JPS6041176B2 - 建築材の取付金具 - Google Patents
建築材の取付金具Info
- Publication number
- JPS6041176B2 JPS6041176B2 JP10010581A JP10010581A JPS6041176B2 JP S6041176 B2 JPS6041176 B2 JP S6041176B2 JP 10010581 A JP10010581 A JP 10010581A JP 10010581 A JP10010581 A JP 10010581A JP S6041176 B2 JPS6041176 B2 JP S6041176B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- mounting bracket
- mounting
- shaped steel
- driving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は壁体の緑部に例えばサッシバー等の建築材を取
付けるための建築材の取付金具に関する。
付けるための建築材の取付金具に関する。
建物の壁体を例えば気泡コンクリートにより構成して該
壁体に窓、出入口等の関口部を設ける場合、該閉口部の
周緑部は断面Ｌ字状の形鋼等により補強する必要がある
。
壁体に窓、出入口等の関口部を設ける場合、該閉口部の
周緑部は断面Ｌ字状の形鋼等により補強する必要がある
。
このため、壁体綾部にサッシバー等の建築材を取付ける
場合には、従来、建築現場においてＬ形鋼にドリルで穿
孔してサッシバー取付用のねじ孔を形成するようにして
いた。しかしながら、このような穿孔作業はＬ形鋼が硬
いことから作業性がすこぶる悪いという問題があった。
そこで、本発明の目的は、単に打込むだけで容易に壁体
の綾部に固着でき、もって建築材の壁体綾部への取付け
を作業性良く行い得る建築材の取付金具を提供するにあ
る。
場合には、従来、建築現場においてＬ形鋼にドリルで穿
孔してサッシバー取付用のねじ孔を形成するようにして
いた。しかしながら、このような穿孔作業はＬ形鋼が硬
いことから作業性がすこぶる悪いという問題があった。
そこで、本発明の目的は、単に打込むだけで容易に壁体
の綾部に固着でき、もって建築材の壁体綾部への取付け
を作業性良く行い得る建築材の取付金具を提供するにあ
る。
以下本発明の第一実施例につき第１図乃至第４図を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
１は建物の壁体で、これは気泡コンクリートパネルによ
り構成されている。
り構成されている。
２は枠体たる断面Ｌ字状の形鋼で、これは例えば建物の
出入口を礎成すべく壁体１に形成した開□部３の周綾部
に沿って固着されていて、その一辺２ａを閉口部３内面
に宛がい他辺２ｂを屋外側壁面に宛がっている。
出入口を礎成すべく壁体１に形成した開□部３の周綾部
に沿って固着されていて、その一辺２ａを閉口部３内面
に宛がい他辺２ｂを屋外側壁面に宛がっている。
そして、前記壁体１の開□部３の稜角部は面取り○，Ｅ
されている。４は壁体１とＬ形鋼２との間に打込まれた
複数個の取付金具で（一個のみ図示）、これは壁体１と
Ｌ形鋼２との間から突出する反打込み側（図示右側）の
端部に略コ字状の取付片部５を折曲形成した細長い平板
状をなすと共に、該取付片部５にはねじ孔６を形成して
おり、打込み側の先方部分はＬ形鋼２の両辺２ａ，２ｂ
に沿って略Ｌ字状に屈曲した状態で打込まれている。
されている。４は壁体１とＬ形鋼２との間に打込まれた
複数個の取付金具で（一個のみ図示）、これは壁体１と
Ｌ形鋼２との間から突出する反打込み側（図示右側）の
端部に略コ字状の取付片部５を折曲形成した細長い平板
状をなすと共に、該取付片部５にはねじ孔６を形成して
おり、打込み側の先方部分はＬ形鋼２の両辺２ａ，２ｂ
に沿って略Ｌ字状に屈曲した状態で打込まれている。
斯かる取付金具４は打込み前にあっては、第２図及び第
３図に示すよう反打込み端から打込み端まで真直ぐ延び
ていて全体の長さ寸法ＡをＬ形鋼２の一辺２ａの長さ寸
法Ｂよりも大に形成されている。そして、敬付金具４の
打込み側の先端部は襖状に形成すると共に、この打込み
側先方部の壁体１側の面には幅方向に延びる多数の溝７
を刻設して薄肉部８を間欠形成している。この場合、溝
７の形成ピッチは、壁体１の綾角部を面取りＤしたこと
からＬ形鋼２との間に生じた隙間の幅寸法Ｃよりも小と
なるように定めている。９は取付金具４を介して関口部
３の内周綾部に沿うよう取着した建築材としてのサッシ
バーで、これには長手方向に沿って間欠的に取付孔１０
を形成してあり、この取付孔１０に挿通したねじ１１を
取付金具４のねじ孔６に螺着することにより固定されて
いる。
３図に示すよう反打込み端から打込み端まで真直ぐ延び
ていて全体の長さ寸法ＡをＬ形鋼２の一辺２ａの長さ寸
法Ｂよりも大に形成されている。そして、敬付金具４の
打込み側の先端部は襖状に形成すると共に、この打込み
側先方部の壁体１側の面には幅方向に延びる多数の溝７
を刻設して薄肉部８を間欠形成している。この場合、溝
７の形成ピッチは、壁体１の綾角部を面取りＤしたこと
からＬ形鋼２との間に生じた隙間の幅寸法Ｃよりも小と
なるように定めている。９は取付金具４を介して関口部
３の内周綾部に沿うよう取着した建築材としてのサッシ
バーで、これには長手方向に沿って間欠的に取付孔１０
を形成してあり、この取付孔１０に挿通したねじ１１を
取付金具４のねじ孔６に螺着することにより固定されて
いる。
