JPH07303805A - 渦巻型フィルタエレメント - Google Patents

渦巻型フィルタエレメント

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JPH07303805A
JPH07303805A JP6123156A JP12315694A JPH07303805A JP H07303805 A JPH07303805 A JP H07303805A JP 6123156 A JP6123156 A JP 6123156A JP 12315694 A JP12315694 A JP 12315694A JP H07303805 A JPH07303805 A JP H07303805A
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JP
Japan
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filter
spacer material
tube
end portion
spiral
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JP6123156A
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English (en)
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Hiroya Suzuki
博也 鈴木
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Wako Sangyo KK
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Wako Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製作が簡単で、目詰まりを起こしにくい渦巻
型フィルタエレメントを提供する。 【構成】 本渦巻型フィルタエレメント10は、渦巻状
チューブ11に、第1濾材16、流体を通すシート状の
第1スペーサ材17、第2濾材18および流体を通すシ
ート状の第2スペーサ材19の順で重ね合わされて4層
に形成された濾過部材15を、第2スペーサ材19を内
側にして渦巻状に巻き付けて構成される。濾過部材15
の内端部15aはチューブ11の内端部と外端部との間
に挟持される。この内端部15aにおいては、第1スペ
ーサ材16の端部が露出し、第2スペーサ材19の端部
がチューブ11と第2濾材18とによって閉塞される。
外端部15bにおいては、第1スペーサ材17の端部が
第1濾材16および第2濾材18によって包囲され、第
2スペーサ材19の端部19aは露出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オイル等の流体を濾過
するフィルタ装置に用いられるフィルタエレメントに関
し、さらに詳しくは、濾過部材を渦巻状に巻いて作られ
る渦巻型フィルタエレメントに関する。
【0002】
【従来の技術】上記フィルタ装置はエンジンの潤滑オイ
ルや燃料等の流体を清浄に保つため用いられるものであ
る。このフィルタ装置は、内部において流体を流通させ
るケースと、このケース内に配置され、流体を濾過する
フィルタエレメントとから構成される。フィルタエレメ
ントは、濾材等から作られた濾過部材がチューブ(壁部
には複数の透孔が形成されている)の外周に巻き付けら
れて、ほぼ円筒形状に成形される。濾過部材の軸方向両
端には保持プレートが取り付けられ、この円筒形状が保
持されるとともに濾過部材の軸方向端部が閉塞される。
このエレメントを用いた場合、流体はケースの内面と濾
過部材の外側との間に形成された空間から濾過部材およ
び透孔を通ってチューブの内周に形成された空間に向か
って流れる。流体内に混入したすす等の異物は濾過部材
内を通る際にこの濾過部材により吸着除去(濾過)さ
れ、清浄となった流体がケース外に排出される。
【0003】ところで、濾過部材の形態としては、帯状
の濾材を等間隔でプリーツ状に折曲げて、これを菊花状
のヒダが形成されるように丸めてチューブに巻き付けた
