JP4008155B2 - 額縁固定金具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は建物の壁に設けられた窓や出入口等の開口に窓枠や戸枠等の枠を取り付けるために設けられている額縁の取付構造に使用する額縁固定金具に関する。特に、プレハブ住宅に好適な額縁固定金具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、建物の壁に設けられた窓や出入口等の開口に窓枠や戸枠等の枠を取り付ける構造としては種々あるが、もっとも多く採用されている構造としては、実開昭63−127591号公報に記載されている構造がある。この開口の構造は、壁に開口を開け、この開口に窓枠や戸枠等の枠を室外側から嵌め込み、この枠を開口近傍に設けられている木製の柱、梁、軸組、マグサ等の壁内構造材に取り付ける。そして、開口の室内側から額縁を嵌め込み、この額縁を壁内構造材の室内側に取り付けたり、額縁と枠とを連結して、この額縁と枠の両方で開口の端面を覆って、開口から壁の内部が見えないようにした構造である。
【0003】
一方、プレハブ住宅は予め工場等で製造された部品を施工現場で単に組み立てて建物とするものであり、現場施工工数が少なく、現場施工期間が短いという特徴と、寸法精度のよい建物となる特徴があることから、住宅に多く採用されている。特に、鉄骨のプレハブ住宅は地震や火災に強いので多く建てられている。
【0004】
この鉄骨のプレハブ住宅では、壁の中に設けられる柱、梁、軸組、マグサ等の壁内構造材が鉄製であるので、内壁材等を直接壁内構造材に取り付け難い。従って、通常、この鉄製の軸組等の壁内構造材の室内側に木製の内壁枠を取り付け、この内壁枠等に内壁材を取り付けている。そして、出入口や窓等の開口の構造は、前記構造とほぼ同じであるが、額縁を壁内構造材に取り付けていない。
【0005】
この開口の構造を、図8を参照しながら説明する。壁の構造は、軸組等の鉄製の壁内構造材100の室内側に木製の内壁枠200が取り付けられ、この内壁枠200に内壁材300が取り付けられている。そして、壁に開口を設けた開口の構造は、この開口の室外側から窓枠や戸枠等の枠400を嵌め込み、この枠400を開口近傍の軸組等の壁内構造材100に取り付け、開口の室内側から断面L字形の長尺体である額縁500を嵌め込み、この断面L字形の室内側501を内壁材300に当接させた後、枠400の室内側401と額縁500の室外側502とをビス600で連結した構造をしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この構造では、額縁500は、壁内構造材100に取り付けられていない。即ち、室外側502が枠400の室内側401に取り付けられているだけである。従って、枠を押さえたりすると、変形したり移動し易いという問題がある。そこで、額縁500の室内側501を軸組等の壁内構造材100に固定したいが、壁内構造材100の室内側に内壁枠200が取り付けられ、この内壁枠200に内壁材300が取り付けられ、この内壁材300に当接されて額縁500が取り付けられている関係で、額縁500の室内側と壁内構造材100とが離れていて、額縁500の室内側と壁内構造材100とを固定する適当な固定手段が見いだされていなかった。
【0007】
又、内壁材300の厚みは建物を建てる場所や、建物の目的、例えば、要求される耐火性能の程度等によって内壁材の厚みは異なる。例えば、通常のアパートの壁に使用される内壁材300の厚みは9.5mmであるが、住宅金融公庫の融資の対象となるアパートの壁に使用される内壁材300の厚みは12.5mmである。
【0008】
このように内壁材300の厚みが異なると、軸組等の壁内構造材100から内壁材300に当接させて取り付けられる額縁500までの距離は内壁材300の厚みの差だけ異なる。そして、この壁内構造材100から額縁500までの異なる距離は、額縁500の室外側502と、壁内構造材100に取り付けられている枠400の室外側401との重合の程度を加減することによって吸収している。
