填させることなく、連
結される方立本体の室外に面する部分において、下側方
立の上部室内側および上側方立の下部室内側にそれぞれ
跨がってつき当てられる基板を備える水密目板を方立本
体間の連結部に取り付けると共に、上側方立本体及び下
側方立本体の室内に面する隙間を気密材で塞いで方立本
体の連結部の水密性を向上させるとともに、方立連結部
の施工性の向上を計ったものである。
以下に図面に示す実施例について説明する。
なお第1図は上下方立材の連結部を示す方立材中心線の
断面図、第2図は第1図の■−■線に沿う断面図で、第
3図は方立連結部を示す分解斜視図である(ただし上側
方立本体、方立補助材、押縁は省略した)。
第1図ないし第3図において1は上側方立本体、1′は
下側方立本体であって、これら方立本体1゜1′はジヨ
イントピン2及び方立を躯体に取り付けるためのブラケ
ットを兼ねたジヨイントスリーブ3を介して上側方立本
体1の下端は上下方向摺動自在に、連結されている。
またこれら方立本体1゜1′は方立本体基部1aと室外
に面する部分1b、方立本体補強部1fとで構成されて
いる。
8は方立の面材嵌溝であり方立基部1aの両側に方立補
助材4と押縁5とにより形成される。
また、本実施例にあっては、方立補助材4の突条4aを
部分的に設けられる外気導入口4Cを介して面材嵌溝8
の一部を方立補助材により区画して形成される空間6に
外気を導入し、さらに方立補助材4を部分的に切り欠い
て形成される外気導入口4bより面材嵌溝8内に外気を
導入して風圧とにより変化する外気の圧力と面材嵌溝内
の圧力を等しくさせているが、図示しない無目材より外
気を導入して面材嵌溝内に外気を導入させてもよい。
kおPはガラス等の面材で方立補助材4ならびに押縁5
は方立連結部を跨いで面材Pのたて端部とほぼ同じ長さ
である。
12は方立本体の連結部に取付けられろ水密目板であっ
てこの水密目板12の材質としては例えばクロロプレン
ゴムなどの合成ゴムまた合成樹脂等の定形シール材が使
用される。
図示のように上側方立本体1と下側方立本体1′の室外
に面する部分1bの室内面に跨がって両方立本体の連結
部に水密目板12が介在きれるほかに、室内側において
方立本体の室内に面する部分の隙間を塞ぐように気密材
として気密目板14が介在されて、上側方立本体1と下
側方立本体1′とが連結されている。
この場合、上下側方立本体1゜1′の基部1a、la連
結端面(下端面及び上端面)はそれぞれ室外側に向かっ
て下がり勾配に形成されている。
前記水密目板12は基板12aと支持部12bとから形
成され、支持部12bに設けられた穴12cを上側方立
本体取り付は前にジヨイントピン2に嵌め込み、所定位
置に支持固定される。
また基板12aは方立本体1,1′の室外部分1bの室
内側面11.11’の前記空間6に面する部分につき当
てられるようにその室外側面が形成され、この部分につ
き当てられている。
以上により水密目板12は所定位置に取り付けられ、方
立室外部から雨水が方立内の面材嵌溝8に侵入するのを
防ぐ。
なお方立本体1,1′には切欠き1c > 1e、水密
目板12の基板12aには切欠き12d、12dが形成
されており、この部分で目板12と方立本体1,1′は
かみ合い、両者の位置決めを強固にしている。
方立本体の基部上下端に形成した切欠きld、ldはな
んらかの原因で方立内の面材嵌溝8に侵入した雨水が上
側方立の下端部に沿って室内方向に流れるのを阻止する
水切り用切欠きである。
20は上下方立本体基部間のジヨイント空隙を塞ぐ空隙
塞ぎ目板であって、必要に応じて設けられるものである
つまり上記実施例のカーテンウオールにおいては、面材
Pの四周は前記面材嵌溝8及びこの面材嵌溝に連通し無
目に形成される面材嵌溝(図示せず)により、外気と等
圧空間が形成されるが、方立左右の面材嵌溝8内の気圧
が相違しうる場合に、例えば建造物のコーナ部等、左右
面材四周の等圧空間の間にできる隙間を塞ぐものである
14は気密材を構成する気密目板であり室内部と面材嵌
溝8との間の空気の出入を阻止するものであって、面材
嵌溝内に導入された外気の圧力が室内に漏れないように
している。
この気密目板14の部分14a、14aは方立1,1′
の凹部1e。
1e’に係合固定される。
なお気密材は方立連結部において面材嵌溝内に導入され
た外気が上側及び下側の方立本体間の隙間より室内に漏
れないように配設されるものであれば実施例の構造に限
定されるものではない。
上記水密目板12、気密目板14、空隙塞ぎ目板20及
びジヨイントピン2はあらかじめ工場で接着剤等を使用
して下側方立1′上端に取り付けておけば、その取付施
工は極めて容易である。
上記のように構成される実施例の水密構造において、ジ
ヨイントピン2及びジョイントスリーブ3等のジヨイン
トを用いて上側方立本体1と下側方立本体1′とを水密
目板12、空隙塞ぎ板20及び気密目板14を挾んで接
