JPH0433288Y2 - - Google Patents

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JPH0433288Y2
JPH0433288Y2 JP1986200886U JP20088686U JPH0433288Y2 JP H0433288 Y2 JPH0433288 Y2 JP H0433288Y2 JP 1986200886 U JP1986200886 U JP 1986200886U JP 20088686 U JP20088686 U JP 20088686U JP H0433288 Y2 JPH0433288 Y2 JP H0433288Y2
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drainer
gap
draining
building
gap adjustment
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JP1986200886U
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JPS63106806U (ja
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  • Building Environments (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本考案は建築、構築物等において、土台回り、
窓回り等に使用される建築用水切りに関するもの
である。 【従来技術】 従来、建築、構築物の土台回り、窓回り等に用
いられる建築用水切りにおいて水切り部を第8〜
12図示の如く断面略U字状、あるいは断面略L
字状に形成したものは種々とある。 【考案が解決しようとする問題点】 ところが、上記従来の建築用水切りは、いずれ
も水切り部20aが水切り本体20の雨水案内部
に連設されており、しかも全体の寸法および形状
があらかじめ定められた所定の寸法および形状に
形成されているため、建物の土台回り、窓回り等
の取付部位に寸法変更等があつた場合、例えば建
物の土台回りの改修時においては、通常第12図
示のように既設壁21の外側面に縦胴縁22を取
付け、該縦胴縁22に水切り本体20を取付ける
ため、前記水切り本体20の下端水切り部20a
と建物の基礎コンクリート23との間に大きな間
隙24が生じ、該間隙24から風、雨水等が建物
内に浸入するという問題点があつたばかりでな
く、水切り本体20の表面に附着した雨水が表面
張力あるいは毛細管現象等の作用により容易に前
記U字状あるいはL字状部の底部を伝わり建物側
に流れてくる惧れがあり、確実な水切りができな
いという問題点があつた。 本考案は上記問題点を解決し、取付部位の寸法
に合せて簡単に現場加工により建物の基礎コンク
リートとの間隙を最適巾に調整し得て前記間隙部
から風、雨水等が建物内に浸入するのを防止する
とともに間隙調整用折曲板部における補強および
水切りを行うことができる建築用水切りを提供す
ることを目的とするものである。 【問題点を解決するための手段】 本考案は上記問題点を解決するため、板材製の
建築用水切りにおいて、所要形状の取付部、雨水
案内部および間隙調整用折曲板部を一体に連設し
た水切り本体の下端に水切り部を設けるととも
に、前記間隙調整用折曲板部の長手方向に所要間
隔をもつて平行に裏面側から表面側に突出する補
強兼水切り助成用のリブ状溝を所要数設けたこと
を特徴とするものである。 【作用】 土台回りの施工に際しては第3図示のように既
設壁12の外側面に取付けられた縦胴縁13に釘
16等により止着されるものであるが、この場合
前記既設壁12、縦胴縁13の厚さ、形状等によ
つて、水切り本体下端の水切り部2と基礎コン
クリート8との間隙17の寸法がいろいろと変わ
る場合があるので、斯る場合は、第2図の点線示
のように水切り本体の間隙調整用折曲板部3を
前記間隙17の寸法に見合うよう所要位置の補強
兼水切り助成用のリブ状溝4から折曲し、前記基
礎コンクリート8と前記水切り本体下端の水切
り部2との間隙巾を最適巾に調整して取付け、前
期間隙17部から風、雨水等が建物内に浸入する
のを防止するものである。 なおこの場合、水切り本体の表面に附着した
雨水は傾斜面部6から垂直面部5を伝わり、さら
に前記垂直面部5の下端から間隙調整用折曲板部
3を経て建物側へ伝わろうとするが、前記間隙調
整用折曲板部3に設けられた補強兼水切り助成用
のリブ状溝4により縁切り(水はけ)されて下端
の水切り部2の水切り作用を助成するとともに間
隙調整用折曲板部3の捻れを防止するものであ
る。 【実施例】 第1図乃至第7図は本考案の一実施例を示し、
1は水切り本体であつて、金属板、プラスチツク
板等所要の板材をもつて形成されている。2は前
記水切り本体の下端に形成された水切り部であ
る。なお前記水切り部2はその形状が本実施例に
おいては断面略逆U字状に形成されているが、こ
の形状に限定されるものでない。3は前記水切り
