JPH0333611Y2 - - Google Patents
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- JPH0333611Y2 JPH0333611Y2 JP1983130336U JP13033683U JPH0333611Y2 JP H0333611 Y2 JPH0333611 Y2 JP H0333611Y2 JP 1983130336 U JP1983130336 U JP 1983130336U JP 13033683 U JP13033683 U JP 13033683U JP H0333611 Y2 JPH0333611 Y2 JP H0333611Y2
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- JP
- Japan
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- sewing machine
- holder
- blade
- ptp sheet
- machine blade
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- 239000002775 capsule Substances 0.000 claims description 5
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 description 7
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
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Landscapes
- Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、PTPシートのミシン装置に関する
ものである。
ものである。
PTP、即ちプレス・スルー・パツキング
(Press Through Packing)は、一般に、第1図
に示すように熱可塑性プラスチツクフイルム2を
連続的に加熱して真空又は圧縮空気により成型
し、成型されたポケツト3に錠剤、カプセル等を
充填し、その上をアルミ箔などの金属シート4で
熱接着して所望の大きさにトリミングする包装形
式を称している。なお、PTPシートは、PTP方
式によつて得られた連続したシート及びトリミン
グした個々のシート片の両者を総称しているが、
本考案におけるPTPシート1とは、後者の個々
のシート片を対象とする。
(Press Through Packing)は、一般に、第1図
に示すように熱可塑性プラスチツクフイルム2を
連続的に加熱して真空又は圧縮空気により成型
し、成型されたポケツト3に錠剤、カプセル等を
充填し、その上をアルミ箔などの金属シート4で
熱接着して所望の大きさにトリミングする包装形
式を称している。なお、PTPシートは、PTP方
式によつて得られた連続したシート及びトリミン
グした個々のシート片の両者を総称しているが、
本考案におけるPTPシート1とは、後者の個々
のシート片を対象とする。
PTP方式においては、連続したシートがトリ
ミングされて個々のシート片にされ、錠剤、カプ
セル等が充填されたポケツト3を1個ずつ切り離
し易いようにミシン目5を入れたのち、適当な間
隔でコンベアにより順次搬送され、プラスチツク
フイルム等で包装して製品化する自動化装置が採
用されている。
ミングされて個々のシート片にされ、錠剤、カプ
セル等が充填されたポケツト3を1個ずつ切り離
し易いようにミシン目5を入れたのち、適当な間
隔でコンベアにより順次搬送され、プラスチツク
フイルム等で包装して製品化する自動化装置が採
用されている。
PTPシート1にミシン目5を入れるための装
置の一例を第2図及び第3図に示す。11は
PTPシートの製造ライン中に設けられたミシン
装置で、12はフレーム、13はフレーム12の
下部に固定された基盤である。14,14aは基
盤13に立設されたガイドロツドで、上部には皿
ばね15,15aを介してブロツク16が半固定
状態で装着されている。17はブロツク16の下
面に取付けられた特殊鋼を焼入研磨してなるミシ
ン受台、18,18aはストツパーボルトであ
る。19はガイドロツド14,14aに上下に摺
動可能に装着された可動部材で、上面にはミシン
刃ホルダ20が設けられている。21,22はミ
シン刃ホルダ20に取付けられたミシン刃で、2
1は縦刃を、22は横刃を示す、。30はホルダ
駆動装置で、31はモータ等で駆動されるスプロ
ケツト、32はクラツチ、33はクランク軸、3
4はリンクで、リンク34の他端はピン35を介
して可動部材19に連結されている。
置の一例を第2図及び第3図に示す。11は