【0009】
もし、額縁500の室内側501を壁内構造材100に固定するときには、この内壁材300の厚みの差によって発生する額縁500と壁内構造材100との異なる距離にも配慮する必要がある。この際、プレハブ住宅でない場合には壁内構造材100に額縁500を固定する適当な金具をその都度製造してもよいが、プレハブ住宅は大量生産する関係で部品点数をできるだけ少なくすることが望ましい。そこで、本発明の目的は、額縁が移動しないように額縁の室内側を固定した額縁の取付構造に使用するものであって、厚みが異なる2種類の内壁材でも1種類で対応できる額縁固定金具を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するためになしたものであって、建物の壁に設けられた窓や出入口等の開口に窓枠や戸枠等の枠を取り付けるために設けられている額縁の固定金具であって、先端から中間部までスリット状に切欠され、この切欠された部分が左右に拡げられた二股部と切欠されない本体部とからなる金属製の取付片と、この二股片の先端が外側方向に折曲されて形成された左右に突出した金属製の額縁固定片とからなり、本体部の延長線から額縁固定片の左と右の先端までの距離がそれぞれ異なる長さになされていると同時に、左右の額縁固定片の一端から他端までの長さが、この額縁固定片の左右の先端を係止させるために設けられている左右の額縁の係止部間の距離より長くなされているものである。
【0011】
(作用)本発明では、先端から中間部までスリット状に切欠され、この切欠された部分が左右に拡げられた二股部と切欠されない本体部とからなる金属製の取付片と、この二股部の先端が外側方向に折曲されて形成された左右に突出した金属製の額縁固定片とからなり、左右の額縁固定片の一端から他端までの長さが、この額縁固定片の左右の先端を係止させるために設けられている額縁の係止部間の距離より長くなされているから、予め、額縁に、額縁固定片の左右の先端を係止させる係止部を設けていて、金属製の取付片の二股部を外側から押さえて、左右に突出した金属製の額縁固定片間の距離を額縁に設けられている左右の係止部間の距離より縮めた状態にして、額縁に設けられている係止部の間に挿入した後、額縁固定片間の距離を縮めていた力を除く。
【0012】
すると、金属製の取付片の二股部が、元の距離に戻ろうとする弾性によって広がり、額縁固定片が額縁の係止部に係止されると同時に、取付片の二股部が更に拡がろうとする弾性で額縁固定片を絶えず押す力によって額縁固定金具に強固に取り付けられる。
【0013】
又、この発明では、本体部の延長線から額縁固定片の左と右の先端までの距離がそれぞれ異なる長さになされているから、内壁材の厚さが異なる場合には、長さの異なる一方の額縁固定片を室内側にしたり室外側にして額縁固定金具を内壁枠に取り付けるというように、額縁固定片の左と右を逆にして使用することにより額縁固定金具の取付片と額縁の固定位置との距離を変えることができ、2種類の内壁材に対応することができる。従って、内壁材の厚みの異なる度に額縁固定金具を取り変える場合に比較して、額縁固定金具を少なくすることができ、この発明の額縁固定金具はプレハブ住宅に好適である。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を玄関ドアの額縁の取付構造に適用した実施例で説明する。図1は玄関ドアを室内側から見た正面図、図2は図1のA−A線における断面図、図3は額縁固定金具を取り付けている状態を示す斜視断面図、図4は額縁固定金具の正面図、図5は額縁固定金具で額縁の室内側が固定されている状態を示す平面図である。
【0015】
