JPH0545037Y2 - - Google Patents

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JPH0545037Y2
JPH0545037Y2 JP19196787U JP19196787U JPH0545037Y2 JP H0545037 Y2 JPH0545037 Y2 JP H0545037Y2 JP 19196787 U JP19196787 U JP 19196787U JP 19196787 U JP19196787 U JP 19196787U JP H0545037 Y2 JPH0545037 Y2 JP H0545037Y2
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switch
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capacitor
transistor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、トランジスタインバーターによる
高周波電圧で放電ランプを点灯させる放電ランプ
点灯装置にかかわり、とくに放電ランプの電極予
熱に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図に示したものは、この考案者が先に実願
昭62−4130号として提案した放電ランプ点灯装置
に用いる回路と主要な部分が共通した回路図であ
る。この第2図において、1は直流電源、2は直
流電源1の直流電圧を高周波電圧ら変換する負荷
電流帰還形の一石式トランジスタインバーター、
3は電極3a,3bを有する放電ランプ、4は放
電ランプ3のランプ電流を制限するバラストチヨ
ーク、5は放電ランプ3の両端に接続された始動
コンデンサである。また、24は直流電源1を
ON,OFFする電源スイツチである。
つぎに、トランジスタインバーター2の回路構
成を説明する。6はスイツチングを行う主トラン
ジスタでエミツタが直流電源1の負極に接続さ
れ、また電源スイツチ24の一端とコレクタ間に
は出力トランス7と共振コンデンサ8とが並列接
続されている。9は負荷回路に挿入された電流変
成器(以下、CTと略記する)である。また、コ
ンデンサ10がトランジスタ11とダイオード1
2の逆並列接続回路を介してコンデンサ13と並
列に接続され、この並列回路がCT9の二次巻線
9bと直列接続されている。トランジスタ11は
抵抗14、第2コンデンサ15、定電圧ダイオー
ド16で構成される電極予熱タイマー回路17で
ドライブされる。一方、18は抵抗19,20、
第1コンデンサ21で構成される発振起動タイマ
ー回路である。また、ダイオード22と抵抗23
の直列回路が主トランジスタ6のベース・エミツ
タ間に接続されている。
このように構成された放電ランプ点灯装置は、
まず電源スイツチ24を投入すると直流電源1か
ら抵抗10と第1コンデンサ21を介して主トラ
ンジスタ6にベース電流が供給され主トランジス
タ6がオンに移行する。これによる主トランジス
タ6を介して出力トランス7あるいは負荷回路
(バラストチヨーク4と電極3a,3bと始動コ
ンデンサ5の直列回路)に電流が流れ、この負荷
電流がCT9を介して主トランジスタ6の入力に
正帰還され、コンデンサ13が充電されながら、
主トランジスタ6はオン状態を保つ。そしてこの
振動性のベース電流が逆方向に流れるようにな
り、主トランジスタ6のジヤンクシヨンの蓄積電
荷が消去されると主トランジスタ6は急速にター
ンオンする。その後は出力トランス7と共振コン
デンサ8で構成されるタンク回路に貯えられた電
気エネルギーが共振し、上記負荷回路に共振電流
が流れる。この負荷電流がCT9を介してダイオ
ード22を流れトランジスタ6がオフ状態を保
つ。そして、振動性の負荷電流によつて再びCT
9の二次巻線9bに主にトランジスタ6への正帰
還電流が流れるようになり、主トランジスタ6が
ターンオンして上記の動作を繰り返し、たとえば
20〜50KHz程度の高周波で主トランジスタ6はス
イツチングを行う。このとき、トランジスタ11
はOFFしており、トランジスタインバーター2
の発振周波数をバラストチヨーク4と始動コンデ
ンサ5の直列共振による始動コンデンサ5の端子
電圧が抑制されるように設定してあるので、放電
ランプ3は始動せず、電極3a,3bに予熱電流
が流れる。
一方、電源スイツチ24投入時点から直流電源
1より抵抗17を介して第2コンデンサ15が充
電されており、この電圧が定電圧ダイオード16
のツエナー電圧に達するとトランジスタ11がオ
ンし、コンデンサ10がコンデンサ13と並列に
接続される。これによつて、トランジスタインバ
ーター2の発振周波数が上記直列共振による始動
コンデンサ5の端子電圧が上昇するように変化
し、放電ランプ3が始動する。放電ランプ3が点
灯した後は始動コンデンサ5と並列に放電ランプ
3のインピーダンスが接続された形となり、これ
を負荷回路として上述したのと同様にトランジス
タインバーター2が発振動作を継続し、放電ラン
プ3にバラストチヨーク4で制限される高周波電
流が流れる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来装置において、商用交流電源電圧を整
流、平滑した電源を直流電源とし、また商用交流
電源をON,OFFするスイツチを電源スイツチと
した放電ランプ点灯装置を搭載した、たとえば
27w蛍光灯スタンドのような場合、上記電源スイ
ツチに印加される電圧はAC100V、流れる電流は
0.45A程度となり、したがつて電源スイツチの電
圧、電流容量の定格値が大きいものが必要とな
り、とくにトライアツクなどの半導体素子を用い
る場合は電源スイツチが高価なものになる問題点
があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案にかかわる放電ランプ点灯装置は、直
