JP2007198513A - 4輪駆動車の駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 動力源からの回転駆動力を変速するトランスミッションと、前記トランスミッションを経由した駆動力を左右前輪と左右後輪の少なくとも一方に伝達するトランスファと、を備えた4輪駆動車の駆動装置において、前記トランスミッションの第1クラッチCA及び第2クラッチCBと、前記トランスファのトランスファクラッチ67とを、1つの駆動ユニットケース1内のクラッチ室70に設定し、前記潤滑構造は、前記トランスミッションの第1クラッチCA及び第2クラッチCBを潤滑した潤滑油が、前記トランスファのトランスファクラッチ67に直接かかった後、前記トランスファクラッチ67が浸っている油溜まり70aに落下し、前記トランスファクラッチ67の昇温を促進する手段とした。
【選択図】 図2
Description
前記トランスミッションの潤滑必要部位と、前記トランスファの潤滑必要部位とを、1つのケース内に設定し、
前記トランスミッションと前記トランスファとの2つの潤滑必要部位を潤滑する1つの潤滑構造を設けたことを特徴とする。
すなわち、2つの潤滑必要部位を1つのケース内に設定したことで、1つの潤滑構造による潤滑でありながら、トランスミッションとトランスファの2つの潤滑必要部位に対する潤滑性能が確保される。
そして、1つの潤滑構造としたことで、トランスミッション潤滑構造とトランスファ潤滑構造とを別々に設ける場合に比べ、部品点数を簡素化でき、これに伴って、コストの低減や重量の低減も図れる。
この結果、トランスミッションとトランスファの2つの潤滑必要部位に対する潤滑性能を確保しながら、部品点数の簡素化、コスト低減、重量の低減を達成することができる。
図1は実施例1の駆動装置が適用された後輪駆動ベースの4輪駆動車の一例を示す駆動系システム概略図である。
実施例1の駆動装置が適用された4輪駆動車は、図1に示すように、後輪駆動系として、エンジンE(動力源)と、第1プロペラシャフト2と、駆動ユニットEUと、ユニット出力軸11と、リヤディファレンシャルRDと、右後輪ドライブシャフトRRDSと、右後輪RRWと、左後輪ドライブシャフトRLDSと、左後輪RLWと、を備えている。
前記駆動ユニットEUからの前輪駆動系として、第2プロペラシャフト68と、フロントディファレンシャルFDと、右前輪ドライブシャフトFRDSと、右前輪FRWと、左前輪ドライブシャフトFLDSと、左前輪FLWと、を備えている。
前記駆動ユニットEUに内蔵されたトランスファクラッチ67の開放時には、エンジンEからの回転駆動力が、第1プロペラシャフト2→駆動ユニットEUのトランスミッション→ユニット出力軸11→リヤディファレンシャルRD→左右後輪ドライブシャフトRRDS,RLDSを経由し、左右後輪RRW,RLWへと伝達され、後輪駆動状態となる。
一方、前記駆動ユニットEUに内蔵されたトランスファクラッチ67の締結時には、エンジンEからの回転駆動力のうち、トランスファクラッチ67の締結トルクに応じた一部の駆動力が、駆動ユニットEUから、第2プロペラシャフト68→フロントディファレンシャルFD→左右前輪ドライブシャフトFRDS,FLDSを経由し、左右前輪FRW,FLWへと伝達され、4輪駆動状態となる。
なお、前後輪のトルク配分比としては、トランスファクラッチ67の締結トルクが高くなるのに伴って前輪トルク配分比が増大するというように、(前輪トルク配分比):(後輪トルク配分比)が(0〜50):(100〜50)まで、つまり、後輪駆動状態からトルク配分比1:1の完全4輪駆動状態まで無段階に電子制御される。
以下、ツインクラッチ式自動マニュアルトランスミッション(トランスミッション)、自動変速機構、トルク配分比制御型トランスファ(トランスファ)、クラッチ潤滑構造の各構成について説明する。
ツインクラッチ式自動マニュアルトランスミッションは、変速ギヤトレーンとして、図2に示すように、駆動ユニットケース1と、駆動入力軸2と、第1クラッチCA(潤滑必要部位)と、第2クラッチCB(潤滑必要部位)と、トーショナルダンパ3と、オイルポンプ4と、第1変速機入力軸5と、第2変速機入力軸6と、を備えている。
両クラッチCA,CBのドライブ側は、トーショナルダンパ3を介し、エンジンEからの回転駆動力を入力する第1プロペラシャフト2に連結される。
第2クラッチCBのドリブン側は、偶数変速段の選択による締結時、エンジンEからの回転駆動力を第2変速機入力軸6に入力する。