図1〜図5において、1は壁であり、この壁1の中には、図2に示すように、壁内構造材である断面C形の長尺体の鋼製の軸組2が設けられ、この軸組2の室外側に図示しない外壁材が取り付けられ、この軸組2の室内側に木製の内壁枠4が取り付けられ、この内壁枠4に内壁材3が取り付けられている。5は壁1の開口に取り付けられた玄関の玄関ドアであり、この玄関ドア5は、図1に示すように、アルミニウム製の枠51と、この枠51に滑動自在に取り付けられた2枚の引き戸52、52とからなる。尚、この開口の両側の壁1の中には、図2に示すように、軸組2が立設されている。枠51は室外側から開口に嵌められ、軸組2に図示しないビスで取り付けられている。
【0016】
6は開口の室内側に嵌め込まれた断面L字形の長尺体の塩化ビニル樹脂製の額縁であり、図3および図5に示すように、この額縁6の断面L字形の一方の片の内側面には鉤形に突出した係止部61が、又、断面L字形の他方の片の内側面には突出した係止部62が設けられている。尚、この係止部61の先端の鉤部分611と突出した係止部62とは向かいあっている。そして、この係止部61と係止部62間の距離Hはほぼ37mmである。
【0017】
7は額縁固定金具であり、この額縁固定金具7は、図4に示すように、金属製の取付片71と、この取付片71の一端から左右に突出した額縁固定片72、73とからなるT字形の金具であり、額縁固定片72の先端にはバネ板である係止片721、731が斜め後方向に突出した状態に設けられている。この係止片721、731は、それぞれ額縁6の係止部61、62に係止可能な形状をしている。
【0018】
この取付片71は長さがほぼ133mm、幅がほぼ40mm、厚みがほぼ1.0mmの板状体であり、額縁固定片72の取付片71から係止片721の先端までの距離はほぼ16.5mmであり、係止片721を除いた額縁固定片71の厚みはほぼ1.0mm、幅がほぼ40mmである。また、額縁固定片73の取付片から係止片731までの距離はほぼ19.5mmであり、係止片731を除いた額縁固定片73の厚みはほぼ1.0mm、幅がほぼ40mmである。そして、係止片721、731はそれぞれ額縁固定片72、73から斜め後方向に折曲されている。
【0019】
このようになっているので、係止片721の先端から係止片731の先端までの距離(H−1)はほぼ37mmであり、この距離(H−1)は、額縁6の係止部61と係止部62との距離Hとほぼ同じである。従って、図5に示すように、額縁6の係止部61、62の間に額縁固定片72、73を押し付けると、この額縁固定片72、73の先端の係止片721、731が係止部61、62に押されて後方向に変形して額縁固定片72、73が額縁6の係止部61、62の間に入る。そして、係止片721、731が係止部61、62を通過すると、係止片721、731を押し付けていた係止部61、62がなくなり、係止片721、731が元の形状に戻ろうとする弾性により突出し、係止片721、731が係止部61、62に引っ掛かって額縁固定片72、73と額縁6とが外れなくなる構造をしている。
【0020】
この開口の構造は次に示す構造になっている。即ち、図2に示すように、枠51が室外側から開口に嵌められ、この枠51が開口近傍の軸組2に取り付けられ、額縁6が開口の室内側から嵌められ、この額縁6の室外側が枠51の室内側にビス8で連結されている。又、開口近傍の内壁枠4には、額縁固定金具7の取付片71が取り付けられ、この額縁固定金具7の係止片721、731が額縁6の係止部61、62に係止されて、額縁6の室内側が内壁枠4に固定されている。
【0021】
次に、玄関となる玄関ドア5を取り付ける方法および作用について説明する。壁1に設けられた開口に枠51を室外側から嵌め込み、この枠51を軸組2に取り付ける。次に、開口近傍の軸組2に取り付けられた内壁枠4に額縁固定金具7を取り付ける。
【0022】
この内壁枠4に額縁固定金具7を取り付ける方法を更に詳細に説明すると、内壁材3の厚みがほぼ9.5mmのときには、長さがほぼ16.5mmの額縁固定片72を室内方向にし、又、内壁材3の厚みがほぼ12.5mmであるときには、長さがほぼ19.5mmの額縁固定片73を室内方向にし、図3に示すように、取付片71に設けられている通孔75に通されたビス81を内壁枠4に螺入して、額縁固定金具7を内壁枠4に取り付ける。
【0023】
