JPS63313524A - コンバインの風力選別装置 - Google Patents
コンバインの風力選別装置Info
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- JPS63313524A JPS63313524A JP14776287A JP14776287A JPS63313524A JP S63313524 A JPS63313524 A JP S63313524A JP 14776287 A JP14776287 A JP 14776287A JP 14776287 A JP14776287 A JP 14776287A JP S63313524 A JPS63313524 A JP S63313524A
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- grains
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 14
- 239000002699 waste material Substances 0.000 claims description 6
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- 235000013339 cereals Nutrition 0.000 description 67
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- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000012886 linear function Methods 0.000 description 2
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- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(a)産業上の利用分野
この発明は、脱穀装置を搭載して農地内を走行し作物を
刈り取るコンバインに備えられ、脱穀装置において穀稈
から分離した穀粒を選別する風力選別装置に関する。
刈り取るコンバインに備えられ、脱穀装置において穀稈
から分離した穀粒を選別する風力選別装置に関する。
(b)従来の技術
一般にコンバインでは、刈り取った作物をチェーン等の
搬送手段により挟持して脱穀装置に導き、この脱穀装置
において穀稈から穀粒を分離する。穀稈から分離した穀
粒は揺動選別装置により機械選別されながら下方に落下
する。この穀粒の落下中に風力選別装置のとうみから風
を送り、比重の大きい精粒と比重の小さい稈屑とに分離
する。
搬送手段により挟持して脱穀装置に導き、この脱穀装置
において穀稈から穀粒を分離する。穀稈から分離した穀
粒は揺動選別装置により機械選別されながら下方に落下
する。この穀粒の落下中に風力選別装置のとうみから風
を送り、比重の大きい精粒と比重の小さい稈屑とに分離
する。
以上のように穀稈から分離した穀粒に対して機械選別お
よび風力選別を行い精粒のみを収穫するとともに稈屑は
外部に排出するようにしていた。 □(C)発明
が解決しようとする問題点 コンバインによる刈取作業では、作物の植付状態、倒伏
状態および水分含有量等の刈取作業条件の良否により刈
取作業性が変化する。刈取作業条件が良好な場合には単
位時間当りに刈り取られる作物量は増加し、脱穀装置に
辱かれる穀稈量が増加する。一方、刈取作業条件力(劣
化すると単位時間当たりに刈り取られる作物量は減少す
る。さらに、同一刈取作業条件下においても刈取作業開
始直後や終了直前における作物の刈取量は、刈取作業中
の安定状態における刈取量に比べて少なくなる。このよ
うに単位時間当りの作物の刈取量が変化すると脱穀装置
に導かれる穀稈量も変化し、穀稈から分離する穀粒量も
増減する。
よび風力選別を行い精粒のみを収穫するとともに稈屑は
外部に排出するようにしていた。 □(C)発明
が解決しようとする問題点 コンバインによる刈取作業では、作物の植付状態、倒伏
状態および水分含有量等の刈取作業条件の良否により刈
取作業性が変化する。刈取作業条件が良好な場合には単
位時間当りに刈り取られる作物量は増加し、脱穀装置に
辱かれる穀稈量が増加する。一方、刈取作業条件力(劣
化すると単位時間当たりに刈り取られる作物量は減少す
る。さらに、同一刈取作業条件下においても刈取作業開
始直後や終了直前における作物の刈取量は、刈取作業中
の安定状態における刈取量に比べて少なくなる。このよ
うに単位時間当りの作物の刈取量が変化すると脱穀装置
に導かれる穀稈量も変化し、穀稈から分離する穀粒量も
増減する。
しかしながら従来のコンバインの風力選別装置では、単
位時間当りに脱穀装置に導かれる穀稈量が変化して単位
