JPH0376375B2 - - Google Patents
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- JPH0376375B2 JPH0376375B2 JP15998585A JP15998585A JPH0376375B2 JP H0376375 B2 JPH0376375 B2 JP H0376375B2 JP 15998585 A JP15998585 A JP 15998585A JP 15998585 A JP15998585 A JP 15998585A JP H0376375 B2 JPH0376375 B2 JP H0376375B2
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- Japan
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- long
- wall
- width
- exterior wall
- vertical
- Prior art date
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Links
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は長手方向に平行な貫通孔を有し、長手
両端縁が継手構造の長方形の外壁材を建築物の下
地面に複数枚横貼りし、外壁を構成した場合の壁
内即ち外壁自体の内部とか外壁の内側等の部分の
湿気或いは温気の滞留を防する外壁の壁内換気法
に関する。
両端縁が継手構造の長方形の外壁材を建築物の下
地面に複数枚横貼りし、外壁を構成した場合の壁
内即ち外壁自体の内部とか外壁の内側等の部分の
湿気或いは温気の滞留を防する外壁の壁内換気法
に関する。
コンクリート製の外壁材は、その軽量化および
断熱性をよくするため、通常押出成形法をとるこ
とにより該外壁材の端面に開口する長手方向に多
数の貫通孔が平行に設けられ、またこれらを用い
て外壁を構成するため長手両端縁には、本実、相
決り等の継手構造が形成されている。
断熱性をよくするため、通常押出成形法をとるこ
とにより該外壁材の端面に開口する長手方向に多
数の貫通孔が平行に設けられ、またこれらを用い
て外壁を構成するため長手両端縁には、本実、相
決り等の継手構造が形成されている。
この中空外壁材を用いて外壁をつくるには、通
常第7図に示すように、水平にとりつけた外壁材
1の複数枚をそれらの貫通孔2の開口している端
面3を揃え、かつ上記継手構造を係合させて、建
築物下地面4に上下方向に平行に横貼りして外壁
ブロツク5を形成し、これを並べて外壁を形成す
るに際し外壁ブロツク5,5の間の縦目地6に目
地材を介在させて外壁7が構成されている。
常第7図に示すように、水平にとりつけた外壁材
1の複数枚をそれらの貫通孔2の開口している端
面3を揃え、かつ上記継手構造を係合させて、建
築物下地面4に上下方向に平行に横貼りして外壁
ブロツク5を形成し、これを並べて外壁を形成す
るに際し外壁ブロツク5,5の間の縦目地6に目
地材を介在させて外壁7が構成されている。
従来、目地材としては第8図a,bに示すよう
に、ハツトジヨイナ8、或いは発泡ポリエチレン
等の丸紐9等のバツクアツプ材とシーリング材1
0が使用され、水密、気密の縦目地6を形成する
方法がとられている。また、建築物下地面4には
室内側からの湿気が壁内に侵入、滞留、結露する
ことを防止するため、或いは外壁側からの水の侵
入を防止するために、防水アスフアルトフエルト
紙、防水シート等がはられていることが多い。
に、ハツトジヨイナ8、或いは発泡ポリエチレン
等の丸紐9等のバツクアツプ材とシーリング材1
0が使用され、水密、気密の縦目地6を形成する
方法がとられている。また、建築物下地面4には
室内側からの湿気が壁内に侵入、滞留、結露する
ことを防止するため、或いは外壁側からの水の侵
入を防止するために、防水アスフアルトフエルト
紙、防水シート等がはられていることが多い。
ところで、上記従来の方法によつて目地を形成
すると、貫通孔2が端部がバツクアツプ材とシー
リング材により閉塞され、ここに閉じ込められた
空気の換気が行なわれない。そのため、夏期にお
