JPH0419758Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0419758Y2
JPH0419758Y2 JP5344386U JP5344386U JPH0419758Y2 JP H0419758 Y2 JPH0419758 Y2 JP H0419758Y2 JP 5344386 U JP5344386 U JP 5344386U JP 5344386 U JP5344386 U JP 5344386U JP H0419758 Y2 JPH0419758 Y2 JP H0419758Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge lamp
preheating
circuit
ballast element
oscillation circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5344386U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62165699U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5344386U priority Critical patent/JPH0419758Y2/ja
Publication of JPS62165699U publication Critical patent/JPS62165699U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0419758Y2 publication Critical patent/JPH0419758Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はインバータ形の放電灯点灯装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
第2図は特開昭60−86800号公報記載の放電灯
点灯装置である。図中の1は交流電源、2は全波
整流器、10は平滑用コンデンサであつて、これ
ら全体で直流電源1,2,10を構成する。
4はスイツチング要素としてのトランジスタ、
5は出力トランスであつて、スイツチング動作制
御用の発振回路3等とともにインバータ4,5等
を構成する。
この点灯装置は上記インバータ4,5等の出力
を受けて点灯する予熱形の放電灯80と、放電灯
80と直列に接続される点灯用バラスト素子11
と、放電灯80の非電源側端子間に該放電灯80
と並列に接続される予熱用バラスト素子12を備
える。
前記発振回路3を駆動する駆動電源として機能
するのは、点灯用バラスト素子11と、放電灯8
0の一方の予熱電極80Aと、予熱用バラスト素
子12および放電灯80の並列回路と、放電灯8
0の他方の予熱電極80Bとを介して流れる電流
を整流する整流回路20,21である。この整流
回路20,21の直流出力はコンデンサ13で平
滑され、発振回路3に供給される。一方、直流電
源1,2,10から始動補助コンデンサ41を介
して供給される直流出力も駆動電力の一部とな
る。
以上の第2図の点灯装置においては、発振回路
3の駆動電力は、電源投入時には、始動補助コン
デンサ41を介して、またインバータ動作時には
点灯用バラスト素子11、予熱用バラスト素子1
2および放電灯80を介して供給される。そし
て、放電灯80が点灯しているときに、この放電
灯80を回路より外すと、発振回路3への電力供
給が止まり、発振回路3の動作が停止する。この
ためインバータ4,5等の動作も停止する。かか
る動作停止は電力節約あるいは安全性の面から好
ましい。
ところが、この状態で再度放電灯(たとえば新
品の放電灯)80を回路に接続しても、発振回路
3が動作するに十分な駆動電力が供給され難いた
め、インバータ4,5等は停止したままとなるこ
とがある。したがつて、この放電灯80を確実に
再点灯させるには、一旦交流電源1を切り、始動
補助コンデンサ41に充電されている電荷を放電
させ、始動補助コンデンサ41を介して発振回路
3にその動作開始に必要な駆動電力を供給できる
ようにする必要がある。
もう少し詳しく説明する。始動補助コンデンサ
41の放電抵抗は平滑用コンデンサ10のそれと
共用されている。かりに、始動補助コンデンサ4
1と並列にそれ専用の適度に小さな図外の放電抵
抗を接続すれば、放電灯80再接続時の再動作は
可能となる。しかし、その通りの実用化は困難で
ある。それは始動補助コンデンサ41と並列の上
記図外の放電抵抗を介して発振回路3に供給され