合した後、方立補助材4、面材P及び押縁5を方立本体
1,1′に取り付ける。
このように本実施例によれば、方立本体の連結部におけ
る隙間からの運動エネルギを有する雨滴の室内側への侵
入は室外部分1b、1bと目板基板12aが重複してつ
き当てられていることにより阻止できるのであるが、毛
細管現象によって室内側へ侵入する雨滴があり、このよ
うな雨滴も気密材14に(・たらず阻止することができ
る。
つまり面材嵌溝8内で下方に排出される。
これは方立本体の室外側部分1bと水密目板12間から
毛細管作用により内方に侵入する雨水があっても方立本
体の上下端部が室外側に向って下がり勾配に傾斜してお
り、重力の作用により室外側に侵入した雨水が流れ、面
材嵌溝8内を通り下側の無目へ導かれ、無目の水抜き孔
あるいは外気導入口から排出される。
なお上側方立本体1の下端に連なる切欠き12dに毛細
管作用により達する雨水は、切欠き12dと10との間
に実施例のように間隔を設ければ、毛細管が切断され、
水密性がさらに向上するものである。
切欠き1dは水切りの役をはたし、水密性をより向上さ
せる。
また、面材嵌溝8は方立補助材4に設けられた外気導入
口又は無目に設けられた外気導入口により外気圧と等圧
になっており、水密目板の室内側に形成される面材嵌溝
8への雨水の侵入はまずあり得ないが、万一雨水の侵入
があった面材嵌溝8内は外気と等圧に形成されるので、
上記したとおり下側の無目から容易に屋外に排出される
よって室内側への雨水の侵入を完全に阻止することがで
きる。
以上のように構成されるこの考案の水密構造は、従来の
シール工法のように方立本体連結部の端面間にシール材
を充填してその接着のみの水密性に頼るものではなく、
また水密目板12は上下方立本体の室外に面する部分の
室内側面につき当てられているため方立1,1′の伸縮
による圧縮、引張力はかからず、しかもこの水密目板に
は方立本体の室外に面する部分の内側面に接して直接日
光の当たりにくい所に位置しており、また定形シール材
により構成されるため、破損劣化等のおそれがなく、長
期にわたって初期性能を維持することができ、施工時の
気象、天候等にも影響されず、施工も容易であり、施工
技術の良否によって性能が左右されることもない。
さらにこの考案によれば上側下側の両方室1,1′の連
結部間にシール材を充填する必要がないため、熱により
方立が最大に伸びた時の状態で両者が接しない程度まで
連結部の隙間を狭くすることができ、意匠上良好である
等のすぐれた効果を有する。
また前記面材嵌溝8には外気が導入されているため室内
外の圧力差による空間内への雨水の侵入を阻止できると
共に、前記面材嵌溝8に圧力差以外の条件すなわち気流
等で入り込んだ雨水はただちに室外へ流出させることが
できる。
また方立本体の連結部におげろ方立本体の基部の上下端
部は室外側に向って下り勾配を有するため、水蜜目板と
方立本体の室外側部分から毛細管作用により侵入する雨
水があっても、重力の作用により気密材側に流れず、水
密目板側に流れて排出される。
以上により方立本体の連結部におけろ水密性の向上を計
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は上下方立材の連結部を示す方立中心線の断面図
、第2図は第1図の■−■線に沿う断面図で、第3図は
方立連結部を示す分解斜視図である。 なお図において、1・・・・・・上側方立、1′・・・
・・・下側方立、1a・・・・・・方立本体の基部、1
b・・・・・・方立本体の室外に面する部分、8・・・
・・・面材嵌溝、12・・・・・・水密目板、14・・
・・・・気密材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 方立の両側に形成される面材嵌溝内に外気を導入して雨
    仕舞を行なってなるカーテンウオールにおげろ方立本体
    の連結部において、連結部下側の方立本体基部の上端及
    び連結部上側の方立本体基部の下端を室外側に向って下
    がり勾配を形成させると共に、下側の方立本体の室外に
    面する部分の室内側面下部にそれぞれ跨がってつき当て
    られる基板を備える水密目板を上下方立本体間の連結部
    に取り付けると共に、上側方立本体及び下側方立本体の
    室内に面する部分の隙間を気密材で塞〜・でなるカーテ
    ンウオールの方立本体の連結部。
JP14078778U 1978-10-16 1978-10-16 カ−テンウオ−ル方立本体連結部 Expired JPS5936576Y2 (ja)

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JPS5556807U JPS5556807U (ja) 1980-04-17
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