１２は壁体１の屋外側壁面に上塗りした外装用モルタル
、１３はサッシバ−９と外装用モルタル１２との間に充
填したコーキング材である。
、１３はサッシバ−９と外装用モルタル１２との間に充
填したコーキング材である。
而して、上記構成におけるサッシバー８の取付方法につ
き述べる。
き述べる。
まず、敬付金具４の打込み側の先端部をＬ形鋼２の一辺
２ａと壁体１との接合面間に宛がい、取付片部５側の端
部を例えばハンマー４により打つ（第４図参照）。する
と、敬付金具４の先端部が壁体１とＬ形鋼２との間に打
込まれ、次第に左方へ深く侵入してゆく。そして、取付
金具４の先端部がＬ形鋼２の屈曲部２ｃの円弧状内面に
当援すると、先方部はこの屈曲部２ｃに沿うようにして
各薄肉部８において順次屈曲し、その結果上向きとなっ
た先端部がＬ形鋼２の他辺２ｂと壁体１との間に侵入す
るようになり、打込みを完了した時点では、第１図のよ
うに先方部が略Ｌ字状に屈曲した状態となる。尚、壁体
１の穣角部が面取り状に除去されてＬ形鋼２の屈曲部２
ｃ内面との間に空隙が生じており、且つＬ形鋼２の屈曲
部２ｃ内面は一般に円弧凹面状に湾曲しているため、取
付金具４の先方部は比較的容易に屈曲する。このように
して取付金具４を固定した後、ねじ１１をサッシバー９
の取付孔１０に挿通して取付金具４の取付片部５のねじ
孔６に螺着し、もってサッシバー９の取付けが完了する
。この取付状態において、取付金具４は打込み側の先方
部が略Ｌ字状に屈曲してＬ形鋼２の池辺２ｂと壁体１と
の間にも食い込んでいるから、取付金具４に抜け方向の
力が作用したとしても抜け出る漢れは全くなく、もって
サッシバーを関口部３内周縁部に堅固に固定することが
できる。第５図及び第６図は本発明の第二実施例を示し
、前記第一実施例との棺遵点‘ま、取付金具１５の反打
込み側の織部に下向きに延びる取付片部１６を形成した
ところにあり、また、第７図及び第８図に示す第三実施
例では、取付金具１７の反打込み側の織部に上向きに延
びる取付片部１８を形成している。
２ａと壁体１との接合面間に宛がい、取付片部５側の端
部を例えばハンマー４により打つ（第４図参照）。する
と、敬付金具４の先端部が壁体１とＬ形鋼２との間に打
込まれ、次第に左方へ深く侵入してゆく。そして、取付
金具４の先端部がＬ形鋼２の屈曲部２ｃの円弧状内面に
当援すると、先方部はこの屈曲部２ｃに沿うようにして
各薄肉部８において順次屈曲し、その結果上向きとなっ
た先端部がＬ形鋼２の他辺２ｂと壁体１との間に侵入す
るようになり、打込みを完了した時点では、第１図のよ
うに先方部が略Ｌ字状に屈曲した状態となる。尚、壁体
１の穣角部が面取り状に除去されてＬ形鋼２の屈曲部２
ｃ内面との間に空隙が生じており、且つＬ形鋼２の屈曲
部２ｃ内面は一般に円弧凹面状に湾曲しているため、取
付金具４の先方部は比較的容易に屈曲する。このように
して取付金具４を固定した後、ねじ１１をサッシバー９
の取付孔１０に挿通して取付金具４の取付片部５のねじ
孔６に螺着し、もってサッシバー９の取付けが完了する
。この取付状態において、取付金具４は打込み側の先方
部が略Ｌ字状に屈曲してＬ形鋼２の池辺２ｂと壁体１と
の間にも食い込んでいるから、取付金具４に抜け方向の
力が作用したとしても抜け出る漢れは全くなく、もって
サッシバーを関口部３内周縁部に堅固に固定することが
できる。第５図及び第６図は本発明の第二実施例を示し
、前記第一実施例との棺遵点‘ま、取付金具１５の反打
込み側の織部に下向きに延びる取付片部１６を形成した
ところにあり、また、第７図及び第８図に示す第三実施
例では、取付金具１７の反打込み側の織部に上向きに延
びる取付片部１８を形成している。
更に、第９図及び第１０図は第四実施例を示し、前記第
一実施例との相違点は、取付金具１９の反打込み側の端
部にボルト部２０を延設し、該ボルト部２０をサッシバ
ー９の取付孔１０に挿通してナット２１によりサッシバ
ー９を固定したところにある。本発明は以上述べたよう
に、壁体とこの壁体の緑部に固着された断面略Ｌ字状の
枠材との間に打込むだけで確実に固定することができる
から、建築材の壁体縁部への取付けを作業性良く行い得
る建築材の取付金具を提供できる。
一実施例との相違点は、取付金具１９の反打込み側の端
部にボルト部２０を延設し、該ボルト部２０をサッシバ
ー９の取付孔１０に挿通してナット２１によりサッシバ
ー９を固定したところにある。本発明は以上述べたよう
に、壁体とこの壁体の緑部に固着された断面略Ｌ字状の
枠材との間に打込むだけで確実に固定することができる
から、建築材の壁体縁部への取付けを作業性良く行い得
る建築材の取付金具を提供できる。
第１図乃至第４図は本発明の一実施例を示し、第１図は
取付状態で示す全体の横断面図、第２図は取付金具の断
面図、第３図は同斜視図、第４図は取付工程の説明図、
第５図及び第６図は第二実施例を示す第３図及び第１図
相当図、第７図及び第８図は第三実施例を示す第３図及
び第１図相当図、第９図及び第１０図は第四実施例を示
す第３図及び第１図相当図である。 図中、１は壁体、２はＬ形鋼（枠体）、４は取付金具、
７は溝、８は薄肉部、９はサッシバー（建築材）である
。 簾２図 沫１図 嫌３図 第４図 豹５図 総６図 繁７図 籍８図 豹９図 努１０図
取付状態で示す全体の横断面図、第２図は取付金具の断
面図、第３図は同斜視図、第４図は取付工程の説明図、
第５図及び第６図は第二実施例を示す第３図及び第１図
相当図、第７図及び第８図は第三実施例を示す第３図及
び第１図相当図、第９図及び第１０図は第四実施例を示
す第３図及び第１図相当図である。 図中、１は壁体、２はＬ形鋼（枠体）、４は取付金具、
