JP2885962B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2885962B2
JP2885962B2 JP3125874A JP12587491A JP2885962B2 JP 2885962 B2 JP2885962 B2 JP 2885962B2 JP 3125874 A JP3125874 A JP 3125874A JP 12587491 A JP12587491 A JP 12587491A JP 2885962 B2 JP2885962 B2 JP 2885962B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トランジスタインバ
ータで変換した高周波電圧により放電ランプを点灯させ
る放電灯点灯装置に係り、特に放電ランプの点灯,消灯
を制御する半導体信号スイッチを備えた放電灯点灯装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トランジスタインバータを備えた
放電灯点灯装置として、例えば実開昭63−17419
8号公報に示されているようなものが知られている、ま
た、図4に示すような回路構成の放電灯点灯装置が本発
明者により先に提案されている。図4はその予熱回路を
省略した回路を示すもので、図中1は直流電源、2は直
流電源1からの直流電源電圧を高周波電圧に変換する負
荷電流帰還形の一石式トランジスタインバータ、3はそ
の高周波電圧により点灯する放電ランプ、3a,3bは
その電極、4は放電ランプ3のランプ電流を制御するバ
ラストチョーク、5は放電ランプ3の両端に接続された
始動コンデンサ、31は直流電源1の電源スイッチであ
る。
【0003】また、上記トランジスタインバータ2中、
6は直流電源1のスイッチング制御行う主トランジスタ
で、高周波でスイッチングし、エミッタが直流電源1の
負極に接続され、また直流電源1の正極とこの主トラン
ジスタ6のコレクタとの間には出力トランス7と共振コ
ンデンサ8が並列に接続されている。9は負荷回路に挿
入された電流変成器(以下CTと略記する)で、一次巻
線9aがバラストチョーク4と直列に接続されている。
そして、コンデンサ13がCT9の二次巻線9bと直列
に接続されている。一方、18は抵抗19,20、およ
び起動コンデンサ21で構成された発振起動タイマ回路
で、上記主トランジスタ6に起動コンデンサ21を介し
て一定時間ベース電流を供給する。25は信号スイッチ
で、制御トランジスタ27と、この制御トランジスタ2
7にこの制御トランジスタ27のコレクタ電流と同一方
向に順方向電流が流れるように直列接続した阻止ダイオ
ード30と、制御トランジスタ27の入力側に接続され
た信号回路29で構成されている。また、ダイオード2
2と抵抗23の直列回路が主トランジスタ6のベース・
エミッタ間に接続されている。
【0004】つぎに、上記構成の回路の動作について説
明する。まず、信号回路29により制御トランジスタ2
7がオンの場合、信号スイッチ25はオンであり、ま
た、制御トランジスタ27がオフの場合、信号スイッチ
25はオフである。そして、電源スイッチ31がオン、
信号スイッチ25がオンしている状態から説明すると、
この時信号スイッチ25がオンしているため、直流電源
1から抵抗19を介して主トランジスタ6にベース電流
が供給されず、従ってトランジスタインバータ2は発振
起動できず、発振停止状態を継続し、放電ランプ3は消
灯状態である。
【0005】つぎに、信号スイッチ25をオフすると、
直流電源1から発振起動タイマ回路18内の抵抗19と
起動コンデンサ21を介して主トランジスタ6にベース
電流が供給され、主トランジスタ6がオンに移行する。
これにより、主トランジスタ6を介して出力トランス7
あるいは負荷回路(バラストチョーク4と放電ランプ3
の電極3a,3bと始動コンデンサ5の直列回路)に電
流が流れ、この負荷電流がCT9を介して主トランジス
タ6の入力に正帰還され、コンデンサ13が充電されな
がら、主トランジスタ6はオン状態を保つ。そして、C
T9のインダクタンスとコンデンサ13のLC共振によ
り振動性のベース電流が逆方向に流れるようになり、主
トランジスタ6のジャンクションの蓄積電荷が消去され
ると、主トランジスタ6は急速にターンオフする。その
後は出力トランス7と共振コンデンサ8で構成されるタ
ンク回路に蓄えられた電気エネルギーが共振し、上記負
荷回路に共振電流が流れる。
【0006】上記共振電流が負荷電流としてCT9を通
してダイオード22を流れると、主トランジスタ6への
正帰還電流が流れるようになり、主トランジスタ6がタ
ーンオンして上記の動作を繰り返し、数十KHz程度の
