JP6670183B2 - 方立取付構造およびサッシ - Google Patents

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Description

本発明は、サッシの方立を建物躯体に固定する方立取付構造と、この方立取付構造によって建物躯体に取り付けられるサッシに関する。
建物躯体に取り付けられるサッシとして、方立と、上枠、下枠、無目などとを連結した枠体内にガラス等の面材を装着したものが知られている。
このサッシは、ビルのエントランスのような建物の出入口部分や、商品陳列部分等に用いるフロントサッシや、建物開口部に取り付けられる窓サッシや、建物壁面を構成するカーテンウォール等として利用されている。
このようなサッシを建物躯体に取り付ける取付用金具として、方立の上部に取り付けられる方立取付部と、建物躯体に取り付けられる躯体取付部とを備える取付用金具が知られている(特許文献1参照)。
前記取付用金具の方立取付部は、方立に対して連結用ボルトおよびナットを用いて取り付けられ、躯体取付部は、建物躯体である鉄骨の下面に当接された状態で、ボルトおよびナットを用いて取り付けられている。
特許第4565473号公報
ところで、前述の取付用金具を用いて建物躯体である鉄骨に方立を取り付ける場合、まず、取付用金具を方立に対して仮固定しておき、方立を鉄骨の下方に立てて配置した後、仮固定していた連結用ボルトを緩め、取付用金具を鉄骨側に持ち上げて鉄骨の下面に当接させ、その状態で、鉄骨に対してボルトを締め付けて躯体取付部を鉄骨に固定し、さらに方立取付部の連結用ボルトを締め付けて方立取付部を方立に固定する必要があり、施工作業性の向上が難しいという課題がある。
このため、本出願人は、方立の上部に方立アンカーを取り付け、建物躯体に溶接アングル等の連結材を溶接し、方立アンカーおよび連結材同士を溶接することで、方立に対して方立アンカーの仮固定を不要にできる方立取付構造を開発した。
しかしながら、方立アンカーは方立の内面に沿って取り付けられ、連結材との溶接箇所も方立の上方に位置するため、建物躯体と方立との隙間が小さい場合には、連結材が方立と干渉して施工できないという新たな課題が発生した。
本発明の目的は、方立と連結材との干渉を防止でき、方立アンカーと連結材とを固定できる方立取付構造およびサッシを提供することにある。
本発明の方立取付構造は、建物躯体にサッシの方立を取り付ける方立取付構造であって、前記方立の上部には方立アンカーが取り付けられ、前記建物躯体には連結材が取り付けられ、前記方立アンカーは、前記方立に取り付けられる方立取付部と、前記方立取付部から平面視で前記方立の外側に延出された連結材取付部とを備え、前記方立取付部は、平板状に形成され、前記連結材取付部は、前記方立取付部の上端から水平方向に延出された水平板部と、前記水平板部の先端から下側に延出された鉛直板部とを備え、前記連結材は、前記建物躯体の下面に固定される固定部と、前記固定部から下方に延出された取付部とを備え、前記鉛直板部と前記取付部とは、互いに当接して固定されていることを特徴とする。
本発明によれば、サッシの方立に取り付けられる方立アンカーの連結材取付部と、建物躯体に取り付けられる連結材とを、溶接やボルト等を用いて固定している。この際、方立アンカーの連結材取付部は、平面視で方立の外側に延出されており、連結材との固定箇所も方立の外側に設定している。したがって、連結材を、方立の上部に配置する必要が無いため、建物躯体と方立との隙間寸法(上下寸法)が小さい場合でも、連結材と方立とが干渉することを防止でき、連結材と方立アンカーとを固定できる。
本発明によれば、方立アンカーの連結材取付部における鉛直板部と、連結材の取付部とを当接させて固定しているので、連結材に対する方立アンカーの高さ位置に誤差があっても、その誤差範囲が前記鉛直板部と取付部とが当接して固定可能な範囲であれば固定作業を確実に行うことができる。したがって、方立に対する方立アンカーの取付位置に要求される精度もそれほど高くする必要が無く、方立アンカーを方立に容易に取り付けることができる。
本発明の方立取付構造において、前記方立および前記方立取付部の一方には、上下方向に延長された長孔が形成され、前記方立アンカーは、前記長孔に挿通されたボルトによって、前記方立に対して上下方向に移動可能に取り付けられていることが好ましい。
