JPS633194B2 - - Google Patents
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- JPS633194B2 JPS633194B2 JP60112908A JP11290885A JPS633194B2 JP S633194 B2 JPS633194 B2 JP S633194B2 JP 60112908 A JP60112908 A JP 60112908A JP 11290885 A JP11290885 A JP 11290885A JP S633194 B2 JPS633194 B2 JP S633194B2
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- Japan
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- input shaft
- output shaft
- shaft
- bearing
- casing
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0434—Features relating to lubrication or cooling or heating relating to lubrication supply, e.g. pumps ; Pressure control
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/34—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles
- B60K17/344—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having a transfer gear
- B60K17/346—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having a transfer gear the transfer gear being a differential gear
- B60K17/3467—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having a transfer gear the transfer gear being a differential gear combined with a change speed gearing, e.g. range gear
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/042—Guidance of lubricant
- F16H57/043—Guidance of lubricant within rotary parts, e.g. axial channels or radial openings in shafts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/048—Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0482—Gearings with gears having orbital motion
- F16H57/0483—Axle or inter-axle differentials
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19991—Lubrication
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、車両等において主変速機の出力側に
設けられて使用される副変速機に関する。
設けられて使用される副変速機に関する。
副変速機の一つとして、米国特許第4440042号
にて、ケーシングに回転可能に軸支された入力軸
と、この入力軸と同軸的に配置されて前記ケーシ
ングに回転可能に軸支され前記入力軸と相対回転
可能な出力軸と、前記ケーシング内にて前記入力
軸上に同心的に配置されて入力要素を前記入力軸
に一体回転可能に連結し出力要素を前記出力軸に
向けて突設してなるプラネタリギヤユニツトと、
前記出力軸上に軸方向へ移動可能かつ一体回転可
能に組付けられて第1の位置にて前記入力軸と出
力軸を一体回転可能に連結し第2の位置にて前記
プラネタリギヤユニツトの出力要素と出力軸を一
体回転可能に連結する結合スリーブを備えてなる
ものが提案されている。
にて、ケーシングに回転可能に軸支された入力軸
と、この入力軸と同軸的に配置されて前記ケーシ
ングに回転可能に軸支され前記入力軸と相対回転
可能な出力軸と、前記ケーシング内にて前記入力
軸上に同心的に配置されて入力要素を前記入力軸
に一体回転可能に連結し出力要素を前記出力軸に
向けて突設してなるプラネタリギヤユニツトと、
前記出力軸上に軸方向へ移動可能かつ一体回転可
能に組付けられて第1の位置にて前記入力軸と出
力軸を一体回転可能に連結し第2の位置にて前記
プラネタリギヤユニツトの出力要素と出力軸を一
体回転可能に連結する結合スリーブを備えてなる
ものが提案されている。
かかる副変速機はその軸方向の寸法が短くてコ
ンパクトであるものの、はねかけ式の潤滑方法で
は特にプラネタリギヤユニツトにおける被潤滑部
位に潤滑油を十分に供給することができない。
ンパクトであるものの、はねかけ式の潤滑方法で
は特にプラネタリギヤユニツトにおける被潤滑部
位に潤滑油を十分に供給することができない。
上記した問題に対処するには圧送式の潤滑方法
を採用すればよいが、圧送式の潤滑方法において
はオイルポンプが不可欠である。
を採用すればよいが、圧送式の潤滑方法において
はオイルポンプが不可欠である。
ところで、かかるオイルポンプの配設位置や構
成や駆動方式が適切でないと、当該副変速機が不
必要に大きくなつたり高価になる場合がある。
成や駆動方式が適切でないと、当該副変速機が不
必要に大きくなつたり高価になる場合がある。
本発明は、潤滑のためのオイルポンプを備えて
コンパクトかつ安価な副変速機を提供すべくなさ
れたもので、当該副変速機をケーシングに第1の
軸受を介して回転可能に軸支されて主変速機の出
力軸に一体回転可能に連結される入力軸と、この
入力軸と同軸的に配置されて前記ケーシングに第
2の軸受を介して回転可能に軸支され前記入力軸
と相対回転可能な出力軸と、前記ケーシング内に
て前記入力軸上に同心的に配置されて入力要素を
前記入力軸に一体回転可能に連結し出力要素を前
記出力軸に向けて突設してなるプラネタリギヤユ
ニツトと、前記出力軸上に軸方向へ移動可能かつ
一体回転可能に組付けられて第1の位置にて前記
入力軸と出力軸を一体回転可能に連結し第2の位
