JPH10313659A - 脱穀装置 - Google Patents

脱穀装置

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JPH10313659A
JPH10313659A JP14460297A JP14460297A JPH10313659A JP H10313659 A JPH10313659 A JP H10313659A JP 14460297 A JP14460297 A JP 14460297A JP 14460297 A JP14460297 A JP 14460297A JP H10313659 A JPH10313659 A JP H10313659A
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JP
Japan
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processing
threshing
detecting means
control
chamber
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JP14460297A
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English (en)
Inventor
Takao Akiyama
隆夫 秋山
Kenichiro Takeuchi
賢一朗 竹内
Masami Matsui
正実 松井
Hidekazu Imamura
英一 今村
Junji Doihara
純二 土居原
Hiroshi Kugimiya
釘宮  啓
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御不能状態発生防止(阻止)、最も有効な
制御を実行による選別精度の維持および向上と選別ロス
の軽減および選別効率の向上。 【構成】 扱胴を有する脱穀室の一側に処理胴を有する
処理室を設け、前記処理室の被処理物量を検出する被処
理物量検出手段を設け、前記脱穀室および処理室を有す
るコンバインの車速検出手段を設け、前記コンバインの
脱穀装置の制御は前記被処理物量検出手段の検出結果に
関連して行うこととし、前記被処理物量検出手段の検出
信号に不具合があるときは前記車速検出手段の信号によ
り制御するように切替可能に構成すると共に、前記被処
理物量検出手段の検出信号が正常に復帰したときは該検
出信号により制御するように切替えて制御を続行するよ
うに構成した脱穀装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱穀装置に係るもので
ある。
【0002】
【従来技術】従来公知の特開平8−275670号公報
には、脱穀処理量センサーの信号により脱穀装置を制御
する構成について記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、脱穀処
理量センサーの検出値により制御しているから、脱穀処
理量センサーからの信号が途絶えると、制御不能になる
という課題がある。本発明は、二系統の信号を選択する
ことにより制御不能状態になるのを防止するものであ
り、また、常時最も有効な制御を実行するものである。
【0004】
【発明の目的】制御不能状態発生防止(阻止)、最も有
効な制御を実行による選別精度の維持および向上と選別
ロスの軽減および選別効率の向上。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、扱胴を有する
脱穀室の一側に処理胴を有する処理室を設け、前記処理
室の被処理物量を検出する被処理物量検出手段を設け、
前記脱穀室および処理室を有するコンバインの車速検出
手段を設け、前記コンバインの脱穀装置の制御は前記被
処理物量検出手段の検出結果に関連して行うこととし、
前記被処理物量検出手段の検出信号に不具合があるとき
は前記車速検出手段の信号により制御するように切替可
能に構成すると共に、前記被処理物量検出手段の検出信
号が正常に復帰したときは該検出信号により制御するよ
うに切替えて制御を続行するように構成した脱穀装置と
したものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例をコンバインの例にて図面に
より説明すると、1はコンバインの機体フレーム1であ
