JPS6340281Y2 - - Google Patents

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JPS6340281Y2
JPS6340281Y2 JP18324482U JP18324482U JPS6340281Y2 JP S6340281 Y2 JPS6340281 Y2 JP S6340281Y2 JP 18324482 U JP18324482 U JP 18324482U JP 18324482 U JP18324482 U JP 18324482U JP S6340281 Y2 JPS6340281 Y2 JP S6340281Y2
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JP
Japan
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scrap
die
punching
plate material
detector
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JP18324482U
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JPS5989632U (ja
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  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、打抜きプレス加工において製品を打
抜いた後に残るスクラツプの処理装置の改良に関
する。
従来より、例えば第3図に示すように一枚の板
材Wから複数(図では4個)の製品a1,a2…を打
抜く打抜きプレス加工を行う場合、板材Wを前方
に順送りしながら複数の製品a1,a2…を打抜くと
ともに製品a1,a2…が打抜かれた部分の送り方向
(矢印方向X)前半部のスクラツプb,c…を打
抜き型具(パンチおよびダイ)に設けたスクラツ
プカツタ部により上記打抜きとほぼ同時に複数
(図では3個)の小片b1〜b3,c1〜c3…に順次切
断して、ホツパー等に収集することが行われてい
た。(例えば、特開昭57−184532号公報参照) しかるに、この場合、板材Wを前方へ順送りし
て複数個の製品a1,a2…を次々に打抜くと、最後
の製品a4を打抜いた部分の後半部のスクラツプf
が切断されずにそのままダイの後半部分に残るこ
とになる。このため、従来は、このスクラツプf
を作業者が手で取り除いてホツパー等に入れるこ
とが行われており、その結果、省力化が図れず、
またスクラツプfは小片に切断されないためスク
ラツプが嵩張り、スクラツプの処理作業性が低下
するという問題があつた。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであ
り、上記の如く板材を前方へ順送りして複数の製
品を打抜く際にダイ上に最後に残るスクラツプを
自動的にダイ下方に落下させ、かつ小片に切断す
ることにより、スクラツプ処理を自動化して打抜
きプレス加工の自動化、省力化を図るとともに、
スクラツプ処理作業性の向上を図ることを目的と
するものである。
この目的を達成するため、本考案の構成は、板
材を前方に順送りして複数の製品を打抜くととも
に打抜かれた部分の前半部のスクラツプを打抜き
型具に設けたスクラツプカツタ部により打抜きと
ほぼ同時に切断するようにしたスクラツプの処理
装置において、板材の打抜き回数を検出し、一枚
の板材に対する製品の打抜き回数が終了すると打
抜き終了信号を発生する検出器と、打抜きダイの
後半部分に配設され、上記検出器の打抜き終了信
号によりダイ上の板材の最後のスクラツプをダイ
下方に落下させるスクラツプ落下機構と、ダイの
後方下部に配設され、揺動可能に結合された二枚
の刃部材を有し、上記スクラツプ落下機構により
落下された最後のスクラツプを上記二枚の刃部材
の間で受取るとともに該刃部材を揺動させて上記
スクラツプを切断するスクラツプカツタとを備え
ており、上記最後のスクラツプを検出器によりス
クラツプ落下機構の作動によりダイ下方に落下さ
せ、かつスクラツプカツタにより小片に切断して
自動的にスクラツプ処理するようにしたものであ
る。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図および第2図は上述した第3図に示すよ
うな板材Wから4個の製品a1〜a4を打抜く場合に
おけるスクラツプ処理に適用した実施例を示し、
1および2は打抜き型具を構成するダイおよびパ
ンチであつて、該ダイ1の中央部には第2図に示
すように打抜く製品a1〜a4の形状に応じたダイ穴
3が設けられ、該ダイ穴3の上端開口部周縁には
切刃1aが形成されている。一方、上記パンチ2
はダイ1のダイ穴3上方においてパンチベツド4
に固定され、該パンチベツド4によりダイ穴3に
対向して上下動するものどあつて、ダイ穴3に嵌
入可能なようにその横断面がダイ穴3と同一形状
に形成されているとともに、下端外周縁には上記
ダイ1の切刃1aに対応した切刃2aが形成され
