JPH0535600Y2 - - Google Patents

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JPH0535600Y2
JPH0535600Y2 JP1984040853U JP4085384U JPH0535600Y2 JP H0535600 Y2 JPH0535600 Y2 JP H0535600Y2 JP 1984040853 U JP1984040853 U JP 1984040853U JP 4085384 U JP4085384 U JP 4085384U JP H0535600 Y2 JPH0535600 Y2 JP H0535600Y2
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JP
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discharge lamp
filament
winding
main winding
secondary main
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は放電灯の点灯装置に関し、特に、イン
バータにより発生させた高周波電力により放電灯
を点灯させる装置に関する。
放電灯を点灯させる場合、電源投入後フイラメ
ントが充分熱せられないうちに放電することを繰
返すと放電灯を著しく損傷するという問題があ
る。
そこで、本出願人は、上述のような問題を解消
した放電灯の点灯装置を案出し、既に出願してい
る(実開昭58−106900号および実開昭58−173198
号の各公報参照)。この装置は、放電灯の放電電
極に接続される発振トランスの二次側回路が、二
次主捲線と、この二次主捲線に逆位相に接続され
た補助捲線と、この補助捲線に直列接続されたイ
ンピーダンスと、電源投入後所定の時間が経過し
た後に補助捲線とインピーダンスとの直列回路を
バイパスするスイツチング素子とから構成され、
電源投入後所定の時間が経過するまで放電灯の放
電電極間に、二次主捲線に発生する電圧と補助捲
線に発生する電圧との差の電圧がかかるようにし
て、瞬間的な放電開始を防止し、この間に発振ト
ランスの二次側の一対のフイラメント用捲線から
電流を供給して両フイラメントを十分に予熱し、
その後にスイツチング素子がオンして二次主捲線
に発生する高電圧を放電灯の両フイラメント間に
印加し、放電灯を点灯するようになつている。
これらの装置は、フイラメント加熱前の放電開
始を確実に防止できる顕著な効果を奏するもので
あるが、実用化に際しては、補助捲線を必要とす
ることから材料費および工数を要してコスト高と
なり、且つ装置全体が大型化する問題を残してい
る。
本考案の目的は、安価で小型化できる構成で、
フイラメント加熱前の早期放電開始を確実に防止
できる放電灯の点灯装置を提供することにある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に1灯用点灯装置の回路図を示す。
インバータ1は例えばトランジスタ式プツシユ
プル発振回路であつて、商用交流電源2を全波整
流器3により整流した脈流が入力され、発振トラ
ンス4の一次側に捲回された一次捲線5と帰還捲
線6を有している。発振トランス4の二次側に
は、放電灯7の電極間に電圧を印加するための二
次主捲線8、放電灯7のフイラメント9,10を
加熱するためのフイラメント用捲線11,12、
及びサイリスタの点弧信号を得るための点弧用捲
線13が捲回され、二次主捲線8に中間タツプ1
4が導出されている。
放電灯7の放電電極をなすフイラメント9,1
0の各両端はそれぞれ個々のフイラメント用捲線
11,12に接続され、一方のフイラメント9の
一端15は二次主捲線8の一端に直接接続され、
他方のフイラメント10の一端16は、両方向ス
イツチング回路17を介して二次主捲線8の他端
に接続されるとともに、インピーダンス18を介
して二次主捲線8の中間タツプ14に接続されて
いる。両方向スイツチング回路17はこの実施例
において4個のダイオードD1,D2,D3,D4より
成るブリツジ回路とその正極と負極の間に接続さ
れたサイリスタSにより構成されている。この回
路に代えて、例えば両方向性サイリスタ、又は単
方向性サイリスタの正逆並列接続などを用いるこ
ともできる。インピーダンス18は、二次主捲線
8の電流を抑制するために設けられているもので
ある。
点弧用捲線13には、半波整流用ダイオード1
9、抵抗とコンデンサよりなる積分回路20が接
続され積分回路20の出力、すなわちコンデンサ
Cの両端がサイリスタSのゲートカソード間に接
続されている。
次に作用を説明する。
スイツチ21がオンになるとインバータ1は直
ちに作動を開始し、発振トランス4の各捲線には
所定の電圧が発生するが、積分回路20のコンデ
ンサCの端子電圧はその時定数に相当する時間が
経過するまでサイリスタSは点弧せずオフ状態に
保たれる。その間において各フイラメント9,1
0は各フイラメント用捲線11,12から電流を
供給されて予熱されているとともに、放電灯7の
両フイラメント間には放電灯が瞬時放電しないよ
うに中間タツプから低い電圧が印加されているの
でフイラメントの加熱途中で放電灯が点灯するこ
とはない。積分回路20の時定数に相当する時間
が経過すると、サイリスタSが点弧されてスイツ
チング回路17はオン状態になる。このときはフ
イラメント9,10は充分加熱されている。スイ
ツチング回路17のオンにより二次主捲線8の全
電圧が放電灯7の両電極間に印加され、放電灯7
は点灯し、放電が維持される。
第2図に2灯用点灯装置に本考案を実施した実
