JPS5811915Y2 - 遮音窓 - Google Patents

遮音窓

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Publication number
JPS5811915Y2
JPS5811915Y2 JP1978072559U JP7255978U JPS5811915Y2 JP S5811915 Y2 JPS5811915 Y2 JP S5811915Y2 JP 1978072559 U JP1978072559 U JP 1978072559U JP 7255978 U JP7255978 U JP 7255978U JP S5811915 Y2 JPS5811915 Y2 JP S5811915Y2
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JP
Japan
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frame
window
piece
space
existing
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Application number
JP1978072559U
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English (en)
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JPS53159127U (ja
Inventor
成和 川上
Original Assignee
日本軽金属株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、既存建物の窓部における遮音性の向上とそ
の改造を容易ならしめることを目的とする。
従来より建物の窓部の遮音性を向上させるために窓を二
重にするということが考えられていた。
しかしながら、既存建物の窓を二重にする場合に、既存
建物に防音性能を考慮して製作された新しいサツシを附
加することが考えられたが、新しいサツシの取付けを新
規サツシの窓取付けと同様の取付は手段により取付けね
ばならなかった。
このような取付は手段による新しいサツシの取付けは新
規窓枠と建物間よりの音の透過が生じ、建物の窓部の遮
音性を向上せしむには至らなかった。
また建物にはすでに人が居住しているのが常で、新しい
サツシの取付は工事に当ってはこれ等居住者を一時退避
させて工事を行うのが普通であり、居住者にかなりの不
便をかけているのが現状である。
本案は従来の欠点を削除できるものであり、以下既設の
窓の室外側に新規の窓を取付けて二重窓を形成する例に
実施した図面を参照してその詳細を説明する。
1は建築物壁部Fに付設された既設の窓で、該壁部Fは
躯体2の表面にモルタル3を塗布したもので、この壁体
Fの室外側面に新規の窓枠19を取付は金具によって取
付けである。
本例において、取付は金具は取付は片、支持枠及び支持
添枠を含む。
4・・・・・・、5・・・・・・、6・・・・・・は所
要数の雌ねじ付アンカーで、壁部Fの上部、下部及び左
右両側部に室外側からそれぞれ間隔をあけて打ちこまれ
ている。
7・・・・・・は上部取付は片、8・・・・・・は下部
取付は片、9・・・・・・は左右両側部の取付は片で、
それぞれ断面り字状をなし、そして互に間隔をあけてボ
ルト10・・・・・・、11・・・・・・、12・・・
・・・により上記アンカー4・・・・・・、5・・・・
・・、6・・・・・・に各り字形の一片を螺着固定され
てL字形の他片を室外方向へ突出している。
13は断面はぼL字状の上部支持枠で、上部取付は片7
・・・・・・は各下面にボルトナツト16・・・・・・
により固定され、この上部支持枠13と該支持枠13の
室外側端部に添設された上部支持添枠23とで下向きに
開放する断面はは゛コ字状の空間部Aを形成すると共に
、上部支持枠13の垂下する一片13aと壁部との間に
下面を開口する空間部A′を形成し、そしてこれら空間
部A、A’内に吸音性、断熱性のグラスウール31等繊
維を充填すると共に上記空間部A内に新規窓枠19の上
梓20を一部嵌挿して連結し、又空間部A′の開口下面
をカバー板33で閉塞する。
それにより上記上枠20の外面aと壁部との間にグラス
ウール31層を介在させることとなる。
14は断面はぼコ字状をなす下部支持枠で、そのコ字形
の空間部Bを上向きに開放した状態で下部取付は片8・
・・・・・の各上面にボルトナツト17・・・・・・に
より固定されており、その室内側の突片14 aの上端
部には、新規窓枠の下枠21の下端部に設けた脚片21
aを保持する溝部14bを有すると共に、他の突片1
4 Cの上端部には、上記下枠21の下端部に設けた脚
片21 bを受ける突片14dを有し、そして上記空間
部B内にグラスウール31等繊維を充填すると共に上記
溝部14bと突片14dで新規窓枠19の下枠21を保
持し、さらに下枠21と壁部との間に上面開口の空間部
B′を形成し、該空間部B′内に同じくグラスウール3
1等繊維を充填すると共にその開口上面をカバー板34
で閉塞している。
それにより上記下枠21の外面すと壁部との間にグラス
ウール31層を介在させることとなる。
15は断面り字状の左右側側部支持枠で、左右両側の取
付は片9・・・・・・の各側面にボルトナツト18・・
・・・・により固定され、そして該支持枠15の室外側
端部に添設された左右両側部の支持添枠25とで断面は
ぼコ字状の空間部Cを形式すると共に、支持枠15の一
片15 aと壁部の間に側方へ開口する空間部C′を形
成し、そして雨空間部c、c’内にグラスウール31等
繊維を充填し、空間部Cには新規窓枠19の左右両組枠
22を一部嵌挿して連結し、又空間部C′の開口側面は
カバー板35で閉塞する。
それにより左右縦枠22の外面Cと壁部との間にグラス
ウール31層を介在させることとなる。
なお、24は下部支持枠14の室外側面に添設された下
部添枠であり、該添枠24及び支持添枠23゜25には
壁部Fの室外側面より延設された上部化粧板26、下部
化粧板27、左右両側化粧板28がそれぞれ装着される
29.30は新規窓枠1つに引違いに嵌められた障子で
