JPS5847848A

JPS5847848A - カ−テンウオ−ル

Info

Publication number: JPS5847848A
Application number: JP14596981A
Authority: JP
Inventors: 山内　和延
Original assignee: YAMAUCHI SATSUSHI KOGYO KK
Current assignee: YAMAUCHI SATSUSHI KOGYO KK
Priority date: 1981-09-16
Filing date: 1981-09-16
Publication date: 1983-03-19
Also published as: JPS6335775B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明はカーテンウオール、特に方立及び横桟にて窓
材、ウオール材を保持するカーテンウオールの改曳に関
する。

従来のカーテンウオールとしては、例えばアルミニウム
製のカーテンウオールが知られている。このアルミニウ
ム製のカーテンウオールは方立及び横桟を各々アルミニ
ウム製の押出型材にて形成している。そして、建物外面
に方立を所定間隔で縦方向に連続して設け、この方立間
に横桟を組合せて方形状枠を形成すると共に、この方形
状枠内に窓材、ウオール材等を保持させ、更に方立及び
横桟と窓材、ウオール材との間をシールするようにして
いる。

しかしながら、このような従来のカーテン９オールにあ
っては、方立及び横桟全体が全てアルミニウム製で形成
されているため耐食性は良好であるものの、方立及び横
桟全体を全てアルミニウムにて製造するとアルミニウム
の材料費が割高であることからコスト高となる上に、こ
のようなアルミニウム製の方立及び横桟で窓材、ウオー
ル材の荷重な支持するには王として荷１受持ち部分とな
る方立内側部、即ち窓材、ウオール材より４１建物内側
方向に位置する方立の部分、の見込み寸法な大にして方
立内側部の断面モーメントを大にし十分な強度が得られ
るようにしなければならず、その結果窓材、ウオール材
と建物、外面との間の距離が上記方立内側部の見込み寸
法によって制約されて大きくならざるを得す、スペース
的に無駄が生じ、更には施工現場の条件が種々変化して
も容易にその施工条件に適合させることが困難であると
いう問題点があった。

この九め、従来では方立及び横桟を各々外部側部材と内
部側部材とで形成し、腐食のおそれの高い外側部材［５
アルミニウム製の型材を使用し且つ腐食のおそれの低φ
内側部材には型鋼材を使用するようにしたものが知られ
ている。

同、以上及び以下に疲いて、外側部材とは窓材、ウオー
ル材を基準にしてそこから外部に露出する部材をいい、
また内側部材とは窓材、ウオール材よりも建物側に位置
する部材をいう。しかし、この場合アルミニウムの使用
量減少によるコスト削減ｒＬなし得るものの、型鋼材は
規格化されているために寸法選択に於ける自由度が狭く
、シかもウェブ部分と７う７２部分の寸法比率が一定で
あるため見込寸法としてのウェブ部分の寸法を木きくと
ろうとするとフランジ部分の寸法が外側部材よりも大と
なってその調整が必要となる上に、型鋼材は元来構造材
であるため重量が大で、カーテンウオールの如き仕上げ
材としての使用には無理があり、更には方立及び横桟の
各々の型鋼材の連結部の構造も複雑にならざるを得ない
という問題点があった。

この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、建物外面に所定間隔で縦方向に連続して設け
られる方立間に横桟を組会せその方形状枠内に窓材、ウ
オール材な保持自在としたカーテンウオールに於ける上
記方立及び横桟を、各々鋼板製の内側部材なアルミニウ
ム製の外側部材とで形成し且つ上記鋼板製の内側部材を
予め建物の施工条件に応じた見込寸法に曲げ７１０工す
るようにすることで、上記従来の問題点を解決すること
を目的としている。