いては太陽の副射によつて外壁7が加熱され、貫
通孔2内の空気の温度が上昇して膨張しシーリン
グ材を内部から押し破つて機能を喪失せしめるこ
とが多い。また冬期には室内の高湿の空気が外壁
7をとおして換散された場合特に寒冷地において
は貫通孔2内の湿気が外壁材1内部、貫通孔2
中、或いは外壁材内側表面と下地材間の間〓で結
露し、さらに凍結し、外壁材1を破損するなどの
凍害を発生させることがある。
すると、貫通孔2が端部がバツクアツプ材とシー
リング材により閉塞され、ここに閉じ込められた
空気の換気が行なわれない。そのため、夏期にお
いては太陽の副射によつて外壁7が加熱され、貫
通孔2内の空気の温度が上昇して膨張しシーリン
グ材を内部から押し破つて機能を喪失せしめるこ
とが多い。また冬期には室内の高湿の空気が外壁
7をとおして換散された場合特に寒冷地において
は貫通孔2内の湿気が外壁材1内部、貫通孔2
中、或いは外壁材内側表面と下地材間の間〓で結
露し、さらに凍結し、外壁材1を破損するなどの
凍害を発生させることがある。
これらの不都合の原因は、貫通孔の両端がバツ
クアツプ材及びシーリング材でほとんど完全に閉
塞されているためと考えられる。即ち、バツクア
ツプ材は目地幅いつぱいの幅を持ち、シーリング
材はその上部において貫通孔開口部を密封し、バ
ツクアツプ材の高さ、シーリング材の流動性如何
によつては開口部からシーリング材が不必要に貫
通孔内に流入して開口部を一層完全に閉塞してい
るものと考えられる。
クアツプ材及びシーリング材でほとんど完全に閉
塞されているためと考えられる。即ち、バツクア
ツプ材は目地幅いつぱいの幅を持ち、シーリング
材はその上部において貫通孔開口部を密封し、バ
ツクアツプ材の高さ、シーリング材の流動性如何
によつては開口部からシーリング材が不必要に貫
通孔内に流入して開口部を一層完全に閉塞してい
るものと考えられる。
本発明は上記の事情に鑑み、バツクアツプ材と
シーリング材を用いて縦目地を形成しても空気の
流通がよく、外壁内に湿気、温気を滞留させない
外壁の壁内換気方法を提供することを目的とす
る。
シーリング材を用いて縦目地を形成しても空気の
流通がよく、外壁内に湿気、温気を滞留させない
外壁の壁内換気方法を提供することを目的とす
る。
本発明は上記の目的を達成するためになされた
もので、その要旨は、長手方向に平行な貫通孔を
有し、両端縁には継手構造のある長方形の中空外
壁材の複数枚を水平に、それらの端部を揃えて上
下方向に平行、且つ各中空外壁材外表面間に横目
地を形成しつつ建築物下地面に貼り、外壁ブロツ
クを形成し、該外壁ブロツクを縦目地用バツク材
を介在させて並べ外壁を構成するに当り、縦目地
用バツクアツプ材として縦目地幅相当の幅を有
し、外壁ブロツク外表面に近接して位置する長尺
上面板部、縦目地幅より広い幅を有し、長手両縁
部が上記外壁ブロツクと建築物下地面に挟持され
る長尺固定板部、この長尺固定板部と上記長尺上
面板部との間に設けられ、長手縁が上記貫通孔の
開口部中間に位置する上記縦目地幅と等しい幅の
長尺換気用空間形成板部、この長尺換気用空間形
成板部と上記長尺上面板部との間に所望の間隔に
おいて位置する上記縦目地幅より広くない幅の0
ないし複数枚の長尺中間板部、およびこれら長尺
板部を平行に、且つ中心線をほぼそろえ、それら
の中心線上において一体に連結する長尺連結板部
よりなる縦目地用バツクアツプ素材の長尺上面板
部、長尺中間板部および長尺連結板部を横目地と
の交差点に形成される縦目地の凹部に合わせて切
除してなるバツクアツプ材を用いる中空外壁材を
横貼りした外壁の壁内換気法にある。
もので、その要旨は、長手方向に平行な貫通孔を
有し、両端縁には継手構造のある長方形の中空外
壁材の複数枚を水平に、それらの端部を揃えて上
下方向に平行、且つ各中空外壁材外表面間に横目
地を形成しつつ建築物下地面に貼り、外壁ブロツ
クを形成し、該外壁ブロツクを縦目地用バツク材
を介在させて並べ外壁を構成するに当り、縦目地
用バツクアツプ材として縦目地幅相当の幅を有
し、外壁ブロツク外表面に近接して位置する長尺
上面板部、縦目地幅より広い幅を有し、長手両縁
部が上記外壁ブロツクと建築物下地面に挟持され
る長尺固定板部、この長尺固定板部と上記長尺上
面板部との間に設けられ、長手縁が上記貫通孔の
開口部中間に位置する上記縦目地幅と等しい幅の
