JPH048918B2 - - Google Patents

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JPH048918B2
JPH048918B2 JP58076912A JP7691283A JPH048918B2 JP H048918 B2 JPH048918 B2 JP H048918B2 JP 58076912 A JP58076912 A JP 58076912A JP 7691283 A JP7691283 A JP 7691283A JP H048918 B2 JPH048918 B2 JP H048918B2
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JP58076912A
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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔従来分野〕 本発明は高周波インバータを用いた放電灯点灯
装置に関するものである。
〔背景技術〕
放電灯を高周波点灯するとランプの発光効率が
上がりしかも装置の小型軽量低損失も図れるた
め、近年、商用電源電圧を直流電圧に変換しこれ
をさらにインバータで高周波に変換して放電灯を
点灯するという放電灯点灯装置が市場に出回つて
きた。このような点灯装置では、直流電圧を得る
方法として、商用電源電圧を単に整流器で整流し
て脈流電圧を得る方法と、さらに平滑コンデンサ
を用いて脈流電圧波形の谷間領域をコンデンサの
電圧で補なう方法との2種類があるが、後者(以
下、平滑方式と称する。)の方が前者(以下、脈
流方式と称する。)よりも放電灯の発光効率など
が向上し、放電灯を含んだ点灯装置全体の入力効
率が向上することが知られている。
然し乍ら、平滑方式を採用して放電灯を高周波
点灯すると点灯状態において放電灯の管壁のほぼ
全長にわたり縞状の暗部が発生しちらつきの原因
となるという問題が生じることがある。この原因
は定かではないが、放電灯のランプ電流波形に休
止区間を設ければ上記の暗部発生がなくなること
がわかつた。即ち、平滑方式を採用しつつランプ
電流波形に休止区間を設ければ、高効率を維持し
つつちらつきの発生もない極めて良好な点灯装置
を得ることができる。
従来、この種の放電灯点灯装置としては、たと
えば特開昭57−105996号に示されるように、商用
電源電圧を整流平滑した出力をトランジスタイン
バータで高周波に変換しこの高周波出力により放
電灯を点灯するものにおいて、放電灯と並列また
は直列に、周期的にオンオフするスイツチを設け
た放電灯点灯装置がある。
然し乍らこのものは、スイツチをデユーテイ制
御して調光するものであるため、スイツチのオン
オフ周波数はKHzのオーダーとなり、構成が極め
て複雑なものとなつてしまう。
また、別の従来例として、特開昭51−89974号
に示されるように、整流器からの脈流出力電圧の
各サイクル前半にのみコンデンサから電荷を放出
させることにより放電灯のランプ電流の休止区間
を短かくしたものがある。
然し乍らこのものは、脈流電圧波形各サイクル
(商用電源周波数で言えば各半サイクル)前半に
のみコンデンサ電圧を利用するものであつて、後
半は脈流電圧波形がそのまま現れるので、ちわば
脈流方式に近く、点灯装置の効率向上はあまり望
めない。
〔発明の目的〕
本発明は上述のような従来の欠点に鑑みてなさ
れたもので、平滑方式による高効率化し達成しつ
つ縞状のちらつきの発生を抑せ、しかも回路を複
雑にすることのない放電灯点灯装置を提供するも
のである。
〔発明の開示〕
以下、図に示す実施例に基づき本発明を説明す
る 本実施例では、商用電源などの交流電源1aの
両端に整流回路1bの交流側端を接続しその直流
側端に突入電流防止用のインダンタL1を介して
平滑コンデンサC1を接続して直流電源1を形成
するとともに、平滑コンデンサC1の両端に定電
流インダクタL、リーケージタイプの発振トラン
ス8及び互いにプツシユプルに接続されたスイツ
チング用トランジスタ6,7等を含んだトランジ
スタインバータ2を接続する。発振トランス8の
出力側には負荷放電灯たる螢光ランプ4を接続す
る。一方、発振トランス8にはベース電流供給用
のドライブ巻線8を接続しこの出力を整流回路9
及びコンデンサ10で平滑し、平滑出力を同期用
トランジスタ11を介してベース抵抗及びトラン
ジスタ6,7のベース・エミツタ間の各直列回路
に供給する。同期用トランジスタ11のベースに
は、第1の抵抗である抵抗14a及び第2の抵抗