方立および方立取付部の一方に長孔が形成されて、方立アンカーが方立に対して上下方向に移動可能に取り付けられていれば、方立が熱伸縮した場合に、方立アンカーおよび方立が相対的に移動することで、前記熱伸縮を吸収できる。
本発明の方立取付構造において、前記方立アンカーの連結材取付部の下端と、前記方立に連結された上枠との間には、前記方立の熱伸び時の干渉防止用のクリアランスが設けられていることが好ましい。
ここで、方立の熱伸び量は、温度変化量を想定すれば、方立の高さ寸法および材料に基づいて算出することができ、算出された熱伸び量よりも前記クリアランスの寸法を大きくすればよい。
本発明によれば、方立が熱伸びした場合に、方立アンカーと上枠とが干渉することを確実に防止できる。
本発明のサッシは、建物躯体に、前記方立取付構造によって取り付けられたことを特徴とする。
本発明によれば、前述の方立取付構造によってサッシを建物躯体に取り付けているので、建物躯体と方立との隙間寸法(上下寸法)が小さい場合でも、連結材と方立とが干渉することを防止でき、連結材と方立アンカーとを固定できる。
本発明の方立取付構造およびサッシによれば、方立と連結材との干渉を防止でき、方立アンカーと連結材とを固定できる。
本発明の一実施形態のサッシの内観図である。 前記サッシの縦断面図である。 前記サッシの横断面図である。 前記サッシの方立取付構造を示す拡大図である。 前記サッシの方立取付構造を示す断面図である。 前記サッシの方立取付構造を示す斜視図である。 前記サッシの方立取付構造を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜3において、本実施形態に係るサッシ1は、図4に示すALCパネル5からなる建物の外壁の開口部分に取り付けられて固定窓(FIX窓)を構成している。
サッシ1は、枠体2と、枠体2内に配置された面材3とを備えている。
枠体2は、アルミ製の押出形材によって形成された上枠10、下枠20、無目30、左右の縦枠(図示略)および方立40を枠組みして構成されている。
方立40は、図3に示すように、第一方立部材50および第二方立部材60が組み合わされた分割方立によって構成されている。そして、左右に配置された2つの方立40のうち、一方の方立40の第一方立部材50と、他方の方立40の第二方立部材60との間に、前記上枠10、下枠20、無目30がボルト止めされている。
図3において、第一方立部材50は、各方立40の左側に配置され、第二方立部材60は、各方立40の右側に配置されている。以下、第一方立部材50および第二方立部材60の構造に関し、図3の左側に位置する方立40で説明する。なお、他の方立40は同一構成であるため、符号を省略している。
第一方立部材50は、方立40の見付け方向に沿って配置される屋内面部51と、屋内面部51の端縁(左側)から見込み方向に沿って形成された屋内側見込み片部52と、屋内側見込み片部52の屋外側部分に連続するパネル保持溝形成部53と、パネル保持溝形成部53の屋外側から見込み方向に沿って形成された屋外側見込み片部54と、屋外側見込み片部54の屋外側端縁から見付け方向に沿って形成された屋外面部55とを備えている。
屋内面部51および屋外面部55の見付け方向における先端部には、第二方立部材60が係合する係合溝部56、57がそれぞれ形成されている。
第二方立部材60は、前記屋内面部51の係合溝部56に係合する係合突部61と、係合突部61から見込み方向に沿って形成された屋内側見込み片部62と、屋内側見込み片部62の屋外側部分に連続するパネル保持溝形成部63と、パネル保持溝形成部63の屋外側から見込み方向に沿って形成された屋外側見込み片部64と、屋外側見込み片部64の屋外側端縁に形成されて前記屋外面部55の係合溝部57に係合する係合突部65とを備えている。
なお、屋外面部55の係合溝部57と、係合突部65とは、シール材67を挟んで係合されている。
第一方立部材50および第二方立部材60は、各パネル保持溝形成部53およびパネル保持溝形成部63を当接させた状態でネジ止めされて一体化されている。このため、屋内側見込み片部52および屋内側見込み片部62間には、見込み方向の位置が、面材3よりも屋内側に位置する屋内側中空部41が形成され、屋外側見込み片部54および屋外側見込み片部64間には、面材3よりも屋外側に位置する屋外側中空部42が形成されている。
