JP2008309332A - ツインクラッチ式変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シフト時の応答性を向上させると共に、クラッチ及びシンクロメッシュ装置の耐久性を向上可能なツインクラッチ式変速機を提供することである。
【解決手段】 ツインクラッチ式変速機のトルク伝達系を、2個のクラッチと複数のシンクロメッシュ装置との組み合わせから成る2つの伝達系に分け、クラッチ及びシンクロメッシュ装置の切替によって複数段の自動変速を達成する。2個のクラッチは奇数段用クラッチと偶数段用クラッチから構成され、リバースは偶数段用クラッチを使用する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ツインクラッチ式変速機に関する。
昨今、歯車式変速機のトルク伝達系を、2つのクラッチと複数のシンクロメッシュ装置との組み合わせからなる2つの伝達系に分け、これらの切替によって複数段の自動変速を達成する所謂ツインクラッチ式変速機が特開平11−51125号公報等で提案され、例えば商品名であるDSG(ダイレクト・シフト・ギヤボックス)又はDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)と称されて実車に搭載されている。
例えばDSGは、エンジン等の駆動源に連結された入力軸と、入力軸と整列して配置された第1駆動軸と、第1駆動軸と同軸的に配置された第2駆動軸と、第1駆動軸を入力軸に選択的に結合する第1クラッチと、第2駆動軸を入力軸に選択的に結合する第2クラッチと、第1及び第2駆動軸と平行に配置された第1及び第2出力軸とを含んでいる。
第1駆動軸に複数の奇数段用駆動ギヤが固定されており、第2駆動軸に複数の偶数段用駆動ギヤが固定されている。第1出力軸には、奇数段用駆動ギヤの一つと噛合する5速従動ギヤと、偶数段用駆動ギヤの一つと噛合する6速従動ギヤと、リバースアイドルギヤを介して奇数段用駆動ギヤの一つに連結されるリバース従動ギヤがそれぞれ回転自在に設けられている。
6速従動ギヤとリバース従動ギヤは第1シンクロメッシュ装置により第1出力軸に選択的に結合され、5速従動ギヤは第2シンクロメッシュ装置により第1出力軸に選択的に結合される。
第2出力軸には、奇数段用駆動ギヤのそれぞれ一つと噛合する1速及び3速従動ギヤと、偶数段用駆動ギヤのそれぞれ一つと噛合する2速及び4速従動ギヤがそれぞれ回転自在に設けられている。
1速及び3速従動ギヤは、第3シンクロメッシュ装置により第2出力軸に選択的に結合され、2速及び4速従動ギヤは、第4シンクロメッシュ装置により第2出力軸に選択的に結合される。
このDSGでは、1速とリバースの動力伝達に同一のクラッチを用いることで、発進クラッチとしての潤滑対応や低速度段用の高トルク対応を片方のクラッチのみで対応している。
その結果、DレンジからRレンジへのシフト時またはRレンジからDレンジへのシフト時には、N位置でクラッチを非締結とした後、1速とリバースのシンクロ装置を入れ替え、再度同じクラッチを締結してインターロックを防止していた。
特開平11−51125号公報に記載されたツインクラッチ式変速機では、複数の軸配置及びクラッチ配置は上述したDSGの構成と概略類似している。しかし、この公開公報に開示されたツインクラッチ式変速機では、副軸(リバースシャフト)に回転自在にリバース駆動ギヤが設けられており、このリバース駆動ギヤはリバースシンクロメッシュ装置により選択的に副軸に結合される。
リバース駆動ギヤは第1出力軸に回転自在に配置された1速従動ギヤと常に噛合しており、この1速従動ギヤは1速用シンクロメッシュ装置により第1出力軸に選択的に結合される。
よって、車両後退時には、2速駆動ギヤ等の前進段用の駆動ギヤにより副軸が駆動され、リバースシンクロメッシュ装置及び1速用シンクロメッシュ装置を同時に締結することにより、1速従動ギヤがリバース従動ギヤとして作用し、第1出力軸が前進時と逆方向に回転される。前進1速駆動とリバース駆動は、2つのクラッチを切替ることにより達成している。
特開平11−51125号公報
従来のDSGでは、N位置で1速とリバースのシンクロメッシュ装置を共に締結とした場合、N位置からDレンジまたはRレンジへのシフト時は、シンクロメッシュ装置を非締結した後にクラッチを締結するため応答性が悪化していた。
