JPS6338717Y2 - - Google Patents

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JPS6338717Y2
JPS6338717Y2 JP19022880U JP19022880U JPS6338717Y2 JP S6338717 Y2 JPS6338717 Y2 JP S6338717Y2 JP 19022880 U JP19022880 U JP 19022880U JP 19022880 U JP19022880 U JP 19022880U JP S6338717 Y2 JPS6338717 Y2 JP S6338717Y2
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transistor
inverter device
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output
drive circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、異常時の過大入力に伴う弊害例えば
トランジスタの異常温度上昇を防止したトランジ
スタインバータ装置に関するものである。
(従来の技術) 例えば、放電灯点灯装置に用いられるトランジ
スタインバータ装置としては、電源と、この電源
からの出力によりトランジスタの動作を介して高
周波出力を発生しその出力を負荷つまり放電灯へ
供給するインバータ装置と、このインバータ装置
からの出力の一部を整流平滑した後前記トランジ
スタのベースへ帰還させる駆動回路とからなる構
成のものが知られている。また、インバータ装置
の始動直後の所定期間は前記駆動回路からのトラ
ンジスタのベースに対するベース電流供給をサイ
リスタ装置によつて実質的に停止させるようにし
たものも提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) 一方、このような放電灯点灯装置において、異
常時例えば放電灯の寿命末期に起る半波放電現象
によつて生じる過大入力を防ぐため、異常信号の
発生時にトランジスタのベース・エミツタ間の短
絡により間欠的にインバータ装置を発振させ放電
灯を点滅モードとするものが考えられる。しか
し、このものは、インバータ装置を間欠的に発振
させるためにトランジスタのベース・エミツタ間
を短絡する際、それを駆動回路の出力側とトラン
ジスタのエミツタとの間で行なつた場合、前記の
ようにベース電流制御用のサイリスタ装置を用い
るものではそのサイリスタ装置が異常信号発生毎
にオフし、トランジスタは始動用抵抗を介しての
みベース電流を供給されることになるため、トラ
ンジスタがA級動作を行なう結果、そのトランジ
スタの異常温度上昇をひきおこす問題があつた。
そこで、本考案は、駆動回路とトランジスタの
ベースとの間に、インバータ装置の始動後の所定
期間導通を制御され駆動回路からトランジスタの
ベースへ供給される電流をしや断するスイツチ装
置を設けたものであつて、そのスイツチ装置の前
記トランジスタのベースとこのトランジスタのエ
ミツタとの間を短絡させることにより、上記問題
点を解決することを目的とするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案のトランジスタインバータ装置は、電源
部と、この電源部からの出力を入力としトランジ
スタのスイツチング動作により出力側に高周波出
力を発生するインバータ装置と、このインバータ
装置からの出力の一部を整流平滑し前記トランジ
スタのベースへ供給する駆動回路と、この駆動回
路と前記トランジスタのベースとの間に設けられ
前記インバータ装置の始動後の所定時間導通を制
御されて前記駆動回路からの前記トランジスタに
対するベース電流をしや断するスイツチ装置と、
前記インバータ装置からの出力に異常が検出され
た際信号を出力する異常検出回路と、この異常検
出回路からの信号により導通を制御され前記スイ
ツチ装置の前記トランジスタのベース側と前記ト
ランジスタのエミツタとの間を短絡する半導体ス
イツチ素子とを具備したものである。
(作用) 本考案のトランジスタインバータ装置は、電源
部からの入力がインバータ装置へ与えられ、イン
バータ装置が動作を開始する。ところが、この始
動時にはインバータ装置のトランジスタがベース
電流を制御されてA級動作するため出力が小さ
い。一方このインバータ装置の出力の一部は、駆
動回路にて整流平滑された後、この駆動回路から
の出力がスイツチ装置を通じてトランジスタのベ
ースに与えられることにより、インバータ装置が
正常発振する。
さて、この状態から負荷側が異常状態になると
異常電圧が発生し、それが異常検出回路に現われ
る。そして、この異常検出回路に現われた異常電