上記ツインクラッチ式自動マニュアルトランスミッションのクラッチ締結および変速段選択の制御を行う自動変速機構としては、図3に示すように、3−5シフトフォーク41と、1−Rシフトフォーク42と、6−Nシフトフォーク43と、2−4シフトフォーク44と、アクチュエータユニット45と、クラッチ油圧モジュール46と、自動MTコントローラ47と、を備えている。
上記ツインクラッチ式自動マニュアルトランスミッションと同じ駆動ユニットケース1内には、トルク配分比制御型トランスファが内蔵配置されている。
実施例1のトルク配分比制御型トランスファは、図2に示すように、フロントリダクションギヤ64と、クラッチ入力ギヤ65と、クラッチ入力シャフト66と、トランスファクラッチ67(潤滑必要部位)と、第2プロペラシャフト68と、を備えている。
前記フロントリダクションギヤ64は、前記カウンターシャフト15の前端位置に設けられ、クラッチ入力ギヤ65と噛み合う。
前記トランスファクラッチ67(「トランスファカップリング」ともいう。)は、クラッチ入力ギヤ65に連結されたクラッチ入力シャフト66と、第2プロペラシャフト68と、の間に介装され、電磁ソレノイドによる電磁力に基づいて締結トルクが制御される。
なお、前記トランスファクラッチ67の電磁ソレノイドには、図外の前後輪トルク配分コントローラが接続される。
実施例1では、トランスミッションの潤滑必要部位と、トランスファの潤滑必要部位とを、1つの駆動ユニットケース1内に設定し、トランスミッションとトランスファとの2つの潤滑必要部位を潤滑する1つの潤滑構造を設けている。
なお、駆動ユニットケース1内は、各壁1a,1b,1cにより、クラッチ室70と、第1ギヤ室71と、第2ギヤ室72と、に仕切られている。
前記トランスファは、クラッチ締結トルクに応じて前記ツインクラッチ式自動トランスミッションを経由した駆動力を、左右前輪FRW,FLW(副駆動輪)に伝達するトランスファクラッチ67を備えたトルク配分比制御型トランスファである。
前記ツインクラッチ式自動マニュアルトランスミッションの潤滑必要部位は、湿式多板クラッチによる第1クラッチCA及び第2クラッチCBのクラッチプレート部位である。
前記トルク配分比制御型トランスファの潤滑必要部位は、湿式多板クラッチによるトランスファクラッチ67のクラッチプレート部位である。
ここで、スプレーバー40は、図3に示すように、前記クラッチ油圧モジュール46からの潤滑油を供給する潤滑油路39に接続されたもので、前記クラッチ油圧モジュール46は、オイルポンプ4からの吐出油のうち、クラッチ油圧モジュール46により制御油圧を作り出した後、残った余剰油を潤滑油としている。
また、スプレーバー40には、第1クラッチCA及び第2クラッチCBに対し潤滑油を噴射する噴射口と、各変速段歯車組G1,G2,G3,G4,G5,G6,GRに対し潤滑油を噴射する噴射口と、を有する。
マニュアルトランスミッション(手動変速機)は、構造が簡単で効率が良いという利点があるが、運転者が全て変速操作しなければならない。そこで、この手動変速機の利点を残して、変速操作を自動化する機構を追加したものが、自動マニュアルトランスミッションと呼ばれるものである。
この自動マニュアルトランスミッションの課題は、変速時、一旦クラッチを切って変速させるため、自動変速時にトルクが途切れることによる違和感が残ることである。この問題を解消するには、トルクのとぎれを無くすことが必要となる。通常の手動変速機は、クラッチが1組であるが、それにクラッチをもう1組追加し、2組のクラッチを繋ぎ替えてトルクの途切れを無くしたものがツインクラッチ式自動マニュアルトランスミッションである。以下、ツインクラッチ式自動マニュアルトランスミッションでの変速作用について説明する。
中立位置(Nレンジ)や駐車位置(Pレンジ)の選択時には、クラッチCA,CBの双方を開放しておき、かつ、シフトアクチュエータ50,52,53,54は、全て図2に示す中立位置にしておく。つまり、同期噛合機構28,29,37,38のカップリングスリーブ28a,29a,37a,38aを全て中立位置に維持し、ツインクラッチ式自動マニュアルトランスミッションが動力伝達を行わないようにする。
第1速時には、1−Rシフトアクチュエータ52を図3の左方向に動作させる制御を行うことで、同期噛合機構28のカップリングスリーブ28aを図2の左方向に移動させて歯車22をカウンターシャフト15に駆動結合し、その後、第1クラッチCAを締結する。
これにより、第1クラッチCAからの駆動入力が、第1変速機入力軸5→第1速歯車組G1→カウンターシャフト15→出力歯車組19,20を介してユニット出力軸11により軸方向に出力され、第1速の動力伝達が行われる。