また、RレンジからDレンジ又はDレンジからRレンジへのシフト時もクラッチを非締結した後、シンクロメッシュ装置の切替を行い、再度同じクラッチを締結するため応答性が悪化していた。更に、クラッチを発進に使用する場合、熱負荷頻度が同一のクラッチに集中し、クラッチの熱劣化に対し潤滑条件の向上が必要であった。
一方、N位置で1速とリバースのシンクロメッシュ装置を共に非締結とした場合、N位置からDレンジまたはRレンジへのシフト時は、シンクロメッシュ装置締結後にクラッチを締結するため応答性が悪化していた。
また、RレンジからDレンジ又はDレンジからRレンジへのシフト時も、クラッチを非締結とした後シンクロメッシュ装置の切替を行い、再度同じクラッチを締結するため応答性が悪化していた。更に、クラッチを発進に使用する場合、熱負荷頻度が同一のクラッチに集中し、クラッチの熱劣化に対し潤滑条件の向上が必要であった。
一方、特許文献1記載のツインクラッチ式変速機では、リバース段を達成するのに、リバース専用のシンクロメッシュ装置を設けて、リバース用シンクロメッシュ装置と1速用シンクロメッシュ装置を同時に締結している。その結果、部品点数が増えて変速機の構造が複雑になると共に、シンクロメッシュ装置の増加に起因して伝達ロスが増加するという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、クラッチの耐久性向上と伝達ロスの低減を可能とし、且つDレンジからRレンジ又はRレンジからDレンジへのシフト時の応答性も向上させたツインクラッチ式変速機を提供することである。
請求項1記載の発明によると、駆動源に連結された入力軸と、前記入力軸から駆動源の駆動力を選択的に供給される第1駆動軸と、前記第1駆動軸を前記入力軸に選択的に結合する第1クラッチと、前記入力軸から駆動源の駆動力を選択的に供給され、前記第1駆動軸と同軸的に配置された第2駆動軸と、前記第2駆動軸を前記入力軸に選択的に結合する第2クラッチと、前記第1及び第2駆動軸と平行に配置された第1及び第2出力軸と、前記第1駆動軸に固定された第1駆動ギヤ群と、前記第2駆動軸に固定された第2駆動ギヤ群と、前記第1出力軸に回転自在に設けられ、前記第2駆動ギヤ群のいずれかに噛合する前進段用第1従動ギヤと、前記第1出力軸に回転自在に設けられ、リバースアイドルギヤを介して前記第2駆動ギヤ群のいずれかに連結されるリバース従動ギヤと、前記第1出力軸に軸方向スライド自在に設けられ、前記前進段用第1従動ギヤ及び前記リバース従動ギヤを選択的に前記第1出力軸に結合可能な第1セレクタ機構と、前記第2出力軸に回転自在に設けられ、前記第1駆動ギヤ群の一つに噛合する1速従動ギヤと、前記第2出力軸に軸方向スライド自在に設けられ、前記1速従動ギヤを選択的に前記第2出力軸に結合可能な第2セレクタ機構と、を具備したことを特徴とするツインクラッチ式変速機が提供される。
請求項2記載の発明によると、請求項1記載の発明において、前記第2出力軸に回転自在に設けられ、前記第1駆動ギヤ群の一つに噛合する3速従動ギヤと、前記第2出力軸に回転自在に設けられ、前記第2駆動ギヤ群のいずれかにそれぞれ噛合する2速及び4速従動ギヤと、前記第2出力軸に軸方向スライド自在に設けられ、前記2速従動ギヤ及び前記4速従動ギヤを選択的に前記第2出力軸に結合可能な第3セレクタ機構と、前記第1出力軸に回転自在に設けられ、前記第1駆動ギヤ群の一つに噛合する5速従動ギヤと、前記第1出力軸に軸方向スライド自在に設けられ、前記5速従動ギヤを選択的に前記第1出力軸に結合可能な第4セレクタ機構とを更に具備し、前記第2セレクタ機構は前記1速従動ギヤ及び前記3速従動ギヤを選択的に前記第2出力軸に結合し、前記前進段用第1従動ギヤは6速従動ギヤであることを特徴とする請求項1記載のツインクラッチ式変速機が提供される。