る駆動電力が無視できなくなり、放電灯80を外
してもインバータ動作が止まらなくなるためであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案の目的は、外した放電灯(ないしはそれ
に代わる放電灯)を再び回路に装着した場合であ
つても、インバータが再び動作し、放電灯を確実
に点灯させることである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は直流電源と、直流電源の出力を受けて
動作するインバータと、インバータの出力を受け
て点灯する予熱形の放電灯と、放電灯と直列に接
続される点灯用バラスト素子と、放電灯の非電源
側端子間に該放電灯と並列に接続される予熱用バ
ラスト素子を備え、また前記インバータのスイツ
チング動作を制御する発振回路を備えた放電灯点
灯装置を前提とする。
本考案においては、前記点灯用バラスト素子
と、前記放電灯の一方の予熱電極と前記予熱用バ
ラスト素子および放電灯の並列回路と放電灯の他
方の予熱電極とを介して流れる電流を整流する整
流回路を設けるとともに、この整流回路を共用し
て、前記直流電源から始動補助コンデンサおよび
放電抵抗の並列回路と整流回路側の予熱電極とを
介して流れる電流を整流する。この整流回路の直
流出力は前記発振回路の駆動電源として役立てら
れる。
〔作用〕
放電灯を回路より外すと、整流回路側の予熱電
極のところで回路が開放し、始動補助コンデンサ
に充電されなくなる。同時にすでに充電された始
動補助コンデンサの電荷はそれと並列の放電抵抗
を介して放電する。このため、再度放電灯を回路
に接続したときに、この始動補助コンデンサ、整
流回路側の予熱電極を介して、発振回路に十分な
駆動電力が供給され、インバータ動作が再スター
トする。
放電抵抗を流れる電流は整流回路側の予熱電極
を介して発振回路に供給される。このため、整流
回路側の予熱電極を含む放電灯全体を外すと以上
の供給はひとりでに停止するので、この放電抵抗
があつても、放電灯除去後のインバータ動作を確
実に止めることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図により説明す
る。なお、従来第2図の部品符号をそのまま引用
し、重視する説明の一部を割愛する。本実施例の
放電灯点灯装置は直流電源1,2,10と、直流
電源1,2,10の出力を受けて動作するインバ
ータ4,5等と、インバータ4,5等の出力を受
けて点灯する予熱形の放電灯80と、放電灯80
と直列に接続される点灯用バラスト素子11と、
放電灯80の非電源側端子間に該放電灯80と並
列に接続される予熱用バラスト素子12を備え、
また前記インバータ4,5等のスイツチング動作
を制御する発振回路3と、発振回路3を駆動する
駆動電源を備える。
20,21は一対のダイオードであり、一種の
整流回路を構成する。この整流回路20,21は
発振回路3の駆動電源として機能する。整流回路
20,21の直流出力はコンデンサ13で平滑さ
れ、発振回路3にその駆動電力として供給され
る。コンデンサ13は整流回路20,21から発
振回路3に流れる直流電源の過不足を緩和するよ
うに作用する。
インバータ4,5等が動作すると、点灯用バラ
スト素子11と、放電灯80の一方の予熱電極8
0Aと、予熱用バラスト素子12および放電灯8
0の並列回路と、放電灯80の他方の予熱電極8
0Bとを介して電流が流れる。整流回路20,2
1はこの電流を整流し、駆動電源としての直流出
力を得る。
40は始動補助コンデンサ、50は始動補助コ
ンデンサ40に並列接続された放電抵抗である。
交流電源1が投入され、直流電源1,2,10が
作動すると、直流電源1,2,10から、始動補
助コンデンサ40および放電抵抗50の並列回路
と、ダイオード30と、整流回路20,21側の
予熱電極80Bとを介して電流が流れる。前記整
流回路20,21はこの電流を整流する役目も兼
ねる。前記の整流回路20,21側の予熱電極と
は、一対の80A,80Bのうちの、配線接続が
整流回路20,21により近い方の80Bのこと
である。
第1図の実施例装置についてもう少し細かく説
明する。点灯用バラスト素子11、予熱用バラス
ト素子12はともにコンデンサである。回路構成
上は、出力トランス5の一方の巻線端はトランジ
スタ4のコレクタに接続される。出力トランス5
のもう一方の巻線端は点灯用バラスト素子11を
介して放電灯80の一方の予熱電極80Aに接続
される。また、もう一方の予熱電極80Bは整流
回路20,21を構成するダイオード20のカソ
ードとダイオード21のアノードの接続点に連結