圧は、半導体スイツチ素子をオンさせる。これに
より、スイツチ装置のトランジスタのベース側と
このトランジスタのエミツタとの間が短絡される
結果、インバータ装置の発振が停止する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に沿つて説明す
る。
図中1は電源部で、商用交流電源2と、この商
用交流電源2からの交流入力を全波整流して直流
に変換する整流回路3と、雑音防止用の小容量の
コンデンサ4とから構成されている。
11はインバータ装置である。インバータ装置
11は、出力トランス12に1次巻線13、帰還
巻線14、負荷たとえば放電灯15を接続した2
次巻線16およびその放電灯15のフイラメント
を加熱する予熱用巻線17a,17bがそれぞれ
設けられている。前記1次巻線13の両端間には
共振用コンデンサ18が、1次巻線13の各端に
はそれぞれトランジスタ19,20のコレクタが
接続されている。そしてトランジスタ19,20
の各エミツタは、共通接続された後定電流インダ
クタ21を有する前記整流回路3の(−)側電路
22に接続されている。また、トランジスタ1
9,20の各ベースは、それぞれ抵抗23,24
を介して共通接続された後抵抗25,26,27
を通じて前記1次巻線13の中点と接続された前
記整流回路3の(+)側電路28に接続されてい
るとともに、前記帰還巻線14に接続されてい
る。
31は駆動回路である。この駆動回路31は、
前記出力トランス12に帰還巻線32が設けら
れ、この帰還巻線32にダイオード33とコンデ
ンサ34とからなる整流平滑回路35が接続さ
れ、このコンデンサ34の一端が抵抗36を通じ
て前記抵抗25,26の中点に、他端が前記整流
回路3の(−)側電路22にそれぞれ接続されて
いる。また、前記コンデンサ34の他端と前記抵
抗25,26の中点との間にはツエナダイオード
37が接続されている。
41は前記インバータ装置11のトランジスタ
19,20のベース側と前記駆動回路31との間
に設けられたスイツチ装置たとえばサイリスタ装
置である。このサイリスタ装置41は、前記抵抗
25の両端にSCR42のアノードおよびカソー
ド間が接続され、SCR42のアノードとゲート
との間に抵抗43が、ゲートとカソードとの間に
抵抗44およびコンデンサ45の並列回路がそれ
ぞれ接続されている。
51は異常時停止回路で、異常検出回路52と
半導体スイツチ素子たとえばトランジスタ53と
から構成されている。前記異常検出回路52は、
前記出力トランス12に異常検出巻線54が設け
られ、この異常検出巻線54に整流器55が接続
され、この整流器55の(−)側電路56に前記
コンデンサ34の他端が、(+)側電路57に前
記(−)側電路56に一端を接続したコンデンサ
58および抵抗59の他端とツエナダイオード6
0のカソードとがそれぞれ接続されている。この
ツエナダイオード60のアノードには、抵抗61
を介して前記(−)側電路56に一端を接続した
抵抗62およびコンデンサ63の他端がそれぞれ
接続されている。また、前記トランジスタ53
は、ベースが抵抗64を介して前記コンデンサ6
3の他端に、コレクタが前記抵抗24,25の中
点に、エミツタが前記(−)側電路56にそれぞ
れ接続されている。
次にこの実施例の作用を説明する。
まず、図示しない電源スイツチを投入すると、
商用交流電源2からの交流入力が整流回路3によ
り全波整流された後、インバータ装置11へ与え
られる。すると、抵抗27,26,25,23,
24を介してわずかなベース電流が供給され一対
のトランジスタ19,20のいずれか一方がオン
し、インバータ装置11が動作を開始する。この
後は、帰還巻線14に発生する出力により一対の
トランジスタ19,20が帰還制御され交互にオ
ン・オフ動作することにより、出力トランス12
の2次巻線16、予熱用巻線17a,17bおよ
び帰還巻線32にそれぞれ高周波出力が発生す
る。ところが、この始動時にはトランジスタ1
9,20がベース電流を制御されてA級動作する
ため、2次巻線16に発生する出力が小さく、放
電灯15はフイラメントが加熱される程度で点灯
しない。
一方、帰還巻線32に発生した出力は、整流平
滑回路35により整流、平滑された後、抵抗3
6、抵抗43、コンデンサ45、抵抗23および
トランジスタ19のベース・エミツタ間の閉回路
または、抵抗36、抵抗43、コンデンサ45、
抵抗24およびトランジスタ20のベース・エミ
ツタ間の閉回路を介して流れて、コンデンサ45
を充電する。また、このとき抵抗26および抵抗
27を介しても電流が流れ込みコンデンサ45を
充電する。そして、このコンデンサ45の充電電
圧によりSCR42がオンされると、駆動回路3
1からの出力がSCR42を通じてトランジスタ
19,20のベースに与えられることにより、イ
ンバータ装置11が正常発振し、出力トランス1