請求項3記載の発明によると、駆動源に連結された入力軸と、前記入力軸から駆動源の駆動力を選択的に供給される第1駆動軸と、前記第1駆動軸を前記入力軸に選択的に結合する第1クラッチと、前記入力軸から駆動源の駆動力を選択的に供給され、前記第1駆動軸と同軸的に配置された第2駆動軸と、前記第2駆動軸を前記入力軸に選択的に結合する第2クラッチと、前記第1及び第2駆動軸と平行に配置された第1及び第2出力軸と、前記第1駆動軸に固定された第1駆動ギヤ群と、前記第2駆動軸に固定された第2駆動ギヤ群と、前記第2出力軸に回転自在に設けられ、前記第2駆動ギヤ群のいずれかに噛合する前進段用第1従動ギヤと、前記第1出力軸に回転自在に設けられ、前記前進段用第1従動ギヤに噛合するリバース従動ギヤと、前記第1出力軸に軸方向スライド自在に設けられ、前記リバース従動ギヤを選択的に前記第1出力軸に結合可能な第1セレクタ機構と、前記第1又は第2出力軸のどちらかに回転自在に設けられ、前記第1駆動ギヤ群の一つに噛合する1速従動ギヤと、前記第1又は第2出力軸に軸方向スライド自在に設けられ、前記1速従動ギヤを選択的に前記第1又は第2出力軸に結合可能な第2セレクタ機構と、を具備したことを特徴とするツインクラッチ式変速機が提供される。
請求項4記載の発明によると、請求項1又は2記載の発明において、1速又はリバース走行時、或いは中立レンジの場合には、前記第1セレクタ機構が前記リバース従動ギヤを前記第1出力軸に結合し、前記第2セレクタ機構が前記1速従動ギヤを前記第2出力軸に結合していることを特徴とするツインクラッチ式変速機が提供される。
請求項5記載の発明によると、請求項4記載の発明において、前記第1セレクタ機構は、所定車速以下の時に、前記リバース従動ギヤを前記第1出力軸に結合することを特徴とするツインクラッチ式変速機が提供される。
請求項6記載の発明によると、請求項4又は5記載の発明において、駐車レンジの場合には、前記第2セレクタ機構が前記1速従動ギヤを前記第2出力軸に結合し、前記第1セレクタ機構が前記リバース従動ギヤを前記第1出力軸に結合することを特徴とするツインクラッチ式変速機が提供される。
請求項1記載の発明によると、1速とリバースで発進に使用するクラッチが異なるためクラッチの耐久性を向上できると共に、伝達経路の短縮による伝達ロスの低減を図ることができる。
請求項2記載の発明によると、前進6段の自動変速を提供できると共に、請求項1と同様な効果を上げることができる。
請求項3記載の発明によると、前進段用第1従動ギヤがリバースアイドルギヤを兼ねるため、部品点数を削減して変速機の構成を簡易化することができる。
請求項4記載の発明によると、1速またはリバース走行時、或いは中立レンジの場合に、リバース従動ギヤを第1出力軸に結合し、1速従動ギヤを第2出力軸に結合しておくことで、NレンジからDレンジ又はRレンジへのシフト時及びRレンジからDレンジ又はDレンジからRレンジへのシフト時に、第1及び第2セレクタ機構を作動せずに第1及び第2クラッチの切替のみで制御が可能である。
その結果、第1及び第2セレクタ機構の切替時間削除による変速切替時の応答性が向上する。また、第1及び第2セレクタ機構の作動回数を低減できるので、セレクタ機構の耐久信頼性が向上する。
請求項5記載の発明によると、Dレンジ走行で、1速から2速へと変速する際のリバースと2速段とのインターロックを防止することができる。
請求項6記載の発明によると、駐車レンジの場合に、リバース従動ギヤを第1出力軸に結合し、1速従動ギヤを第2出力軸に結合しておくことで、車両始動時の駐車レンジからDレンジ又はリバースレンジへのシフト時に、第1及び第2セレクタ機構を作動せずに第1及び第2クラッチの切替のみで制御が可能である。
その結果、第1及び第2セレクタ機構の切替時間削減により変速切替時の応答性が向上する。また、第1及び第2セレクタ機構の作動回数を低減できるので、セレクタ機構の耐久信頼性が向上する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は本発明の第1実施形態に係るツインクラッチ式変速機のスケルトン図を示している。このツインクラッチ式変速機は自動変速機の一種である。
符号2は入力軸であり、図示しないエンジンのクランクシャフトに例えばトルクコンバータを介して接続されている。入力軸2はトルクコンバータを介さずにエンジンのクランクシャフトに直接接続される構成であっても良い。
4は回転可能に支持された第1駆動軸であり、入力軸2の延長線上に入力軸2と整列して配置されている。6は第1駆動軸4と同軸的に配置された中空の第2駆動軸である。第1駆動軸4は奇数段用の第1クラッチ8により選択的に入力軸2に結合される。