これにより、第2クラッチCBからの駆動入力が、第2変速機入力軸6→第2速歯車組G2→カウンターシャフト15→出力歯車組19,20を介してユニット出力軸11により軸方向に出力され、第2速の動力伝達が行われる。
これにより、第1クラッチCAからの駆動入力が、第1変速機入力軸5→第3速歯車組G3→カウンターシャフト15→出力歯車組19,20を介してユニット出力軸11により軸方向に出力され、第3速の動力伝達が行われる。
これにより、第2クラッチCBからの駆動入力が、第2変速機入力軸6→第4速歯車組G4→カウンターシャフト15→出力歯車組19,20を介してユニット出力軸11により軸方向に出力され、第4速の動力伝達が行われる。
これにより、第1クラッチCAからの駆動入力が、第1変速機入力軸5→第3速歯車組G3→カウンターシャフト15→出力歯車組19,20を介してユニット出力軸11により軸方向に出力され、第5速(変速比1)の動力伝達が行われる。
これにより、第2クラッチCBからの駆動入力が、第2変速機入力軸6→第6速歯車組G6→カウンターシャフト15→出力歯車組19,20を介してユニット出力軸11により軸方向に出力され、第6速の動力伝達が行われる。なお、第6速から順次第1速へとダウンシフトさせるに際しても、上記アップシフトとは逆の制御を行う。
これにより、第1クラッチCAからの駆動入力が、第1変速機入力軸5→後退速歯車組GR→カウンターシャフト15→出力歯車組19,20を介してユニット出力軸11により軸方向に出力され、後退速の動力伝達が行われる。
従来の4輪駆動車の駆動装置は、エンジンからの回転駆動力を変速するトランスミッションと、前記トランスミッションを経由した駆動力を左右前輪に伝達するトランスファと、を備え、前記トランスミッションの潤滑必要部位(クラッチやトルクコンバータ等の発熱部位)と、前記トランスファの潤滑必要部位(トランスファクラッチ等)とを、それぞれトランスミッションケースとトランスファケースとに独立に設定している。
このように、トランスミッションケースとトランスファケースとが独立設定で、トランスミッションの潤滑必要部位を潤滑するトランスミッション潤滑構造と、トランスファの潤滑必要部位を潤滑するトランスファ潤滑構造と、を別々に設ける必要があるため、部品点数・コスト・重量の増大を招く。
そして、1つの潤滑構造としたことで、トランスミッション潤滑構造とトランスファ潤滑構造とを別々に設ける場合に比べ、部品点数を簡素化でき、これに伴って、コストの低減や重量の低減も図れる。
例えば、トランスミッションとトランスファの潤滑必要部位に対し、1つの潤滑構造から並列に潤滑油をかけるようにした場合、2つの必要部位に対する潤滑性能を確保することはできる。しかし、トランスファの潤滑必要部位がフリクションの温度依存性が高い部位(トランスファクラッチ67)である場合、トランスファクラッチ67の昇温が遅れ、フリクション低下に時間を要し、引き摺りトルクが大きくなってしまう。
一方、ツインクラッチ式自動マニュアルトランスミッションには、潤滑必要部位の中で最も発熱量が大きな最発熱部位として発進クラッチ(第1クラッチCA、第2クラッチCB)を有し、トルク配分比制御型トランスファには、フリクションの温度依存度が高いトランスファクラッチ67を有する。
つまり、ツインクラッチ式自動マニュアルトランスミッションの第1クラッチCA及び第2クラッチCBと、トルク配分比制御型トランスファのトランスファクラッチ67とを、駆動ユニットケース1内の前壁1aにより仕切られた同一のクラッチ室70に設け、第1クラッチCA及び第2クラッチCBを挟んで、半径方向の第1位置にトランスファクラッチ67を配置し、半径方向の第2位置に潤滑油を噴射するスプレーバー40を配置した。
言い換えると、1つのスプレーバー40に対し、近い側に第1クラッチCA及び第2クラッチCBを配置し、第1クラッチCA及び第2クラッチCBを介し、遠い側にトランスファクラッチ67を配置するというように、第1クラッチCA及び第2クラッチCBと、トランスファクラッチ67とを直列に配置した。
実施例1の4輪駆動車の駆動装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
EU 駆動ユニット(トランスミッション、トランスファ)
RD リヤディファレンシャル
RRDS 右後輪ドライブシャフト
RRW 右後輪
RLDS 左後輪ドライブシャフト
RLW 左後輪
FD フロントディファレンシャル
FRDS 右前輪ドライブシャフト
FRW 右前輪
FLDS 左前輪ドライブシャフト
FLW 左前輪
CA 第1クラッチ(潤滑必要部位)
CB 第2クラッチ(潤滑必要部位)
G1 第1速歯車組
