JPH069215Y2 - 建築用スターター付き水切り - Google Patents

建築用スターター付き水切り

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JPH069215Y2
JPH069215Y2 JP6519588U JP6519588U JPH069215Y2 JP H069215 Y2 JPH069215 Y2 JP H069215Y2 JP 6519588 U JP6519588 U JP 6519588U JP 6519588 U JP6519588 U JP 6519588U JP H069215 Y2 JPH069215 Y2 JP H069215Y2
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JP
Japan
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starter
draining
construction
drainer
plate portion
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JP6519588U
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JPH01168734U (ja
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正 相川
四郎 市之瀬
広 増田
鉄治 菅原
祐二 野村
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Toho Sheet and Frame Co Ltd
Original Assignee
Toho Sheet and Frame Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は建築、構築物等において、土台回り等に使用さ
れる建築用スターター付き水切りに関するものである。
【従来技術】
従来、建築、構築物の土台回り等に用いられる建築用ス
ターター付き水切りにおいて、水切り部を断面略U字
状、あるいは断面略L字状に形成するとともに取付部の
外側面に断面略逆V字状のスターターを一体に形成した
ものは、例えば特開昭61−98856号公報の如く公
知である。
【考案が解決しようとする問題点】
ところが、上記従来の建築用スターター付き水切りは、
水切り本体の取付部外側面に形成されたスターターが断
面逆V字状であるため、外壁材の下端を係止する際に前
記スターターの外側に折曲げられた斜面部が邪魔にな
り、外壁材の係止を簡単に行うことができないばかりで
なく、全体の寸法および形状があらかじめ定められた所
定の寸法および形状に形成されているため、建物の土台
回り、窓回り等の取付部位に寸法変更等があった場合、
例えば建物の土台回りの改修時においては、通常第7図
示のように既設壁21の外側面に縦胴縁22を取付け、
該縦胴縁22に水切り本体20を取付けるため、前記水
切り本体20の下端水切り部20aと建物の基礎コンク
リート23との間に大きな間隙24が生じ、該間隙24
から風、雨水等が建物内に浸入するという問題点があっ
た。 本考案は上記問題点を解決し、外壁材(サイディング)
の取付けを簡単に行うことができるとともに水切り本体
の取付部位の寸法に合せて簡単に現場加工により建物の
基礎コンクリートとの間隙を最適巾に調整し得て前記間
隙部から風、雨水等が建物内に浸入するのを防止するこ
とができる建築用スターター付き水切りを提供すること
を目的とするものである。
【問題点を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するため、建築用スターター付
き水切りにおいて、水切り本体の取付部の外側面に水平
板部および垂直板部からなる断面略L字状のスターター
を一体に突設するとともに前記取付部の下部に雨水案内
部および間隙調整用折曲板部ならびに水切り部を一体に
連設したことを特徴とするものである。
【実施例】
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示し、は水切
り本体であって、金属板、プラスチック板等所要の板材
をもって形成されている。2は前記水切り本体の下端
に形成された水切り部である。なお前記水切り部2はそ
の形状が本実施例においては断面略逆U字状に形成され
ているが、この形状に限定されるものでない。3は前記
水切り部2との間に形成された間隙調整用折曲板部であ
る。4は前記間隙調整用折曲板部3に設けられた溝部で
あって、前記間隙調整用折曲板部3の折曲げを容易とな
すとともに前記間隙調整用折曲板部3の捻れを防止する
ものである。5は雨水案内部を構成する垂直面部、6は
同傾斜面部、7は取付部である。なお前記垂直面部5、
傾斜面部6、取付部7の形状は本実施例に示したものに
限定されることなく種々の形態のものが用いられる。1
4は水平板部14aと垂直板部14bからなる断面略L
字状のスターターであって、前記水切り本体の取付部
7の外側面に突成されている。8は基礎コンクリート、
9はモルタル、10は土台、11は断熱材、12は既設
壁、13は縦胴縁、15はサイディング、15aは下端
凹溝部、15′はコーキング材、16は釘、17は間
隙、18は額縁、19はサッシ、1′は新築時の水切り
本体を示すものである。 なお本実施例は改修施工時における土台回りの例につい
て示したが、これにとどまるものでなく、窓回りあるい
は新築施工時の土台回り、窓回り等に用いることも可能
なるものである。 次に作用について説明する。土台回りの施工に際し、水
切り本体は第3図示のように既設壁12の外側面に取
付けられた縦胴縁13に釘16等により止着されるもの
であるが、この場合前記既設壁12、縦胴縁13の厚
さ、形状等によって水切り本体下端の水切り部2と基
礎コンクリート8との間隙17の寸法がいろいろと変る
場合があるので、斯る場合は、第2図の点線示のように
水切り本体の間隙調整用折曲板部3を前記間隙17の
寸法に見合うよう折曲し、前記基礎コンクリート8と前
記水切り本体下端の水切り部2との間隙巾を最適巾に
調整して取付け、前記間隙17部から風、雨水等が建物
内に浸入するのを防止するものである。また外壁材(サ
イディング)15はその下端凹溝部15aをスターター
14の垂直板部14bに簡単かつ確実に係止することが
でき、施工を容易に行うことができる。
【効果】
以上説明したように本考案によれば、建築用スターター
付き水切りにおいて、水切り本体の取付部の外側面に水
平板部および垂直板部からなる断面略L字状のスタータ
ーを一体に突設するとともに前記取付部の下部に雨水案
内部および間隙調整用折曲板部ならびに水切り部を一体
に連設したものであるから、水切り本体の取付けに際し
ては施工現場において、取付部位の寸法に合せて簡単に
前記水切り本体の間隙調整用折曲板部を所要位置から折
曲することにより、建物の基礎コンクリートあるいは窓
枠縁等と前記水切り本体の水切り部との間隙を所望の最
適巾に調整して取付けることができるので、従来品に比
し適応性が広く、しかも一個のもので多寸法のものに利
用できるため経済的でもあり、また簡単に現場加工がで
きるので作業性が良く、施工を能率的に行うことができ
るとともにスターターに対する外壁材(サイディング)
の係止を簡単かつ確実に行うことができる等、種々の効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は一部切欠
斜視図、第2図は同縦断面図、第3図は改修時の土台回
りに実施した場合の一例を示す一部断面図、第4〜6図
は水切り本体の他の実施例を示す縦断面図、第7図は従
来品の土台回りに実施した場合の一例を示す一部断面図
である。 …水切り本体、2…水切り部、3…間隙調整用折曲板
部、4…溝部、5…垂直面部、6…傾斜面部、7…取付
部、、14…スターター、14a…水平板部、14b…
垂直板部。
フロントページの続き (72)考案者 菅原 鉄治 東京都中央区日本橋3丁目12番2号 東邦 シートフレーム株式会社内 (72)考案者 野村 祐二 埼玉県草加市松原3丁目C―22―401