り、機体フレーム1の下方に走行装置2を設け、機体フ
レーム1の上方に脱穀装置3を設け、脱穀装置3の前側
に刈取部4を設けている。前記脱穀装置3の一側上部に
は脱穀室5を設け、該脱穀室5内には扱胴6を軸装す
る。扱胴6の主として下方側は扱網7により包囲する。
前記扱網7の下方には送風唐箕8のケーシング9を設
け、送風唐箕8は終端側に向けて送風する。前記脱穀室
5の終端側の斜め下方には前記送風唐箕8の送風により
穀粒と異物とを風選し得る風選室10を形成する。風選
室10内には、送風唐箕8の送風方向に往復揺動する揺
動選別棚11を設ける。実施例では、揺動選別棚11の
始端部の移送棚12を前記ケーシング9の上方に臨ま
せ、移送棚12に落下した落下物を風選室10へ移送さ
せるようにして揺動選別棚11とケーシング9の取付ス
ペースを有効に配置している。
【0007】揺動選別棚11は、前記移送棚12に続い
て、穀粒と異物とを選別するシーブ13を設け、シーブ
13よりも排出側には藁屑を移送し得るストローラック
14を設ける。揺動選別棚11の下方には一番コンベア
15および二番コンベア16を設ける。前記二番コンベ
ア16の終端には、二番戻し装置17の始端部を接続
し、二番戻し装置17の終端は前記脱穀室5の側部に設
けた二番処理室18に接続する。そして、該二番処理室
18内に被処理物量検出手段21を設け、該被処理物量
検出手段21により前記脱穀装置3を制御すると共に、
機体所望位置に設けた車速センサ22により検出した走
行速度によって前記脱穀装置3を制御する。即ち、走行
速度が早いと、刈取部4による刈取穀稈量が増加し、脱
穀装置3の負荷が増加するので、本来、走行速度と脱穀
装置3の負荷とは、比例関係にあるが、刈取穀稈の種類
や圃場条件によって、比例の度合いは夫々相違するの
で、所望位置に設けた被処理物量検出手段21により実
際の穀粒量を検出すると、一層正確な制御を行える。
【0008】そこで、本発明は、被処理物量検出手段2
1と車速検出手段(車速センサ)22とのいずれの信号
でも脱穀装置3を制御し得るように構成し、車速検出手
段22に対し被処理物量検出手段21の信号を基に優先
的に制御し、被処理物量検出手段21の信号が制御部2
3に入力されないときは、車速検出手段22により制御
し、その後、被処理物量検出手段21が復帰してその信
号が制御部23に入力されたときは、被処理物量検出手
段21により制御するように構成している。この場合の
制御の対象は、任意であるが、実施例では、送風唐箕8
の風量と、前記シーブ13の傾斜角度とを変更してい
る。例えば、前記送風唐箕8の風量は脱穀装置3の負荷
が増加すると強くし、負荷が減少すると、弱くする。ま
た、前記シーブ13の傾斜角度の変更は、負荷が増加す
ると起立させて各フィン24の間隔を広くし、負荷が減
少すると倒して各フィン24の間隔を狭くする。また、
前記揺動選別棚11の揺動数、振幅等を変更する等の任
意の制御を行う。
【0009】シーブ13の構成について、図5に一例を
図示する。シーブ13は、前記揺動選別棚11の揺動枠
体25に揺動方向と交差する板状部材の前記フィン24
を揺動方向に複数並設し、各フィン24の上端部には取
付軸26を固定し、該取付軸26の両端を揺動枠体25
に軸装し、取付軸26を回転させてフィン24の傾斜角
度調節する。各フィン24の下端部には係合軸27を固
定し、係合軸27を揺動枠体25に設けた長孔28に係
合させると共に、各フィン24の係合軸27は連結体2
9に軸着する。前記フィン24のいずれかひとつまたは
複数には、その取付軸26および係合軸27にアーム3
0を固定し、アーム30とシーブ角度調節モーター31
のアーム32とをワイヤー等の連結部材33により連動
連結する。34はアーム30を複数設けたときの各アー
ム30を連動させる連結杆、35は牽引バネ、36はア
ーム30の位置を検出するスイッチまたはセンサであ
る。また、37は前記シーブ13の下方の揺動枠体25
にもうけた選別網、39は前記脱穀装置3の終端側に設
けた機外に藁屑等を排出する機外排出口、40は吸引排
塵ファン(横断流ファン)である。
【0010】また、前記二番処理室18は前記二番処理
胴41を軸装し、二番処理胴41の外周面に二番物処理
刃43を設け、二番処理胴41の主として下方側を無孔
の二番物処理樋または二番物処理網44により包囲し、
二番処理室18の上方は開放し、二番処理室18の上方
には二番処理室18と脱穀室5とを仕切る仕切案内板4