長尺換気用空間形成板部、この長尺換気用空間形
成板部と上記長尺上面板部との間に所望の間隔に
おいて位置する上記縦目地幅より広くない幅の0
ないし複数枚の長尺中間板部、およびこれら長尺
板部を平行に、且つ中心線をほぼそろえ、それら
の中心線上において一体に連結する長尺連結板部
よりなる縦目地用バツクアツプ素材の長尺上面板
部、長尺中間板部および長尺連結板部を横目地と
の交差点に形成される縦目地の凹部に合わせて切
除してなるバツクアツプ材を用いる中空外壁材を
横貼りした外壁の壁内換気法にある。
貫通孔の各開口部はバツクアツプ材の長尺固定
板部と長尺換気用空間形成板部との間の縦方向の
空間によつて連通されまた外壁材は長尺固定板部
で浮き上がるので、貫通孔内及び外壁材内側面に
は湿気、温気が滞留することが防止される。また
上記構成のバツクアツプ材を用いているので、バ
ツクアツプ材の上面に塗布されるシーリング材
は、縦目地の凹部をも含め貫通孔内に流入した
り、流入して閉塞したりすることなく効果的に塗
布される。
板部と長尺換気用空間形成板部との間の縦方向の
空間によつて連通されまた外壁材は長尺固定板部
で浮き上がるので、貫通孔内及び外壁材内側面に
は湿気、温気が滞留することが防止される。また
上記構成のバツクアツプ材を用いているので、バ
ツクアツプ材の上面に塗布されるシーリング材
は、縦目地の凹部をも含め貫通孔内に流入した
り、流入して閉塞したりすることなく効果的に塗
布される。
以下本発明の方法を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明において使用するバツクアツ
材をつくるバツクアツプ素材Aの一例を示す斜視
図である。
材をつくるバツクアツプ素材Aの一例を示す斜視
図である。
バツクアツプ素材Aは通常、合成樹脂の押出成
形によつてつくられ、長手両縁12a,12bが
外壁ブロツク5,5の端面に当接して、縦目地6
の幅を決める長尺上面板部12、長手縁部13
a,13bが建築物下地面4と外壁ブロツク5,
5との間に挟持されて固定される長尺固定板部1
3、これら長尺上面板部12と長尺固定板部13
との間に設けられ、長手両縁14a,14bが各
貫通孔2の外壁材厚み方向における中間に位置す
る、上記長尺上面板部12と同じ幅の長尺換気用
空間形成板部14、上記長尺上面板部12および
長尺換気用空間形成板部14の間に設けられ、後
述のシーリング材の流入を防止する、目地幅より
広くない長尺中間板部15およびこれら各長尺板
部、12,13,14,15を平行に、かつ中心
線をほぼそろえて、それらの中心線上において一
体に連結する長尺連結板部16によつて構成され
ている。
形によつてつくられ、長手両縁12a,12bが
外壁ブロツク5,5の端面に当接して、縦目地6
の幅を決める長尺上面板部12、長手縁部13
a,13bが建築物下地面4と外壁ブロツク5,
5との間に挟持されて固定される長尺固定板部1
3、これら長尺上面板部12と長尺固定板部13
との間に設けられ、長手両縁14a,14bが各
貫通孔2の外壁材厚み方向における中間に位置す
る、上記長尺上面板部12と同じ幅の長尺換気用
空間形成板部14、上記長尺上面板部12および
長尺換気用空間形成板部14の間に設けられ、後
述のシーリング材の流入を防止する、目地幅より
広くない長尺中間板部15およびこれら各長尺板
部、12,13,14,15を平行に、かつ中心
線をほぼそろえて、それらの中心線上において一
体に連結する長尺連結板部16によつて構成され
ている。
上記構成のバツクアツプ素材Aを、第2図に示
すように、横目地の凹部11aの位置形状に可及
的に合わせて、長尺上面板部12、長尺中間板部
15、および長尺連結板部16の一部を切除し
て、切吹き17を形成し、バツクアツプ材Bが得
られる。
すように、横目地の凹部11aの位置形状に可及
的に合わせて、長尺上面板部12、長尺中間板部
15、および長尺連結板部16の一部を切除し
て、切吹き17を形成し、バツクアツプ材Bが得
られる。
このバツクアツプ材Bを用いて外壁をつくるに
は、第3図a,bに示すように、上記バツクアツ
プ材Bの長尺固定板部13の一方の長手縁部13
aを外壁ブロツク5と下地面4に挟持させ、長尺
上面板部12の一方の長手縁12aが端面3に当