上枠10は、図2に示すように、屋内面部11と、屋内面部11の下端から屋外側に延出された屋内側見込み片部12と、屋内側見込み片部12の屋外側部分に連続するパネル保持溝形成部13と、パネル保持溝形成部13の屋外側下端部から連続する屋外側見込み片部14と、屋外側見込み片部14の屋外端部から上方に延長された屋外面部15と、パネル保持溝形成部13の屋外側上端部に形成されたビスホール135から上方に延出された延出片部16と、屋外面部15の上端と延出片部16との間を連結する上面部17とを備えている。なお、屋内側見込み片部12にもビスホール121が形成されている。
パネル保持溝形成部13は、溝底片部131と、溝底片部131と屋内側見込み片部12との間を連結する屋内側連結片部132と、溝底片部131と屋外側見込み片部14との間を連結する屋外側連結片部133とを備えている。これにより、上枠10には、溝底片部131、屋内側連結片部132、屋外側連結片部133によって区画されて下方に開口するパネル保持溝が形成されている。
屋内面部11の上端には、屋外側に延出された突出片部111が連続して形成されている。パネル保持溝形成部13の屋内側連結片部132の上端には、屋内側に延出された突起部134が連続して形成されている。
下枠20は、押縁21とともに、上方に開口するパネル保持溝を区画するパネル保持溝形成部22を備えている。
無目30は、押縁31とともに、上方に開口するパネル保持溝を区画するパネル保持溝形成部32と、下方に開口するパネル保持溝を区画するパネル保持溝形成部33とを備えている。
なお、図示を省略する左右の縦枠は、第一方立部材50と同様に、パネル保持溝を区画するパネル保持溝形成部を備えている。
方立40は、上枠10、下枠20、無目30の端面の開口を塞ぐように配置されている。このため、方立40の上端は、上枠10の上面部17と同じ高さ位置に設定されている。
本実施形態の面材3は、単板ガラスで構成されている。ただし、面材3としては、複層ガラスやトリプルガラスを用いて、断熱性や遮音性を向上させてもよい。本実施形態のサッシ1は、方立40を挟んだ左右に面材3が配置され、無目30を挟んで上下にも面材3が配置された連段窓タイプの固定窓である。
面材3の周縁は、上枠10、下枠20、無目30、縦枠、方立40におけるパネル保持溝に配置され、面材3と、各パネル保持溝形成部との間には、バックアップ材6およびシール材7が設けられている。
[方立取付構造]
次に、サッシ1の方立40を建物躯体に取り付ける方立取付構造について説明する。
図4に示すように、サッシ1の上側には、サッシ1が配置される外壁の開口部を補強する開口補強鋼材4と、ALCパネル5とが配置されている。開口補強鋼材4は、等辺山形鋼等で構成され、建物の鉄骨梁などに固定され、サッシ1に加わる荷重を支持するものである。したがって、開口補強鋼材4は、方立40が取り付けられる建物躯体として機能する。
開口補強鋼材4の下面には、図5に示すように、連結材である溶接アングル80が溶接によって固定されている。
溶接アングル80は、溶融亜鉛−アルミニウム−マグネシウム合金めっき鋼板等の金属製の板材を折曲することで構成され、長辺部81と、短辺部82とを備えている。
長辺部81は、折曲部からの延出寸法が短辺部82よりも長く設定されている。例えば、短辺部82の延出寸法H5は12mm、長辺部81の延出寸法は20mm等に設定される。
本実施形態では、長辺部81を開口補強鋼材4の下面に沿って配置し、長辺部81を開口補強鋼材4に溶接で固定している。
このため、本実施形態では、溶接アングル80の長辺部81が建物躯体である開口補強鋼材4の下面に固定される固定部として機能し、長辺部81から下方に延出された短辺部82が取付部として機能する。
なお、開口補強鋼材4と方立40の上端との間隔(上下方向の寸法)が大きい場合には、短辺部82を固定部として開口補強鋼材4の下面に溶接し、長辺部81を取付部として鉛直板部722に当接させて溶接してもよい。
方立40の上部には、方立アンカー70が取り付けられている。
方立アンカー70は、溶融亜鉛−アルミニウム−マグネシウム合金めっき鋼板等の金属製の板材で構成され、方立取付部71と、連結材取付部72とを備えている。