高周波で主トランジスタ6はスイッチング動作を行う。
この発振周波数で、バラストチョーク4と始動コンデン
サ5が直列共振するように設計してあり、この直列共振
によって生じる始動コンデンサ5の共振電圧によって放
電ランプ3が点灯し、放電ランプ3にバラストチョーク
4で制限された高周波電流が流れる。
【0007】つぎに、再び信号スイッチ25をオンにす
ると、トランジスタインバータ2の高周波発振の各半サ
イクルにおいて、前述のようにCT9の二次巻線9bの
インダクタンスとコンデンサ13のLC共振によって、
制御トランジスタ27のベース・コレクタ接合ダイオー
ドに順方向の電圧が主トランジスタ6のベースに接続さ
れている側を負荷電位として印加され、起動コンデンサ
21に蓄えられている充電電荷が、起動コンデンサ21
→阻止ダイオード30→制御トランジスタ27→主トラ
ンジスタ6のエミッタ→主トランジスタ6のベース→起
動コンデンサ21の閉回路あるいは起動コンデンサ21
→阻止ダイオード30→制御トランジスタ27→抵抗2
3→ダイオード22→起動コンデンサ21の閉回路で放
電され、一旦トランジスタインバータ2の発振が停止す
る。そして、信号スイッチ25がオンしているので、直
流電源1から抵抗19を介して主トランジスタ6にベー
ス電流が供給されず、従って再びトランジスタインバー
タ2は発振起動できず、発振停止状態を継続し、放電ラ
ンプ3は消灯する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような放電灯点
灯装置にあっては、信号スイッチ25がオフで放電ラン
プ3が点灯している状態から、信号スイッチ25をオン
した場合、上記のように起動コンデンサ21の放電によ
って一旦トランジスタインバータ2の発振が停止する
が、その後、部品のバラツキによって、信号スイッチ2
5内の阻止ダイオード30のオン電圧と制御トランジス
タ27のコレクタ・ミエッタ間のオン電圧の和が、主ト
ランジスタ6のベース・エミッタ間のオン電圧より高い
場合、再び直流電源1から発振起動タイマ回路18を介
して主トランジスタ6にベース電流が供給されてしま
い、上記のようにトランジスタインバータ2が再発振起
動し、信号スイッチ25をオンさせたにもかかわらず放
電ランプ3が消灯しないことがあるという問題点があっ
た。
【0009】また、直流電源1が商用交流電源電圧を整
流・平滑した直流電源の場合、信号スイッチ25による
放電ランプ3の消灯状態において、例えば留守中等に商
用交流電源が一旦停電し、その後復帰した場合、商用交
流電源から発振起動タイマ回路18を介して起動電流が
流れようとするのと同時に信号スイッチ25をオンさせ
ても部品のばらつきにより上記と同様な理由で主トラン
ジスタ6にベース電流が供給されてしまい、トランジス
タインバータ2が発振起動し、放電ランプ3が点灯して
しまうという問題点があった。
【0010】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、トランジスタインバータの入
力に直流電源電圧が投入された状態で、信号スイッチに
よって確実に放電ランプを点灯・消灯させることがで
き、また、信号スイッチによる放電ランプの消灯状態に
おいて、直流電源が一旦オフして再復帰した場合でも放
電ランプが点灯しない放電灯点灯装置を得ることを目的
としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる放電灯
点灯装置は、次のように構成したものである。 (1)電源スイッチを介して印加される直流電源電圧を
トランジスタインバータにより高周波電圧に変換し、こ
の高周波電圧により放電ランプを点灯させる放電点灯装
置において、前記トランジスタインバータは、高周波で
スイッチングする主トランジスタと、電源スイッチの投
入時より一定時間直流電源から起動コンデンサを介して
この主トランジスタにベース電流を供給する発振起動タ
イマ回路と、その起動コンデンサの放電電流によって一
定時間主トランジスタをオフさせ、かつ発振起動タイマ
回路を不動作にする制御トランジスタ、この制御トラン
ジスタに該制御トランジスタのコレクタ電流と同一方向
に順方向電流が流れるように直列接続した阻止ダイオー
ド、および制御トランジスタの入力側に接続した信号回
路からなる信号スイッチとを有し、電源スイッチの投入
時に前記トランジスタインバータの発振起動を防止する
発振起動防止手段を備え、前記発振起動防止手段は、発
振起動タイマ回路の起動コンデンサに直列接続され互い
に逆並列接続された二つのダイオードと、電源スイッチ
の投入によって発振起動タイマ回路を介して主トランジ
スタに発振起動電流が流れる前に信号スイッチの制御ト