接するように外壁材1を上下方向に取付けて外壁
ブロツク5を形成する。次いで長尺固定板部13
の他方の長手縁部13bを外壁ブロツク5と下地
面4に挟持させ、かつ長尺上面板部12の他方の
長手縁12bに端面3を当接させて相隣る外壁ブ
ロツク5を形成する。この場合、各切欠き17の
位置は凹部11aと一致し、縦目地6の幅は長尺
上面板部12の幅となり、また、長尺換気用空間
形成板部14の両縁14a,14bは貫通孔2の
開口部中間に位置し開口部を閉塞することなく、
端面3に当接する。このバツクアツプ材Bの上面
と外壁ブロツク5:5の端面によつて形成される
溝18にポリウレタン、ブチルゴム等のシーリン
材10を埋め込み塗布して縦目地を形成する。上
記凹部11aには切欠き17が位置しているの
で、シーリング材10は縦目地全長にわたつて、
外壁材表面に対してほぼ同じ深さに塗布され、凹
部11aの形状に合致させて塗布することが出来
る。切欠き17の内面には、長尺中間板部15、
長尺連結板部16の各端部が面しているのでシー
リング材10が長尺上面板部12と長尺換気用空
間形成板部14との間に流れこんだり、更には貫
通孔2に流入閉塞したりすることが邪摩され効果
的なシーリング材塗布ができる。また長尺換気用
空間形成板部14の長手縁14a,14bが貫通
孔2の開口部中間に位置しているので、シーリン
グ材が塗布されても上下方向に貫通孔2…を連通
させる縦方向の空部20,21が形成され、貫通
孔2…内の空気は容易に換気され滞留することが
ない。
は、第3図a,bに示すように、上記バツクアツ
プ材Bの長尺固定板部13の一方の長手縁部13
aを外壁ブロツク5と下地面4に挟持させ、長尺
上面板部12の一方の長手縁12aが端面3に当
接するように外壁材1を上下方向に取付けて外壁
ブロツク5を形成する。次いで長尺固定板部13
の他方の長手縁部13bを外壁ブロツク5と下地
面4に挟持させ、かつ長尺上面板部12の他方の
長手縁12bに端面3を当接させて相隣る外壁ブ
ロツク5を形成する。この場合、各切欠き17の
位置は凹部11aと一致し、縦目地6の幅は長尺
上面板部12の幅となり、また、長尺換気用空間
形成板部14の両縁14a,14bは貫通孔2の
開口部中間に位置し開口部を閉塞することなく、
端面3に当接する。このバツクアツプ材Bの上面
と外壁ブロツク5:5の端面によつて形成される
溝18にポリウレタン、ブチルゴム等のシーリン
材10を埋め込み塗布して縦目地を形成する。上
記凹部11aには切欠き17が位置しているの
で、シーリング材10は縦目地全長にわたつて、
外壁材表面に対してほぼ同じ深さに塗布され、凹
部11aの形状に合致させて塗布することが出来
る。切欠き17の内面には、長尺中間板部15、
長尺連結板部16の各端部が面しているのでシー
リング材10が長尺上面板部12と長尺換気用空
間形成板部14との間に流れこんだり、更には貫
通孔2に流入閉塞したりすることが邪摩され効果
的なシーリング材塗布ができる。また長尺換気用
空間形成板部14の長手縁14a,14bが貫通
孔2の開口部中間に位置しているので、シーリン
グ材が塗布されても上下方向に貫通孔2…を連通
させる縦方向の空部20,21が形成され、貫通
孔2…内の空気は容易に換気され滞留することが
ない。
また第4図は、本発明の方法に用いるバツクア
ツプ素材Aの他の例を示すもので、長尺換気用空
間形成板部14と長尺固定板部13との間の長尺
連結板部16に穿孔16aを設け、縦方向の空部
20,21を連通し、通気性をいつそう向上させ
るようにしたものである。
ツプ素材Aの他の例を示すもので、長尺換気用空
間形成板部14と長尺固定板部13との間の長尺
連結板部16に穿孔16aを設け、縦方向の空部
20,21を連通し、通気性をいつそう向上させ
るようにしたものである。
一方、長尺固定板部13により建築物下地面と
外壁ブロツク5の間に連通した間〓23が形成さ
れる。
外壁ブロツク5の間に連通した間〓23が形成さ
れる。
また、第5図、第6図に示すように、外壁材1
の背面に凸部22を設け、外壁ブロツク5を形成
した場合にも建築物下地面と外壁背面との間に間
〓23が形成される。この間〓23は上記縦方向
の空部20,21と連通するため、換気性はさら
に向上する。上記凸部22は外壁材1を押出成形
する際に一体成形しても、或いは別体を接着して