時間当りに処理すべき穀粒量が増減しても、とうみから
の送風量が常に一定であった。このため、処理すべき穀
粒量が少ない状態ではとうみからの送風量が相対的に多
(なり、稈屑と一緒に精粒も外部に吹き飛ばされ、脱穀
作業における損失量が増加してしまう。反対に処理すべ
き穀粒量が多くなると相対的にとうみからの送風量が少
なくなり、稈屑を完全に吹き飛ばすことができず、選別
精度が劣化してしまう、このように従来のコンバインの
風力選別装置では単位時間に処理すべき穀粒量の増減に
関わらずとうみからの送風量が常に一定であったため、
脱穀作業における損失量の増加および作業精度の劣化を
生じる欠点があった。
位時間当りに脱穀装置に導かれる穀稈量が変化して単位
時間当りに処理すべき穀粒量が増減しても、とうみから
の送風量が常に一定であった。このため、処理すべき穀
粒量が少ない状態ではとうみからの送風量が相対的に多
(なり、稈屑と一緒に精粒も外部に吹き飛ばされ、脱穀
作業における損失量が増加してしまう。反対に処理すべ
き穀粒量が多くなると相対的にとうみからの送風量が少
なくなり、稈屑を完全に吹き飛ばすことができず、選別
精度が劣化してしまう、このように従来のコンバインの
風力選別装置では単位時間に処理すべき穀粒量の増減に
関わらずとうみからの送風量が常に一定であったため、
脱穀作業における損失量の増加および作業精度の劣化を
生じる欠点があった。
この発明の目的は、とうみの送風量が単位時間当たりに
処理すべき穀粒量に対して常に最適になるようにし、処
理すべき穀粒量に対して送風量が相対的に多過ぎたり少
な過ぎたりすることを防止し、脱穀作業における損失量
の増加および作業精度の劣化を防止できるコンバインの
風力選別装置を提供することにある。
処理すべき穀粒量に対して常に最適になるようにし、処
理すべき穀粒量に対して送風量が相対的に多過ぎたり少
な過ぎたりすることを防止し、脱穀作業における損失量
の増加および作業精度の劣化を防止できるコンバインの
風力選別装置を提供することにある。
td)問題点を解決するための手段
この発明のコンバインの風力選別装置は、搬送手段に挟
持されて脱穀装置に導かれた穀稈から分離した穀粒に対
してとうみから風を送り、穀粒を精粒と稈屑とに分離す
るコンバインの風力選別装置において、 搬送手段における穀稈挟持量を検出する挟持量検出手段
と、脱穀作業中に挟持量検出手段が検出した穀稈挟持量
の増減に応じてとうみの送風量を増減する送風量変更手
段と、を設けたことを特徴とする。
持されて脱穀装置に導かれた穀稈から分離した穀粒に対
してとうみから風を送り、穀粒を精粒と稈屑とに分離す
るコンバインの風力選別装置において、 搬送手段における穀稈挟持量を検出する挟持量検出手段
と、脱穀作業中に挟持量検出手段が検出した穀稈挟持量
の増減に応じてとうみの送風量を増減する送風量変更手
段と、を設けたことを特徴とする。
(e)作用
この発明のコンバインの風力選別装置においては、脱穀
装置に導かれる穀稈の搬送手段における挟持量が挟持量
検出手段により検出される。脱穀作業中に挟持量検出手
段の検出結果が変化した場合、とうみの送風量は送風量
変更手段により増減される。従って、脱穀装置に導かれ
る穀稈の量に応じて選別能力が変更され、単位時間当た
りに処理すべき穀粒量が増減すると、これにあわせて選
別能力も変化する。
装置に導かれる穀稈の搬送手段における挟持量が挟持量
検出手段により検出される。脱穀作業中に挟持量検出手
段の検出結果が変化した場合、とうみの送風量は送風量
変更手段により増減される。従って、脱穀装置に導かれ
る穀稈の量に応じて選別能力が変更され、単位時間当た
りに処理すべき穀粒量が増減すると、これにあわせて選
別能力も変化する。
(f)実施例
第2図は、この発明の実施例である風力選別装置を備え
たコンバインの構成を示す側面断面の略図である。
たコンバインの構成を示す側面断面の略図である。
コンバイン1の前端部には刈取部2が装着されている。
刈取部2は刈刃14およびデバイダ15を備えている。
このデバイダ15により作物の穀稈20を振り分け、刈
取部2の内部に導く。刈取部2の内部に導かれた穀稈2
0は刈刃14により株元から刈り取られる。
取部2の内部に導く。刈取部2の内部に導かれた穀稈2
0は刈刃14により株元から刈り取られる。
この刈取部2の後方には搬送部8が形成されている。こ
の搬送部8はチェーン等の部材によってコンバイン1の
側面部に脱穀装置3を経由して搬出部13まで連続して
形成されている。搬送部8は刈取部2において刈り取ら
れた穀稈20を挟持し、これを脱穀装置3を経て排出部
13まで導く脱穀装置3の扱室4の内部には外周部に多
数の扱歯6を設けた扱胴5が回転自在に設けられている
。扱胴5の下方には受網16が備えられこの受網16と
扱胴5との間に穀稈20が搬送される。