置にて前記プラネタリギヤユニツトの出力要素と
出力軸を一体回転可能に連結する結合スリーブを
備えるとともに、前記ケーシングに液密的に組付
けられて前記第1の軸受を固定するベアリングリ
テーナを備えてなり、また前記ベアリングリテー
ナ内に同ベアリングリテーナをポンプハウジング
の一部とし前記入力軸によつて駆動されて前記ケ
ーシング内に収容した潤滑油を被潤滑部位に供給
するオイルポンプを前記入力軸と同心的に設けて
なる構成とした。
コンパクトかつ安価な副変速機を提供すべくなさ
れたもので、当該副変速機をケーシングに第1の
軸受を介して回転可能に軸支されて主変速機の出
力軸に一体回転可能に連結される入力軸と、この
入力軸と同軸的に配置されて前記ケーシングに第
2の軸受を介して回転可能に軸支され前記入力軸
と相対回転可能な出力軸と、前記ケーシング内に
て前記入力軸上に同心的に配置されて入力要素を
前記入力軸に一体回転可能に連結し出力要素を前
記出力軸に向けて突設してなるプラネタリギヤユ
ニツトと、前記出力軸上に軸方向へ移動可能かつ
一体回転可能に組付けられて第1の位置にて前記
入力軸と出力軸を一体回転可能に連結し第2の位
置にて前記プラネタリギヤユニツトの出力要素と
出力軸を一体回転可能に連結する結合スリーブを
備えるとともに、前記ケーシングに液密的に組付
けられて前記第1の軸受を固定するベアリングリ
テーナを備えてなり、また前記ベアリングリテー
ナ内に同ベアリングリテーナをポンプハウジング
の一部とし前記入力軸によつて駆動されて前記ケ
ーシング内に収容した潤滑油を被潤滑部位に供給
するオイルポンプを前記入力軸と同心的に設けて
なる構成とした。
上記のように構成した副変速機においては、そ
の入力軸のための軸受を固定するベアリングリテ
ーナ内にて、主変速機の出力軸に一体回転可能に
連結される入力軸上にオイルポンプが同心的に設
けられていて、オイルポンプの設置に際して主変
速機の出力軸と当該副変速機の入力軸との連結部
の外周に形成されるデツドスペースを有効に活用
しているため、当該副変速機が無用に大型化され
ることはない。
の入力軸のための軸受を固定するベアリングリテ
ーナ内にて、主変速機の出力軸に一体回転可能に
連結される入力軸上にオイルポンプが同心的に設
けられていて、オイルポンプの設置に際して主変
速機の出力軸と当該副変速機の入力軸との連結部
の外周に形成されるデツドスペースを有効に活用
しているため、当該副変速機が無用に大型化され
ることはない。
また、ベアリングリテーナをオイルポンプにお
けるポンプハウジングの一部としても兼用してい
るためオイルポンプ自体が安価であり、しかもオ
イルポンプが入力軸と同心的に設けられ入力軸に
よつて駆動されるようにしてあつて入力軸をその
駆動軸としており駆動のために当該副変速機の構
成部材とは別のギヤやシヤフト等を用いる必要が
ないため、当該副変速機を極めて安価に構成する
ことができる。
けるポンプハウジングの一部としても兼用してい
るためオイルポンプ自体が安価であり、しかもオ
イルポンプが入力軸と同心的に設けられ入力軸に
よつて駆動されるようにしてあつて入力軸をその
駆動軸としており駆動のために当該副変速機の構
成部材とは別のギヤやシヤフト等を用いる必要が
ないため、当該副変速機を極めて安価に構成する
ことができる。
更に、オイルポンプが入力軸によつて駆動され
るようにしてあるため、当該副変速機においてニ
ユートラル状態(入力軸と出力軸の動力伝達が遮
断されている状態)が設定されていても当該副変
速機の全ての作動状態にてオイルポンプを駆動す
ることができて潤滑油を被潤滑部位に十分に供給
することができる。
るようにしてあるため、当該副変速機においてニ
ユートラル状態(入力軸と出力軸の動力伝達が遮
断されている状態)が設定されていても当該副変
速機の全ての作動状態にてオイルポンプを駆動す
ることができて潤滑油を被潤滑部位に十分に供給
することができる。
以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
第1図は車両用動力伝達装置を示していて、同
装置は主変速機Aと、この主変速機Aの出力側に
配設された動力分配装置Bによつて構成されてい
る。主変速機Aは、公知のものであつて、ケーシ
ング10、入力軸11、カウンタシヤフト12お
よび出力軸13等を備えている。動力分配装置B
は、本発明による副変速機Cを一体的に備えてい
て、第1図および第2図にて示したように、ケー
シング20、入力軸21、第1出力軸22、第2
出力軸23、ドライブスプロケツト24、ドリブ
ンスプロケツト25、チエーン26、プラネタリ
ギヤユニツト30、高低速切換機構40および二
輪四輪切換機構50を備えている。
装置は主変速機Aと、この主変速機Aの出力側に
配設された動力分配装置Bによつて構成されてい
る。主変速機Aは、公知のものであつて、ケーシ
ング10、入力軸11、カウンタシヤフト12お
よび出力軸13等を備えている。動力分配装置B
は、本発明による副変速機Cを一体的に備えてい
て、第1図および第2図にて示したように、ケー
シング20、入力軸21、第1出力軸22、第2
出力軸23、ドライブスプロケツト24、ドリブ
ンスプロケツト25、チエーン26、プラネタリ
ギヤユニツト30、高低速切換機構40および二
輪四輪切換機構50を備えている。
ケーシング20は、主変速機Aのケーシング1
0に筒状のアダプタ(動力分配装置Bが設けられ
ないときには公知のエクステンシヨンハウジング
がこれに代る)19を介して固着されていて、フ
ロントケース20aとリヤケース20bからな
り、フロントケース20aにはフロントベアリン
グリテーナ20cが液密的に組付けられ、リヤケ
ース20bにはリヤベアリングリテーナ20dが
液密的に組付けられている。入力軸21は、中空
であつてフロントケース20aにラジアルニード
ル軸受90、プラネタリギヤユニツト30のキヤ
リヤ34およびラジアルボール軸受91を介て回
転可能に軸支されていて、その図示左端の内スプ
ライン21aにて主変速機Aの出力軸13に一体
回転可能に連結されている。また、入力軸21に
は図示右端に外スプライン21bが設けられてい
る。
0に筒状のアダプタ(動力分配装置Bが設けられ
ないときには公知のエクステンシヨンハウジング
がこれに代る)19を介して固着されていて、フ
ロントケース20aとリヤケース20bからな
り、フロントケース20aにはフロントベアリン
グリテーナ20cが液密的に組付けられ、リヤケ
ース20bにはリヤベアリングリテーナ20dが
液密的に組付けられている。入力軸21は、中空
であつてフロントケース20aにラジアルニード
ル軸受90、プラネタリギヤユニツト30のキヤ
リヤ34およびラジアルボール軸受91を介て回
転可能に軸支されていて、その図示左端の内スプ
ライン21aにて主変速機Aの出力軸13に一体
回転可能に連結されている。また、入力軸21に