である抵抗14bの直列回路の一端を接続し、こ
の直列回路の他端を切換スイツチS1の共通端子及
び全点灯側接点a間を介して平滑コンデンサC1
の正極側端に接続するとともに共通端子及び調光
側接点b間を介して整流回路1bの直流正極側端
に接続する。そして抵抗14bにはバイパス用コ
ンデンサ16を並列接続する。
本実施例の動作を以下に説明する。
切換スイツチS1を全点灯側接点aに投入した状
態で電源が投入されると、比較的低抵抗値である
抵抗14a、コンデンサ16及び同期用トランジ
スタ11のベース・コレクタ間を介してコンデン
サ10が初期充電され、コンデンサ10にベース
ドライブ用の電源として充分な電圧を得、同時に
同期用トランジスタ11のベース・エミツタ間に
充分なベース電流が供給されてこれがオンし、コ
ンデンサ10をベース電源としてスイツチング用
コンデンサ6,7が交互にオンしてインバータ2
が発振を始める。
なお、抵抗14a,14bの直列回路の合成抵
抗値は充分大きくこの直列回路及び同期用トラン
ジスタ11のベース・エミツタ間を介して流れる
電流のみではインバータ2は充分には発振しない
ように設定されているが、抵抗14a及びコンデ
ンサ16の直列回路で成るバイパス回路15を介
して同期用トランジスタ11に流れるベース電流
は充分大きな値となるよう抵抗14a及びコンデ
ンサ16が設定されているので、コンデンサ10
が電源投入後充分には充電されていないときでも
このベース電流自身がスイツチング用トランジス
タ6,7の充分なベース電流となり得、従来のも
のに比べてはるかに容易にインバータ2は発振を
開始することができる。
インバータ2が発振を開始すると、以後はドラ
イブ巻線8に誘起される発振出力によりコンデン
サ10は充分な端子電圧を維持し、この電圧をベ
ース電源としてスイツチング用トランジスタ6,
7はオンオフを続けるのであるが、バイパス用コ
ンデンサ16の充電が完了すると、第2図イに示
すように、その端子電圧Vcは平滑コンデンサC1
の端子電圧Vc1が抵抗14a及び抵抗14bで分
圧された値となり、常にVc1<Vcとなるので同
期用トランジスタ11は常にベース電流を得てオ
ンし、インバータ2は全区間発振動作を続け切れ
目のない出力電圧V2が得られる。
次に、切換スイツチS1を調光側接点bに投入す
ると、第2図ロのようにコンデンサ16の端子電
圧Vcが整流回路1bの脈流出力電圧V1よりも大
きい区間T3だけ発振が停止し、平滑されてはい
るが休止区間T3を有した出力電圧V2(すなわちラ
ンプ電圧)が得られる。このように平滑された入
力電圧により放電灯を点灯すると再点弧電圧の上
昇もあまりなく従つてランプ電圧の発生区間内で
は充分に大きな振幅のランプ電流が供給されるた
め効率は格段に向上する一方、ランプ電流が休止
する区間T3を設けたために縞状のちらつきも防
止される。
なお、本実施例では、切換スイツチS1の共通端
子・調光側接点間、抵抗14a,14b、バイパ
ス用コンデンサ16及び同期用トランジスタ11
が、ランプ電流遮断手段及びインバータ停止回路
を構成する。
特に本実施例では、休止区間T3を設けるにあ
たり、インバータ2の発振そのものを停止させた
ので、インバータ2の出力側にスイツチを設けて
休止区間を設けるものに比べて無駄な発振動作を
なくすことができるので、一層の効率アツプを達
成できる。
なお、本実施例では、縞状ちらつきを防止する
ためのランプ電流の休止区間T3を調光に利用し
たものについて示したが、勿論これに限定される
ものではない。
〔発明の効果〕
本件発明は以上のように、交流電源の交流電圧
を整流する整流回路と脈流電圧を平滑する平滑コ
ンデンサとから成り直流電圧を出力する直流電源
と、この直流電源の直流電圧を受けて高周波電圧
を出力する互いにプツシユプルに接続されたトラ
ンジスタを有する自励式のインバータと、この高
周波電圧を受けて高周波点灯する放電灯とを備え
た構成を前提とし、前記直流電源の正極側出力端
子に接続される全点灯側接点と整流回路の正極側
出力端子に接続される調光側接点と共通接点とを
有し全点灯又は調光点灯する場合に全点灯側接点
又は調光側接点と共通接点との間で切り換わる切
換スイツチと、前記それぞれのトランジスタのベ
ース端と共通接点との間に接続され直流電圧では
前記インバータを充分には起動させることができ
ない第1の抵抗と第2の抵抗との直列回路と、前
記第2の抵抗に並列接続され第1の抵抗との直列
回路を形成して前記インバータを充分に起動でき
るコンデンサと、前記高周波電圧を整流平滑して
前記トランジスタのベース電源とする手段とを備
え、トランジスタのベース端に供給するベース電