部2との間に形成された間隙調整用折曲板部であ
る。4は前記間隙調整用折曲板部3に、長手方向
に所要間隔をもつて平行に裏面側から表面側に突
出して所要数設けられた補強兼水切り助成用のリ
ブ状溝であつて、前記間隙調整用折曲板部3の折
曲げを容易になすとともに雨水の水切り効果を助
成し、かつ前記間隙調整用折曲板部3の捻れを防
止するものである。5は雨水案内部を構成する垂
直面部、6は同傾斜面部、7は取付部である。な
お前記垂直面部5、傾斜面部6、取付部7の形状
は本実施例に示したものに限定されることなく
種々の形態のものが用いられる。8は基礎コンク
リート、9はモルタル、10は土台、11は断熱
材、12は既設壁、13は縦胴縁、14はスター
ター、15はサイデイング、15′はコーキング
材、16は釘、17は間隙、18は額縁、19は
サツシ、1′は新築時の水切り本体を示すもので
ある。 なお本実施例は改修施工時における土台回りの
例について示したが、これにとどまるものでな
く、窓回りあるいは新築施工時の土台回り、窓回
り等に用いることも可能なるものである。 【効果】 以上説明したように本考案によれば、板材製の
建築用水切りにおいて、所要形状の取付部、雨水
案内部および間隙調整用折曲板部を一体に連設し
た水切り本体の下端に水切り部を設けるととも
に、前記間隙調整用折曲板部の長手方向に所要間
隔をもつて平行に裏面側から表面側に突出する補
強兼水切り助成用のリブ状溝を所要数設けたもの
であるから、水切り本体の取付けに際しては施工
現場において、取付部位の寸法に合せて簡単に前
記水切り本体の間隙調整用折曲板部を所要位置の
補強兼水切り助成用のリブ状溝から折曲すること
により、建物の基礎コンクリートあるいは窓枠縁
等と前記水切り本体の水切り部との間隙を所望の
最適巾に調整して取付けることができるので、従
来品に比し適応性が広く、しかも1個のもので多
寸法のものに利用できるため経済的でもあり、ま
た簡単に現場加工ができるので作業性が良く、施
工を能率的に行うことができるばかりでなく、前
記補強兼水切り助成用のリブ状溝はその凹面部分
で水切り本体の表面側から底部側に伝わつて来る
雨水の縁切りを行い、水切り作用を助成するとと
もに前記調整用折曲板部の捻れを防止し得る等、
種々の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
一部切欠斜視図、第2図は同縦断面図、第3図は
改修時の土台回りに実施した場合の一例を示す一
部断面図、第4図は窓回りに実施した場合の一例
を示す一部断面図、第5〜7図は水切り本体の他
の実施例を示す縦断面図、第8〜11図は従来品
の各例を示す縦断面図、第12図は従来品の土台
回りに実施した場合の一例を示す一部断面図であ
る。 ……水切り本体、2……水切り部、3……間
隙調整用折曲板部、4……補強兼水切り助成用の
リブ状溝、5……垂直面部、6……傾斜面部、7
……取付部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板材製の建築用水切りにおいて、所要形状の取
    付部、雨水案内部および間隙調整用折曲板部を一
    体に連設した水切り本体の下端に水切り部を設け
    るとともに、前記間隙調整用折曲板部の長手方向
    に所要間隔をもつて平行に裏面側から表面側に突
    出する補強兼水切り助成用のリブ状溝を所要数設
    けたことを特徴とする建築用水切り。
JP1986200886U 1986-12-27 1986-12-27 Expired JPH0433288Y2 (ja)

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JP1986200886U JPH0433288Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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JPS63106806U JPS63106806U (ja) 1988-07-11
JPH0433288Y2 true JPH0433288Y2 (ja) 1992-08-10

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ID=31163824

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JP6986344B2 (ja) * 2016-11-09 2021-12-22 城東テクノ株式会社 水切り部材、及び、長さ調整部材

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JPS59808B2 (ja) * 1979-11-26 1984-01-09 スペリ・コ−ポレ−ション 改良された液晶マトリックス
JPS598407B2 (ja) * 1975-09-17 1984-02-24 カ−ル・フロイデンベルク ガスフィルタ要素

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