ヒダ折型や、実開平5−95610号公報に提案されて
いるように、濾材とスペーサ材(流体を通すネット状の
シート材)とを交互に重ねた4層の濾過部材をチューブ
に渦巻状に巻き付けるようにした渦巻型がある。そし
て、渦巻型の濾過部材を用いたフィルタエレメント(渦
巻型フィルタエレメント)は、ヒダ折型の濾過部材を用
いたものに比べて濾過面積を大きくでき、特にディーゼ
ルエンジンの潤滑オイルのように多量の異物が混入した
流体を濾過する場合に、例えば、バイパスフィルターと
して多く用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例示し
た公報に係る渦巻型フィルタエレメントでは、製作に手
間がかかるという問題がある。即ち、上記4層の濾過部
材をチューブに巻き付ける際に、第2周目以降において
は外側から第1濾材、第1スペーサ材、第2濾材および
第2スペーサ材の順となるようにしてまとめて巻き付け
ることができるのであるが、第1周目に限っては、第1
濾材および第1スペーサのみをチューブに巻き付けなけ
ればならない。しかも、第1周目を巻いた状態で、第1
濾材と第2周目から巻かれ始める第2濾材の周方向内端
同士を接合して第2スペーサ材の内端を包囲しなければ
ならない。
【0005】また、この渦巻型フィルタエレメントで
は、濾過部材の外周のほぼ全体が濾材(第1濾材)によ
って円筒の側面のように閉じられてしまうかたちになる
ため、ヒダ折型のものに比べて流体の入口となる面積が
小さい。このため、第1濾材の異物蓄積による目詰まり
が短い使用時間の間に起こってしまい、急激な濾過流量
の低下を招くという問題もある。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、製作が簡単であり、目詰まりを起こしに
くい渦巻型フィルタエレメントを提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の渦巻型フィルタエレメントは、壁部が周
方向に渦巻状に延びており、この壁部の渦方向内端部と
外端部とが周方向に重なり合い、且つ径方向に離れるよ
うに形成された渦巻状チューブと、第1濾材、流体を通
すシート状の第1スペーサ材、第2濾材および流体を通
すシート状の第2スペーサ材の順で重ね合わされて4層
に形成され、第2スペーサ材を内側にしてチューブに渦
巻状に巻き付けられる濾過部材と、濾過部材の軸方向端
部に取り付けられ、この濾過部材を前記チューブに巻き
付いた状態に保持するとともに前記軸方向端部を閉塞す
る保持プレートとから構成される。濾過部材の周方向内
端部はチューブ壁部の周方向内端部と外端部との間に挟
持される。そしてこの濾過部材の周方向内端部において
は、第1スペーサ材の端部が露出し、第2スペーサ材の
端部がチューブ壁部と第2濾材とによって閉塞される。
一方、濾過部材の周方向外端部においては、第1スペー
サ材の端部が第1濾材および第2濾材によって包囲され
るとともに、第2スペーサ材の端部は露出する。
【0008】なお、保持プレートは濾過部材の軸方向一
端のみに取り付けて、軸方向他端を露出させるととも
に、この軸方向他端において閉塞手段により第1スペー
サ材の端部のみを閉塞し、第2スペーサ材の端部を開放
させるのが望ましい。
【0009】
【作用】このような渦巻型フィルタエレメントを作る場
合は、濾過部材のうちチューブに巻き付けたときに周方
向内端になる側において、第2スペーサ材を若干短くす
る等の処理をしておく。そして、この濾過部材の内端
を、第2スペーサ材が内側に巻かれる向きで、チューブ
壁部の周方向外端部(チューブ外端部)と内端(チュー
ブ内端部)とに挟持させる。短くされた第2スペーサ材
の内端は、第2濾材とこれに接するチューブとにより包
囲される。この後は、濾過部材を4層まとめてチューブ
に巻き付けることができる。さらに、第1濾材と第2濾
材の周方向外端同士を接合する等して第1スペーサ材の
端部を包囲し、保持プレートを取り付ける。
【0010】このようにして作られた渦巻型フィルタエ
レメントでは、流体の大部分は第1濾材の外周部分を通
って第1スペーサ材内に入り、残りは第2スペーサ材の
露出した外端部から入ってこれに隣合う濾材を通って第