次に、内壁材3を内壁枠4に取り付ける。次に、室内側から額縁6を開口に嵌め込む。その際、額縁6の内側面に設けられている係止部61、62を額縁固定金具7の額縁固定片72、73に押し付けながら、額縁6の室外側を枠51の内側に押し込む。
【0024】
このように、額縁6の係止部61、62の間に額縁固定片72、73に押し付けると、この額縁固定片72、73の先端の係止片721、731が係止部61、62に押されて後方向に変形して額縁固定片72、73が額縁6の係止部61、62の間に入る。更に強く押し付けると係止片721、731が係止部61、62を通過すると、係止片721、731を押し付けていた係止部61、62がなくなり、係止片721、731が元の形状に戻ろうとする弾性により突出し、係止片721、731が係止部61、62に引っ掛かって額縁固定片72、73から額縁6が外れなくなり、額縁6の室内側が額縁固定片72、73で内壁枠4に固定される。
【0025】
次に、額縁6の室内側が内壁材3に当接するまで室外方向に押し、図2に示すように、枠51の室内側に設けられている通孔55に挿入されたビス8を額縁6に螺入すると、額縁6の室外側が枠51に取り付けられる。このようにして取り付けられた額縁6は、室外側が枠2を介して軸組2に取り付けられ、室内側が額縁固定金具7、内壁枠4を介して軸組2に固定されているので、額縁6は移動しないようにシッカリと固定され、額縁6を押さえても変形したり、移動しなくなる。
【0026】
又、内壁材3の厚みがほぼ9.5mm、ほぼ12.5mmと異なり、ほぼ3mmの差がある場合には、軸組2と内壁材3に当接されて取り付けられる額縁6との距離にほぼ3mmの差が生じるが、額縁固定金具7の額縁固定片72、73を逆にすることにより支障なく取り付けることができる。
【0027】
即ち、額縁固定片72、73の取付片71から左右の額縁固定金具7の先端までの距離がそれぞれほぼ16.5mmとほぼ19.5mmと異なり、ほぼ3mmの差があるから、内壁材3の厚さがほぼ9.5mmとほぼ12.5mmというように、ほぼ3mmの差があっても、一方の額縁固定片72を室内側にしたり室外側にして内壁枠4に取り付けるというように、額縁固定片72と額縁固定片73とを逆に使用することにより額縁固定金具7の取付片71と額縁6の固定位置との距離を変えることができ、2種類の内壁材3に対応することができる。
【0028】
このように、内壁材3の厚さが異なる場合には、額縁固定片72の左と右を逆にして使用することにより額縁固定金具7の取付片71と額縁6の固定位置との距離を変えることができ、2種類の内壁材3に対応することができる。従って、内壁材の厚みが異なる度に取り変える場合に比較して額縁固定金具を少なくすることができ、この額縁固定金具7はプレハブ住宅に好適である。最後に、この枠51に2枚の引き戸52、52を取り付けたり、その他種々な仕上げを行うと玄関ドア5の取付工事が完了する。
【0029】
図6は本発明の実施例を示すもので、額縁固定金具の斜視図である。この図6に示す実施例を図1〜図5に示す実施例と比較すると、額縁固定金具7aの構造が異なる。従って、この額縁固定金具7aについて説明する。
【0030】
額縁固定金具7aは、先端から中間部までスリット状に切欠され、この切欠された部分を左右に拡げられた二股部77a、78aと切欠されない本体部76aとからなる金属製の取付片77aと、この二股部77a、78aの先端が外側方向に折曲され両側に突出した金属製の額縁固定片72a、73aとからなる。そして、本体部76aの延長線Xから額縁固定片72a、73aの先端までの距離(H−3、H−4)はそれぞれ20mm、23mmとなっている。この左右の額縁固定片72a、73aの一端から他端までの長さ(H−2=ほぼ43mm)は、図1〜図5に示す実施例の額縁の係止部間の距離(H=27mm)より長くなされている。その他の構造は図1〜図5に示す実施例とほぼ同じであるから説明を省略する。
【0031】