の搬送部8はチェーン等の部材によってコンバイン1の
側面部に脱穀装置3を経由して搬出部13まで連続して
形成されている。搬送部8は刈取部2において刈り取ら
れた穀稈20を挟持し、これを脱穀装置3を経て排出部
13まで導く脱穀装置3の扱室4の内部には外周部に多
数の扱歯6を設けた扱胴5が回転自在に設けられている
。扱胴5の下方には受網16が備えられこの受網16と
扱胴5との間に穀稈20が搬送される。
扱胴5の回転により穀稈20の穂部は扱歯6と当接し、
穀稈20から穀粒が分離する。受綱16の下方には揺動
選別装置12および風力選別装置17が備えられている
。横動選別装置12は往復動作を繰り返し、受m16か
ら落下した穀粒を機械選別する。揺動選別装置12によ
り下方にふるい落とされた穀粒は風力選別装置を構成す
るとうみ9からの送風により風力選別される。この風力
選別において比重の重い精粒のみが精粒オーガ11によ
ってグレンホッパlO内に導かれる。比重の軽い稈屑は
後方に吹き飛ばされ、排出部13から外部に排出される
。
穀稈20から穀粒が分離する。受綱16の下方には揺動
選別装置12および風力選別装置17が備えられている
。横動選別装置12は往復動作を繰り返し、受m16か
ら落下した穀粒を機械選別する。揺動選別装置12によ
り下方にふるい落とされた穀粒は風力選別装置を構成す
るとうみ9からの送風により風力選別される。この風力
選別において比重の重い精粒のみが精粒オーガ11によ
ってグレンホッパlO内に導かれる。比重の軽い稈屑は
後方に吹き飛ばされ、排出部13から外部に排出される
。
第3図(A)および(B)は、上記コンバインの要部を
示すそれぞれ正面図および側面図である搬送手段である
搬送部8は搬送チェーン8a、押え板3b、3cおよび
スプリング3d、3eにより構成されている。これら搬
送部8は扱室4の側部に位置し、チェーン8aと押え板
gb、3cとの間に穀稈20を挟持して扱室4内に導(
。スプリング8d、8eの弾性力は押え板8b、8bに
作用し、押え板13b、3cをチェーン8a方向に押圧
している。このスプリング8d、8eの弾性力によって
穀稈20はチェーン8aと押え板8b、3cとの間に挟
持される。尚、先頭の押え板8bを押圧するスプリング
8dの弾性力は他のスプリング8eの弾性力よりも弱く
設定されている。これは、穀稈20がチェーン8と押え
板8b。
示すそれぞれ正面図および側面図である搬送手段である
搬送部8は搬送チェーン8a、押え板3b、3cおよび
スプリング3d、3eにより構成されている。これら搬
送部8は扱室4の側部に位置し、チェーン8aと押え板
gb、3cとの間に穀稈20を挟持して扱室4内に導(
。スプリング8d、8eの弾性力は押え板8b、8bに
作用し、押え板13b、3cをチェーン8a方向に押圧
している。このスプリング8d、8eの弾性力によって
穀稈20はチェーン8aと押え板8b、3cとの間に挟
持される。尚、先頭の押え板8bを押圧するスプリング
8dの弾性力は他のスプリング8eの弾性力よりも弱く
設定されている。これは、穀稈20がチェーン8と押え
板8b。
8cとの間に侵入しやす(するためである。この先頭の
押え板8bに固定されたスプリング保持部材24の上端
にポテンショメータ22が有するアクチュエータ23の
一端が係止されている。
押え板8bに固定されたスプリング保持部材24の上端
にポテンショメータ22が有するアクチュエータ23の
一端が係止されている。
以上の構成によって、穀稈20がチェーン8aと押え板
8bとの間に侵入してくると押え板8bはスプリング8
dの弾性力に抗して上方に移動する。スプリング保持部
材24は押え板8bとともに上方に移動し、押え板8b
の移動量はアクチュエータ23を介してポテンショメー
タ22により検出される。
8bとの間に侵入してくると押え板8bはスプリング8
dの弾性力に抗して上方に移動する。スプリング保持部
材24は押え板8bとともに上方に移動し、押え板8b
の移動量はアクチュエータ23を介してポテンショメー
タ22により検出される。
第1図は、上記コンバインの風力選別装置を構成すると
うみを示す側面図である。
うみを示す側面図である。
とうみ9はケーシング32の内部にファン31を回転自
在に備えている。このファン31の回転軸36にはプー
リ35が固定されており、図外の駆動手段の回転がベル
ト34を介してプーリ35に伝達される。ファン31は
ケーシング32の側面に形成された開口部39から吸い
込んだ空気を吐出口37から吐出する。吐出口37とケ
ーシング32との間には開口部40が設けられており、
この開口部40には一端を支点に揺動自在にされたカバ
ー38が備えられている。このカバー38は図中2点鎖
線で示す閉鎖位置と同じく図中実線で示す全開位置との
間を移動する。カバー38の角度が変わると開口部40
から排気される空気量が変わり、吐出口37からの送風