方立取付部71は、図4〜6に示すように、平板状に形成され、上下方向に延長された2本の長孔711、712が形成されている。方立取付部71は、図5,6に示すように、第一方立部材50の屋内側見込み片部52の内面側つまり屋内側中空部41に配置され、各長孔711、712に挿通されたボルト73を、屋内側見込み片部52に形成したネジ孔にねじ込むことで、方立40に取り付けられている。なお、2本の長孔711、712のうち、屋外側に配置される長孔711はビスホール121の位置に合わせているので、前記ボルト73をビスホール121にねじ込むことができる。
このため、ボルト73を、方立40および上枠10の連結用と、方立アンカー70の取付用とに兼用できる。
なお、長孔711に、屋内側見込み片部52を介してビスホール121にねじ込まれるボルト73と、屋内側見込み片部52にねじ込まれるボルトとの2本のボルト73を配置してもよい。この場合、長孔712に1本のボルト73を挿通した場合には、方立アンカー70は計3本のボルトで方立40に取り付けられることになる。また、長孔712に2本のボルト73を挿通して、計4本のボルトを設けてもよく、ボルトの本数は方立40の高さ寸法(枠体2の高さ寸法)や、上枠10、下枠20、無目30の長さ寸法(枠体2の幅寸法)などに基づき、方立40から方立アンカー70に加わる最大荷重の設計値に応じて設定すればよい。
本実施形態では、ボルト73が長孔711、712に挿通されているので、方立40に対する方立取付部71の取り付け位置を上下方向に調整することができる。この際、方立取付部71は、その上端部が、方立40の上端よりも上方に突出する位置に取り付けられている。
さらに、方立アンカー70は、方立40に対して前記ボルト73および長孔711、712を介して取り付けられているので、方立40が熱伸縮した場合に、方立40に対して移動可能に取り付けられていることになる。
連結材取付部72は、図5に示すように、方立取付部71の上端から水平方向に延出された水平板部721と、前記水平板部721の先端から下側に延出された鉛直板部722とを備えている。
水平板部721の延出寸法Dは、屋内側見込み片部52の肉厚寸法tよりも大きくされており、方立取付部71から平面視で方立40の外側に延出されている。このため、水平板部721の先端は、方立40の外側つまり屋内側見込み片部52の外面よりも外側に配置されている。
したがって、連結材取付部72は、サッシ1を上方から見た平面視で方立40の外側つまり上枠10の上面側に延出されている。この際、図4や図7に示すように、上枠10において、方立アンカー70が取り付けられる見込み方向の位置は、屋内側見込み片部12や突出片部111が設けられている位置である。すなわち、連結材取付部72は、突出片部111の上方に配置されている。
方立アンカー70を方立40に取り付ける際に、図5に示すように、方立40の上端から上方に突出する寸法H3は、開口補強鋼材4の下面と方立40の上端との隙間寸法H2に応じて予め設定された寸法となるように調整している。
すなわち、方立アンカー70の水平板部721と、溶接アングル80の短辺部82との溶接作業を行うためには、水平板部721と開口補強鋼材4の下面との間に、溶接トーチなどの溶接作業用の工具を挿入できるスペースが必要なためである。
また、方立アンカー70を方立40に取り付ける際には、方立40を水平方向に倒した状態で取り付けるため、実際に開口補強鋼材4との間隔を確認しながら方立アンカー70の位置を調整して取り付けることができない。
このため、開口補強鋼材4と方立40の上端との設計上の隙間寸法H2に応じて、方立アンカー70の取付位置、つまり方立40からの突出寸法H3を設定している。
例えば、図4に示すように、上面部17の上面と同じ高さレベルである方立40の上端と、ALCパネル5との隙間寸法H1を20mmに設定し、開口補強鋼材4の肉厚t1が6mmである場合、開口補強鋼材4の下面と方立40の上端との隙間寸法H2は14mm程度に小さくなる。この場合、図5に示すように、方立アンカー70において方立40の上端から突出する突出寸法H3が10mm程度となるように設定している。
また、前記隙間寸法H2が20mm程度に設定される場合には、突出寸法H3が15mm程度となるように設定すればよいし、前記隙間寸法H2が25mm程度に設定される場合には、突出寸法H3が20mm程度となるように設定すればよい。
