JPS6026960Y2 - 三方断裁機 - Google Patents

三方断裁機

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Publication number
JPS6026960Y2
JPS6026960Y2 JP1976108569U JP10856976U JPS6026960Y2 JP S6026960 Y2 JPS6026960 Y2 JP S6026960Y2 JP 1976108569 U JP1976108569 U JP 1976108569U JP 10856976 U JP10856976 U JP 10856976U JP S6026960 Y2 JPS6026960 Y2 JP S6026960Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
cutting
receiver
cut
cutting blades
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976108569U
Other languages
English (en)
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JPS5326583U (ja
Inventor
恂 高木
Original Assignee
大日本印刷株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 大日本印刷株式会社 filed Critical 大日本印刷株式会社
Priority to JP1976108569U priority Critical patent/JPS6026960Y2/ja
Publication of JPS5326583U publication Critical patent/JPS5326583U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は製本に際して天地及び小口の仕上裁ちに使用さ
れる三方断裁機に関するものである。
近年断裁工程の能率向上さらには危険防止のため断裁工
程の自動化が図られている。
これは第1図で示されるようにあらかじめ背12を綴じ
た本10をベルトコンベア14で断裁機16に送り、断
裁機で天地18,20及び小口22の仕上裁ちをした後
地のベルトコンベア24で受は取って排出するものであ
る。
この場合断裁機16としてはいわゆる三方断裁機といっ
て被切断体10は定位置に固定しておいてまず小口側の
刃26を上下動させた後1、天地側の刃28.30を上
下動させる形式のものが多用され、被切断体を置くもの
は通常被切断体よりも面積の大きな平坦な矩形板(図示
せず)となっている。
被切断体である本10は切断作業の前後において平坦な
矩形板の一辺から入り他の一辺から出て行くこととなる
ので切屑が仕上裁ちされた本32に押されたりあるいは
引きずられて排出用のベルトコンベア24上に本32と
共に乗移って光電管34を誤動作させたり、さらには切
屑が矩形板上に散乱してしまって次の切断操作に支障を
来すこととなる。
なお、光電管34は本10を三浦重ねて仕上裁ちする場
合排出ベルトコンベア24上にて一冊ずつにする装置(
図示せず)を作動させるためのものであるが、排出ベル
トコンベア24上に切屑が移ると光電管34は切屑を検
知して上記装置を作動させてしまうものである。
本考案は上記の如き切屑の散乱を防止したり切屑の排出
ベルトコンベアの移動を防止るために上記平坦な矩形板
に工具を施したものである。
以下図面を用いて本考案の好ましい実施例につき詳細な
説明を行なう。
第1図及び第2図で示されるように平坦な矩形板となる
べき刃物受盤36は本10の供給コンベアベルト14の
側辺と排出コンベアベルト24の始端との間に介在して
ている。
また供給コンベアベルト14の他の側辺には刃物受盤3
6に対向する押板38を有したエアシリンダ40が設け
られている。
このため本10は三浦重ねられて間欠駆動する供給コン
ベアベノ叶14で刃物受盤36の間近まで送られるとエ
アシリンダ40の作動によって押板38で刃物受盤36
に押し出される。
そして三方断裁機16のコ字形に配置された三つの切断
刃26.28,30で本10は小口22、天18、地2
0が仕上裁ちされた後、エアシリンダ40の作用で刃物
受盤36上から排出コンベアベルト24上に押し出され
る。
排出コンベアのローラの軸受42からはアーム44が伸
びていてここで遊ぶローラ46が支持されていることか
ら、刃物受盤36と排出コンベアベルト24との間での
本32の受渡は円滑になされる。
排出コンベア24上にて仕上裁ちされた本32は光電管
34でキャッチされ図示しない装置で三浦の山が事後処
理のため一冊毎に崩される。
以上のような本10.32の流れにおいて生じる切屑の
処理を円滑にするため刃物受盤36は第2図示の如く工
夫されている。
すなわち図において切断刃30と対向する位置に配設さ
れた水平板48の前記切断刃と当接する上周縁には角材
様の刃物受部材50が設けられ、また刃物受部材の外側