1スペーサ材内に流入する。そして、濾材を通ったとき
に濾過された流体は、チューブの内側に露出した第1ス
ペーサ材の内端部から排出される。
【0011】さらに、保持プレートが軸方向一端にのみ
取り付けられ、第1濾材の軸方向他端のみが閉塞されて
いる場合は、流体は第1濾材の外周部分と第2スペーサ
材の外端部のみならず、第2スペーサ材の軸方向他端か
らも流入する。このように第1濾材の外周以外の流体の
入口が広くなることにより、第1濾材の外周部分の目詰
まりを起こりにくくすることができ、このエレメントの
寿命を延ばすことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について図面
を参照しながら説明する。図1および図2には、本発明
に係る渦巻型フィルタエレメント10を示している。こ
のフィルタエレメント10は、渦巻状チューブ11と、
このチューブ11の外周に巻き付けられる濾過部材15
とから構成されている。渦巻状チューブ11は、図3に
詳しく示すように、長方形の板材を渦巻状に丸めて形成
したものであり、壁部11aの周方向内端部(以下、チ
ューブ内端部という)11bと外端部(以下、チューブ
外端部という)11cとが周方向Cに重なって、且つ径
方向Rに離れるように形成されている。このため、チュ
ーブ内端11bとチューブ外端11cとの間には、チュ
ーブ11の外側の空間と内側の空間とを繋ぐスリット状
の開口が形成される。なお、この開口以外には、壁部1
1aを貫通する透孔のようなものは形成されていない。
【0013】濾過部材15は、図4に示すように、第1
濾材16、第1スペーサ材17、第2濾材18および第
2スペーサ材19の順で重ね合わされて4層に形成され
ている。第1濾材16と第2濾材18は、極細繊維にて
高密度に作られた濾紙からなり、帯状にカットされてい
る。第1スペーサ材17および第2スペーサ材19は、
荒い目の網(ポリエステル製の網や金網等)を濾材1
6,18の大きさに合わせて帯状にカットし、複数枚重
ねとしたものである。このように各スペーサ材17,1
9を、網を複数枚重ねて厚みを持たせた構造とすること
により、所要の強度を確保するとともに、オイルが流通
しやすいようにしている。
【0014】このように構成された濾過部材15は、図
4に示すように、チューブ11に巻き付けられたときに
周方向内端となる側(以下、これを内端15aという)
をチューブ内端部11bとチューブ外端部11cとの間
に挿入し挟持させるのであるが、これに先だって、第2
スペーサ材19の内端を第2濾材18等より若干短くな
るようにずらすか又はカットしておく。そして、第1濾
材16の内端をチューブ外端部11cの内面に接着する
とともに、第2濾材18の内端をチューブ内端部11b
の外面に接着する。これにより、第2スペーサ材19の
内端は、チューブ内端11bと第2濾材18とによって
包囲される。こうして濾過部材15の内端15aをチュ
ーブ11に接着した後、図に矢印Aで示す方向にチュー
ブ11を回転させ、濾過部材15の残りの部分をチュー
ブ11に渦巻状に巻き付ける。このようにはじめに簡単
な接着作業を行うのみで、濾過部材15の4層まとめて
のチューブ11への巻き付けを行うことができる。
【0015】濾過部材15の巻き付けを完了した後、図
1に示すように、濾過部材15の周方向外端部15bに
おいて、第1濾材15と第2濾材17の端部同士を接着
して第1スペーサ材17の端部を包囲させる。第2スペ
ーサ材19の外端19aは、濾過部材15の外周に露出
させる。
【0016】そして、図2に示すように、濾過部材15
の軸方向一端(図では左端)に保持プレート20を取り
付ける。保持プレート20は、樹脂により環状に形成さ
れており、外周縁部と内周縁部にはそれぞれ図中右方に
延びる立ち上がり部21が形成されている。保持プレー
ト20の内周には径方向内方に向かって開口する溝22
が環状に形成されており、この溝22内にはゴム製のO
リング23が圧入されている。このように形成された保
持プレート20は、内外周の立ち上がり部21によりチ
ューブ11の内周面と濾過部材15の外周面とを挟持す
るようにして配置され、濾過部材15の左端全面に塗布
された接着剤Bによりここに接着される。接着された保