なお、方立アンカー70を取り付ける際に、方立40からの突出寸法H3を容易に確認するために、方立アンカー70の方立取付部71に位置決め用の刻印を形成しておいてもよい。例えば、方立取付部71の上端から10mm、15mm、20mmの各位置に横線のような刻印を形成しておき、刻印の位置を方立40の上端と合わせることで方立アンカー70の突出寸法H3を容易に確認できるようにしてもよい。
サッシ1を建物の開口部に設置するには、方立40に方立アンカー70が取り付けられた状態で、サッシ1を起こして建物の開口部に配置し、溶接アングル80の短辺部82と、方立アンカー70の鉛直板部722とを互いに突き合わせ、これらを溶接によって連結する。この際、短辺部82と鉛直板部722との当接部分の重ね代(高さ寸法)H4が溶接可能な寸法となるように、方立アンカー70の方立40に対する取付位置が設定されている。
また、鉛直板部722の下面と、突出片部111や突起部134との間隔寸法H6は、方立40が熱伸びした際に、突出片部111や突起部134が、鉛直板部722に当接しない寸法に設定されている。すなわち、間隔寸法H6は、方立アンカー70の連結材取付部72の下端(鉛直板部722の下面)と上枠10との干渉防止用に設けられたクリアランスの寸法であり、想定される方立40の熱伸び量よりも大きな寸法に設定されている。
溶接アングル80と方立アンカー70との溶接作業が終わった後に、図4に示すように、上枠10の上面部17と、ALCパネル5の下面との間に、延出片部16に当接するバックアップ材91と、バックアップ材91の屋外側に充填されるシーリング材92とを配置することで、上枠10とALCパネル5間の目地を塞いでいる。
以上のように、建物躯体である開口補強鋼材4に対して、方立40の上部は乾式工法で固定されている。
なお、方立40の下端も同様な乾式工法で建物躯体に取り付けることができる。すなわち、図1に示すように、方立40の下端には方立アンカー70を上下逆向きに取り付け、下枠20の下側に配置される建物躯体には溶接アングル80を溶接しておく。そして、方立アンカー70を溶接アングル80に溶接して固定することで、方立40の下端側も乾式工法で建物躯体に取り付けることができる。ただし、方立40の下端側はモルタルなどを充填した湿式工法で建物躯体に取り付けてもよい。
[実施形態の効果]
(1)本実施形態によれば、サッシ1の方立40に取り付けられた方立アンカー70を開口補強鋼材4に溶接された溶接アングル80に溶接しているので、サッシ1を乾式工法で建物躯体に取り付けることができる。
この際、方立アンカー70の連結材取付部72を、平面視で方立40の外側に延出させており、溶接アングル80の短辺部82と鉛直板部722との当接位置も、方立40の外側の位置に設定できる。このため、溶接アングル80を方立40と平面視で重なる位置に配置する必要が無く、隙間寸法H2が小さくなっても、溶接アングル80が方立40に干渉することがなく、溶接アングル80および方立アンカー70を溶接によって確実に固定することができる。
(2)溶接アングル80を、方立40と干渉しない位置に配置できるため、方立40と開口補強鋼材4との隙間寸法H2を大きくする必要がなく、シール目地の高さ寸法H1も小さくできる。このため、バックアップ材91およびシーリング材92によるシール性能を確保しやすくなり、シール目地に充填されるバックアップ材91やシーリング材92の容積も小さくできるのでコストを低減できる。
(3)方立アンカー70と方立40とは長孔711を介してボルト止めされているので、方立40が熱伸縮した場合でも、長孔711によって方立40の熱伸縮を吸収することができる。
(4)方立アンカー70と溶接アングル80とは、方立アンカー70の鉛直板部722と、溶接アングル80の短辺部82との鉛直面同士を当接させて溶接するため、方立40に対する方立アンカー70の取付高さ位置に多少誤差があっても、各鉛直面を当接させて溶接することができ、現場施工作業を軽減できる。したがって、方立アンカー70と溶接アングル80とを固定する際の施工作業性も向上できる。
(5)上枠10において、上面部17よりも突出片部111や突起部134の高さ位置を低くし、突出片部111の上方に方立アンカー70の連結材取付部72を配置して干渉防止用のクリアランスを設けているので、方立40が熱伸びした際に、上枠10の突出片部111や突起部134が、鉛直板部722に当接することを防止できる。