は図示右端に外スプライン21bが設けられてい
る。
第1出力軸22は入力軸21に対して同軸的に
位置し、その左端部にて入力軸21の内孔21c
内にラジアルニードル軸受92を介して回転可能
に軸支され、かつその右側中間部にてリヤケース
20bにラジアルボール軸受93を介して回転可
能に軸支されている。かかる第1出力軸22にお
いては、その中間部外周にスプラインハブ22a
と軸支部22bが設けられており、その右端部に
て図示しない後輪側に動力伝達可能に接続され
る。なお、第1出力軸22の右端部外周にはスピ
ードメータ用のドライブギヤ27が組付けられて
いてドリブンギヤ28に噛合している。また、入
力軸21の右端と第1出力軸22の段部間にはス
ラストニードル軸受94が介装されている。
位置し、その左端部にて入力軸21の内孔21c
内にラジアルニードル軸受92を介して回転可能
に軸支され、かつその右側中間部にてリヤケース
20bにラジアルボール軸受93を介して回転可
能に軸支されている。かかる第1出力軸22にお
いては、その中間部外周にスプラインハブ22a
と軸支部22bが設けられており、その右端部に
て図示しない後輪側に動力伝達可能に接続され
る。なお、第1出力軸22の右端部外周にはスピ
ードメータ用のドライブギヤ27が組付けられて
いてドリブンギヤ28に噛合している。また、入
力軸21の右端と第1出力軸22の段部間にはス
ラストニードル軸受94が介装されている。
第2出力軸23は左右一対のラジアルボール軸
受95,96を介してケーシング20の両ケース
20a,20bに回転可能に軸支され、第1出力
軸22に対して並列的に延びている。かかる第2
出力軸23においては、その左端に設けた外スプ
ライン23aにて図示しない前輪側に動力伝達可
能に接続される。
受95,96を介してケーシング20の両ケース
20a,20bに回転可能に軸支され、第1出力
軸22に対して並列的に延びている。かかる第2
出力軸23においては、その左端に設けた外スプ
ライン23aにて図示しない前輪側に動力伝達可
能に接続される。
ドライブスプロケツト24は、第1出力軸22
の軸支部22bの外周にラジアルニードル軸受9
7を介して回転可能に軸支されている。このドラ
イブスプロケツト24は、第2出力軸23の右端
部外周にラジアルニードル軸受98を介して回転
可能に軸支したドリブンスプロケツト25にチエ
ーン26を介して動力伝達可能に連結されてい
る。
の軸支部22bの外周にラジアルニードル軸受9
7を介して回転可能に軸支されている。このドラ
イブスプロケツト24は、第2出力軸23の右端
部外周にラジアルニードル軸受98を介して回転
可能に軸支したドリブンスプロケツト25にチエ
ーン26を介して動力伝達可能に連結されてい
る。
プラネタリギヤユニツト30は高低二段の変速
機構を構成するものでサンギヤ31,リングギヤ
32,複数の(1個のみ図示されている)プラネ
タリギヤ33およびキヤリヤ34を備えている。
サンギヤ31は入力軸21の外スプライン21b
に軸方向の移動を規制して組付けられており、ま
たリングギヤ32はケーシング20のフロントケ
ース20aに固定されてサンギヤ31と同心的に
位置している。キヤリヤ34はこれら両ギヤ3
1,32間に軸方向の移動を規制して回転可能に
組付けられ、両ギヤ31,32に噛合する各プラ
ネタリギヤ33を軸方向の移動を規制して回転可
能に軸支している。このキヤリア34の右端部に
は、内周に内スプライン35aを備えたギヤプレ
ート35が一体回転可能に組付けられており、後
述の高低速切換機構40の結合スリーブ41によ
つてギヤプレート35が第1出力軸22に動力伝
達可能に結合されたとき、入力軸21の回転が第
1出力軸22に減速して伝達される。また、キヤ
リア34と入力軸21間にはスラストニードル軸
受99が介装され、プラネタリギヤ33とキヤリ
ア34間にはラジアルニードル軸受36とスラス
トメタル軸受37が介装されている。
機構を構成するものでサンギヤ31,リングギヤ
32,複数の(1個のみ図示されている)プラネ
タリギヤ33およびキヤリヤ34を備えている。
サンギヤ31は入力軸21の外スプライン21b
に軸方向の移動を規制して組付けられており、ま
たリングギヤ32はケーシング20のフロントケ
ース20aに固定されてサンギヤ31と同心的に
位置している。キヤリヤ34はこれら両ギヤ3
1,32間に軸方向の移動を規制して回転可能に
組付けられ、両ギヤ31,32に噛合する各プラ
ネタリギヤ33を軸方向の移動を規制して回転可
能に軸支している。このキヤリア34の右端部に
は、内周に内スプライン35aを備えたギヤプレ
ート35が一体回転可能に組付けられており、後
述の高低速切換機構40の結合スリーブ41によ
つてギヤプレート35が第1出力軸22に動力伝
達可能に結合されたとき、入力軸21の回転が第
1出力軸22に減速して伝達される。また、キヤ
リア34と入力軸21間にはスラストニードル軸
受99が介装され、プラネタリギヤ33とキヤリ
ア34間にはラジアルニードル軸受36とスラス
トメタル軸受37が介装されている。
高低速切換機構40は第2図〜第5図に示すよ
うに、結合スリーブ41、シフトロツド42およ
びシフトフオーク43を備えている。結合スリー
ブ41はその内スプライン41aにて第1出力軸
22の外スプライン22aに軸方向へ摺動可能に
嵌合し、摺動時入力軸21の外スプライン21b
に係脱する。また、結合スリーブ41はギヤプレ
ート35の内スプライン35aに係脱可能に嵌合
する外スプライン41bを備えている。かかる結
合スリーブ41においては、第2図の位置(高
速位置)にあるとき入力軸21の外スプライン2
1bに嵌合するとともにギヤプレート35の内ス
プライン35aから離脱して入力軸21と第1出
力軸22とを一体回転可能に結合する。また、同
図の位置(低速位置)にある場合には、結合ス
リーブ41は入力軸21の外スプライン21bか
ら離脱するとともにギヤプレート35の内スプラ
イン35aに嵌合して、入力軸21と第1出力軸
22とをプラネタリギヤユニツト30を介して動
力伝達可能に結合する。
うに、結合スリーブ41、シフトロツド42およ
びシフトフオーク43を備えている。結合スリー
ブ41はその内スプライン41aにて第1出力軸
22の外スプライン22aに軸方向へ摺動可能に
嵌合し、摺動時入力軸21の外スプライン21b
に係脱する。また、結合スリーブ41はギヤプレ
ート35の内スプライン35aに係脱可能に嵌合
する外スプライン41bを備えている。かかる結
合スリーブ41においては、第2図の位置(高
速位置)にあるとき入力軸21の外スプライン2
1bに嵌合するとともにギヤプレート35の内ス
プライン35aから離脱して入力軸21と第1出
力軸22とを一体回転可能に結合する。また、同
図の位置(低速位置)にある場合には、結合ス
リーブ41は入力軸21の外スプライン21bか
ら離脱するとともにギヤプレート35の内スプラ