5を設ける。また、被処理物量検出手段21の設置位置
は、二番処理室18内であればよいが、実施例では、二
番処理室18の上方で仕切案内板45より反脱穀室5側
に被処理物量検出手段21を設けて藁屑や滞留している
穀粒の被処理物量検出手段21に対する干渉が防止で
き、精度を向上させる。また、二番処理室18の始端部
から終端部にかけて複数の被処理物量検出手段21を配
置して制御可能であり、複数の被処理物量検出手段21
の平均値により制御すると、好適である。47は前記二
番物戻し装置二番戻し装置17の上部排出口、48は二
番処理物排出口である。
【0011】また、二番処理胴41の始端側には排塵処
理室49の排塵処理胴50を同一軸芯状に配置してい
る。51は排塵処理胴50の外周に設けた排塵処理刃、
52は排塵処理胴50の主として下方側を包囲する排塵
処理網であり、排塵処理室49は、その始端部を前記脱
穀室5の終端部と重合させ、連通口により連通させる。
また、図8〜図10は別の脱穀装置3の実施例であり、
二番処理物排出口48は揺動選別棚11の始端部の移送
棚12上に臨ませ、移送棚12上には、移送棚12上の
脱穀物を中央側に寄せる寄せ板53を設ける。寄せ板5
3はその始端部を平面視前記二番処理物排出口48側に
位置させ、終端に至るに従い二番処理物排出口48と反
対側に位置するように傾斜させ、移送棚12と一体的に
揺動するように設ける。また、寄せ板53の上端は、前
記二番物処理網44に代えて設けた無孔の二番物処理樋
54の下面に摺接させ、摺接させたときの干渉を防止す
るため、少なくとも寄せ板53の摺接部分は弾性体に形
成する。なお、摺接部分は弾性体により形成しているの
で、揺動選別棚11の脱着に支障はなく、全体を弾性体
により形成すると、揺動選別棚11の脱着を一層容易に
する。
【0012】実施例では、前記二番処理室18は前記脱
穀室5内の脱穀物の移動方向とは反対に処理物を移送
し、前記二番処理物排出口48は脱穀室5の始端部側に
配置すると共に、前記扱胴6の回転上昇側に配置してい
るので、寄せ板53の始端部(前端部)は二番処理物排
出口48の始端部(二番処理室18を基準としたもの
で、後端部となる)の略下方に位置させている。したが
って、脱穀室5内の脱穀物は重力と扱胴6の回転と共回
りする遠心力の作用により二番処理室18側の移送棚1
2上に落下し、二番処理物排出口48から排出された処
理物は寄せ板53により反二番処理室18側に寄せら
れ、風選室10の幅方向に均等に供給する。図11〜図
12は別の二番処理室18の実施例であり、複数の各二
番物処理刃43に対向する位置に固定刃(切刃)56を
夫々並設し、二番処理胴41および二番物処理刃43と
共回りしている二番還元物を良好に処理する。即ち、固
定刃56と二番物処理刃43の間を籾が通ることにより
枝梗を処理して、枝梗付着粒から枝梗(または、枝梗付
着粒から粒)を離脱させるのを促進し、風選室10へ枝
梗付着粒が混入するのを大幅に改善させる。
【0013】しかして、扱胴6の扱歯57の周速度V
と、二番物処理刃43の周速度V1と、排塵処理刃51の
周速度V2を、V1<V<V2となるように構成する。即ち、
二番物処理刃43の周速度V1が早過ぎると二番物の処理
精度が低下して脱穀ロスにつながり、排塵処理刃51の
周速度V2が遅過ぎると排塵物が詰まり加減になって、負
荷が大きくなることになるので、扱胴6の扱歯扱歯57
の周速度Vと、二番物処理刃43の周速度V1と、排塵処
理刃51の周速度V2とを、V1<V<V2に構成することに
より、二番物の処理精度を向上させ、排塵物の迅速な処
理により詰まりを防止して脱穀負荷を減少させる。58
は穀稈供給装置、59はグレンタンク、60は排出オー
ガ、61はキャビンである。
【0014】
【作用】次に作用を述べる。穀稈を脱穀室5に供給する
と、脱穀室5内の回転する扱胴6により脱穀され、扱網
7より落下した落下物は揺動選別棚11の移送棚12上
に落下し、移送棚12の移送突起により移送されてシー
ブ13上に至る。シーブ13上では、揺動するシーブ1
3と送風唐箕8からの送風とにより藁屑と穀粒が分離
し、穀粒と少しの藁屑がシーブ13の隙間より落下し、
シーブ13の隙間より落下しない落下しない藁屑等は、
揺動選別棚11の揺動と送風唐箕8の送風により排出側
に移動し、風選室10の終端側では、塵埃や藁屑を吸引
排塵ファン40により吸引排除され、吸引排塵ファン4
0により吸引されない藁屑はストローラック14上に至
り、ストローラック14より落下しない藁屑等は、機外