持プレート20は、接着剤Bとともに濾過部材15の左
端を完全に閉塞する。
【0017】また、チューブ11の右端には閉塞プレー
ト25が取り付けられる。この閉塞プレート25は外周
がチューブ21の外周よりも若干大きい円盤状に形成さ
れており、中央にはチューブ21の右端開口内に嵌入さ
れて、ここを閉塞する凸部(裏側から見れば凹部)25
aが形成されている。チューブ11の右端に閉塞プレー
ト25が取り付けられても、濾過部材15の右端のほぼ
全面が露出する。ただし、第1スペーサ材17の右端
は、接着剤(閉塞手段)B′が塗布されて閉塞される。
【0018】以上のようにして作られた渦巻型フィルタ
エレメント10は、図2に示すようにフィルタケース3
0内に配置される。ここで、ケース30は、円盤状に形
成されて図示しないエンジンのボディに取り付けられる
金属製のベース体31と、円筒状に形成されてベース体
31の外周に取り付けられるハウジング32とから構成
されている。ベース体31の中央には、円筒状に形成さ
れ右方に突出する円筒部31aが形成されている。この
円筒部31aの左端近傍の外周にはOリング35が取り
付けられている。また、ベース体31の径方向中間部に
は、ケース30内に流体を流入させるための流入口31
bが形成されている。ハウジング32は、図中左右方向
に延びる胴部32aと、この胴部32aに囲まれた空間
(ケース内空間)の左端を閉じるように形成された蓋部
32bとから構成されている。蓋部32bの中央には、
円筒状に左右に延びて流体を排出させる通路を形成する
排出筒32cが取り付けられている。
【0019】エレメント10は、ベース体31から取り
外されたハウジング32の中に、保持プレート20が蓋
部32bに対向する向きで挿入される。この際、排出筒
32cのハウジング32内への突出部分における外周に
は、Oリング23の内周が密着する。このようにエレメ
ント10を挿入した状態で、ハウジング32がベース体
31に取り付けられると、閉塞プレート25の凸部25
aの内側の凹状空間内にベース体31の円筒部31bの
左端近傍が挿入され、Oリング35が凸部25aの内側
面に密着するとともに、円筒部31bの左端面が凸部2
5aの内正面に当接する。これにより、エレメント10
がケース30内において位置決めされる。また、ケース
30内の空間が、エレメント10(濾過部材10および
保持プレート20)の外側とケース30の内面により囲
まれた外周空間OSと、エレメント10(チューブ1
1)の内周に存する内周空間ISとに分けられる。これ
により、両空間OS,ISは濾過部材10を通してのみ
連通する。
【0020】ベース体31の流入口31bからエンジン
の潤滑用オイル(以下、単にオイルという)が外周空間
OS内に流入すると、オイルは、図1および図2中に矢
印で示すように、第1濾材16の外周部分や第2スペー
サ材19における濾過部材10の外端19aのみなら
ず、第2スペーサ材19における右端をも入口として濾
過部材10内に流入する。ここで、第1濾材16の外周
部分から入ったオイルは第1スペーサ材17内に流入す
る。また、第2スペーサ材19の外端19aや右端から
この第2スペーサ材19に流入したオイルは、これに隣
合う第1・第2濾材16,18を通って第1スペーサ材
17内に流入する。なお、第2スペーサ材19の内端近
傍まで入り込んだオイルも、これを包囲する第2濾材1
8の内端近傍を通って第1スペーサ材17内に流入す
る。第1スペーサ材17内に流入したオイルは、内端を
通って内周空間ISに流出し、さらに排出筒32cを通
ってケース30の外部に排出される(エンジンに戻され
る)。
【0021】ここで、各濾材16,18を通ったオイル
に含まれる異物は各濾材16,18に吸着されるが、こ
のエレメント10においては、第2スペーサ材19の右
端を含む広いオイルの入口面積を有するので、異物の蓄
積による目詰まり(特に、第1濾材16の外周部分の目
詰まり)が起こりにくい。したがって、エレメント10
内を通過するオイルの流量の低下を長使用時間にわたっ
て小さく抑えることができ、エレメント10の寿命を延
ばすことができる。
【0022】なお、上記実施例においては、各スペーサ
材17,19を網により形成したが、これらを孔径の大