ランジスタをオンさせる前記信号回路とにより構成さ
れ、前記信号スイッチの制御によりトランジスタインバ
ータの発振を起動あるいは停止させて放電ランプを点灯
あるいは消灯させるようにした。
【0012】
【0013】(電源スイッチを介して印加される直
流電源電圧をトランジスタインバータにより高周波電圧
に変換し、この高周波電圧により放電ランプを点灯させ
る放電点灯装置において、前記トランジスタインバータ
は、高周波でスイッチングする主トランジスタと、電源
スイッチの投入時より一定時間直流電源から起動コンデ
ンサを介してこの主トランジスタにベース電流を供給す
る発振起動タイマ回路と、その起動コンデンサの放電電
流によって一定時間主トランジスタをオフさせ、かつ発
振起動タイマ回路を不動作にする制御トランジスタ、こ
の制御トランジスタに該制御トランジスタのコレクタ電
流と同一方向に順方向電流が流れるように直列接続した
阻止ダイオード、および制御トランジスタの入力側に接
続した信号回路からなる信号スイッチとを有し、電源ス
イッチの投入時に前記トランジスタインバータの発振起
動を防止する発振起動防止手段を備え、前記発振起動防
止手段は、主トランジスタのベース・エミッタ間のオン
電圧から制御トランジスタのコレクタ・エミッタ間のオ
ン電圧を引いた電圧よりも低いオン電圧を有する前記信
号スイッチの阻止ダイオードと、電源スイッチの投入に
よって発振起動タイマ回路を介して主トランジスタに発
振起動電流が流れる前に信号スイッチの制御トランジス
タをオンさせる前記信号回路とにより構成され、前記信
号スイッチの制御によりトランジスタインバータの発振
を起動あるいは停止させて放電ランプを点灯あるいは消
灯させるようにした。
【0014】()前記()または()の放電灯点
灯装置において、発振起動タイマ回路は、起動コンデン
サに並列接続された抵抗とコンデンサの直列回路を有
し、その抵抗とコンデンサの接続部に前記信号スイッチ
の阻止ダイオードを接続した。
【0015】
【作用】この発明の放電灯点灯装置においては、トラン
ジスタインバータに直流電源電圧が印加された状態で、
信号スイッチによって確実にこのトランジスタインバー
タの発振を起動,停止させ、また、この信号スイッチに
よってトランジスタインバータが発振停止状態にある時
に直流電源が一旦オフして再復帰した場合でも、トラン
ジスタインバータを発振起動させないように働く。
【0016】また、発振起動タイマ回路の起動コンデン
サにコンデンサと抵抗の直列回路を並列接続すれば、信
号スイッチをオフしてトランジスタインバータを発振さ
せている場合に、電源スイッチを短時間サイクルでオ
ン,オフさせた場合でも、確実にトランジスタインバー
タが発振起動するように働く。
【0017】
【実施例】図1はこの発明の第1実施例を示す回路図で
あり、図4と同一符号は同一構成部分を示している。こ
の回路は、発振起動タイマ回路18の起動コンデンサ2
1と直列接続され、互いに逆並列接続された二つのダイ
オード32,33を介して一定時間主トランジスタ6に
ベース電流を供給するように構成し、また、ダイオード
32,33と信号スイッチ25を電源スイッチ31の投
入によって直流電源1より発振起動タイマ回路18を介
して主トランジスタ6に発振起動電流が流れる前に制御
トランジスタ27をオンさせる信号回路29と、制御ト
ランジスタ27と、阻止ダイオード30により発振起動
防止手段を構成し、電源スイッチ31の投入時にトラン
ジスタインバータ2の発振起動を防止している。
【0018】上記のように構成された回路においては、
電源スイッチ31を投入すると、信号回路29が直流電
源1より発振起動タイマ回路18を介して主トランジス
タ6に発振起動電流が流れる前に制御トランジスタ27
をオンさせる、この時、信号スイッチ25内の阻止ダイ
オード30のオン電圧と制御トランジスタ27のコレク
タ・エミッタ間のオン電圧の和よりダイオード32のオ
ン電圧と主トランジスタ6のベース・エミッタ間のオン
電圧の和の方が高いため、直流電源1より発振起動タイ
マ回路18内の抵抗19を介して信号スイッチ25に電
流が流れ、起動コンデンサ21を介して主トランジスタ
6にベース電流が供給されず、トランジスタインバータ
2は発振起動せず、放電ランプ3は点灯しない。また、
直流電源1が投入された後において信号スイッチ25の
オフによるトランジスタインバータ2の発振起動および
放電ランプ3の点灯と信号スイッチ25のオンによるト
ランジスタインバータ2の発振の停止および放電ランプ
3の消灯は図4の回路と同様であるので、説明を省略す
る。
【0019】図2はこの発明の第2実施例を示す回路図
である。上記実施例では、互いに逆並列接続されたダイ