流電源を投入したままでもトランジスタインバー
ターの発振を停止および開始させる第1スイツチ
と、トランジスタインバーターの発振開始と同時
に上記電極予熱タイマー回路を動作させる第2ス
イツチを備えたものである。
〔作用〕
この考案においては、上述の従来装置を搭載し
た蛍光灯スタンドを例にすれば、トランジスタイ
ンバーターの発振開始と放電ランプの電極予熱お
よびトランジスタインバーターの発振停止を行わ
せるスイツチに印加される電圧を1/10程度、そし
て流れる電流を1/100程度に小さくできるため、
電圧、電流定格値の小さなスイツチを用いること
ができる。
〔実施例〕 第1図は、この考案の実施例を示す放電ランプ
点灯装置の回路図である。
図において、25は抵抗20と並列に接続され
た第1スイツチ、26は第2コンデンサ15と並
列に接続された第2スイツチで、その他は従来装
置と同様であるため対応する部分に同一符号を付
して説明を省略する。
つぎに、回路動作を説明する。まず、第1スイ
ツチ25、第2スイツチ26がともにOFFして
いる状態から説明すると、直流電源1の直流電圧
が常時トランジスタインバーター2に印加されて
いるので、第2図に示した従来装置と同様の回路
動作により放電ランプ3が点灯している。つぎ
に、第1スイツチ25をONすると、主トランジ
スタ6のベースに接続されている側を負電位とし
て第1コンデンサ21に蓄えられている充電電荷
が、第1コンデンサ21→第1スイツチ25→主
トランジスタ6のエミツタ→主トランジスタ6の
ベース→第1コンデンサ21の閉回路あるいは第
1コンデンサ21→第1スイツチ25→抵抗23
→ダイオード22→第1コンデンサ21の閉回路
で放電され一旦トランジスタインバーター2の発
振が停止する。そして、第1スイツチがONして
いるため、直流電源1から抵抗19を介して主ト
ランジスタ6にベース電流が供給されないため、
再びトランジスタインバーター2は発振起動でき
ず、発振停止状態を継続し、放電ランプ3は消灯
する。一方、第2スイツチ26は第1スイツチ2
5のONと同時、あるいはその後でONし、第2
コンデンサ15の充電電荷を放電させる。
つぎに、第1スイツチ25と第2スイツチ26
を同時にOFFすると、第2図の従来装置におけ
る電源スイツチ24を投入したときと全く同様
に、発振起動タイマー回路18によつてトランジ
スタインバーター2が発振し、電極予熱タイマー
回路17によつて放電ランプ3が電極3a,3b
が予熱された後点灯する。
この実施例において、直流電源1を100Vの商
用交流電源電圧を整流、平滑した電源とした場
合、第1スイツチ25および第2スイツチ26に
印加される電圧はDC10V程度、流れる電流は
5mA程度と小さく設計できる。
なお、上記第1スイツチ25、第に2スイツチ
26は、2つの接点を有する1つのマニユアルス
イツチでもよいし、あるいはトランジスタなどの
半導体素子でもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、従来装置と
同様に放電ランプのコールドスタートを防止でき
る性能を有しながら、トランジスタインバーター
の発振開始と放電ランプの電極予熱および発振停
止させるスイツチとして従来装置と比較して安価
なものを用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例による放電ランプ点
灯装置の回路図、第2図はこの考案が先に提案し
たものと主要な部分が共通した放電ランプ点灯装
置の回路図である。 図において、1は直流電源、2はトランジスタ
インバーター、3は放電ランプ、6は主トランジ
スタ、15は第2コンデンサ、17は電極予熱タ
イマー回路、18は発振起動タイマー回路、21
は第1コンデンサ、24は電源スイツチ、25は
第1スイツチ、26は第2スイツチである。な
お、各図中同一符号は同一または相当部分を示
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 直流電圧をトランジスタインバーターによつ
    て高周波電圧に変換し、放電ランプを点灯させ
    る放電ランプ点灯装置において、 上記トランジスタインバーターが、直流電源
    からスイツチング動作を行う主トランジスタ
    に、第1コンデンサを介して一定時間ベース電
    流を供給する発振起動タイマー回路と、 直流電源からの電流供給によつて動作し、一
    定時間放電ランプの端子電圧を抑制する電極予
    熱タイマー回路と、 上記発振起動タイマー回路内で、上記第1コ
    ンデンサを放電させ、この放電電流によつて一
    定時間主トランジスタをOFFさせ、これと同
    時に上記発振起動タイマー回路を不動作にさせ
    る経路に設けられた第1スイツチと、 上記電極予熱タイマー回路内で、この電極予
    熱タイマー回路をリセツトし、これと同時に電
    極予熱タイマー回路を不動作にさせる経路に設
    けられた第2スイツチとを備え、 上記第1スイツチと第2スイツチを同時に操
    作し、上記発振起動タイマー回路を再動作させ
    ると同時に上記電極予熱タイマー回路を再動作
    させることを特徴とする放電ランプ点灯装置。 (2) 電極予熱タイマー回路が、直流電源から充電
    される第2コンデンサを有し、この第2コンデ
    ンサと並列に第2スイツチを接続したことを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    放電ランプ点灯装置。
JP19196787U 1987-12-17 1987-12-17 Expired - Lifetime JPH0545037Y2 (ja)

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JPH0196698U JPH0196698U (ja) 1989-06-27
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