流を制御することにより高周波出力電圧が調整で
きる調光制御方式を構成し、全点灯の場合には全
区間発振できると共に、調光点灯の場合には前記
交流電源の各サイクルに同期して所定期間だけ前
記インバータの発振を停止させ間欠的なランプ電
流が放電灯に流れるように構成したので、前提と
なる整流平滑の構成により放電灯の発光効率の高
効率化を達成しつつ、独自の調光制御方式を採用
することにより、全点灯と調光点灯とを切り換え
るための構成が容易になると共に、調光点灯に切
り換えれば、ただちに放電灯に流れる電流が間欠
的なものとなり、放電灯の管壁に生じる縞状のち
らつきの発生を防止でき、さらに、交流電源投入
時には第1の抵抗と直列のコンデンサにより充分
なベース電流が供給できるので、始動初期に高周
波電圧を整流平滑して得る電圧が不足している場
合であつても、始動が容易になるという顕著な効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す回路図、第2図
イ,ロは各々同上の動作説明のための波形図であ
る。 1a…交流電源、1b…整流回路、C1…平滑
コンデンサ、2…インバータ、4…けい光ラン
プ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 交流電源と、この交流電源の交流電圧を整流
    する整流回路と脈流電圧を平滑する平滑コンデン
    サとから成り直流電圧を出力する直流電源と、こ
    の直流電源の直流電圧を受けて高周波電圧を出力
    する互いにプツシユプルに接続されたトランジス
    タを有する自励式のインバータと、この高周波電
    圧を受けて高周波点灯する放電灯と、前記直流電
    源の正極側出力端子に接続される全点灯側接点と
    整流回路の正極側出力端子に接続される調光側接
    点と共通接点とを有し全点灯又は調光点灯する場
    合に全点灯側接点又は調光側接点と共通接点との
    間で切り換わる切換スイツチと、前記それぞれの
    トランジスタのベース端と共通接点との間に接続
    され直流電圧では前記インバータを充分には起動
    させることができない第1の抵抗と第2の抵抗と
    の直列回路と、前記第2の抵抗に並列接続され第
    1の抵抗との直列回路を形成して前記インバータ
    を充分に起動できるコンデンサと、前記高周波電
    圧を整流平滑して前記トランジスタのベース電源
    とする手段とを備え、全点灯の場合には全区間発
    振できると共に、調光点灯の場合には前記交流電
    源の各サイクルに同期して所定期間だけ前記イン
    バータの発振を停止させ間欠的なランプ電流が放
    電灯に流れるように構成したことを特徴とする放
    電灯点灯装置。
JP7691283A 1983-04-30 1983-04-30 放電灯点灯装置 Granted JPS5937700A (ja)

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JPS5937700A JPS5937700A (ja) 1984-03-01
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6365999U (ja) * 1987-09-16 1988-04-30
JPH026132U (ja) * 1988-06-24 1990-01-16
JP4596521B2 (ja) * 2004-08-30 2010-12-08 レシップホールディングス株式会社 点灯制御装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5560298A (en) * 1978-10-31 1980-05-07 Matsushita Electric Works Ltd Inverter type firing device
JPS55128300A (en) * 1979-03-22 1980-10-03 Gen Electric Method of controlling intensity of light from solenoid electric field lamp and lamp unit
JPS5760699A (en) * 1980-09-29 1982-04-12 Kuroi Electric Co Ltd Discharge lamp output controller

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