この額縁固定金具7aで額縁を固定する方法は、次に示す方法を除いて図1〜図5に示す実施例とほぼ同じであるので、この異なる方法のみを説明する。先ず、額縁には図1〜図5に示す実施例と同じ係止部が設けられている。そして、額縁固定金具7aの左右に拡げられた金属製の二股部77a、78aを外側から押して、額縁固定片72a、73a間の距離を額縁の左右の係止部間の距離より小さくなるまで狭め、額縁固定片72a、73aを額縁に設けられている係止部の間に挿入し、額縁固定片72a、73a間の距離を縮めていた力を除く。
【0032】
すると、金属製の二股部77a、78aが、元の距離に戻ろうとする弾性によって拡がり、額縁固定片72a、73aが額縁の係止部に係止されると同時に、この二股部77a、78aが更に拡がろうとする力によって額縁が額縁固定片72a、73aに強固に取り付けられる。その他の施工方法および作用は図1〜図5に示す実施例とほぼ同じであるので説明を省略する。
【0033】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明は、先端から中間部までスリット状に切欠され、この切欠された部分が左右に拡げられた二股部と切欠されない本体部とからなる金属製の取付片と、この二股部の先端が外側方向に折曲されて形成された左右に突出した金属製の額縁固定片とからなり、左右の額縁固定片の一端から他端までの長さが、この額縁固定片の左右の先端を係止させるために設けられている額縁の左右の係止部間の距離より長くなされているから、左右に突出した金属製の額縁固定片間の距離を縮めて、額縁固定片を額縁に設けられている係止部の間に挿入し、額縁固定片間の距離を縮めていた力を除くと、取付片の二股部が元に戻ろうとする弾性により額縁固定片が額縁の係止部に係止されると同時に、二股部が更に拡がろうとする弾性で額縁固定片を絶えず押す力によって額縁が額縁固定金具に強固に取り付けられる。
【0034】
又、この発明では、本体部の延長線から額縁固定片の左と右の先端までの距離がそれぞれ異なる長さになされているから、内壁材の厚さが異なる場合には、額縁固定片の左と右を逆にして使用することにより額縁固定金具の取付片と額縁の固定位置との距離を変えることができ、2種類の内壁材に対応することができる。従って、内壁材の厚みの異なる度に額縁固定金具を取り変える場合に比較して、額縁固定金具を少なくすることができ、この発明の額縁固定金具はプレハブ住宅に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】玄関ドアを室内側から見た正面図である。
【図2】図1のA−A線における斜視断面図である。
【図3】額縁固定金具を取り付けている状態を示す斜視断面図である。
【図4】額縁固定金具の正面図である。
【図5】額縁固定金具で額縁の室内側が固定されている状態を示す平面図である。
【図6】本発明の実施例を示すもので、額縁固定金具の斜視図である。
【図7】従来の額縁の取付構造を示す斜視断面図である。
【符号の説明】
1壁
2壁内構造材(軸組)
3内壁材
4内壁枠
5玄関ドア
51枠
6額縁
61、62係止部
7、7a額縁固定金具
71、71a取付片
72、72a額縁固定片
721係止片
73、73a額縁固定片
731係止片
76a本体部
77a、78a二股部

Claims (1)

  1. 建物の壁に設けられた窓や出入口等の開口に窓枠や戸枠等の枠を取り付けるために設けられている額縁の固定金具であって、
    先端から中間部までスリット状に切欠され、この切欠された部分が左右に拡げられた二股部と切欠されない本体部とからなる金属製の取付片と、この二股片の先端が外側方向に折曲されて形成された左右に突出した金属製の額縁固定片とからなり、本体部の延長線から額縁固定片の左と右の先端までの距離がそれぞれ異なる長さになされていると同時に、左右の額縁固定片の一端から他端までの長さが、この額縁固定片の左右の先端を係止させるために設けられている左右の額縁の係止部間の距離より長くなされていることを特徴とする額縁固定金具。
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