G2 第2速歯車組
G3 第3速歯車組
G4 第4速歯車組
G5 第5速歯車組
G6 第6速歯車組
GR 後退歯車組
1 駆動ユニットケース
1a 前壁(ケース隔壁)
2 第1プロペラシャフト
4 オイルポンプ
11 ユニット出力軸
39 潤滑油路
40 スプレーバー
45 アクチュエータユニット
46 クラッチ油圧モジュール
64 フロントリダクションギヤ
65 クラッチ入力ギヤ
66 クラッチ入力シャフト
67 トランスファクラッチ(潤滑必要部位)
68 第2プロペラシャフト
70 クラッチ室
70a 油溜まり
Claims (6)
- 動力源からの回転駆動力を変速するトランスミッションと、前記トランスミッションを経由した駆動力を左右前輪と左右後輪の少なくとも一方に伝達するトランスファと、を備えた4輪駆動車の駆動装置において、
前記トランスミッションの潤滑必要部位と、前記トランスファの潤滑必要部位とを、1つのケース内に設定し、
前記トランスミッションと前記トランスファとの2つの潤滑必要部位を潤滑する1つの潤滑構造を設けたことを特徴とする4輪駆動車の駆動装置。 - 請求項1に記載された4輪駆動車の駆動装置において、
前記トランスミッションのケースと、前記トランスファのケースとを、共用化して駆動ユニットケースとし、
前記トランスミッションの潤滑必要部位と、前記トランスファの潤滑必要部位とを、前記駆動ユニットケース内に仕切られた同じ室に設け、
前記潤滑構造は、前記トランスミッションの潤滑必要部位を潤滑した潤滑油が、前記トランスファの潤滑必要部位に直接かかる構造としたことを特徴とする4輪駆動車の駆動装置。 - 請求項2に記載された4輪駆動車の駆動装置において、
前記トランスミッションと前記トランスファの潤滑必要部位とが設けられた室に、前記トランスファの潤滑必要部位が浸っている油溜まりを設け、
前記潤滑構造は、前記トランスミッションの潤滑必要部位を潤滑した潤滑油が、前記トランスファの潤滑必要部位に直接かかった後、前記油溜まりに落下する構造としたことを特徴とする4輪駆動車の駆動装置。 - 請求項1乃至3の何れか1項に記載された4輪駆動車の駆動装置において、
前記トランスミッションは、発進クラッチとして、奇数変速段グループの選択時に締結される第1クラッチと、偶数変速段グループの選択時に締結される第2クラッチと、を備えたツインクラッチ式自動マニュアルトランスミッションであり、
前記トランスファは、クラッチ締結トルクに応じ、前記ツインクラッチ式自動トランスミッションを経由した駆動力を、左右前輪と左右後輪のうち一方の副駆動輪に伝達するトランスファクラッチを備えたトルク配分比制御型トランスファであり、
前記トランスミッションの潤滑必要部位は、湿式多板クラッチによる第1クラッチ及び第2クラッチのクラッチプレート部位であり、
前記トランスファの潤滑必要部位は、湿式多板クラッチによるトランスファクラッチのクラッチプレート部位であることを特徴とする4輪駆動車の駆動装置。 - 請求項4に記載された4輪駆動車の駆動装置において、
前記トランスミッションの第1クラッチ及び第2クラッチと、前記トランスファのトランスファクラッチとを、前記駆動ユニットケース内のケース隔壁により仕切られた同一のクラッチ室に設け、
前記第1クラッチ及び第2クラッチを挟んで、半径方向の第1位置に前記トランスファクラッチを配置し、半径方向の第2位置に潤滑油を噴射するスプレーバーを配置し、
前記潤滑構造は、前記スプレーバーにより前記第1クラッチ及び第2クラッチのクラッチプレート部位に向かって潤滑油が噴射され、前記第1クラッチ及び第2クラッチから熱を奪った温度の高い潤滑油が、前記第1クラッチ及び第2クラッチの回転による遠心力で飛散し、前記トランスファクラッチのクラッチプレート部位に直接かかった後、前記トランスファクラッチが浸っている油溜まりに落下する構造としたことを特徴とする4輪駆動車の駆動装置。 - 動力源からの回転駆動力を変速するトランスミッションと、前記トランスミッションを経由した駆動力を左右前輪と左右後輪の少なくとも一方に伝達するトランスファと、を備えた4輪駆動車の駆動装置において、
前記トランスミッションの潤滑必要部位と、前記トランスファの潤滑必要部位とを、1つのケース内に設定し、
前記潤滑構造は、前記トランスミッションの潤滑必要部位を潤滑した潤滑油が、前記トランスファの潤滑必要部位に直接かかった後、前記トランスファの潤滑必要部位が浸っている油溜まりに落下し、前記トランスファの潤滑必要部位の昇温を促進することを特徴とする4輪駆動車の駆動装置。
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