JPH04140072A - 電源装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は螢光灯点灯用の電源装置に関する。

［従来の技術］ 螢光灯点灯装置のインバータの直流入力電源として、商
用交流電圧の整流出力端子間に２個の直列コンデンサに
より直列充電し並列放電するようにしたショットニー回
路を接続した回路において、突入電流を低減するために
、電源スイツチ投入時にコンデンサに直列に突入電流防
止用インピーダンスの抵抗を接続し、一定時間経過後に
スイッチ素子によりこの抵抗を短絡するようにした電源
装置が知られている。

このような従来の電源装置は第２図示のように、商用交
流電源の整流器Ｄ１とこれに並列のコンデンサＣ１の出
力端子間に、コンデンサＣ２、ダイオードＤ２、コンデ
ンサＣ３、突入電流防止抵抗Ｒ１、Ｒ２の直列充電回路
を接続するとともにこの２個のコンデンサＣ２、Ｃ３の
並列放電回路を形成するダイオードＤ３、Ｄ４、Ｄ５を
接続し、前記突入電流防止抵抗Ｒ２を一定時間後に短絡
するスイッチ素子としてＳＣＲをこの抵抗Ｒ２に並列に
接続し、そのゲート回路に、前記整流後の直流電圧を分
圧する抵抗Ｒ３、コンデンサＣ４の直列分圧回路とこの
コンデンサＣ４の放電抵抗Ｒ４を接続し、電源スイツチ
投入時には、抵抗Ｒ１、Ｒ２によりコンデンサＣ２、Ｃ
３の突入電流を低減し、前記コンデンサＣ４の充電時間
経過後の電圧によりＳＣＲをトソガしターンオンさせて
前記突入電流防止抵抗Ｒ２を短絡して除き、直流電源出
力をインバータ回ＦＮＩＡに供給するようにしている。

また、前記の突入電流防止用インピーダンスを一定時間
後に短絡するスイッチ素子の制御回路用電源を螢光灯点
灯回路のバラスト巻線により供給するようにした電源回
路を本出願人はさきに開発した（特願平１−２５５８０
８）。

［発明が解決しようとする課題］ 前記のようなＳＣＨのゲート回路に抵抗Ｒ３、コンデン
サＣ４による分圧回路を接続した回路では、コンデンサ
Ｃ４の充電時間を短くするためには抵抗Ｒ３に高電力用
の抵抗か必要となり、またインバータが発振しない場合
の保護としてヒユーズ内臓の抵抗が必要となり高価にな
るという問題点がある。

また、前記のように制御回路の電源をバラスト巻線によ
り供給する回路では、インバータの発振が開始するまで
電圧か発生しないという問題点がある。

本発明は、前記の問題点を改善した安価な補助電源装置
を提供することを目的とするものである。

［課題を解決するための手段］ 前記の目的を達成するために、本発明の電源装置は、交
流電圧を整流する整流装置と、前記整流装置の出力端子
間に設けられたショットニー回路と、＠源投入後一定時
間前記シヨツトニー回路に直列に接続される突入電流防
止インピーダンス回路と、前記インピータンスを源投入
後一定時間後にショットニー回路の接続から外すスイッ
チ素子と、インバータ部と、前記突入電流防止インピー
ダンス回路に接続され、その突入電流を利用して充電さ
れ前記インバータ部の制御回路に電圧を供給するコンデ
ンサとにより電源装置を構成したものである。

１作用コ ショットニー回路に直列の突入電流防止インピーダンス
は、電源投入後一定時間たけ挿入されて電源投入時の突
入電流を防止する。

源投入後一定時間経過すると、インバータ部の発振開始
によりスイッチ素子が働いてショットニー回路と接続し
ている突入電流防止インピーダンスが外され、定常時の
突入電流防止インピーダンスによる損失が低減される。

制御回路に電圧を供給するコンデンサは、突入電流防止
インピーダンス回路を流れる電流により充電されてその
充電電圧が制御回路用の補助電源となる。これによりイ
ンバータ部の発振が開始するまでの間はインバータ出方
電圧が発生しなくても突入電流を利用して制御回路の補
助電源が構成される。

またこの制御回路によりインバータ部のスイッチングト
ランジスタによる発振が開始される。

［実施例コ 以下本発明の実施例を第１図により説明する。

同図示のように、商用交流電源ＡＣの整流器Ｄ１とこれ
に並列のコンデンサＣ１の直流出力端子間に、その直流
出力電圧で充電されるコンデンサｃ２、ダイオード０２
、コンデンサＣ３、抵抗旧、ＳＣＲの直列回路を接続し
、このコンデンサｃ２、ダイオ−）ｅＤ２４：：逆並列
にダイオードＤ３を接続し、ダイオードＤ２、コンデン
サＣ３に逆並列にダイオードＤ４を接続し、このダイオ
ードＤ４のプラス側にダイオードＤ５を同方向極性に接
続する。このコンデンサＣ２、ダイオードＤ２、コンデ
ンサＣ３、ダイオードＤ３、ダイオードＤ４、Ｄ５によ
りショットニー回路１を形成する。