第2駆動軸6は偶数段用の第2クラッチ10により選択的に入力軸2に結合される。第1クラッチ8及び第2クラッチ10は、例えば湿式多板クラッチから構成される。符号12は回転ショック等を吸収するフライホイール・ダンパである。本明細書では、第1クラッチ8をクラッチA、第2クラッチ10をクラッチBと呼ぶことがある。
それぞれ回転可能に支持された第1及び第2出力軸14,16が第1及び第2駆動軸4,6に平行に配置されている。第1駆動軸4には、右側から順に5速駆動ギヤ18、1速駆動ギヤ20及び3速駆動ギヤ22が固定的に配置されている。一方、第2駆動軸6には、右側から順に4−6速駆動ギヤ24及び2速駆動ギヤ26が固定的に配置されている。
第2出力軸16には、右側から順に1速従動ギヤ28、3速従動ギヤ30、4速従動ギヤ32及び2速従動ギヤ34が回転自在に配置され、ファイナル駆動ギヤ36が固定的に配置されている。
シンクロメッシュ装置(セレクタ機構)38が1速従動ギヤ28と3速従動ギヤ30との間の第2出力軸16に軸方向スライド自在に設けられており、シンクロメッシュ装置38のシンクロスリーブが右方向にスライドすると1速従動ギヤ28が第2出力軸16に結合され、左方向にスライドすると3速従動ギヤ30が第2出力軸16に結合される。シンクロメッシュ装置38をシンクロメッシュ装置Cと称することがある。
シンクロメッシュ装置40が4速従動ギヤ32と2速従動ギヤ34の間の第2出力軸16に軸方向スライド自在に設けられている。シンクロメッシュ装置40のシンクロスリーブが右方向にスライドすると、4速従動ギヤ32が第2出力軸16に結合され、左方向にスライドすると2速従動ギヤ34が第2出力軸16に結合される。シンクロメッシュ装置40をシンクロメッシュ装置Eと呼ぶことがある。
一方、第1出力軸14には、右側から順に5速従動ギヤ42、リバース従動ギヤ44及び6速従動ギヤ46が回転自在に配置され、ファイナル駆動ギヤ52が固定的に配置されている。
シンクロメッシュ装置48が5速従動ギヤ42に隣接して第1出力軸14に軸方向スライド自在に設けられている。シンクロメッシュ装置48のシンクロスリーブを右方向に摺動すると、5速従動ギヤ42が第1出力軸14に結合される。シンクロメッシュ装置48をシンクロメッシュ装置Dと呼ぶことがある。
シンクロメッシュ装置50がリバース従動ギヤ44と6速従動ギヤ46との間の第1出力軸14に軸方向スライド自在に設けられている。シンクロメッシュ装置50のシンクロスリーブを右方向に摺動するとリバース従動ギヤ44が第1出力軸14に結合され、左方向に摺動すると6速従動ギヤ46が第1出力軸14に結合される。シンクロメッシュ装置50をシンクロメッシュ装置Fと呼ぶことがある。
54は第1及び第2駆動軸4,6に平行に配置されたリバースシャフトであり、第1及び第2リバースアイドルギヤ56,58が固定的に配置されている。第1リバースアイドルギヤ56は2速駆動ギヤ26に噛合しており、第2リバースアイドルギヤ58はリバース従動ギヤ44に噛合している。
60はディファレンシャル装置であり、ディファレンシャル装置60のリングギヤ(ファイナル従動ギヤ)62が第1出力軸14のファイナル駆動ギヤ52及び第2出力軸16のファイナル駆動ギヤ36にそれぞれ噛合している。
次に、表1の変速作動表を参照しながら、上述した実施形態の作用について説明する。この表1で、○印は作動状態を、×印は非作動状態を、()印はスタンバイ状態をそれぞれ示している。尚、シフトレンジの配置は、通常の自動変速機搭載車両のシフトレンジの配置と同様である。
Figure 2008309332
まず、変速段が中立レンジ(Nレンジ)又は駐車レンジ(Pレンジ)では、クラッチA及びクラッチBとも非作動状態であり、シンクロメッシュ装置Cは1速従動ギヤ28を第2出力軸16に結合しており、シンクロメッシュ装置D及びEとも非作動状態であり、シンクロメッシュ装置Fはリバース従動ギヤ44を第1出力軸14に結合している。
シフトレバーがNレンジ又はPレンジからDレンジにシフトされると、まずECUから1速段への変速指令が出力される。1速段では、クラッチAが作動(締結)され、第1駆動軸4が入力軸2に連結される。
シンクロメッシュ装置Cが1速従動ギヤ28を第2出力軸16に結合するため、エンジンからの駆動力は、入力軸2、クラッチA、第1駆動軸4、1速駆動ギヤ20、1速従動ギヤ28、シンクロメッシュ装置C、第2出力軸16、ファイナル駆動ギヤ36及びディファレンシャル装置60を介して左右の駆動輪に伝達され、駆動輪を1速で駆動する。