以下、この発明を図面に基づいて説明する。

第１図〜第７図は、この発明の一実施例ケ示す図である
。図中１が方立て、建物外面２に所定間隔で縦方向に連
続して設けられる。３が横桟で、上記方立１間に組合せ
られる。そして、これら方立１及び横桟３にて建物外面
２に、窓材としてのガラス４又にウオール材としてのパ
ネル５保持用の方形状枠６が形成される。また方立１及
び横桟３は、各々内側部材７．８と外側部材９．１０と
で形成されると共に、これら内側部材７．８と外側部材
９．１０との間で、上記ガラス４又はパネル５の縁部が
、シール材１１、接着剤１２、更に框硬質ゴム製のスペ
ーサ１３等を介して保持される。そして更に、雨水等に
晒されることは少ないが荷重支持強度の要求される上記
内側部材７．８を強度の高い鋼板製にすると共に、荷重
支持強度はそれほど要求されないが雨水等に晒される外
側部材９．１０を耐食性の高いアルミニウム製にするこ
とで、各々の材料の特性を効率的に活用し且つコストの
削減を図るようにしている。また、鋼板製の内側部材７
，８は、ベンダーその他にて曲げ加工されるようになっ
ている。即ち、内側部材７．８の見込み寸法ｌを各施工
現場の条件に応じて予めその条件に適合する荷重支持強
度を備えた寸法に設定可能としている。具体的には、方
立１の内側部材７は、荷重支持強度に応じて見込み寸法
ｌを設定自在圧した部材１４とこの部材１４に溶着搭れ
る部材１５とで断面ボックス形状に形成される。上記部
材１４には横桟３連結用のブラケット１６がボルト・ナ
ツト１７を介して固着され、部材１５には外側部材９用
のＬ字状の連結部材１８が溶着されている。この内側部
材７は建物側の基材４５＆、４５１）に支持されるブラ
ケット４６にボルト・ナツト４７を介して固着されると
共に、ブラケット４６の長孔４８にて位置調整自在にさ
れる。また、横桟３の内側部材８は、上記方立１の内側
部材７に相応する見込み寸法ｊを備えた断面コ字形状に
形成されると−共に、上記ブラケット１６にビス１９を
介して固着される。この内側部材８の外側面２０にはそ
の長手方向に沿ってコ字形状の連結部材２１が予め溶着
されている。同、上記内側部材８は各々建物外面２側に
配した基材２２にビス２３を介して固着される。アルミ
ニウム製の外側部材９．１０に各々一体成形の押出し型
材で形成される。具体的には、方立１の外側部材９は角
形のパイプ形状とされ、その内側面２４には上記内側部
材７の連結部材１８を受入れ可能な一対の連結用フラン
ジ部２５が長手方向に亘って設けられ、この連結用フラ
ンジ部２５と上記連結部材１Ｂとをボルト２６にて連結
するようにしている。冑、この外側部材９は角形のパイ
プ形状でその外側面２６が平坦となっているが、パイプ
形状は角形の外にも種々採用でき且つ外側面２６も平坦
に限られるものではない。横桟３の外側部材１０は、平
板形状とされ内側部材８に連結されるのであるが、この
外側部材１０と内側部材８との間には方立１の外側部材
９と内側部材７との間を貫通する通し部材２７が介在せ
しめられる。具体的には通し部材２７はコ字形状の連結
部材２１にビス２９を介して固着され、この通し１ｌｓ
４ｉｔ２７に外側部材９がボルト３０を介して、固着さ
れる。同方立１に於ける内側部材７の連結部材１８と外
側部材９の連結用フランジ部２５には各々通し部材２７
貫通用の切欠き部３１．３２が形成しである。また、内
側部材７と通し部材２７との間及び外側部材９と通し部
材２７との間には各々シール材４０が介在せしめられて
いる。そして、上記通し部材２７の上方に横方向の排水
路３３を形成している。そして更に、方立１の外側部材
９に於ける横桟３との交差部相応位置に上記横方向の排
水路３３と連通ずる集水孔３４を形成し且つ外側部材９
の下部に外部と連通する排水孔３５を形成して、外側部
材９の内部を縦方向の排水路３６とするようにしている
。同外側部材９の下端は詰物４２にて閉塞される。

従って、横方向の排水路３３と縦方向の排水路３６とが
連通して方形状枠６に於ける浸入雨水を各フロア毎に確
実に外部へ排出し得ることとなる。伺、３７がフロア位
置、３８が耐火ノζネル、３９が窓開口部、４１が外側
部材９のジヨイント材、セして４３がセツティングブロ
ックで、このセツティングブロック４３には排水用の溝
４４が形成しである。

次に作用を説明する。まず、カーテンウオールの組立て
に際して予め方立１及び横桟３の内側部材７，８Ｉｋ：
建物の施工条件に応じた荷重支持強度を有する鬼込み寸
法！で加工しておく。

この場合内側部材７．８に鋼板をペングーその他で曲げ
７Ｊ［＋工すれば良いので自由に寸法設定がなし得るた
め、建物の施工条件に最適な見込み寸法が容易に得られ
るもので、材料に無駄がなく経済的である。次いで、方
立１の内側部材７を建物外面２に所定間隔で縦方向に配
して基材２２に固着する。この場合内側部材７の上下端
は各々フロア位置２７に相応して位置する。そして、窓
開口部３９の上縁及び下縁相応位置で各々内側部材７よ
り突出させたブラケット１６間に横桟３の内側部材８を
懸架して固着すると共に、この内側部材８を基材２２に
固着する。