施例を示す。第1図実施例と同一部分については
同一参照番号を付してそれを表わし、1灯用回路
と対応する2灯用回路の各部には同一番号に添字
Aを付してそれを表わしている。
発振トランス4と並列に第2の発振トランス4
Aが設けられ、この発振トランス4Aの一次側に
は第2の一次捲線5Aが捲回されて第1の発振ト
ランス4の一次捲線5と並列接続され、その二次
側には第2のフイラメント用捲線11Aと第2の
二次主捲線8Aが捲回され、その一端は第2のフ
イラメント用捲線11Aの一端に接続され、主捲
線8Aの他端Cは第1の二次主捲線8の他端Cに
接続され、放電灯7Aの他方のフイラメント10
Aは第1の放電灯7の他方のフイラメント10の
端子a,bに並列接続されている。
この実施例において、電源投入後サイリスタS
が未だオフ状態の間は、第1の放電灯7には中間
タツプ14の出力である低い電圧が印加され、同
時に、第2の放電灯7Aには第2の二次主捲線8
A,接続回路C、第1の二次主捲線8の一部、中
間タツプ14、インピーダンス18を通る回路が
形成され、放電灯が瞬時放電しないように中間タ
ツプからの低い電圧が印加される。やがて積分回
路20の時定数に相当する時間が経過してサイリ
スタSが点弧すると、フイラメントの一端a点と
二次主捲線8,8Aの相互接続点C点の間が短絡
され、二次主捲線8,8Aの出力電圧がそのまま
放電灯7,7Aの両電極間にそれぞれ印加され
る。
3灯以上の場合についても、2灯用と同様に実
施することができる。
また、本考案のサイリスタ点弧用電源は、発振
トランス4の二次側にサイリスタ点弧用捲線13
を設けるほか例えば発振トランスの一次側、その
他電源投入後直ちに作動する電源回路から取り出
すことができる。
以上のように本考案の放電灯の点灯装置による
と、発振トランスの二次主捲線に対し逆位相に接
続する補助捲線を用いることなく、二次主捲線に
中間タツプを導出する安価で小型化された構成に
より、電源投入後の所定時間において両フイラメ
ント間の印加電圧を低くして瞬時放電を確実に防
止するとともに、その間において両フイラメント
用捲線から電流供給して両フイラメントを十分に
予熱できるので、放電灯の寿命の伸長を図ること
ができる。また、スイツチング回路のスイツチン
グ素子は耐電性の低いものでよいので、この点か
らもコストを更に低減化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図は本考案の他の実施例を示す回路図である。 1……インバータの電子回路部分、2……交流
電源、3……全波整流器、4,4A……発振トラ
ンス、5,5A……発振トランスの一次捲線、6
……発振トランスのフイードバツク捲線、7,7
A……放電灯、8,8A……発振トランスの二次
主捲線、9,9A……放電灯のフイラメント、1
0,10A……放電灯のフイラメント、11,1
1A,12……発振トランスのフイラメント用捲
線、13……サイリスタ点弧用捲線、14……中
間タツプ、17……両方向スイツチング回路、1
8……インピーダンス、19……ダイオード、2
0……積分回路(計時切換回路)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電源を整流した電源により作動するインバ
    ータの発振トランスの二次側にラピツドスタート
    形蛍光放電灯を接続してなる装置において、上記
    発振トランスの二次側に、放電灯の一対のフイラ
    メントの各々の両端にそれぞれ接続された一対の
    予熱用のフイラメント用捲線と、上記両フイラメ
    ント間に電圧を印加するための二次主捲線とを備
    え、この二次主捲線の一端を一方の上記フイラメ
    ントの一端に接続し、且つ該二次主捲線の他端を
    スイツチング回路を介して他方の上記フイラメン
    トの一端に接続するとともに、該二次主捲線おけ
    る一端との間に放電灯の放電開始電圧より低い電
    圧が発生する個所から中間タツプを導出し、この
    中間タツプを、捲線の電流抑制用インピーダンス
    を介して上記他方のフイラメントの一端に接続
    し、電源投入時からフイラメントの予熱に要する
    所定時間の経過後に上記スイツチング回路をオン
    状態とする計時切換回路を備えたことを特徴とす
    る放電灯の点灯装置。
JP4085384U 1984-03-21 1984-03-21 放電灯の点灯装置 Granted JPS60152298U (ja)

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JP4085384U JPS60152298U (ja) 1984-03-21 1984-03-21 放電灯の点灯装置

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JPS60152298U JPS60152298U (ja) 1985-10-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58106900U (ja) * 1982-01-16 1983-07-20 株式会社共進電機製作所 放電灯の点灯装置
JPS58173198U (ja) * 1982-05-14 1983-11-19 株式会社共進電機製作所 放電灯の点灯装置

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JPS60152298U (ja) 1985-10-09

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