量が変化する。
在に備えている。このファン31の回転軸36にはプー
リ35が固定されており、図外の駆動手段の回転がベル
ト34を介してプーリ35に伝達される。ファン31は
ケーシング32の側面に形成された開口部39から吸い
込んだ空気を吐出口37から吐出する。吐出口37とケ
ーシング32との間には開口部40が設けられており、
この開口部40には一端を支点に揺動自在にされたカバ
ー38が備えられている。このカバー38は図中2点鎖
線で示す閉鎖位置と同じく図中実線で示す全開位置との
間を移動する。カバー38の角度が変わると開口部40
から排気される空気量が変わり、吐出口37からの送風
量が変化する。
第4図は、上記コンバインの制御部の要部を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
CPU41にはI10インターフェース44を介してポ
テンショメータ22の出力がA/D変換器45から入力
される。モータM1の回転角は回転角検出器48により
検出される。この回転角検出器48の出力データはA/
D変換器47からI10インターフェース44を介して
CPU41に入力される。ROM42にはポテンショメ
ータ22の出力データと回転角検出器48の出力データ
との関係が記憶されている。CPU41はポテンショメ
ータ22の出力データに該当する回転角検出器48の出
力データを読み出し、A/D変換器47から入力される
データが演算結果に一致するようにモータドライバ46
に制御データを出力する。RAM43の一部はこのとき
のワーキングエリアに割り当てられている。
テンショメータ22の出力がA/D変換器45から入力
される。モータM1の回転角は回転角検出器48により
検出される。この回転角検出器48の出力データはA/
D変換器47からI10インターフェース44を介して
CPU41に入力される。ROM42にはポテンショメ
ータ22の出力データと回転角検出器48の出力データ
との関係が記憶されている。CPU41はポテンショメ
ータ22の出力データに該当する回転角検出器48の出
力データを読み出し、A/D変換器47から入力される
データが演算結果に一致するようにモータドライバ46
に制御データを出力する。RAM43の一部はこのとき
のワーキングエリアに割り当てられている。
第6図に示すようにポテンショメータ22の出力VRI
と穀稈搬送量との関係は刈取作業状態に係わらす略単−
の直線で近似することができる。
と穀稈搬送量との関係は刈取作業状態に係わらす略単−
の直線で近似することができる。
一方、穀稈搬送量の増加により風力選別装置が処理すべ
き穀粒量も略直線的に増加し、この処理すべき穀粒量の
増加に伴ってとうみ9からの送風量も直線的に変化すべ
きである。この送風量はとうみ9においてカバー38の
角度によって変更されるが、カバー38の角度変化によ
り吐出口37において断面積変化が生じる。とうみ9に
おいてはファン31の回転速度に影響される風速は一定
であるから、吐出口37における断面積変化は単位時間
当たりの送風量と略直線的な関係になる。従って、カバ
ー38の開閉角度を決定するモータMlの回転角を検出
すれば、その検出データとポテンショメータ22の検出
データVRIとの関係は一次関数で表すことが可能であ
る。ROM42にはポテンショメータ22の出力データ
VRIと回転角検出器48の検出データVR2との関係
を表す一次関数式の出力データVRIに係る係数Sが記
憶されている。CPU41はこの係数Sを用いて回転角
検出器48が検出すべき検出データVR2を求める。
き穀粒量も略直線的に増加し、この処理すべき穀粒量の
増加に伴ってとうみ9からの送風量も直線的に変化すべ
きである。この送風量はとうみ9においてカバー38の
角度によって変更されるが、カバー38の角度変化によ
り吐出口37において断面積変化が生じる。とうみ9に
おいてはファン31の回転速度に影響される風速は一定
であるから、吐出口37における断面積変化は単位時間
当たりの送風量と略直線的な関係になる。従って、カバ
ー38の開閉角度を決定するモータMlの回転角を検出
すれば、その検出データとポテンショメータ22の検出
データVRIとの関係は一次関数で表すことが可能であ
る。ROM42にはポテンショメータ22の出力データ
VRIと回転角検出器48の検出データVR2との関係
を表す一次関数式の出力データVRIに係る係数Sが記
憶されている。CPU41はこの係数Sを用いて回転角
検出器48が検出すべき検出データVR2を求める。
第5図は、上記コンバインの風力選別装置の制御1部の
処理手順を表すフローチャートである。
処理手順を表すフローチャートである。
ポテンショメータ22の出力データV Rl 7!l(
微小値kを超えると刈取作業が開始されて穀稈が搬送部
8に導かれたと判断し、タイマTをセントする(nl−