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築用スターター付き水切りにおいて、水
    切り本体の取付部の外側面に水平板部および垂直板部か
    らなる断面略L字状のスターターを一体に突設するとと
    もに前記取付部の下部に雨水案内部および間隙調整用折
    曲板部ならびに水切り部を一体に連設したことを特徴と
    する建築用スターター付き水切り。
JP6519588U 1988-05-19 1988-05-19 建築用スターター付き水切り Expired - Lifetime JPH069215Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6519588U JPH069215Y2 (ja) 1988-05-19 1988-05-19 建築用スターター付き水切り

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JP6519588U JPH069215Y2 (ja) 1988-05-19 1988-05-19 建築用スターター付き水切り

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01168734U JPH01168734U (ja) 1989-11-28
JPH069215Y2 true JPH069215Y2 (ja) 1994-03-09

Family

ID=31290638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6519588U Expired - Lifetime JPH069215Y2 (ja) 1988-05-19 1988-05-19 建築用スターター付き水切り

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JP (1) JPH069215Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013119762A (ja) * 2011-12-09 2013-06-17 Ig Kogyo Kk 壁の下端部形成方法
JP2013133587A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Ig Kogyo Kk 壁の下端部形成方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013119762A (ja) * 2011-12-09 2013-06-17 Ig Kogyo Kk 壁の下端部形成方法
JP2013133587A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Ig Kogyo Kk 壁の下端部形成方法

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Publication number Publication date
JPH01168734U (ja) 1989-11-28

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