ている。
また、上記ダイ穴3の周囲のダイ1上面には、
ダイ穴3に対して板材Wの送り方向(矢印X方
向)前方側の二個所および左右側の各一個所にそ
れぞれ、ダイ穴3からダイ1外周まで延びる断面
U字状のスクラツプカツタ部5,5…が凹陥形成
され、該スクラツプカツタ部5の一側端縁には切
刃5aが設けられている。一方、上記パンチ2の
外周であつて上記ダイ1の各スクラツプカツタ部
5,5…に対応する部位には、スクラツプカツタ
部6,6…が一体に突出形成されている。該各ス
クラツプカツタ部6下端には、パンチ2がダイ穴
3に嵌入した時に上記ダイ1の各スクラツプカツ
タ部5,5…の各切刃5a,5a…に対応するよ
うに切刃6a,6a…が形成されている。而し
て、ダイ1上に載置された板材Wを前方に間欠的
に順送りするとともにパンチベツド4を昇降運動
させることにより、ダイ1のパンチ2とによつて
第3図に示すように複数の製品a1,a2…を順次打
抜くとともに打抜かれた部分の前半部のスクラツ
プb,c…をダイ1上に設けたスクラツプカツタ
部5,5…とパンチ2に設けたスクラツプカツタ
部6,6…とによつて上記打抜きとほぼ同時に小
片b1〜b3,c1〜c3…に切断するようしている。
そして、上記パンチベツド4の下面には下方に
延びるロツド7が連結固定され、該ロツド7の下
端にはラツチ8が回動自在に取付けられ、該ラツ
チ8は通常はスプリング8aによつて突出状態に
付勢保持され、下方から突上げられた際には上方
に逃げるようになされている。また、上記ラツチ
8に対向する側方には、支持台9に回転自在に支
承された円盤状のロータリ10が配置され、該ロ
ータリ10の端面の外周寄り仮想円周上には等角
度ピツチでもつて8個の係止ピン11,11…が
突設されており、パンチベツド4の下降に伴ない
上記ラツチ8が下降する時にはラツチ8が係止ピ
ン11から逃げて係止ピン11の下側に移動し再
び突出状態に保持され、そして、パンチベツド4
の上昇に伴ないラツチ8が上昇する時はラツチ8
が係止ピン11に係止して該係止ピン11を上方
に引き上げ、これによつてロータリ10を第1図
で反時計回り方向に1ピツチ(45度)回転させる
ようにしている。さらに、上記ロータリ10の外
周には二個の円弧状のカム部12,12が180度
の位相差をもつて突出形成されているとともに、
該ロータリ10に対向して上記カム部12,12
に当接可能なリミツトスイツチ13が配置されて
おり、ロータリ10のカム部12がリミツトスイ
ツチ13に当接した際、該リミツトスイツチ13
をON作動させるようにしている。而して、ラツ
チ8の昇降運動によるロータリ10のピツチ回転
により板材Wの打抜き回数を検出し、一枚の板材
Wに対する製品a1,a2…の打抜き回数が4回にな
り終了すると、ロータリ10のカム部12がリミ
ツトスイツチ13に当接して該リミツトスイツチ
13をON作動せしめることにより、打抜き終了
信号を発生するようにした検出器Sが構成されて
いる。
一方、上記打抜きダイ1の後半部分側方にはエ
アシリンダ14が配設され、該エアシリンダ14
のエア通路15,16の途中には、上記リミツト
スイツチ13のON作動により切換作動するエア
バルブ17が介設されている。また、上記エアシ
リンダ14のピストンロツド14a上端には、上
面がダイ1後方に向つて下方に傾斜する昇降台1
8がダイ1後半部分の側方に位置して配設されて
おり、通常はエアバルブ17の非作動によりエア
通路15から圧縮エアがエアシリンダ14に供給
されて該エアシリンダ14が収縮状態にあり昇降
台18がダイ1上面より没入している一方、上記
検出器Sの打抜き終了信号発発生時には、エアバ
ルブ17が切換作動してエア通路16から圧縮エ
アがエアシリンダ14内に供給され、該エアシリ
ンダ14が伸張作動することにより、昇降台18
をダイ1上面より上方に突出せしめてダイ1上の
板材Wの最後のスクラツプfを持ち上げてダイ1
下方に落下させるようにしたスクラツプ落下機構
Dが構成されている。
さらに、上記ダイ1の後方下部にはスクラツプ
カツタCが配設されている。該スクラツプカツタ
Cは、ダイ1の後方下部の左右にそれぞれ配設さ
れた二枚の刃部材19a,19bと、上記スクラ
ツプfの落下を検出してON作動するリミツトス
イツチ20と、該リミツトスイツチ20のON作
動により伸張作動するエアシリンダ21とを備
え、上記両刃部材19a,19bはその下部にて
揺動可能に結合され、一方の刃部材19aは固定
され、他方の刃部材19bは上記エアシリンダ2
1のピストンロツド21a先端に連結されてお
り、上記スクラツプ落下機構Dにより落下された
最後のスクラツプfを上記二枚の刃部材19a,
19bの間で受取るとともにその落下を検知する
リミツトスイツチ20のON作動によりエアシリ
ンダ21を伸張作動せしめて刃部材19bを第1
図で反時計回り方向に回動させ、上記スクラツプ
fを小片f1〜f3に切断するように構成されてい
る。
次に、上記実施例の作用について説明するに、
ダイ1上に載置された板材Wが前方へ間欠的に順
送りされるとともに、その間欠停止時パンチ2が
ダイ1に対して昇降することにより、複数の例え