PTPシートの製造ライン中に設けられたミシン
装置で、12はフレーム、13はフレーム12の
下部に固定された基盤である。14,14aは基
盤13に立設されたガイドロツドで、上部には皿
ばね15,15aを介してブロツク16が半固定
状態で装着されている。17はブロツク16の下
面に取付けられた特殊鋼を焼入研磨してなるミシ
ン受台、18,18aはストツパーボルトであ
る。19はガイドロツド14,14aに上下に摺
動可能に装着された可動部材で、上面にはミシン
刃ホルダ20が設けられている。21,22はミ
シン刃ホルダ20に取付けられたミシン刃で、2
1は縦刃を、22は横刃を示す、。30はホルダ
駆動装置で、31はモータ等で駆動されるスプロ
ケツト、32はクラツチ、33はクランク軸、3
4はリンクで、リンク34の他端はピン35を介
して可動部材19に連結されている。
上記のように構成したミシン装置において、
PTPシート1はポケツト3を下にして搬送ロー
ラ等により矢印方向(第2図では紙面に垂直方
向)に送られてミシン装置内に搬入され、ミシン
受台17の下で停止する。このときホルダ駆動装
置30が作動してクランク軸33により可動部材
19を上昇させ、ミシン刃21によりPTPシー
ト1に第1図に示すような縦軸のミシン目5を入
れる。ミシン目5が入れられるとミシン刃21は
下降し、PTPシート1は送り出されて次のPTP
シートがミシン受台17の下に搬入される。
PTPシート1はポケツト3を下にして搬送ロー
ラ等により矢印方向(第2図では紙面に垂直方
向)に送られてミシン装置内に搬入され、ミシン
受台17の下で停止する。このときホルダ駆動装
置30が作動してクランク軸33により可動部材
19を上昇させ、ミシン刃21によりPTPシー
ト1に第1図に示すような縦軸のミシン目5を入
れる。ミシン目5が入れられるとミシン刃21は
下降し、PTPシート1は送り出されて次のPTP
シートがミシン受台17の下に搬入される。
このようなミシン装置のミシン刃21として、
従来は第4図に示すような構造のものが使用され
ていた。即ち、先端が尖鋭に形成されたミシン刃
21の長さ方向に、適宜間隔で長方形の切欠き2
3を設けたものである。なお、切欠き23の深さ
S1とPTPシート1の厚さtとの関係は、S1>t
に選ばれている。このようなミシン刃21を
PTPシート1に衝接させると、第5図に示すよ
うにPTPシート1は、ミシン刃21の切欠き2
3の部分(図に斜線で示してある)を残して第1
図aに示すように破線状に切断される。したがつ
て、個々のポケツト3を切り離す場合は、ミシン
目5を折つてこの残つた部分を切断することによ
り容易に分離することができる。
従来は第4図に示すような構造のものが使用され
ていた。即ち、先端が尖鋭に形成されたミシン刃
21の長さ方向に、適宜間隔で長方形の切欠き2
3を設けたものである。なお、切欠き23の深さ
S1とPTPシート1の厚さtとの関係は、S1>t
に選ばれている。このようなミシン刃21を
PTPシート1に衝接させると、第5図に示すよ
うにPTPシート1は、ミシン刃21の切欠き2
3の部分(図に斜線で示してある)を残して第1
図aに示すように破線状に切断される。したがつ
て、個々のポケツト3を切り離す場合は、ミシン
目5を折つてこの残つた部分を切断することによ
り容易に分離することができる。
ところで、従来は熱可塑性プラスチツクフイル
ム2としてポリ塩化ビニール(PVC)フイルム
等が使用されていたので、上記のようなミシン刃
21により破線状にミシン目5を入れることによ
つて容易に切離すことができたが、最近は防湿性
を高めるため、ポリプロピレン(PP)フイルム
で成型したPTPシート1が使用されるようにな
つた。このポリプロピレンフイルムは、塩化ビニ
ールフイルムに比べてステイフネスが大きいた
め、上記のようなミシン刃21による破線状のミ
シン目5では、切離し難いという問題が生じ、早
期解決が望まれていた。
ム2としてポリ塩化ビニール(PVC)フイルム
等が使用されていたので、上記のようなミシン刃
21により破線状にミシン目5を入れることによ
つて容易に切離すことができたが、最近は防湿性
を高めるため、ポリプロピレン(PP)フイルム
で成型したPTPシート1が使用されるようにな
つた。このポリプロピレンフイルムは、塩化ビニ
ールフイルムに比べてステイフネスが大きいた
め、上記のようなミシン刃21による破線状のミ
シン目5では、切離し難いという問題が生じ、早
期解決が望まれていた。
本考案は、上記のような問題点を解決すべくな
されたもので、熱可塑性プラスチツクフイルムに
ポリプロピレンを使用した場合においても、個々
のポケツトを容易に切離すことのできるミシン装
置を得ることを目的としたものである。
されたもので、熱可塑性プラスチツクフイルムに
ポリプロピレンを使用した場合においても、個々
のポケツトを容易に切離すことのできるミシン装