イン35aに嵌合して、入力軸21と第1出力軸
22とをプラネタリギヤユニツト30を介して動
力伝達可能に結合する。
シフトロツド42は、両出力軸22,23間に
て両ケース20a,20bに軸方向へ摺動可能に
組付けられて両出力軸22,23に対して並列的
に延びており、その中間部外周にシフトフオーク
43が一体的に組付けられている。かかるシフト
ロツド42は後述の揺動アーム61により摺動さ
れるもので、摺動時シフトフオーク43を一体的
に移動させてこれに係合する結合スリーブ41を
摺動させる。
て両ケース20a,20bに軸方向へ摺動可能に
組付けられて両出力軸22,23に対して並列的
に延びており、その中間部外周にシフトフオーク
43が一体的に組付けられている。かかるシフト
ロツド42は後述の揺動アーム61により摺動さ
れるもので、摺動時シフトフオーク43を一体的
に移動させてこれに係合する結合スリーブ41を
摺動させる。
二輪四輪切換機構50は結合スリーブ51・5
2,シフトロツド53およびシフトフオーク54
を備えている。第1結合スリーブ51はその内ス
プライン51aにて第1出力軸22の外スプライ
ン22aに軸方向へ摺動可能に嵌合しており、摺
動時ドライブスプロケツト24に設けた外スプラ
イン24aに係脱する。この結合スリーブ51に
おいては、第2図の位置(四輪位置)にあると
きドライブスプロケツト24の外スプライン24
aに嵌合して第1出力軸22とドライブスプロケ
ツト24とを結合し、かつ位置(二輪位置)に
あるときこれら両者22,24の結合を遮断す
る。
2,シフトロツド53およびシフトフオーク54
を備えている。第1結合スリーブ51はその内ス
プライン51aにて第1出力軸22の外スプライ
ン22aに軸方向へ摺動可能に嵌合しており、摺
動時ドライブスプロケツト24に設けた外スプラ
イン24aに係脱する。この結合スリーブ51に
おいては、第2図の位置(四輪位置)にあると
きドライブスプロケツト24の外スプライン24
aに嵌合して第1出力軸22とドライブスプロケ
ツト24とを結合し、かつ位置(二輪位置)に
あるときこれら両者22,24の結合を遮断す
る。
第2結合スリーブ52はその内スプライン52
aにて、第2出力軸23上に一体回転可能に組付
けたクラツチハブ23bの外スプラインに軸方向
へ摺動可能に嵌合しており、摺動時ドリブンスプ
ロケツト25に設けた外スプライン25aに係脱
する。この結合スリーブ52においては、第2図
の位置にあるときドリブンスプロケツト25の
外スプライン25aに嵌合して第2出力軸23と
ドリブンスプロケツト25とを結合し、かつ位
置にあるときこれら両者23,25の結合を遮断
する。なお、結合スリーブ52の内周には、ドリ
ブンスプロケツト25に設けたテーパコーン部2
5b、この上に組付けたシンクロナイザリング5
5、キー56およびキースプリング57からなる
公知の同期装置が設けられている。この同期装置
は、両結合スリーブ51,52を位置から位
置に移行させる際に、車速に応じて回転している
第2出力軸23と両スプロケツト24,25およ
びチエーン26を同期させるものであり、結合ス
リーブ51がドライブスプロケツト24の外スプ
ライン24aに係合するに先行してその機能を発
揮するようになつている。
aにて、第2出力軸23上に一体回転可能に組付
けたクラツチハブ23bの外スプラインに軸方向
へ摺動可能に嵌合しており、摺動時ドリブンスプ
ロケツト25に設けた外スプライン25aに係脱
する。この結合スリーブ52においては、第2図
の位置にあるときドリブンスプロケツト25の
外スプライン25aに嵌合して第2出力軸23と
ドリブンスプロケツト25とを結合し、かつ位
置にあるときこれら両者23,25の結合を遮断
する。なお、結合スリーブ52の内周には、ドリ
ブンスプロケツト25に設けたテーパコーン部2
5b、この上に組付けたシンクロナイザリング5
5、キー56およびキースプリング57からなる
公知の同期装置が設けられている。この同期装置
は、両結合スリーブ51,52を位置から位
置に移行させる際に、車速に応じて回転している
第2出力軸23と両スプロケツト24,25およ
びチエーン26を同期させるものであり、結合ス
リーブ51がドライブスプロケツト24の外スプ
ライン24aに係合するに先行してその機能を発
揮するようになつている。
シフトロツド53は、シフトロツド42と平行
に配置されており、その中間部外周にシフトフオ
ーク54が軸方向に摺動可能に組付けられてい
る。このシフトフオーク54はシフトロツド53
の外周に組付けた圧縮スプリング58にて図示左
方に付勢され、シフトロツド53に設けた係合段
部53aに弾撥的に当接して位置決めされてい
る。圧縮スプリング58はシフトフオーク54の
図示左方への移動時の待ち機構として機能するも
のであり、右端はクリツプ59によつて固定され
たリテーナ58aに当接している。かかるシフト
フオーク54は両結合スリーブ51,52側に延
びてこれらにそれぞれ係合する一対のフオーク部
54a,54bを備え、両結合スリーブ51,5
2が連動して摺動するようになつている。また、
シフトロツド53の係合段部53aには下方に開
口する係合凹所53bが設けられていて、この係
合凹所53bに揺動アーム61の一方の揺動端部
61aが係合している。
に配置されており、その中間部外周にシフトフオ
ーク54が軸方向に摺動可能に組付けられてい
る。このシフトフオーク54はシフトロツド53
の外周に組付けた圧縮スプリング58にて図示左
方に付勢され、シフトロツド53に設けた係合段
部53aに弾撥的に当接して位置決めされてい
る。圧縮スプリング58はシフトフオーク54の
図示左方への移動時の待ち機構として機能するも
のであり、右端はクリツプ59によつて固定され
たリテーナ58aに当接している。かかるシフト
フオーク54は両結合スリーブ51,52側に延
びてこれらにそれぞれ係合する一対のフオーク部
54a,54bを備え、両結合スリーブ51,5
2が連動して摺動するようになつている。また、
シフトロツド53の係合段部53aには下方に開
口する係合凹所53bが設けられていて、この係
合凹所53bに揺動アーム61の一方の揺動端部
61aが係合している。
揺動アーム61は、両シフトロツド42,53
を摺動させるものであり、第5図にて詳細に示し
たように、フロントケース20aのボス部にて液
密的かつ回転可能に軸支した操作ロツド62の下
端部に設けた偏心軸部62a(操作ロツド62の
回動中心O1から所定量l偏心している)にその
中央部にて揺動可能に組付けられていて、他方の
揺動端部61bにてシフトフオーク43に設けた
係合凹所43aに係合している。
を摺動させるものであり、第5図にて詳細に示し
たように、フロントケース20aのボス部にて液
密的かつ回転可能に軸支した操作ロツド62の下
端部に設けた偏心軸部62a(操作ロツド62の
回動中心O1から所定量l偏心している)にその