(6)方立アンカー70には、2本の長孔711を形成し、各長孔711にボルト73を挿通しているので、方立アンカー70が方立40に対して傾斜することを防止できる。さらに、長孔が1本の場合に比べて、連結するボルト73の数を増やすことができるので、方立40と方立アンカー70との連結強度を向上できる。したがって、方立40の高さ寸法も大きくすることができ、高さ寸法の大きなサッシ1を設置することができる。
[変形例]
本発明は、以上の実施形態で説明した構成のものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形例は、本発明に含まれる。
例えば、方立アンカー70における連結材取付部72の延出寸法Dは、方立40の肉厚寸法tよりも大きい寸法であればよく、方立アンカー70の折り曲げ加工等が可能な寸法に設定すればよい。なお、延出寸法Dは小さいほど、方立アンカー70で支持可能な荷重を大きくできるため、肉厚寸法tよりも大きければ、加工可能な範囲で小さくすることが好ましい。
方立アンカー70の方立取付部71は、2本の長孔711、712が形成されているが、長孔の本数は1本でも3本でもよい。また、前記実施形態では、方立アンカー70に長孔711、712を形成していたが、方立アンカー70が取り付けられる屋内側見込み片部52に長孔を形成してもよい。
また、地下街等の温度変化が小さい場所に設置されて方立40の熱伸縮が生じ難いサッシ1であれば、方立取付部71に長孔を形成せず、方立40に対して方立アンカー70が上下方向に移動できないように取り付けてもよい。
建物躯体に取り付けられる連結材は、建物躯体に溶接されるものに限定されず、ボルト等で固定するものでもよい。また、連結材と方立アンカーとの固定は、溶接に限定されず、ボルトなどで固定するものでもよい。
方立アンカー70の連結材取付部72の形状などは前記実施形態に限定されない。例えば、水平板部721の代わりに円弧状に湾曲した湾曲部を設けてもよいし、斜め上方や斜め下方に傾斜した傾斜板部としてもよい。また、連結材取付部72等に補強用のリブなどを設けて方立アンカー70の強度を向上させてもよい。
すなわち、方立アンカー70や溶接アングル80は、平面視で方立40の外側の位置で溶接によって固定できればよく、それらの材質、形状などは実施にあたって適宜設定すればよい。
1…サッシ、4…開口補強鋼材(建物躯体)、10…上枠、40…方立、70…方立アンカー、71…方立取付部、72…連結材取付部、73…ボルト、80…溶接アングル(連結材)、81…長辺部(固定部)、82…短辺部(取付部)、111…突出片部、134…突起部、711…長孔、712…長孔、721…水平板部、722…鉛直板部。

Claims (4)

  1. 建物躯体にサッシの方立を取り付ける方立取付構造であって、
    前記方立の上部には方立アンカーが取り付けられ、
    前記建物躯体には連結材が取り付けられ、
    前記方立アンカーは、
    前記方立に取り付けられる方立取付部と、
    前記方立取付部から平面視で前記方立の外側に延出された連結材取付部とを備え、
    前記方立取付部は、平板状に形成され、
    前記連結材取付部は、前記方立取付部の上端から水平方向に延出された水平板部と、前記水平板部の先端から下側に延出された鉛直板部とを備え、
    前記連結材は、前記建物躯体の下面に固定される固定部と、前記固定部から下方に延出された取付部とを備え、
    前記鉛直板部と前記取付部とは、互いに当接して固定されていることを特徴とする方立取付構造。
  2. 請求項1に記載の方立取付構造において、
    前記方立および前記方立取付部の一方には、上下方向に延長された長孔が形成され、
    前記方立アンカーは、前記長孔に挿通されたボルトによって、前記方立に対して上下方向に移動可能に取り付けられていることを特徴とする方立取付構造。
  3. 請求項に記載の方立取付構造において、
    前記方立アンカーの連結材取付部の下端と、前記方立に連結された上枠との間には、前記方立の熱伸び時の干渉防止用のクリアランスが設けられていることを特徴とする方立取付構造。
  4. 建物躯体に、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の方立取付構造によって取り付けられたことを特徴とするサッシ。
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