きな濾紙や不織布を用いてもよい。また、網や濾紙等を
重ねて用いずに、波型にして厚みを出し、強度およびオ
イルの流通し易さを確保してもよい。また、上記実施例
においては、濾過部材の軸方向一端にのみ保持プレート
を取り付けたものについて説明したが、本発明に係るエ
レメントはこれに限られるものではなく、軸方向両端に
保持プレートを取り付けてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の渦巻型フ
ィルタエレメントは、はじめに第2スペーサ材の端部を
短くするといった簡単な処理を行い、濾過部材の一端を
チューブの周方向内端部と外端部とに挟持させるだけ
で、他に面倒な細工を必要とすることなく濾過部材を4
層まとめてチューブに巻き付けて作ることができる。こ
のため、従来品に比べて容易に製作することができる。
また、保持プレートが軸方向一端にのみ取り付けられて
いる場合は、流体は第1濾材の外周部分と第2スペーサ
材の外端部のみならず、第2スペーサ材の軸方向他端か
らも流入することができる。このように流体の入口を第
2スペーサ材の軸方向他端を含めて広く確保したので、
特定部分(特に、第1濾材の外周部分)の目詰まりを起
こりにくくすることができ、濾過流量の低下を抑えてエ
レメントの寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る渦巻型フィルタエレメントの正面
図である。
【図2】上記渦巻型フィルタエレメントの側面図であ
る。
【図3】上記エレメントに使用される渦巻状チューブの
斜視図である。
【図4】上記エレメントの製作過程を示す概念図であ
る。
【符号の説明】
10 渦巻型フィルタエレメント 11 渦巻状チューブ 15 濾過部材 16 第1濾材 17 第1スペーサ材 18 第2濾材 19 第2スペーサ材 20 保持プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 39/14 D B01D 29/06 520 F 35/02 E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁部が周方向に渦巻状に延びており、こ
    の壁部の周方向内端部と外端部とが周方向に重なって、
    且つ径方向に離れるように形成された渦巻状チューブ
    と、 第1濾材、流体を通すシート状の第1スペーサ材、第2
    濾材および流体を通すシート状の第2スペーサ材の順で
    重ね合わされて4層に形成され、前記第2スペーサ材を
    内側にして前記チューブに渦巻状に巻き付けられる濾過
    部材と、 前記濾過部材の軸方向端部に取り付けられ、この濾過部
    材を前記チューブに巻き付いた状態に保持するとともに
    前記軸方向端部を閉塞する保持プレートとから構成され
    る渦巻型フィルタエレメントであって、 前記濾過部材の周方向内端部が前記壁部の周方向内端部
    と外端部との間に挟持されており、 この濾過部材の周方向内端部において、前記第1スペー
    サ材の端部が露出するとともに、前記第2スペーサ材の
    端部が前記壁部と前記第2濾材とによって閉塞されてお
    り、 前記濾過部材の周方向外端部において、前記第1スペー
    サ材の端部が前記第1濾材および前記第2濾材によって
    包囲されるとともに、前記第2スペーサ材の端部が露出
    していることを特徴とする渦巻型フィルタエレメント。
  2. 【請求項2】 前記保持プレートが前記濾過部材の軸方
    向一端のみに取り付られ、軸方向他端が露出しており、 この軸方向他端において、前記第1スペーサ材の端部を
    閉塞する閉塞手段を有するとともに、前記第2スペーサ
    材の軸方向他端は開放されていることを特徴とする請求
    項1に記載の渦巻型フィルタエレメント。
JP6123156A 1994-05-12 1994-05-12 渦巻型フィルタエレメント Pending JPH07303805A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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