中央部にて揺動可能に組付けられていて、他方の
揺動端部61bにてシフトフオーク43に設けた
係合凹所43aに係合している。
また、両シフトロツド42,53は、第4図に
て示したように、公知のデイテントボール63,
64とインターロツクピン65の作用にて間欠的
かつ選択的に固定されるようになつている。デイ
テントボール63はシフトロツド42の外周に設
けた一対の係合凹所42a,42bに選択的に係
合して位置決めするものであつて圧縮スプリング
66により付勢され、またデイテントボール64
はシフトロツド53の外周に設けた一対の係合凹
所53c,53dに選択的に係合して位置決めす
るものであつて圧縮スプリング67により付勢さ
れている。また、インターロツクピン65は両シ
フトロツド42,53の外周に設けた一対の係合
凹所42c,53eに選択的に係合していずれか
一方のシフトロツド42,53をケーシング20
に選択的に固定するものであり、第4図の位置に
て両係合凹所42c,53eが対向し、シフトロ
ツド42と一体のシフトフオーク43がフロント
ケース20aの内壁面に当接し、シフトロツド5
3と一体のクリツプ59がリヤケース20bの内
壁面に当接するようになつている。
て示したように、公知のデイテントボール63,
64とインターロツクピン65の作用にて間欠的
かつ選択的に固定されるようになつている。デイ
テントボール63はシフトロツド42の外周に設
けた一対の係合凹所42a,42bに選択的に係
合して位置決めするものであつて圧縮スプリング
66により付勢され、またデイテントボール64
はシフトロツド53の外周に設けた一対の係合凹
所53c,53dに選択的に係合して位置決めす
るものであつて圧縮スプリング67により付勢さ
れている。また、インターロツクピン65は両シ
フトロツド42,53の外周に設けた一対の係合
凹所42c,53eに選択的に係合していずれか
一方のシフトロツド42,53をケーシング20
に選択的に固定するものであり、第4図の位置に
て両係合凹所42c,53eが対向し、シフトロ
ツド42と一体のシフトフオーク43がフロント
ケース20aの内壁面に当接し、シフトロツド5
3と一体のクリツプ59がリヤケース20bの内
壁面に当接するようになつている。
一方、操作ロツド62の外端部には第3図およ
び第5図に示すように連結レバー68がテーパピ
ン69を用いて組付けられている。この連結レバ
ー68はプツシユプルケーブル70を介してトラ
ンスフアレバー71に連結されており、トランス
フアレバー71の車両前後方向への操作により操
作ロツド62が回動するようになつている。
び第5図に示すように連結レバー68がテーパピ
ン69を用いて組付けられている。この連結レバ
ー68はプツシユプルケーブル70を介してトラ
ンスフアレバー71に連結されており、トランス
フアレバー71の車両前後方向への操作により操
作ロツド62が回動するようになつている。
このように構成した当該動力分配装置において
は、結合スリーブ41が第2図の位置にあり、
かつ結合スリーブ51,52が位置にある場
合、入力軸21と第1出力軸22とは直結状態に
あり、かつ第1出力軸22とドライブスプロケツ
ト24および第2出力軸23とドリブンスプロケ
ツト25は結合状態にある。このため、車両は高
速四輪駆動が可能な状態にある。この場合のトラ
ンスフアレバー71は第3図のH4位置にあり、
両シフトロツド42,53と揺動アーム61は第
4図図示の状態にある。なお、第4図において符
号O2は揺動アーム61の揺動中心を示す。
は、結合スリーブ41が第2図の位置にあり、
かつ結合スリーブ51,52が位置にある場
合、入力軸21と第1出力軸22とは直結状態に
あり、かつ第1出力軸22とドライブスプロケツ
ト24および第2出力軸23とドリブンスプロケ
ツト25は結合状態にある。このため、車両は高
速四輪駆動が可能な状態にある。この場合のトラ
ンスフアレバー71は第3図のH4位置にあり、
両シフトロツド42,53と揺動アーム61は第
4図図示の状態にある。なお、第4図において符
号O2は揺動アーム61の揺動中心を示す。
しかして、トランスフアレバー71を第3図の
H2位置へ操作すると、操作ロツド62はプツシ
ユプルケーブル70および連結レバー68を介し
て第4図の矢印a1方向に回動し、揺動アーム6
1の揺動中心O2を同図矢印a2方向に回動させ
る。この場合、揺動アーム61はその揺動端部6
1b側(係合凹所43aとの係合部)を支点とし
て傾動し、その揺動端部61aにてシフトロツド
53を図示左方へ移動させる。このとき、両結合
フリーブ51,52に大きなトルクが作用してい
なければ(大きなトルクが作用しているときには
そのトルクが小さくなるときまで待つて)シフト
フオーク54が圧縮スプリング58により押動さ
れて移動する。これにより、両結合スリーブ5
1,52は第2図の位置へ摺動して第1出力軸
22とドライブスプロケツト24間および第2出
力軸23とドリブンスプロケツト25間の結合を
同時に遮断し、車両を高速二輪駆動の可能な状態
とする。なお、かかる状態においてはシフトロツ
ド42がインターロツクピン65により移動を規
制されているため、トランスフアレバー71を第
3図のH2位置からH4位置へ操作した場合、揺
動アーム61はその揺動端部61b側を支点とし
て上記とは逆方向に傾動し、シフトロツド53を
図示右方へ移動させて第4図に示す状態にする。
H2位置へ操作すると、操作ロツド62はプツシ
ユプルケーブル70および連結レバー68を介し
て第4図の矢印a1方向に回動し、揺動アーム6
1の揺動中心O2を同図矢印a2方向に回動させ
る。この場合、揺動アーム61はその揺動端部6
1b側(係合凹所43aとの係合部)を支点とし
て傾動し、その揺動端部61aにてシフトロツド
53を図示左方へ移動させる。このとき、両結合
フリーブ51,52に大きなトルクが作用してい
なければ(大きなトルクが作用しているときには
そのトルクが小さくなるときまで待つて)シフト
フオーク54が圧縮スプリング58により押動さ
れて移動する。これにより、両結合スリーブ5
1,52は第2図の位置へ摺動して第1出力軸
22とドライブスプロケツト24間および第2出
力軸23とドリブンスプロケツト25間の結合を
同時に遮断し、車両を高速二輪駆動の可能な状態
とする。なお、かかる状態においてはシフトロツ
ド42がインターロツクピン65により移動を規
制されているため、トランスフアレバー71を第
3図のH2位置からH4位置へ操作した場合、揺
動アーム61はその揺動端部61b側を支点とし
て上記とは逆方向に傾動し、シフトロツド53を
図示右方へ移動させて第4図に示す状態にする。
また、H4位置にあるトランスフアレバー71
を第3図のL4位置へ操作すると、操作ロツド6
2はブツシユプルケーブル70および連結レバー
68を介して第4図の矢印b1方向に回動し、揺
動アーム61の揺動中心O2を同図矢印b2方向