排出口39より機外に排出される。
【0015】しかして、シーブ13より落下した落下物
のうち穂切れ、枝梗付着粒等は、選別網37より落下し
ないで、揺動枠体25の揺動と選別風により選別網37
上を終端側に移動し、選別網37の終端部と前記揺動枠
体25との間の開口部より二番受樋内に落下し、ストロ
ーラック14の揺動で落下した穂切れ、枝梗付着粒等と
共に、二番コンベア16を介して二番戻し装置17によ
り脱穀室5または処理室に戻して再処理される。また、
選別網37より落下した穀粒と穂切れ、枝梗付着粒等の
うち、穀粒は選別風の抵抗を受けない形状で、比重も重
いので一番受樋内に落下して一番コンベア15より機外
に取り出される。選別網37より落下した穀粒と穂切
れ、枝梗付着粒等のうち、穂切れ、枝梗付着粒は、選別
風により飛ばされて、一番受樋内に落下せずに、二番受
樋内に落下する(傾斜板上に落下した穀粒は一番コンベ
ア15に戻り、穂切れ、枝梗付着粒は、選別風により飛
ばされる)。
【0016】しかして、シーブ13のフィン24は略垂
直の起立位置と傾斜位置の間角度変更自在であるから、
脱穀量が多くなって負荷が大になると、シーブ13上に
溜るので、フィン24を起立させて各フィン24の隙間
を広くして穀粒の落下を早くし、負荷が小さいときは、
フィン24を傾斜させて藁屑の落下を減少させる。前記
フィン24は、シーブ角度調節モーター31に通電し、
シーブ角度調節モーター31はアーム32を回動させて
連結部材33を弛め、アーム30は牽引バネ35の弾力
で回動し、アーム30の回動により取付軸26を回転さ
せ、取付軸26の回転によりフィン24は開閉し、係合
軸27が長孔28に当たってフィン24の回動が停止す
る。
【0017】しかして、二番処理室18内に被処理物量
検出手段21を設け、機体所望位置に車速検出手段22
を設け、被処理物量検出手段21と車速検出手段22と
のいずれの信号でも脱穀装置3を制御し得るように構成
しているから、被処理物量検出手段21または車速検出
手段22の一方が信号を送出しなくとも、脱穀装置3を
制御できる。この場合、車速検出手段22に対し被処理
物量検出手段21の信号を基に優先的に制御するから、
実際の脱穀作業に則したデータにより制御するので、制
御の精度が向上し、作業効率を向上させる。次に、被処
理物量検出手段21の信号が制御部23に入力されない
ときは、車速検出手段22により制御するから、前記し
たように脱穀装置3の制御不能状態を回避でき、短時間
に集中的に行う刈取脱穀作業を続行できる。
【0018】しかして、一旦被処理物量検出手段21か
らの信号が途絶えても、その後、被処理物量検出手段2
1からの信号送出が復帰して制御部23に入力されたと
きは、被処理物量検出手段21により制御するから、車
速検出手段22による制御を必要最小限にすることがで
き、この点からも、全体の制御は被処理物量検出手段2
1中心にするので、制御の精度を向上させる。また、図
8〜図10は別の脱穀装置3の実施例では、移送棚12
上には、移送棚12上の脱穀物を中央側に寄せる寄せ板
53を設け、寄せ板53の上端には弾性体を設け、該弾
性部分を前記二番物処理網44に代えて設けた無孔の二
番物処理樋二番物処理網44の下面に摺接させているか
ら、寄せ板53により、二番処理物と前記脱穀室5から
の脱穀物および排塵処理物とを完全に分離でき、選別ロ
スを減少させて選別効率を向上させることができる。
【0019】
【効果】本発明は、扱胴6を有する脱穀室5の一側に処
理胴41を有する処理室18を設け、前記処理室18の
被処理物量を検出する被処理物量検出手段21を設け、
前記脱穀室5および処理室18を有するコンバインの車
速検出手段22を設け、前記コンバインの脱穀装置の制
御は前記被処理物量検出手段21の検出結果に関連して
行うこととし、前記被処理物量検出手段21の検出信号
に不具合があるときは前記車速検出手段22の信号によ
り制御するように切替可能に構成すると共に、前記被処
理物量検出手段21の検出信号が正常に復帰したときは
該検出信号により制御するように切替えて制御を続行す
るように構成した脱穀装置としたものであるから、被処
理物量検出手段21と車速検出手段22とのいずれの信
号でも脱穀装置3を制御できるので、被処理物量検出手
段21または車速検出手段22の一方が信号を送出しな
くとも、脱穀装置3を制御できる効果を奏し、作業を中
止しないですみ、車速検出手段22に対し被処理物量検