７は溝、８は薄肉部、９はサッシバー（建築材）である
。 簾２図 沫１図 嫌３図 第４図 豹５図 総６図 繁７図 籍８図 豹９図 努１０図
Claims (1)
- １ 壁体とこの壁体の縁部に固着された断面略Ｌ字状の
枠材との間に打込まれて建築材を取付けるものであつて
、平板状をなし、打込み側の先方部に薄肉部を形成して
打込みにより該先方部が前記枠材の屈曲部内面に沿つて
屈曲し得るようにしたことを特徴とする建築材の取付金
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10010581A JPS6041176B2 (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 建築材の取付金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10010581A JPS6041176B2 (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 建築材の取付金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58541A JPS58541A (ja) | 1983-01-05 |
| JPS6041176B2 true JPS6041176B2 (ja) | 1985-09-14 |
Family
ID=14265101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10010581A Expired JPS6041176B2 (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 建築材の取付金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6041176B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6368782U (ja) * | 1986-10-23 | 1988-05-09 |
-
1981
- 1981-06-25 JP JP10010581A patent/JPS6041176B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6368782U (ja) * | 1986-10-23 | 1988-05-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58541A (ja) | 1983-01-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20050193653A1 (en) | Door jamb assemblies and door assemblies | |
| US5581953A (en) | Metal frame assembly | |
| US4617770A (en) | Nailerless roof edge, framing structure and building panel mounting assembly | |
| US6405506B2 (en) | Door frame for metal buildings | |
| JP3205282B2 (ja) | 建物のコンクリート壁に対する建具枠の取付け方法及び装置 | |
| JPS6041176B2 (ja) | 建築材の取付金具 | |
| US6293060B1 (en) | Door frame with securing and sealing flange | |
| JPS6111422Y2 (ja) | ||
| JPH069215Y2 (ja) | 建築用スターター付き水切り | |
| EP0534789A1 (en) | Universal door frame | |
| JP4681323B2 (ja) | 鉄筋コンクリート梁の構築方法とその鉄筋コンクリート梁 | |
| US20040003552A1 (en) | Window and door sealing system and process | |
| JPS5847848A (ja) | カ−テンウオ−ル | |
| JP3288018B2 (ja) | 樹脂製建具 | |
| AU669189B2 (en) | Door jamb | |
| JPH03115653A (ja) | 外壁板の施工方法 | |
| JP3117540B2 (ja) | 窓の取付方法 | |
| JP2622471B2 (ja) | サッシの取付構造 | |
| DE10043965A1 (de) | Rahmenprofil für eine Baukonstruktion und Verfahren zum Einau des Rahmenprofils | |
| DE19955922A1 (de) | Abschlusselement | |
| EP0945576A1 (de) | Vorrichtung für die Aufnahme von Fassadenelementen | |
| JP2021025306A (ja) | 枠体の取付構造及び枠体の取付方法 | |
| JP4008155B2 (ja) | 額縁固定金具 | |
| JPH09170384A (ja) | 保持カバー付ルーバーパネルの枠材 | |
| JP3076550B2 (ja) | 壁用仮枠板及びその設置構造 |