に回動させる。この場合、揺動アーム61はその
揺動端部61a側(係合凹所53bとの係合部)
を支点として傾動し、その揺動端部61bにてシ
フトフオーク43と一体のシフトロツド42を図
示右方へ移動させる。これにより、結合スリーブ
41は第2図の位置へ摺動して入力軸21と第
1出力軸22とをプラネタリギヤユニツト30を
介して結合させ、車両を低速四輪駆動の可能な状
態とする。なお、かかる状態においてはシフトロ
ツド53がインターロツクピン65により移動を
規制されているため、トランスフアレバー71を
第3図のL4位置からH4位置へ操作した場合、
揺動アーム61はその揺動端部61a側を支点と
して上記とは逆方向に傾動し、シフトロツド42
を図示左方へ移動させて第4図に示す状態にす
る。
を第3図のL4位置へ操作すると、操作ロツド6
2はブツシユプルケーブル70および連結レバー
68を介して第4図の矢印b1方向に回動し、揺
動アーム61の揺動中心O2を同図矢印b2方向
に回動させる。この場合、揺動アーム61はその
揺動端部61a側(係合凹所53bとの係合部)
を支点として傾動し、その揺動端部61bにてシ
フトフオーク43と一体のシフトロツド42を図
示右方へ移動させる。これにより、結合スリーブ
41は第2図の位置へ摺動して入力軸21と第
1出力軸22とをプラネタリギヤユニツト30を
介して結合させ、車両を低速四輪駆動の可能な状
態とする。なお、かかる状態においてはシフトロ
ツド53がインターロツクピン65により移動を
規制されているため、トランスフアレバー71を
第3図のL4位置からH4位置へ操作した場合、
揺動アーム61はその揺動端部61a側を支点と
して上記とは逆方向に傾動し、シフトロツド42
を図示左方へ移動させて第4図に示す状態にす
る。
しかして、本実施例においては、第1図,第2
図及び第6図にて示したように、動力分配装置B
のフロントベアリングリテーナ20c内にて入力
軸21上にオイルポンプ(トロコイドポンプまた
はギヤポンプ)80が設けられている。オイルポ
ンプ80は、ケーシング20内に収容した潤滑油
(停止時において第3図の一点鎖線の位置まであ
る)を軸受90,91,92,93,94,9
7,99や軸受36,37や両結合スリーブ4
1,51の摺動部やプラネタリギヤユニツト20
の各ギヤの噛合部やスピードメータ用のギヤ2
7,28の噛合部等の各被潤滑部位に供給するも
のであり、フロントベアリングリテーナ20cを
ポンプハウジングの一部としていて、インナロー
タ81、アウタロータ82、第1カバー83およ
び第2カバー84等によつて構成されている。
図及び第6図にて示したように、動力分配装置B
のフロントベアリングリテーナ20c内にて入力
軸21上にオイルポンプ(トロコイドポンプまた
はギヤポンプ)80が設けられている。オイルポ
ンプ80は、ケーシング20内に収容した潤滑油
(停止時において第3図の一点鎖線の位置まであ
る)を軸受90,91,92,93,94,9
7,99や軸受36,37や両結合スリーブ4
1,51の摺動部やプラネタリギヤユニツト20
の各ギヤの噛合部やスピードメータ用のギヤ2
7,28の噛合部等の各被潤滑部位に供給するも
のであり、フロントベアリングリテーナ20cを
ポンプハウジングの一部としていて、インナロー
タ81、アウタロータ82、第1カバー83およ
び第2カバー84等によつて構成されている。
インナロータ81は、そのハブ部にて入力軸2
1上に嵌合され入力軸21に植設したピン85に
て回転されるようになつている。アウタロータ8
2は、フロントベアリングリテーナ20cに設け
た凹所(インナロータ81の回転中心に対して偏
心している)20c1内に回転可能に組付けられ
ていて、その両側をインナロータ81とともにフ
ロントベアリングリテーナ20cと第1カバー8
3によつてシールされている。
1上に嵌合され入力軸21に植設したピン85に
て回転されるようになつている。アウタロータ8
2は、フロントベアリングリテーナ20cに設け
た凹所(インナロータ81の回転中心に対して偏
心している)20c1内に回転可能に組付けられ
ていて、その両側をインナロータ81とともにフ
ロントベアリングリテーナ20cと第1カバー8
3によつてシールされている。
第1カバー83は、鉄板プレス製であつて、第
2カバー84とともにフロントベアリングリテー
ナ20cに設けた凹所(入力軸21と同心的に設
けられている)20c2内に嵌合されかつねじ8
6によつてフロントベアリングリテーナ20cに
固着されている。また第1カバー83は、第6図
および第7図にて示したように、フロントベアリ
ングリテーナ20cに設けた吸入通路20c3と
フロントベアリングリテーナ20cに組付けたオ
イルストレーナ87(第3図参照)を通してケー
シング20の底部内に連通する吸入口83aと、
両ロータ81,82間の吸入側に開口する円弧状
の吸入スロツト83bと、両ロータ81,82間
の吐出側に開口する円弧状の吐出スロツト83c
を備えている。第2カバー84は、第6図および
第8図にて示したように、アルミダイキヤスト製
であつて、第1カバー83の吸入口83aと吸入
スロツト83bを連通させる凹所84aと、第1
カバー83の吐出スロツト83cを入力軸21に
設けた通孔21dに連通させる凹所84bを備え
ている。
2カバー84とともにフロントベアリングリテー
ナ20cに設けた凹所(入力軸21と同心的に設
けられている)20c2内に嵌合されかつねじ8
6によつてフロントベアリングリテーナ20cに
固着されている。また第1カバー83は、第6図
および第7図にて示したように、フロントベアリ
ングリテーナ20cに設けた吸入通路20c3と
フロントベアリングリテーナ20cに組付けたオ
イルストレーナ87(第3図参照)を通してケー
シング20の底部内に連通する吸入口83aと、
両ロータ81,82間の吸入側に開口する円弧状
の吸入スロツト83bと、両ロータ81,82間
の吐出側に開口する円弧状の吐出スロツト83c
を備えている。第2カバー84は、第6図および
第8図にて示したように、アルミダイキヤスト製
であつて、第1カバー83の吸入口83aと吸入
スロツト83bを連通させる凹所84aと、第1
カバー83の吐出スロツト83cを入力軸21に
設けた通孔21dに連通させる凹所84bを備え
ている。
このように構成したオイルポンプ80は、入力
軸21の回転に伴つてケーシング20の底部内に
ある潤滑油を入力軸21の通孔21dに圧送す
る。通孔21dに圧送された潤滑油はプラグ21
eによつて閉塞されている内孔21c内に流入し
て軸受92を潤滑するとともに第1出力軸22の
油穴22c内に流入し、各油孔22d,22e,
22f,22gを通してそれぞれ流出する。
軸21の回転に伴つてケーシング20の底部内に
ある潤滑油を入力軸21の通孔21dに圧送す
る。通孔21dに圧送された潤滑油はプラグ21
eによつて閉塞されている内孔21c内に流入し
