JPH078708Y2 - 建築用スタータ付き水切り - Google Patents

建築用スタータ付き水切り

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JPH078708Y2
JPH078708Y2 JP1989013099U JP1309989U JPH078708Y2 JP H078708 Y2 JPH078708 Y2 JP H078708Y2 JP 1989013099 U JP1989013099 U JP 1989013099U JP 1309989 U JP1309989 U JP 1309989U JP H078708 Y2 JPH078708 Y2 JP H078708Y2
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JP1989013099U
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Inventor
広 増田
鉄治 菅原
祐二 野村
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Toho Sheet and Frame Co Ltd
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Toho Sheet and Frame Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、建築物、構築物等の土台廻り、窓廻り、その
他適宜の開口部等に使用されるスタータ兼用水切りに関
するものである。
(従来技術) 従来、この種の建築用スタータ付き水切りとしては、特
開昭61−98856号公報に開示されているようなものがあ
る。
このものは第4図〜第5図に示すように、一枚の板材を
折曲して上部に二枚重ねの垂直状釘打部1を形成し、前
記垂直状釘打部1の表側釘打部1aの下端に外壁材係止用
突起(スタータ)2を、また裏側釘打部1bの下端に水切
り3をそれぞれ形成したものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記従来の建築用スタータ付き水切りの場合
は、第5図のように外壁材係止用突起2に、外壁材4下
端の逆凹溝5を係合して取付けたときに、前記外壁材4
の下端側裏面4aが前記垂直状釘打部1の表側釘打部1a面
に当接する状態となり、外壁材4の表面に当った雨水
が、毛細管現象によって、前記外壁材4の下端の逆凹溝
5と前記外壁材係止用突起2との接触部、および前記外
壁材4下端とその背面および前記表側釘打部1a面との接
触部を通じて外壁材4の内面側に容易に浸入していくる
という問題点があったとともに、全体の形状が複雑で、
材料を多く必要とし、その上成形加工が面倒でコスト高
となる等、種々の問題点を有するものであった。
本考案は、上記問題点を解決したもので、毛細管現象に
よる外壁材内面側への雨水の浸入(水廻り)を確実に遮
断(縁切り)し得るとともに形状が簡単で使用材料が甚
少く、しかも成形加工が容易で、コストを安価なものと
なし得るばかりでなく、形状的にも剛性がより一層大で
風圧等により強くなり、その上外壁材を安定した状態で
取付けることができる建築用スタータ付き水切りを提供
することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するため、外壁材の下端に長手
方向に形成した逆凹溝の内側面に適合し得るよう折曲形
成した凸部と、この凸部から外側にほぼ水平に延びた外
側水平部と、この外側水平部の端からほぼ垂直下方に延
びた下方垂直部と、前記凸部から内側にほぼ水平に延
び、前記外壁材の下端に形成した逆凹溝の内側縁が当接
する段部と、この段部の下端から内側にほぼ水平に延び
た内側水平部と、この内側水平部の端からほぼ垂直上方
に延びた上方垂直部とを、一体に折曲形成したことを特
徴とするものである。
(実施例) 以下、図示した実施例に基づいて具体的に説明する。11
は本考案の建築用スタータ付き水切り本体(以下、水切
り本体と称す)で、以下に説明するように形成されてい
る。すなわち、外壁材12の下端に長手方向に形成した逆
凹溝12aの内側面に嵌合する凸部11aと、この凸部11aか
ら外側にほぼ水平に延びた外側水平部11bと、この外側
水平部11bの端からほぼ垂直下方に延びた下方垂直部11c
と、前記凸部11aから内側にほぼ水平に延び、前記外壁
材12の下端に形成した逆凹溝12aの内側縁12bが当接する
段部11dと、この段部11dの下端11d′から内側にほぼ水
平に延びた内側水平部11eと、この内側水平部11eの端か
らほぼ垂直上方に延びた上方垂直部11fとを、例えば金
属板材で一体に折曲げ形成したものである。
また、この水切り本体11の製造手段は、金属板材の折曲
げ形成手段に限らず、種々の手段が可能である。例えば
アルミサッシのような製造手段、または、プラスチック
成形手段などが可能である。
なお、図面における、11gは前記凸部11aの外側垂直部に
形成した波形リブで、これによって前記凸部11aの剛性
をより大にするとともに、毛細管現象により上方に向う
雨水の浸入を防止し、さらにこの波形リブが弾性効果に
より外壁材12の下端に形成した逆凹溝12aに喰い込ん
で、その取付けの安定性をさらに良くする作用がある。
なお、上記外壁材12は従来公知の金属サイデイングボン
ド、その他適宜の外壁材が用いられるものであり、12d
は金属板、12eは裏面材、12fは合成樹脂発泡体である。