オード32,33を用いて信号スイッチ25内の阻止ダ
イオード30のオン電圧と制御トランジスタ27のコレ
クタ・エミッタ間のオン電圧の和より上記ダイオード3
2のオン電圧と主トランジスタ6のベース・エミッタ間
のオン電圧の和を高くし、また、電源スイッチ31の投
入によって直流電源1より発振起動タイマ回路18を介
して主トランジスタ6に発振起動電流が流れる前に上記
制御トランジスタ27をオンさせる信号回路29とによ
り発振起動防止手段を構成しているが、本実施例では信
号スイッチ25の主トランジスタ6のベース・エミッタ
間のオン電圧から制御トランジスタ27のコレクタ・エ
ミッタ間のオン電圧を引いた電圧よりも低いオン電圧を
有する阻止ダイオード34(例えばショットキーバリア
ダイオード)と、電源スイッチ31の投入によって発振
起動タイマ回路18を介して主トランジスタ6に発振起
動電流が流れる前に上記制御トランジスタ27をオンさ
せる信号回路29と、制御トランジスタ27により発振
起動防止手段を構成している。
【0020】このように構成された回路においては、電
源スイッチ31を投入すると、信号回路29が直流電源
1より発振起動タイマ回路18を介して主トランジスタ
6に発振起動電流が流れる前に制御トランジスタ27を
オンさせる。この時、主トランジスタ6のベース・エミ
ッタ間のオン電圧より信号スイッチ25内の阻止ダイオ
ード34のオン電圧と制御トランジスタ27のコレクタ
・エミッタ間のオン電圧の和の方が低いため、直流電源
1より発振起動タイマ回路18内の抵抗19を介して信
号スイッチ25に電流が流れ、起動コンデンサ21を介
して主トランジスタ6にベース電流が供給されず、トラ
ンジスタインバータ2は発振起動せず、放電ランプ3は
消灯を維持する。また、電源スイッチ31が投入された
後において信号スイッチ25のオフによるトランジスタ
インバータ2の発振起動および放電ランプ3の点灯と信
号スイッチ25のオンによるトランジスタインバータ2
の発振停止および放電ランプ3の消灯は図4の回路と同
様であるので、説明を省略する。
【0021】図3はこの発明の第3実施例を示す回路図
である。本実施例では、図1の実施例の発振起動タイマ
回路18の起動コンデンサ21に抵抗35とコンデンサ
36の直列回路を並列接続し、この並列回路に直列接続
され互いに逆並列接続されたダイオード32,33を介
して一定時間主トランジスタ6にベース電流を供給する
ようにしており、この発振起動タイマ回路18内に信号
スイッチ25が設けられている。また、信号スイッチ2
5の阻止ダイオード30は抵抗35とコンデンサ36の
接続部に接続されている。
【0022】上記のように構成された回路においては、
信号スイッチ25をオフし放電ランプ3を点灯させてい
る場合に、電源スイッチ31(例えば壁スイッチ)を速
くオン,オフさせた場合でも、確実にトランジスタイン
バータ2の発振起動を行うことができる。また、トラン
ジスタインバータ2に直流電源電圧が投入された状態
で、信号スイッチ25によって確実に放電ランプ3を点
灯・消灯させることができ、また、信号スイッチ25に
よる放電ランプ3の消灯状態において直流電源1が一旦
オフして再復帰した場合でも、放電ランプ3は点灯しな
い、なお、上記の回路構成を図2の実施例の発振起動タ
イマ回路18に適用しても同様の作用がある。
【0023】なお、上述の各実施例では電源に直流電源
1を用いているが、この直流電源1は商用交流電圧を整
流,平滑した電源であっても、同様の回路構成を実施す
ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、トラ
ンジスタインバータに直流電源電圧が投入された状態
で、信号スイッチによって確実に放電ランプを点灯、消
灯させることができ、また信号スイッチによる放電ラン
プの消灯状態において直流電源が一旦オフして再復帰し
た場合でも、放電ランプが点灯しないようにすることが
できるという効果がある。
【0025】また、発振起動タイマ回路の起動コンデン
サにコンデンサと抵抗の直列回路を並列接続すれば、信
号スイッチをオフしトランジスタインバータを発振させ
ている場合に、電源スイッチを速くオン・オフさせた場
合でも、確実にトランジスタインバータの発振起動を行
い、放電ランプを点灯させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す回路図
【図2】この発明の第2実施例を示す回路図
【図3】この発明の第3実施例を示す回路図
【図4】従来例を示す回路図
【符号の説明】