この1速段では、シンクロメッシュ装置Fはリバース従動ギヤ44を第1出力軸14に結合しており、シンクロメッシュ装置Eはそのシンクロスリーブが左方向に僅かばかり移動して、2速従動ギヤ34を第2出力軸16に結合する直前のスタンバイ状態となっている。
車速が増加して2速段への変速指令がECUから出力されると、シンクロメッシュ装置Eは2速従動ギヤ34を第2出力軸16に結合する。クラッチAが非作動(非締結)され、更に、クラッチBが作動(締結)される。
よって、エンジンからの駆動力は、入力軸2、クラッチB、第2駆動軸6、2速駆動ギヤ26、2速従動ギヤ34、シンクロメッシュ装置E、第2出力軸16、ファイナル駆動ギヤ36及びディファレンシャル装置60を介して左右の駆動輪に伝達され、駆動輪を2速で駆動する。
この2速段では、シンクロメッシュ装置D及びFはそれぞれ非作動状態とされ、シンクロメッシュ装置Cはそのシンクロスリーブが左方向に僅かばかり移動されて、3速従動ギヤ30を第2出力軸16に結合する直前のスタンバイ状態となっている。
車速が更に上昇してECUから3速段への変速指令が出力されると、シンクロメッシュ装置Cが3速従動ギヤ30を第2出力軸16に結合する。クラッチBが非作動とされて、更に、クラッチAが作動される。
これにより、エンジンからの駆動力は、入力軸2、クラッチA(8)、第1駆動軸4、3速駆動ギヤ22、3速従動ギヤ30、シンクロメッシュ装置C、第2出力軸16、ファイナル駆動ギヤ36及びディファレンシャル装置60を介して左右の駆動輪に伝達され、駆動輪を3速で駆動する。
3速段では、シンクロメッシュ装置D及びFはそれぞれ非作動とされ、シンクロメッシュ装置Eはそのシンクロスリーブが僅かばかり右方向に移動されて、4速従動ギヤ32を第2出力軸16に結合する直前のスタンバイ状態となる。
車速が更に上昇されてECUから4速段への変速指令が出力されると、シンクロメッシュ装置Eが4速従動ギヤ32を第2出力軸16に結合する。クラッチA(8)が非作動とされ、クラッチB(10)が作動される。
これにより、エンジンからの駆動力は、入力軸2、クラッチB(10)、第2駆動軸6、4−6速駆動ギヤ24、4速従動ギヤ32、シンクロメッシュ装置E、第2出力軸16、ファイナル駆動ギヤ36及びディファレンシャル装置60を介して左右の駆動輪に伝達され、駆動輪を4速で駆動する。
4速段では、シンクロメッシュ装置Fが非作動とされ、シンクロメッシュ装置Cはそのシンクロスリーブが僅かばかり左方向に移動されて3速従動ギヤ30を第2出力軸16に結合する直前のスタンバイ状態となり、シンクロメッシュ装置Dはそのシンクロスリーブが僅かばかり右方向に移動されて、5速従動ギヤ42を第1出力軸14に結合する直前のスタンバイ状態となる。
車速が更に上昇してECUから5速への変速指令が出力されると、シンクロメッシュ装置Dが5速従動ギヤ42を第1出力軸14に結合する。クラッチB(10)が非作動とされ、更に、クラッチA(8)が作動される。
これにより、エンジンの駆動力は、入力軸2、クラッチA(8)、第1駆動軸4、5速駆動ギヤ18、5速従動ギヤ42、シンクロメッシュ装置D、第1出力軸14、ファイナル駆動ギヤ52及びディファレンシャル装置60を介して左右の駆動輪に伝達され、駆動輪を5速で駆動する。
5速段では、シンクロメッシュ装置Cが非作動とされ、シンクロメッシュ装置Eはそのシンクロスリーブが僅かばかり右方向に移動されて、4速従動ギヤ32を第2出力軸16に結合する直前のスタンバイ状態とされ、シンクロメッシュ装置Fはそのシンクロスリーブが僅かばかり左方向に移動されて、6速従動ギヤ46を第1出力軸14に結合する直前のスタンバイ状態とされる。
車速が更に上昇してECUから6速への変速指令が出力されると、シンクロメッシュ装置Fにより6速従動ギヤ46が第1出力軸14に結合される。クラッチA(8)が非作動とされて、更に、クラッチB(10)が作動される。
これにより、エンジンの駆動力は、入力軸2、クラッチB(10)、第2駆動軸6、4−6速駆動ギヤ24、6速従動ギヤ46、シンクロメッシュ装置F、第1出力軸14、ファイナル駆動ギヤ52及びディファレンシャル装置60を介して左右の駆動輪に伝達され、駆動輪を6速で駆動する。