される。ダイオード20のアノードは全波整流器
2の出力端子に接続され、ダイオード21のカソ
ードはコンデンサ13を介して全波整流器2の出
力端子に接続される。発振回路3はダイオード2
1のカソード側の整流出力を駆動電源とする。発
振回路3の出力信号はトランジスタ4のベースに
入力される。トランジスタ4のエミツタは全波整
流器2の出力端子に接続される。始動補助コンデ
ンサ40の一端は全波整流器2の出力端子に接続
され、他端はダイオード30を介して放電灯80
の予熱電極80Bの非電源側端子に接続される。
次に第1図の実施例装置の動作について説明す
る。まず、交流電源1が投入されると、全波整流
器2により整流された電流は、平滑用コンデンサ
10を充電する。同時に始動補助コンデンサ4
0、ダイオード30、整流回路20,21側の予
熱電極80B、そして整流回路20,21のダイ
オード21を介してコンデンサ13を充電する。
コンデンサ13の両端電圧が発振回路3の動作電
圧まで上昇すると、発振回路3は発振を開始しト
ランジスタ4を動作させる。
トランジスタ4が動作すると出力トランス5に
電流が供給され、インバータ動作がスタートし高
周波電圧を出力する。これにともない、点灯用バ
ラスト素子11、放電灯80の一方の予熱電極8
0A、予熱用バラスト素子12、放電灯80の他
方の予熱電極80B、整流回路20,21に電流
が流れる。この電流は整流回路20,21で整流
され、その整流出力でコンデンサ13を充電す
る。以上の電流が流れることにより放電灯80の
予熱電極80A,80Bは予熱されるとともに、
発振回路3には安定に動作するのに十分な電力が
供給される。
放電灯80の予熱電極80A,80Bが予熱さ
れると、放電灯80の両端には予熱用バラスト素
子12の両端に発生する電圧が印加されるため、
予熱電極80A,80Bが十分熱せられたのち放
電灯80は点灯する。放電灯80が点灯すると、
放電灯80に電流が流れるが、この電流も整流回
路20,21で整流される。したがつて、整流回
路20,21から発振回路3へ供給される駆動電
力が増し、安定した発振を持続する。
ここで放電灯80を回路から外すと、整流回路
20,21側の予熱電極80Bのところで回路が
開き、整流回路20,21への入力が停止する。
このため、駆動電源とし作用しないので発振回路
3の動作も停止する。同時に、インバータ4,5
等の動作も停止する。一方、予熱電極80Bのと
ころで回路が開くので、始動補助コンデンサ40
に対する充電も停止する。また、すでに始動補助
コンデンサ40に充電されている電荷は放電抵抗
50を介して放電する。したがつて、再度放電灯
80を回路に接続すると、発振回路3への始動に
必要な駆動電力が始動補助コンデンサ10を介し
て供給されるので、前述した過程を経て再び点灯
する。
始動補助コンデンサ40と直列のダイオード3
0は始動補助コンデンサ40の回路に放電灯80
側より逆向きの電流が流れ込まないようにするた
めのものである。このダイオード30は発振回路
3の発振周期に見合つた高速用のものである。ダ
イオード30がなくとも、放電灯80の除外時の
動作停止、放電灯80再接続時の再動作には影響
ないが、この場合には始動補助コンデンサ40を
交流用の、しかも直流電源1,2,10電圧より
も高い高耐圧用のものとすることが必要となる。
整流回路20,21は半波整流形のものであ
る。全波整流形のものでなくとも、駆動電源とし
て十分に機能する。整流回路20,21を構成す
る一対のダイオード20,21のうちの20は、
予熱電極80Bの方へ流れる電流の通過を許容す
る。したがつて、整流回路20,21全体は交流
特性を持つ。
すでに明らかなように、従来のものとの主たる
違いは、始動補助コンデンサ40の充電電流を整
流回路20,21側の予熱電極80Bを介して供
給するように工夫し、この始動補助コンデンサ4
0と並列に放電抵抗50を接続したことである。
この放電抵抗50ほ経由する電流は無視しがたい
が、放電灯80を除外し、予熱電極80Bのとこ
ろを開路すればその通電が停止するので、不所望
なインバータ動作の持続にはまつたく寄与しな
い。このため、本考案実施上は放電抵抗50を十
分に小さくすることも許されるが、その程度は抵
抗損失の点も考慮して定めることが望ましい。
〔考案の効果〕
本考案においては、放電灯の予熱電極を介して
発振回路の始動に必要な駆動電力を供給する。こ
のため、放電灯除去時にインバータ動作を止め、
かつその再接続時に確実に再動作させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の開路図、第2図は従来装