出手段21の信号を基に優先的に制御するので、実際の
脱穀作業に則したデータにより制御でき、制御の精度が
向上し、作業効率を向上させる効果を奏し、被処理物量
検出手段21の信号が制御部23に入力されないときで
も、車速検出手段22により制御できるので、脱穀装置
3の制御不能状態を回避でき、短時間に集中的に行う刈
取脱穀作業を続行できる効果を奏し、一旦被処理物量検
出手段21からの信号が途絶えても、その後、被処理物
量検出手段21からの信号送出が復帰したときは被処理
物量検出手段21の信号(検出値)により制御するか
ら、車速検出手段22による制御を必要最小限にするこ
とができ、この点からも、全体の制御は被処理物量検出
手段21中心になって、常時最適な制御を選択でき、全
体としての制御精度を向上させることができる効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンバインの側面図。
【図2】 脱穀装置の縦断面図。
【図3】 同断面図。
【図4】 ブロック図。
【図5】 フィンの角度調節機構の側面図。
【図6】 脱穀室の縦断面図。
【図7】 フロー図。
【図8】 他の実施例の脱穀装置の縦断面図。
【図9】 同平面図。
【図10】 同一部断面図。
【図11】 他の実施例の脱穀装置の縦断面図。
【図12】 同平面図。
【図13】 脱穀装置の縦断面図。
【符号の説明】
1…機体フレーム、2…走行装置、3…脱穀装置、4…
刈取部、5…脱穀室、6…扱胴、7…扱網、8…送風唐
箕、9…ケーシング、10…風選室、11…揺動選別
棚、12…移送棚、13…シーブ、14…ストローラッ
ク、15…一番コンベア、16…二番コンベア、17…
二番戻し装置、18…二番処理室、21…被処理物量検
出手段、22…車速検出手段、23…制御部、24…フ
ィン、26…取付軸、27…係合軸、28…長孔、29
…連結体、30…アーム、31…シーブ角度調節モータ
ー、32…アーム、33…連結部材、34…連結杆、3
5…牽引バネ、36…スイッチまたはセンサ、37…選
別網、39…機外排出口、40…吸引排塵ファン、41
…二番処理胴、42…二番処理胴軸、43…二番物処理
刃、44…二番物処理網、45…仕切案内板、49…排
塵処理室、50…排塵処理胴、51…排塵処理刃、52
…排塵処理網、53…寄せ板、56…固定刃、57…扱
歯、58…穀稈供給装置、59…グレンタンク、60…
排出オーガ、61…キャビン。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今村 英一 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 土居原 純二 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 釘宮 啓 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扱胴を有する脱穀室の一側に処理胴を有
    する処理室を設け、前記処理室の被処理物量を検出する
    被処理物量検出手段を設け、前記脱穀室および処理室を
    有するコンバインの車速検出手段を設け、前記コンバイ
    ンの脱穀装置の制御は前記被処理物量検出手段の検出結
    果に関連して行うこととし、前記被処理物量検出手段の
    検出信号に不具合があるときは前記車速検出手段の信号
    により制御するように切替可能に構成すると共に、前記
    被処理物量検出手段の検出信号が正常に復帰したときは
    該検出信号により制御するように切替えて制御を続行す
    るように構成した脱穀装置。
JP14460297A 1997-05-19 1997-05-19 脱穀装置 Withdrawn JPH10313659A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011160720A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Yanmar Co Ltd コンバイン
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JP2022039015A (ja) * 2020-08-27 2022-03-10 井関農機株式会社 コンバイン

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