形成してもよい。さらに凸部22を一部切欠い
て、上下の間〓23,23を連通させてもよい。
の背面に凸部22を設け、外壁ブロツク5を形成
した場合にも建築物下地面と外壁背面との間に間
〓23が形成される。この間〓23は上記縦方向
の空部20,21と連通するため、換気性はさら
に向上する。上記凸部22は外壁材1を押出成形
する際に一体成形しても、或いは別体を接着して
形成してもよい。さらに凸部22を一部切欠い
て、上下の間〓23,23を連通させてもよい。
なお、上記説明では長尺中間板部15を1枚と
したが、孔19を小さくしてシーリング材10の
流入を防止するため、複数枚としてもよい。
したが、孔19を小さくしてシーリング材10の
流入を防止するため、複数枚としてもよい。
以上述べたように本発明の方法は、上記構成の
バツクアツプ材を用いるので、本実などの継手構
造によつて形成される横目地が縦目地と交差して
形成される凹部を有する縦目地全体にわたりシー
リング材が外壁材の貫通口を閉塞することなく効
果的に塗布される。従つてすべての貫通孔が縦方
向の空部によつて連通されまた、外壁材の下面も
連通されるので、外壁内の換気が容易に行なわれ
るなど、多くの長所を有する。
バツクアツプ材を用いるので、本実などの継手構
造によつて形成される横目地が縦目地と交差して
形成される凹部を有する縦目地全体にわたりシー
リング材が外壁材の貫通口を閉塞することなく効
果的に塗布される。従つてすべての貫通孔が縦方
向の空部によつて連通されまた、外壁材の下面も
連通されるので、外壁内の換気が容易に行なわれ
るなど、多くの長所を有する。
第1図は、本発明の方法に使用するバツクアツ
プ材をつくるバツクアツプ素材の一例を示す斜視
図、第2図はバツクアツプ素材よりバツクアツプ
材をつくる場合の説明図、第3図a,bはバツク
アツプ材を縦目地に取付けた状態を示すもので、
第3図aは平面図、第3図bは第3図aの−
線矢視図、第4図はバツクアツプ素材の他の例を
示す斜視図、第5図および第6図は、背面に凸部
を有する外壁材を用いた場合の図で、第5図は外
壁ブロツクの斜視図、第6図は、第5図の外壁ブ
ロツクによつてつくられた外壁目地の平面図、第
7図は外壁ブロツクによつて形成された縦目地の
斜視図、第8図a,bは従来の縦目地の平面図で
ある。 1……外壁材、2……貫通孔、3……端面、4
……下地面、5……外壁ブロツク、6……縦目
地、7……外壁、10……シーリング材、11…
…横目地、11a……凹部、12……長尺上面板
部、13……長尺固定板部、14……長尺換気用
空間形成板部、15……長尺中間板部、16……
長尺連結板部、16a……穿孔、17……切欠
き、20,21……空部、A……バツクアツプ素
材、B……バツクアツプ材。
プ材をつくるバツクアツプ素材の一例を示す斜視
図、第2図はバツクアツプ素材よりバツクアツプ
材をつくる場合の説明図、第3図a,bはバツク
アツプ材を縦目地に取付けた状態を示すもので、
第3図aは平面図、第3図bは第3図aの−
線矢視図、第4図はバツクアツプ素材の他の例を
示す斜視図、第5図および第6図は、背面に凸部
を有する外壁材を用いた場合の図で、第5図は外
壁ブロツクの斜視図、第6図は、第5図の外壁ブ
ロツクによつてつくられた外壁目地の平面図、第
7図は外壁ブロツクによつて形成された縦目地の
斜視図、第8図a,bは従来の縦目地の平面図で
ある。 1……外壁材、2……貫通孔、3……端面、4
……下地面、5……外壁ブロツク、6……縦目
地、7……外壁、10……シーリング材、11…
…横目地、11a……凹部、12……長尺上面板
部、13……長尺固定板部、14……長尺換気用
空間形成板部、15……長尺中間板部、16……
長尺連結板部、16a……穿孔、17……切欠
き、20,21……空部、A……バツクアツプ素
材、B……バツクアツプ材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 長手方向に平行な貫通孔を有し、両端縁には
継手構造のある長方形の中空外壁材の複数枚を水
平にし、それらの端部を揃えて上下方向に平行、
且つ各中空外壁材外表面間に横目地を形成しつつ
建築物下地面に貼り、外壁ブロツクを形成し、該
外壁ブロツクを縦目地用バツクアツプ材を介在さ
せて並べ外壁を構成するに当り、縦目地用バツク
