JPS6337052Y2 - - Google Patents

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JPS6337052Y2
JPS6337052Y2 JP1982116114U JP11611482U JPS6337052Y2 JP S6337052 Y2 JPS6337052 Y2 JP S6337052Y2 JP 1982116114 U JP1982116114 U JP 1982116114U JP 11611482 U JP11611482 U JP 11611482U JP S6337052 Y2 JPS6337052 Y2 JP S6337052Y2
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JP
Japan
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support plate
filter
protrusions
filtration
boss
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JP1982116114U
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JPS5920804U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はたとえば弗化樹脂などの多孔質薄膜
を濾材とした積層型精密フイルタの濾材支持板に
関し、支持板の湾曲や振動から来るフイルタの性
能低下や破損を防止し、さらに製造の容易化をは
かるものである。
従来たとえば第1図に示すようなこの種のフイ
ルタの濾材支持板10は、中央に貫通孔12aが
設けられ、積層する際に固着面となる上下端面1
2bが形成されたボス部12と、その周囲に延び
るほゞ円板状の濾過部13とから成つている。濾
過部13は内側のボス部寄りから内側平坦部13
a、網目状に多数の開口を有し、この開口が支持
板内部で中央貫通孔12aと連通する網目部13
b、その外周の外側平坦部13cから成る。そし
て第2図に示すように網目部13bを被つて平坦
部13a,13cの間に弗化樹脂などで成る環状
の多孔質の濾過膜14が液密に貼着され、端面1
2bが互に積層し固着されてフイルタエレメント
15が形成される。
上記のようなフイルタエレメントにおいて、支
持板10に濾材薄膜14を固着するには、弗化樹
脂などの材料の物性上、あるいは濾液の用途上の
問題から溶剤や接着剤を用いられない場合が多い
ので、第3図に示すように熱板17を圧着して濾
過膜14と平坦部13a,13cとを加熱溶着さ
せている。この支持板は加工に伴ない反りやたわ
みが生じやすいので、第2図の図示A部のように
上下に積層した周縁が接触して、その内部となる
濾過面をふさいで実質上無効にしてしまうことが
ある。またフイルタ全体が外部から振動を加えら
れたり、通過する液の脈動などによつて支持板の
周縁部が上下にたわみや振動を起こして、互に触
れあつて損傷したり、前記の例のように濾過面を
ふさいだりすることがある。
この考案は上記のような不具合をなくすること
を目的としたものであつて、支持体の周縁部に突
起を設けることによつて、積層した場合に突起部
が互に積み重ねられ接触して柱状の支持体となる
ようにしたものである。
実施例によつてこの考案を説明すると、第4図
に示すこの考案の支持板1は中央貫通孔2aと積
層される際固着面となる端面2bを具えたボス部
2の周囲にほゞ円板状の濾過部3が一体的に固設
されている。濾過部3は内方のボス部2寄りから
環状に内周平坦部3a,多数の流通路すなわち開
口が網目状に穿設されその開口が支持板内部の通
路を介して中央貫通孔2aと連通している網目部
3bおよび外周平坦部3cから成り、さらに外周
平坦部3cの外縁には周縁上に等間隔に複数個配
列して突設された突起3dが設けられる。突起3
dの上下端面間の長さはボス部の上下端面2b間
の長さとほぼ同一になつている。
上記のような構成の支持板に、濾材膜を溶着す
るには第3図に示したものと同様に熱板17によ
つて濾過膜14を支持板濾過部の平坦部3a,3
cに加熱圧着する。そして第5図に示すようにこ
れをボス部端面2bにおいて互に固着し積層して
フイルタエレメント5を形成させると、支持板の
周縁部に突設した突起3dが互に接触して柱状の
支持体7を構成する。
尚上記実施例では突起を支持板の上下の両方向
に突出するように設けているがこれを上下どちら
か一方にのみ突出させるよう設けてもよい。
上記フイルタエレメントはフイルタハウジング
6内に装着されて使用されるがフイルタハウジン
グ6の内壁に突起3dに対向する突起6aを設け
て接触させることによりフイルタエレメント5は
その中央ボス部においてフイルタハウジング6に
固着されると同時に各支持板1の周縁部が互に接
する突起6a,3dを介して支持されている。
以上のように外周縁に複数の突起を設けた支持
体を用いて形成されたフイルタエレメントでは、
支持板の外周縁の突起によりその上下の支持体を
互に支持することができるので、突起3dが各支
持板の過部の密着を防止し、その内方の濾過面
を無効にすることがない。また支持板の液圧など
によるたわみや振動に対し強度が増すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の濾材膜支持板を示す斜視図、第
2図は従来の積層型フイルタエレメントの断面
図、第3図は濾材膜の貼着方法を示す図、第4図
はこの考案の支持板の実施例斜視図、第5図はこ
の考案の実施例を適用した積層型精密フイルタの
断面図である。 1,10……支持板、2,12……ボス部、2
b,12b……端面、3,13……濾過部、3
d,6a……突起、14……濾過膜、5,15…
…エレメント、6……フイルタハウジング、17
……熱板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央に貫通孔を有するボス部と、ボス部周囲に
    流通路を具え円板状をなす濾過部とから成る積層
    型精密フイルタの濾材支持板において、濾過部の
    外周縁に複数の突起を設けたことを特徴とする、
    積層型精密フイルタの濾材支持板。
JP11611482U 1982-07-30 1982-07-30 積層型精密フイルタの濾材支持板 Granted JPS5920804U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11611482U JPS5920804U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 積層型精密フイルタの濾材支持板

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JP11611482U JPS5920804U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 積層型精密フイルタの濾材支持板

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Publication Number Publication Date
JPS5920804U JPS5920804U (ja) 1984-02-08
JPS6337052Y2 true JPS6337052Y2 (ja) 1988-09-30

Family

ID=30267797

Family Applications (1)

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JP11611482U Granted JPS5920804U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 積層型精密フイルタの濾材支持板

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Families Citing this family (3)

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JPS6337052A (ja) * 1986-07-29 1988-02-17 Ricoh Co Ltd コピ−シ−ト処理装置

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JPS5920804U (ja) 1984-02-08

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