ば4個の製品a1〜a4が順次打抜かれる。それと同
時に、上記板材Wの打抜かれた部分の前半部のス
クラツプb〜eは上記ダイ1およびパンチ2にそ
れぞれ設けたスクラツプカツタ部5,6により、
上記打抜きとほぼ同時に切断され、板材Wの前進
に伴いダイ1前方から落下してホツパー(図示せ
ず)に収集されて行く。尚、最後のスクラツプf
はダイ1の後半部分上に残つたままである。
そして、一枚の板材Wから所定数すなわち4個
の製品a1〜a4が打抜かれると検出器Sが打抜き終
了信号を発生し、この打抜き終了信号によりスク
ラツプ落下機構Dが作動してその昇降台18がダ
イ1上面より上方に突出し、上記ダイ1上に残る
最後のスクラツプfをダイ1下方に落下させる。
この落下したスクラツプfはスクラツプカツタC
の一対の刃部材19a,19b間に受取られ、か
つ該刃部材19a,19bの一方が揺動すること
により、第3図の破線に沿つて小片f1〜f3に切断
されてホツパーに収集される。
したがつて、このように、一枚の板材Wの最後
に残るスクラツプfを作業者の手に依らず自動的
にスクラツプ処理できるので、打抜きプレス加工
の自動化、省力化を図ることができるとともに、
スクラツプfが嵩張らずスクラツプ処理作業性を
向上させることができる。
以上説明したように、本考案のスクラツプの処
理装置によれば、板材を前方に順送りして複数の
製品を打抜くとともに打抜かれた部分の前半部の
スクラツプを切断するようにしたスクラツプの処
理装置において、ダイ上に残る一枚の板材の最後
のスクラツプを、検出器の打抜き終了信号により
作動するスクラツプ落下機構によつて自動的にダ
イ下方に落下させ、かつスクラツプカツタによつ
て落下されたスクラツプを受取つて自動的に小片
に切断するものであるので、板材のスクラツプ処
理を完全自動化でき、よつて打抜きプレス加工の
自動化、省力化を図ることができるとともに、上
記スクラツプが嵩張らないのでスクラツプ処理作
業性の向上を図ることができるという実用上優れ
た効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示し、
第1図はスクラツプの処理装置の全体概略構成
図、第2図はダイおよびパンチの斜視図、第3図
は板材の斜視図である。 W……板材、a1〜a4……製品、b〜f……スク
ラツプ、1……ダイ、2……パンチ、5……スク
ラツプカツタ部、6……スクラツプカツタ部、S
……検出器、D……スクラツプ落下機構、C……
スクラツプカツタ、19a,19b……刃部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板材を前方に順送りして複数の製品を打抜くと
    ともに打抜かれた部分の前半部のスクラツプを打
    抜き型具に設けたスクラツプカツタ部により打抜
    きとほぼ同時に切断するようにしたスクラツプの
    処理装置において、板材の打抜き回数を検出し、
    一枚の板材に対する製品の打抜き回数が終了する
    と打抜き終了信号を発生する検出器と、打抜きダ
    イの後半部分に配設され、上記検出器の打抜き終
    了信号によりダイ上の板材の最後のスクラツプを
    ダイ下方に落下させるスクラツプ落下機構と、ダ
    イの後方下部に配設され、揺動可能に結合された
    二枚の刃部材を有し、上記スクラツプ落下機構に
    より落下された最後のスクラツプを上記二枚の刃
    部材の間で受取るとともに該刃部材を揺動させて
    上記スクラツプを切断するスクラツプカツタとを
    備えたことを特徴とするスクラツプの処理装置。
JP18324482U 1982-12-02 1982-12-02 スクラツプの処理装置 Granted JPS5989632U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18324482U JPS5989632U (ja) 1982-12-02 1982-12-02 スクラツプの処理装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP18324482U JPS5989632U (ja) 1982-12-02 1982-12-02 スクラツプの処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5989632U JPS5989632U (ja) 1984-06-18
JPS6340281Y2 true JPS6340281Y2 (ja) 1988-10-21

Family

ID=30396635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18324482U Granted JPS5989632U (ja) 1982-12-02 1982-12-02 スクラツプの処理装置

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JPS5989632U (ja) 1984-06-18

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