アツプ材として縦目地幅相当の幅を有し、外壁ブ
ロツク外表面に近接して位置する長尺上面板部、
縦目地幅より広い幅を有し、長手両縁部が上記外
壁ブロツクと建築物下地面に挟持される長尺固定
板部、この長尺固定板部と上記長尺上面板部との
間に設けられ、長手縁が上記貫通孔の開口部中間
に位置する上記縦目地幅と等しい幅の長尺換気用
空間形成板部、この長尺換気用空間形成板部と上
記長尺上面板部との間に所望の間隔をおいて位置
する上記縦目地幅より広くない幅の0ないし複数
枚の長尺中間板部、およびこれら長尺板部を平行
に、且つ中心線をほぼそろえ、それらの中心線上
において一体に連結する長尺連結板部よりなる縦
目地用バツクアツプ素材の長尺上面板部、長尺中
間板部および長尺連結板部を横目地との交差点に
形成される縦目地の凹部に合わせて且つ外表面に
近接させて切除してなるバツクアツプ材を用いる
ことを特徴とする中空外壁材を横貼りした外壁の
壁内換気法。 2 長尺固定板部と長尺換気用空間形成板部との
間の長尺連結板部に少なくとも一つの穿孔を設け
た特許請求の範囲第1項記載の中空外壁材を横貼
りした外壁の壁内換気法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15998585A JPS6221944A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 中空外壁材を横貼りした外壁の壁内換気法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15998585A JPS6221944A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 中空外壁材を横貼りした外壁の壁内換気法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6221944A JPS6221944A (ja) | 1987-01-30 |
JPH0376375B2 true JPH0376375B2 (ja) | 1991-12-05 |
Family
ID=15705478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15998585A Granted JPS6221944A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 中空外壁材を横貼りした外壁の壁内換気法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6221944A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006070600A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Showa Denko Kenzai Kk | 縦目地ジョイナーおよびそれを用いた目地施工方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3908994B2 (ja) * | 2002-08-23 | 2007-04-25 | 昭和電工建材株式会社 | 縦目地ジョイナーおよびそれを用いた目地施工方法 |
JP5322496B2 (ja) * | 2007-09-04 | 2013-10-23 | 近江窯業株式会社 | 壁面貼付片材及び壁面構造 |
-
1985
- 1985-07-19 JP JP15998585A patent/JPS6221944A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006070600A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Showa Denko Kenzai Kk | 縦目地ジョイナーおよびそれを用いた目地施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6221944A (ja) | 1987-01-30 |
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