2の2次巻線16に高周波出力が発生する。これ
により、放電灯15が点灯する。
さて、この状態からたとえば放電灯15が寿命
末期に達し半波放電等の異常状態になると、2次
巻線16に異常電圧が発生し、それが異常検出用
巻線54に現われる。そして、この異常検出用巻
線54に現われた異常電圧は、整流器55により
整流された後、ツエナダイオード60に印加さ
れ、このツエナダイオード60を導通させる。す
ると、ツエナダイオード60は、異常電圧が印加
されたときその電流を流しコンデンサ63を充電
し、そのコンデンサ63の充電電圧によりトラン
ジスタ53をオンさせる。これにより、サイリス
タ装置41のトランジスタ19,20のベースと
このトランジスタ19,20のエミツタとの間が
短絡される結果、インバータ装置11の発振が停
止し、放電灯15が消灯状態となる。このとき、
駆動回路31のコンデンサ34の放電時定数が
SCR42に保持電流以上の電流を流せるように
選ばれている。したがつて、インバータ装置11
が発振停止してもSCR42はオフしない。そし
て、インバータ装置11の発振停止によりコンデ
ンサ63の電荷が放電されトランジスタ53がオ
フすると、抵抗27,26,24,23および
SCR42を介して、また駆動回路31からSCR
42を介して一対のトランジスタ19,20のい
ずれか一方がオンされることにより、インバータ
装置11が再び前記と同様にして動作を開始す
る。その結果、インバータ装置11の間欠的な発
振動作(例えば1sec以内の周期)によつて放電灯
15は点滅することになる。その際、インバータ
装置11が発振動作を開始するときには、トラン
ジスタ19,20にSCR42を介して十分なベ
ース電流が供給されるから、トランジスタ19,
20がA級動作をすることがなく、したがつて、
点滅のサイクルにおいてトランジスタ19,20
の異常温度上昇を抑えることができる。
なお、上記実施例では負荷として放電灯を接続
したが、これに限られるものではない。また、異
常検出回路は負荷電流を検知するものでもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、インバータ装置を構成するト
ランジスタのベースとそれを駆動する駆動回路と
の間に、インバータ装置の始動後の所定期間導通
を制御され駆動回路から前記トランジスタのベー
スへ供給される電流を制御するスイツチ装置を設
けるとともに前記スイツチ装置の前記トランジス
タのベースとこのトランジスタのエミツタとの間
に半導体スイツチ素子を設け、インバータ装置の
出力が異常状態になつた際半導体スイツチ素子の
導通を制御してそのスイツチ装置の前記トランジ
スタのベースとこのトランジスタのエミツタとの
間を間欠的に短絡するようにしたので、スイツチ
装置がオフされることがなく、インバータ装置の
再動作時にはスイツチ装置を介して十分なベース
電流を供給できるため、インバータ装置の間欠的
な動作によつてトランジスタが異常に温度上昇す
るのを防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す回路図である。 1……電源部、11……インバータ装置、1
9,20……トランジスタ、31……駆動回路、
41……スイツチ装置のサイリスタ装置、52…
…異常検出回路、53……半導体スイツチ素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源部と、この電源部からの出力を入力としト
    ランジスタのスイツチング動作により出力側に高
    周波出力を発生するインバータ装置と、このイン
    バータ装置からの出力の一部を整流平滑し前記ト
    ランジスタのベースへ供給する駆動回路と、この
    駆動回路と前記トランジスタのベースとの間に設
    けられ前記インバータ装置の始動後の所定時間導
    通を制御されて前記駆動回路からの前記トランジ
    スタに対するベース電流をしや断するスイツチ装
    置と、前記インバータ装置からの出力に異常が検
    出された際信号を出力する異常検出回路と、この
    異常検出回路からの信号により導通を制御され前
    記スイツチ装置の前記トランジスタのベース側と
    エミツタとの間を短絡する半導体スイツチ素子と
    を具備したことを特徴とするトランジスタインバ
    ータ装置。
JP19022880U 1980-12-26 1980-12-26 Expired JPS6338717Y2 (ja)

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JPS57111097U JPS57111097U (ja) 1982-07-09
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