この場合窓開口ｆ１３９の上縁側の内側部材８に上方に
開口した状態で設けられ且つ下縁側の内側部材８は下方
に開口した状態で設けられて窓台とされる。伺１、内側
部材８には予め工場に於いて連結部材２１が溶着されて
おり、更にこの連結部材２１に方立１貫通用の通し部材
２７を固着する。そして、上記方立１の内側部材７及び
通し部材２Ｔに各々アルミニウム製の外側部材９．１０
を固着して方形状枠６を形成すると共に、この方形状枠
６の内側部材７．８と外側。

部材９．１０との間にガラス４又はパネル５の縁部を挿
入してシール材１１、接着剤１２及びスペーサ１３等を
施し、この工程を各階に於いて行なえば容易にカーテン
ウオールが形成できる。伺、外側部材−同士の縦方向の
連結に際してはジヨイント材４１が施される。また、方
形状枠６の形成と同時に通し部材２７の上方に横方向の
排水路３３が形成され且つ外側部材９の内部に上記排水
路３３と連通した縦方向の排水路３６が形成されるため
、シール材１１の施工不良や劣化が方形状枠６のどの位
置で生じても建物側に雨水を浸入させることなく、確実
に各フロア位置で外部に排水できる。更に外側部材９は
十分な長さを有するため、十分な水圧ヘッドが得られそ
の結果排水孔３５からの雨水の逆流を防止できるためフ
ラッシング等を要することなく優れ九本密性が得られる
こととなるものである。

伺、以上の説明に於いては、新築の建物外面にカーテン
ウオールを形成する場合を想定して説明したが、この例
に限らす旧設の建物外面にカーテンウオールを形成して
改装する場合にも十分適用できるものである。

以上説明してき良ように、この発明によれば、その構成
を、建物外面に所定間隔で縦方向に連続して設けられる
方立間に横桟を組合せその方形状枠内に窓材、ウオール
材を保持自在としたカーテンウオールに於いて、上記方
立及び横桟を、各々鋼板製の内側部材とアルミニウム製
の外側部材とで形成し且つ上記鋼板製の内側部材を予め
建物の施工条件に応じた見込寸法に曲げ加工することと
したため、方立及び横桟な全てアルミニウムにて形成す
る場合に比しコストを削減することができ、しかも見込
み寸法が小でも十分な荷重支持強度が得られ、それだけ
建物外面と窓材、ウオール材との間の距Ｓな小にして無
駄なスペースな極力抑えることができ、更に区内側部材
は建物の施工条件に応じて自由に曲折形成できるため、
その条件に最適な見込寸法を設定することができ、従っ
て材料の無駄がなくなり経済的であるという効果がある
。

【図面の簡単な説明】

ＷＪ１図はこの発明の一実施例を示すカーテンウオール
の部分斜視図、第２図〜第７図は各々第１図１−■〜襠−■線に沿う拡
大断面図、そして第８図は方立及び横桟の分解組立て状態を示す斜視図で
あや。１　　・・・方立・２　　　　　・・・　建物外面３　　・・・横桟４　　　　　　・・・窓材としてのガラス５　　　　　
　・・・ウオール材としてのパネル６　　　　　・・・
方形状枠７、８　　　　　・・・内側部材１１Ｇ　　　　・・・外側部材１１　　　　　　・・・シール材１２　　　　　　・・・接着射１３　　　　　　・・・スペーサ１４１５　　　　・・・部　材１６　　　　　　・・・ブラケット１Ｔ　　　　　　・・・ボルト・ナツト１８％２１　　
　　・・・連結部材１龜２＆　２＆　２９・・・ビ　ス２０　　　　　　・・・外側面２２、−１基　材２４　　　　　　・・・内側面２５　　　　　　　・・・連結用フランジ部２＆３０　
　　　・・・ボルト２Ｔ　　　　　　・・・通し部材３１．３２　　　　・・・切欠き部３３　　　　　　・・・　横方向の排水路３４　　　　
　　・・・　集水孔３５　　　　　　・・・　排水孔３６　　　　　・・・　縦方向の排水路３７　　　　　
・・・　フロア位置３８　　　　　・・・　耐火パネル３９　　　　　・・・　窓開口部４０　　　　　・・・　シール材

Claims

【特許請求の範囲】建物外面に所定間隔で縦方向に連続して設けられる方立
間に横桟を組合せその方形状枠内に窓材、ウオール材を
保持自在としたカーテンウオールに於いて、上記方立及び横桟を、各々鋼板製の内側部材とアルミニ
ウム製の外側部材とで形成し且つ上記鋼板製の内側部材
を予め建物の施工条件に応じた見込寸法に曲げ加工する
ことを特徴とするカーテンウオール。