6速段では、シンクロメッシュ装置C及びEが非作動とされ、シンクロメッシュ装置Dはそのシンクロスリーブが僅かばかり右方向に移動されて、5速従動ギヤ42を第1出力軸14に結合する直前のスタンバイ状態とされる。
ダウンシフト時には、上述したアップシフト時とは逆の動作により順次ダウンシフトされる。表1から明らかなように、クラッチA(8)は奇数段で作動(締結)され、クラッチB(10)は偶数段で作動(締結)される。
一方、シフトレバーがDレンジからRレンジへ、又はNレンジからRレンジへシフトされてECUからリバースへの変速指令が出力されると、クラッチA(8)が非作動とされてクラッチB(10)が作動される。更に、シンクロメッシュ装置Fのシンクロスリーブが右方向に摺動されて、リバース従動ギヤ44が第1出力軸14に結合される。
これにより、エンジンの駆動力は、入力軸2、クラッチB(10)、第2駆動軸6、2速駆動ギヤ26、リバースアイドルギヤ56、リバースシャフト54、リバースアイドルギヤ58、リバース従動ギヤ44及びシンクロメッシュ装置Fを介して第1出力軸14に伝達され、第1出力軸14を前進時とは逆方向に回転する。第1出力軸14の駆動力は、ファイナル駆動ギヤ52及びディファレンシャル装置60を介して左右の駆動輪に伝達され、駆動輪を前進時とは逆方向に駆動する。
図2を参照すると、シフトレバーをPレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジの間でシフトしたときの、上述した実施形態のタイムチャートの一例が示されている。符号64で示すようにRレンジではクラッチBが作動され、符号66で示すようにDレンジではクラッチAが作動される。そして、シンクロメッシュ装置Cは1速従動ギヤ28を第2出力軸16に結合し、シンクロメッシュ装置Fはリバース従動ギヤ44を第1出力軸14に結合する。
図2に示された状態はDレンジの1速とRレンジの間での切替を示しているため、シンクロメッシュ装置Cは符号68で示すように1速従動ギヤ28を常に第2出力軸16に結合し、シンクロメッシュ装置Fは符号70で示すようにリバース従動ギヤ44を常に第1出力軸14に結合している。このことは表1のシンクロメッシュ装置C〜Fの状態を観察しても明らかである。
本実施形態によると、リバースとDレンジ1速で発進に使用するクラッチが異なるため、クラッチ8,10の耐久性が向上する。また、1速又はリバース走行時に、シンクロメッシュ装置Cにより1速従動ギヤ28を第2出力軸16に結合し、シンクロメッシュ装置Fによりリバース従動ギヤ44を第1出力軸14に結合しておくことで、Nレンジ及びPレンジからDレンジ又はRレンジへのシフト時、またはRレンジからDレンジへのシフト時、或いはDレンジからRレンジへのシフト時に、シンクロメッシュ装置C及びFを作動しないでクラッチA(8)及びクラッチB(10)のみで制御が可能である。
その結果、シンクロメッシュ装置作動時間分、シフト時の応答時間が低減し、発進性能が向上する。また、シンクロメッシュ装置C及びFの作動回数を減らすことができるので、シンクロメッシュ装置の耐久信頼性が向上する。
好ましくは、Dレンジで車速が超低速(例えば約5km/h)以下の場合にのみ、シンクロメッシュ装置Fはリバース従動ギヤ44を第1出力軸14に結合する。車速が5km/hより大きくなると、リバース従動ギヤ44の第1出力軸14への結合を解除する。
このようにDレンジにおいて、リバースシンクロメッシュ装置の係合に車速制限を設けたため、発進後の車速増加に伴う2速変速準備としての2速シンクロメッシュ装置を係合する際にリバース段との間に生じるインターロックを防止できる。
すなわち、2速プリシフトの不要な低車速のみリバースシンクロメッシュ装置の係合を許可したので、リバースと2速のインターロックを有効に防止でき、且つある程度の高車速での2速プリシフトを許容可能である。
図3を参照すると、本発明第2実施形態に係るツインクラッチ式変速機のスケルトン図が示されている。図1に示した第1実施形態と実質的に同一構成部分については同一符号を付し、重複を避けるためその説明を省略する。
本実施形態は、図1に示した第1実施形態からリバース従動ギヤ44の位置を左方向にずらして、2速駆動ギヤ26とリバース従動ギヤ44の双方に噛合するリバースアイドルギヤ74を設けたものである。