て軸受92を潤滑するとともに第1出力軸22の
油穴22c内に流入し、各油孔22d,22e,
22f,22gを通してそれぞれ流出する。
しかして、油孔22dから流出する潤滑油は、
油孔21fを通して両軸受90,99に導かれて
これらを潤滑するとともに、油孔34a,34
b,34cを通して両軸受36,37に導かれて
これらを潤滑する。なお、軸受90を通過した潤
滑油は軸受91を通過してこれを潤滑し更に両ギ
ヤ32,33の噛合部を潤滑してケーシング20
の底部へと流れる。また、軸受99を通過した潤
滑油と両軸受36,37を通過した潤滑油は両ギ
ヤ31,33の噛合部を潤滑したのちケーシング
20の底部へと流れる。
油孔21fを通して両軸受90,99に導かれて
これらを潤滑するとともに、油孔34a,34
b,34cを通して両軸受36,37に導かれて
これらを潤滑する。なお、軸受90を通過した潤
滑油は軸受91を通過してこれを潤滑し更に両ギ
ヤ32,33の噛合部を潤滑してケーシング20
の底部へと流れる。また、軸受99を通過した潤
滑油と両軸受36,37を通過した潤滑油は両ギ
ヤ31,33の噛合部を潤滑したのちケーシング
20の底部へと流れる。
一方、油孔22eから流出する潤滑油は、油孔
21fに流れるとともに、入力軸21の内孔内に
嵌着した絞りブツシユ21gを通して軸受94に
導かれてこれを潤滑したのち、結合スリーブ41
と両外スプライン21b,22aとの嵌合部を通
過してこれらを潤滑し、ケーシング20の底部へ
と流れる。また油孔22fから流出する潤滑油
は、軸受97を潤滑したのち結合スリーブ41と
両外スプライン22a,24aの嵌合部を通過し
てこれらを潤滑するとともにドライブスプロケツ
ト24とスペーサ21h(第1出力軸22と一体
回転する)間を通過してこれらを潤滑し、ケーシ
ング20の底部へと流れる。更に油孔22gから
流出する潤滑油は、リヤベアリングリテーナ20
d内に流入して両ギヤ27,28の噛合部を潤滑
したのち軸受93を通過してこれを潤滑し、ケー
シング20の底部へと流れる。
21fに流れるとともに、入力軸21の内孔内に
嵌着した絞りブツシユ21gを通して軸受94に
導かれてこれを潤滑したのち、結合スリーブ41
と両外スプライン21b,22aとの嵌合部を通
過してこれらを潤滑し、ケーシング20の底部へ
と流れる。また油孔22fから流出する潤滑油
は、軸受97を潤滑したのち結合スリーブ41と
両外スプライン22a,24aの嵌合部を通過し
てこれらを潤滑するとともにドライブスプロケツ
ト24とスペーサ21h(第1出力軸22と一体
回転する)間を通過してこれらを潤滑し、ケーシ
ング20の底部へと流れる。更に油孔22gから
流出する潤滑油は、リヤベアリングリテーナ20
d内に流入して両ギヤ27,28の噛合部を潤滑
したのち軸受93を通過してこれを潤滑し、ケー
シング20の底部へと流れる。
ところで、上記のように構成したオイルポンプ
80は、フロントベアリングリテーナ20c内に
て入力軸21上に同心的に設けられていて、主変
速機Aの出力軸13と動力分配装置Bの入力軸2
1との連結部の外周に形成されるデツドスペース
を有効に活用しているため、当該装置が無用に大
型化されることはない。また、フロントベアリン
グリテーナ20cをオイルポンプ80におけるポ
ンプハウジングの一部としても兼用しているため
オイルポンプ自体が安価であり、しかもオイルポ
ンプ80が入力軸21によつてピン85を介して
駆動されるようにしてあつて駆動のための部材が
ピン85だけであり極めて安価に構成することが
できる。更に、オイルポンプ80が入力軸21に
よつて駆動されるようにしてあるため、当該動力
分配装置Bにおいてニユートラル状態が設定され
ても(すなわち、第2図の位置と位置の中間
位置にて結合スリーブ32が固定されるようにし
て入力軸21と第1出力軸22間の動力伝達が遮
断されるようにしても)、当該動力分配装置Bの
全ての作動状態にてオイルポンプ80を駆動する
ことができて潤滑油を被潤滑部位に十分に供給す
ることができる。
80は、フロントベアリングリテーナ20c内に
て入力軸21上に同心的に設けられていて、主変
速機Aの出力軸13と動力分配装置Bの入力軸2
1との連結部の外周に形成されるデツドスペース
を有効に活用しているため、当該装置が無用に大
型化されることはない。また、フロントベアリン
グリテーナ20cをオイルポンプ80におけるポ
ンプハウジングの一部としても兼用しているため
オイルポンプ自体が安価であり、しかもオイルポ
ンプ80が入力軸21によつてピン85を介して
駆動されるようにしてあつて駆動のための部材が
ピン85だけであり極めて安価に構成することが
できる。更に、オイルポンプ80が入力軸21に
よつて駆動されるようにしてあるため、当該動力
分配装置Bにおいてニユートラル状態が設定され
ても(すなわち、第2図の位置と位置の中間
位置にて結合スリーブ32が固定されるようにし
て入力軸21と第1出力軸22間の動力伝達が遮
断されるようにしても)、当該動力分配装置Bの
全ての作動状態にてオイルポンプ80を駆動する
ことができて潤滑油を被潤滑部位に十分に供給す
ることができる。
また上記のように構成したオイルポンプ80に
おいては、カバーが鉄板プレス製の第1カバー8
3とアルミダイキヤスト製の第2カバー84によ
つて構成されているため、同カバーを鋳物で作る
より安価である。また両カバー83,84がフロ
ントベアリングリテーナ20cの凹所20c2内
に嵌合されてねじ86によりフロントベアリング
リテーナ20cに固着されているため、フロント
ベアリングリテーナ20cと第1カバー83及び
第1カバー83と第2カバー84が確実に密着し
てシールされる。したがつて、吸入スロツト83
bにフロントベアリングリテーナ20c、第1カ
バー83、第2カバー84等三者間を通して空気
が吸い込まれることがないばかりか、吐出スロツ
ト83cから油孔21dに流れる潤滑油が上記三
者間を通して洩れることがなくて十分な潤滑油が
油孔21dに供給される。
おいては、カバーが鉄板プレス製の第1カバー8
3とアルミダイキヤスト製の第2カバー84によ
つて構成されているため、同カバーを鋳物で作る
より安価である。また両カバー83,84がフロ
ントベアリングリテーナ20cの凹所20c2内
に嵌合されてねじ86によりフロントベアリング
リテーナ20cに固着されているため、フロント
ベアリングリテーナ20cと第1カバー83及び
第1カバー83と第2カバー84が確実に密着し
てシールされる。したがつて、吸入スロツト83
bにフロントベアリングリテーナ20c、第1カ
バー83、第2カバー84等三者間を通して空気
が吸い込まれることがないばかりか、吐出スロツ
ト83cから油孔21dに流れる潤滑油が上記三
者間を通して洩れることがなくて十分な潤滑油が
油孔21dに供給される。
上記した実施例においては、オイルポンプ80