置を得ることを目的としたものである。
本考案に係るPTPシートのミシン装置は、上
記の目的を達成するため、ミシン受台と、ミシン
刃が取付けられ前記ミシン受台と対向配置された
ミシン刃ホルダと、該ミシン刃ホルダを上下動さ
せるホルダ駆動装置とを備え、上下動するミシン
刃により錠剤、カプセル等が充填されたPTPシ
ートにミシン目を入れる装置において、先端を尖
鋭に形成して長さ方向に適宜間隔で複数個の切欠
きを設け、該切欠きの深さsと前記PTPシート
の厚さtとの関係をs<tとしたミシン刃と、該
ミシン刃の先端を前記ミシン受台に衝接するスト
ロークを有するホルダ駆動装置とを備えたPTP
シートのミシン装置を提供するもものである。以
下図面により本考案を説明する。
記の目的を達成するため、ミシン受台と、ミシン
刃が取付けられ前記ミシン受台と対向配置された
ミシン刃ホルダと、該ミシン刃ホルダを上下動さ
せるホルダ駆動装置とを備え、上下動するミシン
刃により錠剤、カプセル等が充填されたPTPシ
ートにミシン目を入れる装置において、先端を尖
鋭に形成して長さ方向に適宜間隔で複数個の切欠
きを設け、該切欠きの深さsと前記PTPシート
の厚さtとの関係をs<tとしたミシン刃と、該
ミシン刃の先端を前記ミシン受台に衝接するスト
ロークを有するホルダ駆動装置とを備えたPTP
シートのミシン装置を提供するもものである。以
下図面により本考案を説明する。
第6図aは本考案実施例の正面図、bはそのB
−B断面図である。本考案は、ミシン刃21aの
上部をb図に示すように尖鋭に形成すると共に、
長さ方向に適宜間隔でV状の切欠き24を設けた
もので、この切欠き24の深さSとPTPシート
1aの厚さtとの関係は、c図に示すようにS<
tに選ばれている。実施例によれば、t=0.25
mm、S=0.15mmであつた。なお、本考案において
は、第2図、第3図におけるホルダ駆動装置30
のストロークは、ミシン刃21aが上昇して上限
に達したとき、ミシン受台17に衝接するように
設定されている。
−B断面図である。本考案は、ミシン刃21aの
上部をb図に示すように尖鋭に形成すると共に、
長さ方向に適宜間隔でV状の切欠き24を設けた
もので、この切欠き24の深さSとPTPシート
1aの厚さtとの関係は、c図に示すようにS<
tに選ばれている。実施例によれば、t=0.25
mm、S=0.15mmであつた。なお、本考案において
は、第2図、第3図におけるホルダ駆動装置30
のストロークは、ミシン刃21aが上昇して上限
に達したとき、ミシン受台17に衝接するように
設定されている。
このようなミシン刃21aをホルダ駆動装置3
0によりミシン受台17に衝接させると、第7図
に示すようにミシン受台17の下に搬入された
PTPシート1aの下面(熱可塑性プラスチツク
フイルム2a部分)は、全長に亘つて通し切れ目
が形成されるが、上面(金属シート4部分)は、
V状の切欠き24に対向する部分を残して切目が
入れられる。この結果、PTPシート1aは、ス
テイフネスの大きい熱可塑性プラスチツクフイル
ム2a部分は、第8図aに示すように全長に亘つ
て通し切れ目5aが形成され、切断し易い金属シ
ート4部分は、c図に示すようにV状切欠き24
に対応する部分で繋つた破線状のミシン目5bが
形成されるので、各ポケツト3ごとに容易に切り
離すことができる。
0によりミシン受台17に衝接させると、第7図
に示すようにミシン受台17の下に搬入された
PTPシート1aの下面(熱可塑性プラスチツク
フイルム2a部分)は、全長に亘つて通し切れ目
が形成されるが、上面(金属シート4部分)は、
V状の切欠き24に対向する部分を残して切目が
入れられる。この結果、PTPシート1aは、ス
テイフネスの大きい熱可塑性プラスチツクフイル
ム2a部分は、第8図aに示すように全長に亘つ
て通し切れ目5aが形成され、切断し易い金属シ
ート4部分は、c図に示すようにV状切欠き24
に対応する部分で繋つた破線状のミシン目5bが
形成されるので、各ポケツト3ごとに容易に切り
離すことができる。
上記の説明では、縦刃又は横刃のいずれかにつ
いて説明したが、両者とも同じ構成のものを使用
することは云う迄もない。また、切欠き24をV
字状に形成した場合を示したが、本考案はこれに
限定するものではなく、U字状、状、半円状等
各種の形状にすることができる。さらに、第2図
及び第3図にミシン装置の一例を示したが、本考
案はその他の構成のミシン装置にも実施すること
ができる。
いて説明したが、両者とも同じ構成のものを使用
することは云う迄もない。また、切欠き24をV
字状に形成した場合を示したが、本考案はこれに
限定するものではなく、U字状、状、半円状等
各種の形状にすることができる。さらに、第2図
及び第3図にミシン装置の一例を示したが、本考
案はその他の構成のミシン装置にも実施すること
ができる。