n2)、タイマTが所定時間t1を計時すると(n3)
、タイマtを再度セットするとともに(n4)、ポテン
ショメータ22の出力データVRIを読み出す(n5)
。このとき、読み出された出力データは次々に平均化さ
れていく。
微小値kを超えると刈取作業が開始されて穀稈が搬送部
8に導かれたと判断し、タイマTをセントする(nl−
n2)、タイマTが所定時間t1を計時すると(n3)
、タイマtを再度セットするとともに(n4)、ポテン
ショメータ22の出力データVRIを読み出す(n5)
。このとき、読み出された出力データは次々に平均化さ
れていく。
タイマtが所定時間t2を計時すると(n6)、時間t
2の間におけるポテンショメータ22の出力データVR
Iの平均値にROM42に記憶されている前記係数Sを
掛は合わせた値と、回転角検出器48の出力データVR
2とを比較する(nl)。両者が略一致する場合には穀
稈の搬送量すなわち処理すべき穀粒量に対してとうみ9
からの送風量が適切であると判断しn4’に戻る。ポテ
ンショメータ22の出力データVRIに係数Sを掛は合
わせた値が回転検出器48の検出データVR2に一致し
ない場合には、出力データVR2と出力データVRIに
係数Sを掛は合わせた値との差を求める(n8)、この
差が正の数である場合にはモータM1を反時計方向(C
CW)に回転しくn9)、負の数である場合にはモータ
Mlを時計方向(CW)に回転する(nlO)。n9ま
たはnlOにおいて所定量だけ反時計方向または時計方
向にモータM1を駆動するとn4に戻る。
2の間におけるポテンショメータ22の出力データVR
Iの平均値にROM42に記憶されている前記係数Sを
掛は合わせた値と、回転角検出器48の出力データVR
2とを比較する(nl)。両者が略一致する場合には穀
稈の搬送量すなわち処理すべき穀粒量に対してとうみ9
からの送風量が適切であると判断しn4’に戻る。ポテ
ンショメータ22の出力データVRIに係数Sを掛は合
わせた値が回転検出器48の検出データVR2に一致し
ない場合には、出力データVR2と出力データVRIに
係数Sを掛は合わせた値との差を求める(n8)、この
差が正の数である場合にはモータM1を反時計方向(C
CW)に回転しくn9)、負の数である場合にはモータ
Mlを時計方向(CW)に回転する(nlO)。n9ま
たはnlOにおいて所定量だけ反時計方向または時計方
向にモータM1を駆動するとn4に戻る。
以上においてn7〜nlOがモータM l 、カバー3
8および回転角検出器48とともにこの発明の送風量変
更手段に相当する。
8および回転角検出器48とともにこの発明の送風量変
更手段に相当する。
以上のようにしてこの実施例によれば、搬送部8におけ
る穀稈搬送量をポテンショメータ22により検出し、こ
の検出結果を風力選別装置における穀粒の単位時間当た
りの処理量の代用特性として用い、出力データVRIの
値に応じてモータM1を駆動し、カバー38を開閉させ
ることによりとうみ9からの送風量を変更することがで
きる。
る穀稈搬送量をポテンショメータ22により検出し、こ
の検出結果を風力選別装置における穀粒の単位時間当た
りの処理量の代用特性として用い、出力データVRIの
値に応じてモータM1を駆動し、カバー38を開閉させ
ることによりとうみ9からの送風量を変更することがで
きる。
尚、本実施例では第3図(B)に示すようにポテンショ
メータ22は先頭の押え板8bの変位を検出する。ここ
で先頭の押さえ8bを押圧するスプリング8dの弾性力
は前述の通り若干弱くされているため、穀稈挟持量の変
化を敏感に検出することができる。
メータ22は先頭の押え板8bの変位を検出する。ここ
で先頭の押さえ8bを押圧するスプリング8dの弾性力
は前述の通り若干弱くされているため、穀稈挟持量の変
化を敏感に検出することができる。
(g)発明の効果
この発明によれば、搬送手段における穀稈挟持量の増減
に応じてとうみの送風量を増減する°ことができる。搬
送手段における穀稈挟持量の増減は脱穀装置から落下す
る穀粒量の増減に略一致し、風力選別装置において単位
時間当たりに選別すべき穀粒量の増減に一致する。従っ
て、この発明によれば単位時間当たりに処理すべき穀粒
量の増減に応じてとうみの送風量を増減することができ
、処理すべき穀粒量に応じて選別能力を常に一定に保つ
ことができる。このため、脱穀作業における穀粒損失量
の増加および作業精度の劣化を防止することができる。
に応じてとうみの送風量を増減する°ことができる。搬
送手段における穀稈挟持量の増減は脱穀装置から落下す
る穀粒量の増減に略一致し、風力選別装置において単位
時間当たりに選別すべき穀粒量の増減に一致する。従っ
て、この発明によれば単位時間当たりに処理すべき穀粒
量の増減に応じてとうみの送風量を増減することができ
、処理すべき穀粒量に応じて選別能力を常に一定に保つ