また、13は建築物の土台あるいは窓廻り、開口部等の額
縁部材、14は柱、間柱、胴縁、その他の壁下地である。
前記のように構成された本考案の水切り本体11は、建築
物の土台あるいは額縁部材13および柱、間柱、胴縁その
他の壁下地14を包囲するように配設して、その数個所を
釘15などで止めて取付ける。
そして、この水切り本体11に形成した凸部11aに、外壁
材12の下端に長手方向に形成した逆凹溝12aを嵌合する
とともに、前記逆凹溝12aの内側縁12bを段部11dに当接
させて、この外壁材12を取付ける。
そうすると、この外壁材12の下端部の内側と、水切り本
体11の内側水平部11eと、上方垂直部11fとで囲まれて、
空間部16が形成され、この空間部16が断熱効果を有し、
また、万一、外壁材12の内側面に雨水が浸入しても、こ
の雨水は、前記空間部16の底部に溜まり、それ以上の建
築物の内側への浸入は防止される。
なお、第1図〜第2図は、本考案の水切り本体11を形成
する凸部11aに外壁材12の下端に形成した逆凹溝12aを嵌
合するとともに、この逆凹溝12aの外側縁12bを前記水切
り本体11に形成した段部11dに当接させるようにした実
施例である。
また、第3図は、本考案の水切り本体11を形成する凸部
11aと、外壁材12の下端に形成した逆凹溝12aを嵌合する
とともに、この逆凹溝12aの内側縁12bと外側縁12cを、
前記凸部11aの内側に形成した段部11dおよび凸部11aの
外側に形成した外側水平部11bに当接させるようにした
実施例である。
また、本考案は新築および改修(リフォーム)等に用い
ることができるものである。
(効果) 以上説明したように本考案によれば、外壁材の下端に長
手方向に形成した逆凹溝の内側面に適合し得るよう折曲
形成した凸部と、この凸部から外側にほぼ水平に延びた
外側水平部と、この外側水平部の端からほぼ垂直下方に
延びた下方垂直部と、前記凸部から内側にほぼ水平に延
び、前記外壁材の下端に形成した逆凹溝の内側縁が当接
する段部と、この段部の下端から内側にほぼ水平に延び
た内側水平部と、この内側水平部の端からほぼ垂直上方
に延びた上方垂直部とを、一体に折曲形成したことを特
徴としたものであるから、前記凸部および該凸部から内
側にほぼ水平に延び前記外壁材の下端に形成した逆凹溝
の内側縁が当接する段部と、この段部の下端から内側に
ほぼ水平に延びた内側水平部と、この内側水平部の端か
らほぼ垂直上方に延びた上方垂直部とによって形成され
る空間部により、外壁材に当った雨水が毛細管現象によ
って建築物の内側に容易に浸入するのを確実に防止する
ことができるとともに、従来に比し、全体の形状が簡単
で、使用材料も甚少く、しかも成形加工が容易で、コス
トを安価となし得るばかりでなく、段部を設けたことに
より、剛性がより一層大となり、風圧等により強くな
り、また、外壁材下端の取付け時の位置決め、および外
壁材下端の取付けを安定的に行うことができる等の実用
的効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は斜視図、
第2図は使用状態の断面図、第3図は他の実施例を示す
断面図、第4図は従来例の斜視図、第5図は同使用状態
の断面図である。 11……スタータ付き水切り本体 11a……凸部、11b……外側水平部 11c……下方垂直部、11d……段部 11e……内側水平部、11f……上方垂直部 11g……波形リブ、12……外壁材 12a……逆凹溝、12b……内側縁 12c……外側縁 13……建築物の土台,額縁部材 14……壁下地、15……釘 16……空間部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外壁材の下端に長手方向に形成した逆凹溝
    の内側面に適合し得るよう折曲形成した凸部と、この凸
    部から外側にほぼ水平に延びた外側水平部と、この外側
    水平部の端からほぼ垂直下方に延びた下方垂直部と、前
    記凸部から内側にほぼ水平に延び、前記外壁材の下端に
    形成した逆凹溝の内側縁が当接する段部と、この段部の
    下端から内側にほぼ水平に延びた内側水平部と、この内
    側水平部の端からほぼ垂直上方に延びた上方垂直部と
    を、一体に折曲形成したことを特徴とする建築用スター
    タ付き水切り。
JP1989013099U 1989-02-08 1989-02-08 建築用スタータ付き水切り Expired - Lifetime JPH078708Y2 (ja)

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JPH02105431U JPH02105431U (ja) 1990-08-22
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005287609A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Katsutoshi Ando ノ−ト型パソコン用の多機能収納ケ−ス。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005287609A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Katsutoshi Ando ノ−ト型パソコン用の多機能収納ケ−ス。

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