には固定部材52が位置していて刃物受部材50を水平
板48に押しつけている。
尚、前記刃物受部材50は、切断刃が当接した位置から
外側端までの寸法が、被切断体の切屑の寸法より短いも
のである。
そして固定部材52の上部は外方に傾斜する斜斜面に形
成されている。
固定部材52は補助金具54とこの補助金具を押える押
え金具56とで構成するのが望ましく、水平板48の上
周縁にはL字型の切除部5を設けておいてこの切除部に
刃物受部材50と補助金具54とが接触して差込まれて
いる。
押え金具56は長手方向に溝60が切られていてポルト
62によって水平板48の方に強圧され、てこの作用で
補助金具54を押えるようになっている。
そして補助金具54と押え金具56の上部は刃物受部材
50の接触部からただちに傾斜している。
なお、切断刃6.28.30と接触する刃物受部材50
は硬質塩化ビニルなどの刃物より柔らかい材質で作られ
ている。
また刃物受盤36は断裁機16に図示しないアームによ
り片持式に支持されてそのまわりはコンベア等との間に
隙間が設けられ、下方にはじょうご状の切屑受け64が
設けられ絶えず図示しないエアポンプで吸引されている
従って刃物受盤36上での仕上裁ち作業により発生する
切屑66は斜面上を切断と同時に滑り落ちて切屑受け6
4で集められることとなり、従来の如く刃物受盤上に散
乱したり、さらには排出コンベアベルト24にまで本3
2と共に移って光電管34等を誤動作させるようなこと
もなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る刃物受盤を設置した断裁装置の概
略斜視図、第2図は第1図におけるn−■線部分切欠垂
直断面図である。 10・・・・・・未切断の本、12・・・・・・本の背
、14・・・・・・ベルトコンベア、16・・・・・・
断裁機、18・・・・・・本の天、20・・・・・・本
の地、22・・・・・・本の小口、24・・・・・・ベ
ルトコンベア、26,28,30・・・・・・切断刃、
32・・・・・・仕上裁ちされた本、34・・・・・・
光電管、36・・・・・・刃物受盤、48・・・・・・
水平板、50・・・・・・刃物受部材 52・・・・・
・固定部材、54・・・・・・補助金具、56・・・・
・・押え金具、58・・・・・・切除部、60・・・・
・・・・・溝、62・・・・・・ボルト、64・・・・
・・切屑受け、66・・・・・・切屑。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コ字形に配置された三つの切断刃と、該切断刃と対向す
    る位置に配設された被切断体を載置する水平板の前記切
    断刃と当接する上周縁に切断刃より柔らかい材質からな
    るとともに切断刃が当接した位置から外側端までの寸法
    が被切断体の切屑の寸法より短い角材様の刃物受部材を
    設け、この刃物受部材の外側に位置して当該刃物受部材
    を水平板に押付する固定部材を設け、この固定部材の上
    部を外方に傾斜する斜面に形成してなる刃物受盤と、該
    刃物受盤の下方に配設されてなる切屑受けとからなるこ
    とを特徴とする三方断裁機。
JP1976108569U 1976-08-13 1976-08-13 三方断裁機 Expired JPS6026960Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976108569U JPS6026960Y2 (ja) 1976-08-13 1976-08-13 三方断裁機

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JP1976108569U JPS6026960Y2 (ja) 1976-08-13 1976-08-13 三方断裁機

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Publication Number Publication Date
JPS5326583U JPS5326583U (ja) 1978-03-07
JPS6026960Y2 true JPS6026960Y2 (ja) 1985-08-14

Family

ID=28718540

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JP1976108569U Expired JPS6026960Y2 (ja) 1976-08-13 1976-08-13 三方断裁機

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59195989U (ja) * 1983-06-10 1984-12-26 株式会社村田製作所 高圧電源装置

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Publication number Publication date
JPS5326583U (ja) 1978-03-07

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