ことができる。このため、脱穀作業における穀粒損失量
の増加および作業精度の劣化を防止することができる。
第1図はこの発明の実施例であるコンバインの風力選別
装置の要部を構成するとうみの側面図、第2図は同風力
選別装置を備えたコンバインの構成を示す側面断面の略
図、第3図(A)および(B)は同コンバインの要部を
示すそれぞれ正面図および側面図、第4図は同コンバイ
ンの制御部の要部を示すブロック図、第5図は同制御部
の処理手順を示すフローチャート、第6図は上記風力選
別装置を備えたコンバインにおける挟持量検出手段と脱
穀装置から落下する穀粒量との関係を示す図である。 ■−コンバイン、8−搬送部、 9−とうみ、22−ポテンショメータ、38−カバー。 第1図 第2図 第3図 (A) CB) 第4図 第5図
装置の要部を構成するとうみの側面図、第2図は同風力
選別装置を備えたコンバインの構成を示す側面断面の略
図、第3図(A)および(B)は同コンバインの要部を
示すそれぞれ正面図および側面図、第4図は同コンバイ
ンの制御部の要部を示すブロック図、第5図は同制御部
の処理手順を示すフローチャート、第6図は上記風力選
別装置を備えたコンバインにおける挟持量検出手段と脱
穀装置から落下する穀粒量との関係を示す図である。 ■−コンバイン、8−搬送部、 9−とうみ、22−ポテンショメータ、38−カバー。 第1図 第2図 第3図 (A) CB) 第4図 第5図
Claims (1)
- (1)搬送手段に挟持されて脱穀装置に導かれた穀稈か
ら分離した穀粒に対してとうみから風を送り、穀粒を精
粒と稈屑とに分離するコンバインの風力選別装置におい
て、 搬送手段における穀稈挟持量を検出する挟持量検出手段
と、脱穀作業中に挟持量検出手段が検出した穀稈挟持量
の増減に応じてとうみの送風量を増減する送風量変更手
段と、を設けてなるコンバインの風力選別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14776287A JPS63313524A (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | コンバインの風力選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14776287A JPS63313524A (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | コンバインの風力選別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63313524A true JPS63313524A (ja) | 1988-12-21 |
Family
ID=15437592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14776287A Pending JPS63313524A (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | コンバインの風力選別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63313524A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0367529U (ja) * | 1989-11-01 | 1991-07-02 | ||
JPH0391735U (ja) * | 1989-12-26 | 1991-09-18 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5743616A (en) * | 1980-08-28 | 1982-03-11 | Yanmar Agricult Equip | Self-running type combine |
-
1987
- 1987-06-12 JP JP14776287A patent/JPS63313524A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5743616A (en) * | 1980-08-28 | 1982-03-11 | Yanmar Agricult Equip | Self-running type combine |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0367529U (ja) * | 1989-11-01 | 1991-07-02 | ||
JPH0391735U (ja) * | 1989-12-26 | 1991-09-18 |
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