リバースアイドルギヤ74は回転可能に支持されたリバースシャフト72に固定されている。このような構成を取ることにより、図1の第1実施形態で用いた長いリバースシャフト54の使用を回避することができる。
本実施形態の他の構成は、図1に示した第1実施形態と同様である。本実施形態の作用も図1に示した第1実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
図4を参照すると、本発明第3実施形態に係るツインクラッチ式変速機のスケルトン図が示されている。図1に示した第1実施形態と実質的に同一構成部分については同一符号を付し、重複をさけるためその説明を省略する。
本実施形態は、図3に示した第2実施形態からリバースシャフト72及びリバースアイドルギヤ74を削除し、2速従動ギヤ34をリバースアイドルギヤとして兼用したものである。2速従動ギヤ34はリバース従動ギヤ44と噛合している。
リバース駆動時には、シンクロメッシュ装置40(E)が中立状態にされ、シンクロメッシュ装置50(F)がリバース従動ギヤ44を第1出力軸14に結合する。更に、第2クラッチ10(B)が締結され第2駆動軸6が回転される。
第2駆動軸6の回転は2速駆動ギヤ26からリバースアイドルギヤとしての2速従動ギヤ34を介してリバース従動ギヤ44に伝達され、第1出力軸14を前進時と逆方向に回転する。
第1出力軸14の駆動力は、ファイナル駆動ギヤ52及びディファレンシャル装置60を介して左右の駆動輪に伝達され、駆動輪を前進時とは逆方向に駆動する。
このように本実施形態では、2速従動ギヤ34をリバースアイドルギヤと兼用したため、部品点数を削減でき、変速機の全体構成を簡略化することができる。本実施形態では、2速従動ギヤ34をリバースアイドルギヤと兼用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、偶数段のいずれかの従動ギヤがリバースアイドルギヤを兼用する構成にしても良い。
尚、図4に示した第3実施形態の変形例として、以下のような構成も考えられる。即ち、1速従動ギヤ28と5速従動ギヤ42の位置を交換する。具体的には、1速従動ギヤ28を第1出力軸14に回転自在に設け、ギヤ18を径及び歯数を変えて1速駆動ギヤとして1速従動ギヤ28に噛合させる。一方、5速従動ギヤ42を第2出力軸16に回転自在に設け、ギヤ20を径及び歯数を変えて5速駆動ギヤとして5速従動ギヤ42に噛合させる。
また、上述した第1乃至第3実施形態では、リバース従動ギヤ44は2速駆動ギヤ26により駆動される構成としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、リバース従動ギヤがリバースアイドルギヤを介して第2駆動軸上のいずれかの駆動ギヤに連結される構成であっても良い。
本発明第1実施形態のツインクラッチ式変速機のスケルトン図である。 第1実施形態のタイムチャートの一例を示す図である。 本発明第2実施形態のツインクラッチ式変速機のスケルトン図である。 本発明第3実施形態のツインクラッチ式変速機のスケルトン図である。
符号の説明
2 入力軸
4 第1駆動軸
6 第2駆動軸
8 第1クラッチ(クラッチA)
10 第2クラッチ(クラッチB)
14 第1出力軸
16 第2出力軸
18 5速駆動ギヤ
20 1速駆動ギヤ
22 3速駆動ギヤ
24 4−6速駆動ギヤ
26 2速駆動ギヤ
28 1速従動ギヤ
30 3速従動ギヤ
32 4速従動ギヤ
34 2速従動ギヤ
36,52 ファイナル駆動ギヤ
38 1−3速シンクロメッシュ装置(シンクロメッシュ装置C)
40 2−4速シンクロメッシュ装置(シンクロメッシュ装置E)
42 5速従動ギヤ
44 リバース従動ギヤ
46 6速従動ギヤ
48 5速シンクロメッシュ装置(シンクロメッシュ装置D)
50 6速−リバースシンクロメッシュ装置(シンクロメッシュ装置F)
54 リバースシャフト
56,58 リバースアイドルギヤ
60 ディファレンシャル装置
62 リングギヤ(ファイナルドリブンギヤ)

Claims (6)

  1. 駆動源に連結された入力軸と、
    前記入力軸から駆動源の駆動力を選択的に供給される第1駆動軸と、
    前記第1駆動軸を前記入力軸に選択的に結合する第1クラッチと、