1 直流電源 2 トランジスタインバータ 3 放電ランプ 4 バラストチョーク 5 始動コンデンサ 6 主トランジスタ 18 発振起動タイマ回路 21 起動コンデンサ 25 信号スイッチ 27 制御トランジスタ 29 信号回路 30 阻止ダイオード 31 電源スイッチ 32 ダイオード 33 ダイオード 34 阻止ダイオード 35 抵抗 36 コンデンサ なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H05B 41/24 H05B 41/24 R (56)参考文献 実開 平3−97899(JP,U) 実開 平1−96698(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02M 7/42 - 7/98 H05B 41/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源スイッチを介して印加される直流電
    源電圧をトランジスタインバータにより高周波電圧に変
    換し、この高周波電圧により放電ランプを点灯させる放
    電点灯装置において、前記トランジスタインバータは、
    高周波でスイッチングする主トランジスタと、電源スイ
    ッチの投入時より一定時間直流電源から起動コンデンサ
    を介してこの主トランジスタにベース電流を供給する発
    振起動タイマ回路と、その起動コンデンサの放電電流に
    よって一定時間主トランジスタをオフさせ、かつ発振起
    動タイマ回路を不動作にする制御トランジスタ、この制
    御トランジスタに該制御トランジスタのコレクタ電流と
    同一方向に順方向電流が流れるように直列接続した阻止
    ダイオード、および制御トランジスタの入力側に接続し
    た信号回路からなる信号スイッチとを有し、電源スイッ
    チの投入時に前記トランジスタインバータの発振起動を
    防止する発振起動防止手段を備え、前記発振起動防止手
    段は、発振起動タイマ回路の起動コンデンサに直列接続
    され互いに逆並列接続された二つのダイオードと、電源
    スイッチの投入によって発振起動タイマ回路を介して主
    トランジスタに発振起動電流が流れる前に信号スイッチ
    の制御トランジスタをオンさせる前記信号回路とにより
    構成され、前記信号スイッチの制御によりトランジスタ
    インバータの発振を起動あるいは停止させて放電ランプ
    を点灯あるいは消灯させることを特徴とする放電灯点灯
    装置。
  2. 【請求項2】 電源スイッチを介して印加される直流電
    源電圧をトランジスタインバータにより高周波電圧に変
    換し、この高周波電圧により放電ランプを点灯させる放
    電点灯装置において、前記トランジスタインバータは、
    高周波でスイッチングする主トランジスタと、電源スイ
    ッチの投入時より一定時間直流電源から起動コンデンサ
    を介してこの主トランジスタにベース電流を供給する発
    振起動タイマ回路と、その起動コンデンサの放電電流に
    よって一定時間主トランジスタをオフさせ、かつ発振起
    動タイマ回路を不動作にする制御トランジスタ、この制
    御トランジスタに該制御トランジスタのコレクタ電流と
    同一方向に順方向電流が流れるように直列接続した阻止
    ダイオード、および制御トランジスタの入力側に接続し
    た信号回路からなる信号スイッチとを有し、電源スイッ
    チの投入時に前記トランジスタインバータの発振起動を
    防止する発振起動防止手段を備え、前記発振起動防止手
    段は、主トランジスタのベース・エミッタ間のオン電圧
    から制御トランジスタのコレクタ・エミッタ間のオン電
    圧を引いた電圧よりも低いオン電圧を有する前記信号ス
    イッチの阻止ダイオードと、電源スイッチの投入によっ
    て発振起動タイマ回路を介して主トランジスタに発振起
    動電流が流れる前に信号スイッチの制御トランジスタを
    オンさせる前記信号回路とにより構成され、前記信号ス
    イッチの制御によりトランジスタインバータの発振を起
    動あるいは停止させて放電ランプを点灯あるいは消灯さ
    せることを特徴とする放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 前記発振起動タイマ回路は、起動コンデ
    ンサに並列接続された抵抗とコンデンサの直列回路を有
    し、その抵抗とコンデンサの接続部に前記信号スイッチ
    の阻止ダイオードを接続したことを特徴とする請求項
    または2記載の放電灯点灯装置。
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