ある。
32は新規窓と既設窓1との間の空間である。
次に本案の遮音窓取付は作業を説明する。
壁部に所要数の雌ねじ付アンカー4・・・・・・、5・
・・・・・、6・・・・・・を互に間隔をあけて打ちこ
み、これらアンカーに上部取付は片7・・・・・・、下
部取付は片8・・・・・・、左右両側部取付は片9・・
・・・・の各−片をボルト10・・・・・・11・・・
・・・、12・・・・・・により螺着固定する。
次に上部支持枠13、下部支持枠14、左右側側部支持
枠15を上記取付は片7・・・・・・、8・・・・・・
、9・・・・・・にボルトナツト16・・・・・・、1
7・・・・・・、18・・・・・・で固定する。
ついで上部支持添枠23、下部添枠24、及び左右両側
部支持添枠の内いずれか一方の支持添枠25をそれぞれ
支持枠の室外側面に添設した後、空間部A、A’、 B
、 B’。
c、c’内にグラスウール31を充填し、新規窓枠19
の上梓20を空間部Aに一部嵌挿し、ついで下枠21を
下部支持枠14上にのせ、しかる後該窓枠19の一方の
縦枠22が空間部Cに左右均等に嵌挿するように位置調
整の後、残りの側部支持添枠25を添設し、最後に各添
枠23,24.25に外壁より延設した上部化粧板26
、下部化粧板27、左右両測部化粧板28をそれぞれ装
着する。
なお、窓枠19を嵌め替える場合には、左右いずれか一
方の側部支持添枠25と、これに装着される側部化粧板
28を取外すのみで目的を達することができ、嵌め替え
る窓枠については見込幅の同じものであればその形式(
引違い、片引き、回転等)は限定されるものではない。
本案の既存窓部の遮音改造構造によれば、既設の窓の窓
外側に新規の窓を取付ける場合や、古くなった既設の窓
枠の上に新規の窓枠を重設して改装する場合等、新規窓
枠と建物間に生ずる空間にグラスウール等の繊維質充填
材を充填したため、従来の新規窓枠と建物間よりの音の
透過が完全に防止でき、吸音性、断熱性のすぐれた改造
を施行することができ、また現に人が居住している建物
においてもグラスウールの取扱いが容易であることから
従来のように室内を汚したり、長時間外気にさらす等の
迷惑を与えることなく、シたがって居住者を一時退避さ
せることなく容易に改造工事を行うことができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は縦断側面図、
第2図は一部省略横断面図である。 F・・・・・・建築物壁部、1・・・・・・既存窓、2
・・・・・・躯体、3・・・・・・モルタル、4・・・
・・・、5・・・・・・、6・・・・・・アンカー、7
・・・・・・上部取付は片、8・・・・・・下部取付は
片、9・・・・・・左右両側部取付は片、13・・・・
・・上部支持枠、14・・・・・・下部支持枠、15・
・・・・・左右側側部支持枠、19・・・・・・窓枠、
20・・・・・・上枠、21・・・・・・下枠、22・
・・・・・左右縦枠、23・・・・・・上部支持添枠、
25・・・・・・左右両測部支持添枠、31・・・・・
・グラスウール、A、A’、B、B’、C,C’・・・
・・・空間部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 既存窓が取付けられている窓開口部の側面に、モルタム
    壁より躯体に通ずるアンカーを打込み、アンカー及び新
    規窓取付部材を介して新規窓枠を取付けると共に、上記
    新規窓枠と上記取付部材及び既存の壁間に生じる空間部
    内にグラスウール等の繊維質充填材を充填したことを特
    徴とする既存窓部の遮音改造構造。
JP1978072559U 1978-05-29 1978-05-29 遮音窓 Expired JPS5811915Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978072559U JPS5811915Y2 (ja) 1978-05-29 1978-05-29 遮音窓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978072559U JPS5811915Y2 (ja) 1978-05-29 1978-05-29 遮音窓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53159127U JPS53159127U (ja) 1978-12-13
JPS5811915Y2 true JPS5811915Y2 (ja) 1983-03-07

Family

ID=28984354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978072559U Expired JPS5811915Y2 (ja) 1978-05-29 1978-05-29 遮音窓

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6015987B1 (ja) * 2015-08-24 2016-10-26 株式会社亀山商店 枠体固定構造、枠体固定方法及びこれらに用いられる溝形部材

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4859647A (ja) * 1971-11-24 1973-08-21

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5134787Y2 (ja) * 1971-12-30 1976-08-27
JPS569765Y2 (ja) * 1972-04-18 1981-03-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4859647A (ja) * 1971-11-24 1973-08-21

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Publication number Publication date
JPS53159127U (ja) 1978-12-13

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