前記抵抗旧とＳＣＨの接続点に一端を接続した抵抗Ｒ２
の他端にダイオードＤ６、コンデンサＣ４を直列に接続
して、このコンデンサＣ４の両端間にツェナーダイオー
ドＺＤ、制御回路２を接続する。前記の抵抗Ｒ１、Ｒ２
は前記ショットニー回路１の突入電流を防止するインピ
ーダンスとなり、ＳＣＲは電源スイツチ投入後一定時間
後にオンして前記突入電流防止インピーダンス回路から
抵抗Ｒ２を外すスイッチ素子となる。

前記ＳＣＨのゲート回路には、直列に抵抗Ｒ３、ダイオ
ードＤ７、抵抗Ｒ４を直列に接続するとともに、抵抗Ｒ
３とダイオードＤ７の接続点にゲートトリガ用のコンデ
ンサＣ５を接続し、ゲートとＳＣＲＣフカソード間抗Ｒ
５を接続する。

点線枠３内はインバータ部であり、Ｑｌ、Ｃ２は前記制
御回路２により交互にオンオフ制御されるスイッチング
トランジスタ、Ｃ６、Ｃ７とＬｌ、し２、Ｌ３はこのス
イッチングトランジスタＱ１、Ｃ２の出力回路に接続さ
れたコンデンサとインダクタ、Ｃ８はＬ３に並列のコン
デンサである。前記インバータ部の２次巻線は前記ＳＣ
Ｈのゲート回路に接続し、また制御口ＭＢとツェナーダ
イオードＩＤの間に接続する。

電源スィッチが投入されると交流電源ＡＣの整流器Ｄ１
と並列コンデンサＣ１の直流出力によりショットニー回
路１の直列のコンデンサＣ２、Ｃ３が充電され、その放
電は、コンデンサＣ２はダイオードＤ５、Ｄ４、Ｃ２で
放電し、コンデンサＣ３はダイオードＤ５、Ｃ３、Ｄ３
で放電するが、電源スイツチ投入直後のショットニー回
路１のコンデンサ充電時に流れる突入電流はまだＳＣＲ
がオンしていないので抵抗Ｒ１、Ｒ２の突入電流防止イ
ンピーダンス回路を流れて突入電流が低減される。

この突入電流防止インピーダンス回路の抵抗Ｒ２を流れ
る電流はコンデンサＣ４を充電し、その充電電圧が前記
制御回路２用の補助電源となり、この制御口＃１２によ
りスイッチングトランジスタＱ１、Ｃ２の発振が開始さ
れる。

このようにして、インバータの発振が開始するまでの間
はインバータ出力電圧が発生しなくても前記突入電流を
利用して制御回路２の補助電源が構成される。

このスイッチングトランジスタＱ１、Ｃ２の始動により
インダクタＬ２の２次巻線からの出力がＳＣＨのゲート
回路のコンデンサＣ５を充電し、一定時間経過するとそ
の上昇充電電圧でトリガされてＳＣＲかターンオンし、
前記突入を流防止回路から抵抗Ｒ２を外す。これにより
定常では突入電流防止インピーダンスによる損失が低減
されることになる。

Ｅ発明の効果コ 前記のように本発明は、電源投入時の突入電流か防止さ
れるとともに、定常時の突入電流防止インピーダンスに
よる損失が低減され、インバータ部の出力電圧が発生し
なく−（も突入電流を利用し゛Ｃ制御回路の補助電源を
構成することができ、発４　。

振が開始しなくても大電流が流りないので特別の保護回
路が必要とならず、突入電流防止回路は時定数が不要と
なるものである。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の１実施例を示す図、第２図は従来例を
示す図である。 Ｄｌ、交流電圧整流装置 Ｒ１、Ｒ２，突入電流防止インピーダンス回路ＳＣＲ、
スイッチ素子 １；ショットニー回路 ２；制御回路 ３；インバータ部 Ｃ４；コンデンサ 特許出願人　東芝ライチック株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 交流電圧を整流する整流装置と、前記整流装置の出力端
   子間に設けられたショットニー回路と、電源投入後一定
   時間前記ショットニー回路に直列に接続される突入電流
   防止インピーダンス回路と、前記インピーダンスを電源
   投入後一定時間後にショットニー回路との接続から外す
   スイッチ素子と、インバータ部と、前記突入電流防止イ
   ンピーダンス回路に接続され前記インバータ部の制御回
   路に電圧を供給するコンデンサとを具備することを特徴
   とする電源装置。