以上の説明から明らかなように、本考案は
PTPシートの金属シートの一部を残して切れ目
を入れるようにしたので、熱可塑性プラスチツク
フイルムにポリプロピレンフイルムを使用した場
合においても、錠剤、カプセル等が充填された
個々のポケツトを容易に切離すことができる。こ
のため実用に供して効果大である。
PTPシートの金属シートの一部を残して切れ目
を入れるようにしたので、熱可塑性プラスチツク
フイルムにポリプロピレンフイルムを使用した場
合においても、錠剤、カプセル等が充填された
個々のポケツトを容易に切離すことができる。こ
のため実用に供して効果大である。
第1図aはPTPシートの一例の平面図、bは
その側面図、第2図はミシン装置の一例を示す正
面図、第3図はその側面図、第4図aは従来のミ
シン刃の正面図、bはそのA−A断面図、第5図
は作用説明図、第6図aは本考案に係るミシン刃
の実施例の正面図、bはそのB−B断面図、cは
a図の要部の拡大図、第7図は作用説明図、第8
図aは本考案に係るミシン目を入れたPTPシー
トの上面図、bは側面図、cは下面図である。 1a:PTPシート、2a:熱可塑性プラスチ
ツクフイルム、3:ポケツト、4:金属シート、
17:ミシン受台、20:ミシン刃ホルダー、2
1a:ミシン刃、24:切欠き、30:ホルダ駆
動装置。
その側面図、第2図はミシン装置の一例を示す正
面図、第3図はその側面図、第4図aは従来のミ
シン刃の正面図、bはそのA−A断面図、第5図
は作用説明図、第6図aは本考案に係るミシン刃
の実施例の正面図、bはそのB−B断面図、cは
a図の要部の拡大図、第7図は作用説明図、第8
図aは本考案に係るミシン目を入れたPTPシー
トの上面図、bは側面図、cは下面図である。 1a:PTPシート、2a:熱可塑性プラスチ
ツクフイルム、3:ポケツト、4:金属シート、
17:ミシン受台、20:ミシン刃ホルダー、2
1a:ミシン刃、24:切欠き、30:ホルダ駆
動装置。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ミシン受台と、ミシン刃が取付けられ前記ミシ
ン受台と対向配置されたミシン刃ホルダと、該ミ
シン刃ホルダを上下動させるホルダ駆動装置とを
備え、上下動するミシン刃により錠剤、カプセル
等が充填されたPTPシートにミシン目を入れる
装置において、 先端を尖鋭に形成して長さ方向に適宜間隔で複
数個の切欠きを設け、該切欠きの深さsと前記
PTPシートの厚さtとの関係をs<tとしたミ
シン刃と、 該ミシン刃の先端を前記ミシン受台に衝接する
ストロークを有するホルダ駆動装置とを備えたこ
とを特徴とするPTPシートのミシン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13033683U JPS6043221U (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | Ptpシ−トのミシン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13033683U JPS6043221U (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | Ptpシ−トのミシン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6043221U JPS6043221U (ja) | 1985-03-27 |
JPH0333611Y2 true JPH0333611Y2 (ja) | 1991-07-17 |
Family
ID=30295022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13033683U Granted JPS6043221U (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | Ptpシ−トのミシン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6043221U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59136409U (ja) * | 1983-03-03 | 1984-09-12 | マルホ自動機株式会社 | Ptp用切取り線付加装置 |
-
1983
- 1983-08-25 JP JP13033683U patent/JPS6043221U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6043221U (ja) | 1985-03-27 |
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