の第2カバー84をアルミダイキヤスト製とした
が、第8図にて示したように、第2カバー184
を鉄板プレス製とすることも可能である。かかる
場合には、当該オイルポンプ80を更に安価にす
ることができる。なお、第2カバー184は、上
記した第2カバー84と同様に、第1カバー83
の吸入口83aと吸入スロツト83bを連通させ
る凹所184aと、第1カバー83の吐出スロツ
ト83cを入力軸21に設けた通孔21dに連通
させる凹所184bを備えている。
の第2カバー84をアルミダイキヤスト製とした
が、第8図にて示したように、第2カバー184
を鉄板プレス製とすることも可能である。かかる
場合には、当該オイルポンプ80を更に安価にす
ることができる。なお、第2カバー184は、上
記した第2カバー84と同様に、第1カバー83
の吸入口83aと吸入スロツト83bを連通させ
る凹所184aと、第1カバー83の吐出スロツ
ト83cを入力軸21に設けた通孔21dに連通
させる凹所184bを備えている。
第1図は本発明を実施してなる車両用動力伝達
装置の一例を示す断面図、第2図は第1図に示し
た動力分配装置の拡大断面図、第3図は第2図の
3―3線に沿う一部省略背面図、第4図は両シフ
トロツドのケーシングへの組付状態を示す部分断
面図、第5図は作動ロツドのケーシングへの組付
状態を示す部分断面図、第6図は第2図の部分拡
大断面図、第7図はオイルポンプにおける第1カ
バーの正面図、第8図はオイルポンプにおける第
2カバーの正面図、第9図はオイルポンプにおけ
る第2カバーの変形例を示す部分拡大断面図であ
る。 符号の説明、13…主変速機の出力軸、20…
ケーシング、20c…フロントベアリングリテー
ナ、21…入力軸、22…出力軸、30…プラネ
タリギヤユニツト、40…高低速切換機構、41
…係合スリーブ、80…オイルポンプ、91,9
3…軸受、A…主変速機、B…動力分配装置、C
…副変速機。
装置の一例を示す断面図、第2図は第1図に示し
た動力分配装置の拡大断面図、第3図は第2図の
3―3線に沿う一部省略背面図、第4図は両シフ
トロツドのケーシングへの組付状態を示す部分断
面図、第5図は作動ロツドのケーシングへの組付
状態を示す部分断面図、第6図は第2図の部分拡
大断面図、第7図はオイルポンプにおける第1カ
バーの正面図、第8図はオイルポンプにおける第
2カバーの正面図、第9図はオイルポンプにおけ
る第2カバーの変形例を示す部分拡大断面図であ
る。 符号の説明、13…主変速機の出力軸、20…
ケーシング、20c…フロントベアリングリテー
ナ、21…入力軸、22…出力軸、30…プラネ
タリギヤユニツト、40…高低速切換機構、41
…係合スリーブ、80…オイルポンプ、91,9
3…軸受、A…主変速機、B…動力分配装置、C
…副変速機。
Claims (1)
- 1 ケーシングに第1の軸受を介して回転可能に
軸支されて主変速機の出力軸に一体回転可能に連
結される入力軸と、この入力軸と同軸的に配置さ
れて前記ケーシングに第2の軸受を介して回転可
能に軸支され前記入力軸と相対回転可能な出力軸
と、前記ケーシング内にて前記入力軸上に同心的
に配置されて入力要素を前記入力軸に一体回転可
能に連結し出力要素を前記出力軸に向けて突設し
てなるプラネタリギヤユニツトと、前記出力軸上
に軸方向へ移動可能かつ一体回転可能に組付けら
れて第1の位置にて前記入力軸と出力軸を一体回
転可能に連結し第2の位置にて前記プラネタリギ
ヤユニツトの出力要素と出力軸を一体回転可能に
連結する結合スリーブを備えるとともに、前記ケ
ーシングに液密的に組付けられて前記第1の軸受
を固定するベアリングリテーナを備えてなり、ま
た前記ベアリングリテーナ内に同ベアリングリテ
ーナをポンプハウジングの一部とし前記入力軸に
よつて駆動されて前記ケーシング内に収容した潤
滑油を被潤滑部位に供給するオイルポンプを前記
入力軸と同心的に設けてなる副変速機。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60112908A JPS61270562A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 副変速機 |
EP86303958A EP0202951B1 (en) | 1985-05-24 | 1986-05-23 | Power transfer device for four-wheel drive |
DE8686303958T DE3662767D1 (en) | 1985-05-24 | 1986-05-23 | Power transfer device for four-wheel drive |
AU57924/86A AU575770B2 (en) | 1985-05-24 | 1986-05-26 | Lubrication mechanism in power transfer device for four-wheeldrive |
US06/866,911 US4713980A (en) | 1985-05-24 | 1986-05-27 | Lubrication mechanism in power transfer device for four wheel drive |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60112908A JPS61270562A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 副変速機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61270562A JPS61270562A (ja) | 1986-11-29 |
JPS633194B2 true JPS633194B2 (ja) | 1988-01-22 |
Family
ID=14598500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60112908A Granted JPS61270562A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 副変速機 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4713980A (ja) |
EP (1) | EP0202951B1 (ja) |
JP (1) | JPS61270562A (ja) |
AU (1) | AU575770B2 (ja) |
DE (1) | DE3662767D1 (ja) |
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Cited By (1)
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