    前記入力軸から駆動源の駆動力を選択的に供給され、前記第1駆動軸と同軸的に配置された第2駆動軸と、
    前記第2駆動軸を前記入力軸に選択的に結合する第2クラッチと、
    前記第1及び第2駆動軸と平行に配置された第1及び第2出力軸と、
    前記第1駆動軸に固定された第1駆動ギヤ群と、
    前記第2駆動軸に固定された第2駆動ギヤ群と、
    前記第1出力軸に回転自在に設けられ、前記第2駆動ギヤ群のいずれかに噛合する前進段用第1従動ギヤと、
    前記第1出力軸に回転自在に設けられ、リバースアイドルギヤを介して前記第2駆動ギヤ群のいずれかに連結されるリバース従動ギヤと、
    前記第1出力軸に軸方向スライド自在に設けられ、前記前進段用第1従動ギヤ及び前記リバース従動ギヤを選択的に前記第1出力軸に結合可能な第1セレクタ機構と、
    前記第2出力軸に回転自在に設けられ、前記第1駆動ギヤ群の一つに噛合する1速従動ギヤと、
    前記第2出力軸に軸方向スライド自在に設けられ、前記1速従動ギヤを選択的に前記第2出力軸に結合可能な第2セレクタ機構と、
    を具備したことを特徴とするツインクラッチ式変速機。
  2. 前記第2出力軸に回転自在に設けられ、前記第1駆動ギヤ群の一つに噛合する3速従動ギヤと、
    前記第2出力軸に回転自在に設けられ、前記第2駆動ギヤ群のいずれかにそれぞれ噛合する2速及び4速従動ギヤと、
    前記第2出力軸に軸方向スライド自在に設けられ、前記2速従動ギヤ及び前記4速従動ギヤを選択的に前記第2出力軸に結合可能な第3セレクタ機構と、
    前記第1出力軸に回転自在に設けられ、前記第1駆動ギヤ群の一つに噛合する5速従動ギヤと、
    前記第1出力軸に軸方向スライド自在に設けられ、前記5速従動ギヤを選択的に前記第1出力軸に結合可能な第4セレクタ機構とを更に具備し、
    前記第2セレクタ機構は前記1速従動ギヤ及び前記3速従動ギヤを選択的に前記第2出力軸に結合し、
    前記前進段用第1従動ギヤは6速従動ギヤであることを特徴とする請求項1記載のツインクラッチ式変速機。
  3. 駆動源に連結された入力軸と、
    前記入力軸から駆動源の駆動力を選択的に供給される第1駆動軸と、
    前記第1駆動軸を前記入力軸に選択的に結合する第1クラッチと、
    前記入力軸から駆動源の駆動力を選択的に供給され、前記第1駆動軸と同軸的に配置された第2駆動軸と、
    前記第2駆動軸を前記入力軸に選択的に結合する第2クラッチと、
    前記第1及び第2駆動軸と平行に配置された第1及び第2出力軸と、
    前記第1駆動軸に固定された第1駆動ギヤ群と、
    前記第2駆動軸に固定された第2駆動ギヤ群と、
    前記第2出力軸に回転自在に設けられ、前記第2駆動ギヤ群のいずれかに噛合する前進段用第1従動ギヤと、
    前記第1出力軸に回転自在に設けられ、前記前進段用第1従動ギヤに噛合するリバース従動ギヤと、
    前記第1出力軸に軸方向スライド自在に設けられ、前記リバース従動ギヤを選択的に前記第1出力軸に結合可能な第1セレクタ機構と、
    前記第1又は第2出力軸のどちらかに回転自在に設けられ、前記第1駆動ギヤ群の一つに噛合する1速従動ギヤと、
    前記第1又は第2出力軸に軸方向スライド自在に設けられ、前記1速従動ギヤを選択的に前記第1又は第2出力軸に結合可能な第2セレクタ機構と、
    を具備したことを特徴とするツインクラッチ式変速機。
  4. 1速又はリバース走行時、或いは中立レンジの場合には、前記第1セレクタ機構が前記リバース従動ギヤを前記第1出力軸に結合し、前記第2セレクタ機構が前記1速従動ギヤを前記第2出力軸に結合していることを特徴とする請求項1又は2記載のツインクラッチ式変速機。
  5. 前記第1セレクタ機構は、所定車速以下の時に、前記リバース従動ギヤを前記第1出力軸に結合することを特徴とする請求項4記載のツインクラッチ式変速機。
  6. 駐車レンジの場合には、前記第2セレクタ機構が前記1速従動ギヤを前記第2出力軸に結合し、前記第1セレクタ機構が前記リバース従動ギヤを前記第1出力軸に結合することを特徴とする請求項4又は5記載のツインクラッチ式変速機。
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