置の回路図である。 1……交流電源、2……全波整流器、3……発
振回路、4……トランジスタ、5……出力トラン
ス、11……点灯用バラスト素子、12……予熱
用バラスト素子、40……始動補助コンデンサ、
50……放電抵抗、80……放電灯、80Aおよ
び80B……予熱電極。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 直流電源と、該直流電源の出力を受けて動作す
    るインバータと、該インバータの出力を受けて点
    灯する予熱形の放電灯と、該放電灯と直列に接続
    される点灯用バラスト素子と、前記放電灯の非電
    源側端子間に該放電灯と並列に接続される予熱用
    バラスト素子を備え、また前記インバータのスイ
    ツチング動作を制御する発振回路を備えた放電灯
    点灯装置において、 前記点灯用バラスト素子と、前記放電灯の一方
    の予熱電極と、前記予熱用バラスト素子および前
    記放電灯の並列回路と、前記放電灯の他方の予熱
    電極とを介して流れる電流を整流する整流回路を
    設け、 前記直流電源から、始動補助コンデンサおよび
    放電抵抗の並列回路と、前記整流回路側の前記予
    熱電極とを介して流れる電流を前記整流回路を共
    用して整流し、 前記整流回路の直流出力を前記発振回路の駆動
    電源としたことを特徴とする放電灯点灯装置。
JP5344386U 1986-04-11 1986-04-11 Expired JPH0419758Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5344386U JPH0419758Y2 (ja) 1986-04-11 1986-04-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5344386U JPH0419758Y2 (ja) 1986-04-11 1986-04-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62165699U JPS62165699U (ja) 1987-10-21
JPH0419758Y2 true JPH0419758Y2 (ja) 1992-05-06

Family

ID=30879508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5344386U Expired JPH0419758Y2 (ja) 1986-04-11 1986-04-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0419758Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0751759Y2 (ja) * 1988-12-05 1995-11-22 三菱電機株式会社 放電灯点灯装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62165699U (ja) 1987-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4700287A (en) Dual-mode inverter power supply
JPH07105272B2 (ja) 他励式インバータ形放電灯点灯装置
JPH0419758Y2 (ja)
JP2744009B2 (ja) 電力変換装置
JPH0545037Y2 (ja)
JP2903518B2 (ja) 放電灯点灯装置
JPS6338717Y2 (ja)
JPS6144399Y2 (ja)
JPH043553Y2 (ja)
JP3511661B2 (ja) 低電圧電球用電源装置
JPH0535600Y2 (ja)
JPH048918B2 (ja)
JP3050256B2 (ja) 放電灯点灯装置
KR900002210B1 (ko) 형광등 점등회로
JP3484843B2 (ja) インバータ装置
JPH1127953A (ja) 電源装置、放電灯点灯装置および照明装置
JPH02202374A (ja) 高周波発生装置
JPS629680Y2 (ja)
JP2569794B2 (ja) インバータ装置
JPH10199691A (ja) 放電灯点灯装置
JP2000102264A (ja) 電源装置
JPS5949196A (ja) 放電灯点灯装置
JPH0752679B2 (ja) 放電灯点灯装置
JPS63245280A (ja) 電源装置
JPS58198897A (ja) 非常灯装置