JPH041776Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH041776Y2 JPH041776Y2 JP558186U JP558186U JPH041776Y2 JP H041776 Y2 JPH041776 Y2 JP H041776Y2 JP 558186 U JP558186 U JP 558186U JP 558186 U JP558186 U JP 558186U JP H041776 Y2 JPH041776 Y2 JP H041776Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing cylinder
- orthogonal processing
- orthogonal
- bottom plate
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 239000010902 straw Substances 0.000 description 16
- 235000013339 cereals Nutrition 0.000 description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 9
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 description 1
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 1
- 241000209140 Triticum Species 0.000 description 1
- 235000021307 Triticum Nutrition 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
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- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案はコンバインに搭載する脱穀装置の、直
交処理胴に関するものである。
交処理胴に関するものである。
(ロ) 従来技術
従来からコンバイン搭載の脱穀装置において、
扱胴の後部で揺動選別装置の上方位置に、扱胴と
直交する直交処理胴を配置する構成は公知であ
る。例えば、実公昭53−23669号公報の如くであ
る。
扱胴の後部で揺動選別装置の上方位置に、扱胴と
直交する直交処理胴を配置する構成は公知であ
る。例えば、実公昭53−23669号公報の如くであ
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
本考案の目的は、前記従来技術で示した直交処
理胴の構成においては、二番コンベアで集め還元
スロワーにより還元された還元処理物を処理する
ので、処理後の藁屑や穀粒は下方へ落下し、排出
は順調に行われるのであるが、本考案の如く、揺
動選別装置により送られてきた藁屑や藁付着粒が
下方から直交処理室内に投入されて処理される構
成の場合には、一旦、直交処理室内に入つて処理
された藁屑等が出にくく、直交処理胴室内で循環
してしまうので、後からの処理物が入り難いとい
う不具合いが有つたのである。
理胴の構成においては、二番コンベアで集め還元
スロワーにより還元された還元処理物を処理する
ので、処理後の藁屑や穀粒は下方へ落下し、排出
は順調に行われるのであるが、本考案の如く、揺
動選別装置により送られてきた藁屑や藁付着粒が
下方から直交処理室内に投入されて処理される構
成の場合には、一旦、直交処理室内に入つて処理
された藁屑等が出にくく、直交処理胴室内で循環
してしまうので、後からの処理物が入り難いとい
う不具合いが有つたのである。
本考案は該不具合いを解消すべく、直交処理胴
により処理された後の処理物の排出を促進する搬
送装置を配置したものである。
により処理された後の処理物の排出を促進する搬
送装置を配置したものである。
(ニ) 問題を解決するための手段
本考案の目的は以上の如くであり、該目的を達
成する為の構成を説明すると。
成する為の構成を説明すると。
扱胴18の後方の揺動選別装置14の上方に該
扱胴18と直交させた直交処理胴1を配置し、該
直交処理胴1前方の左右またはどちらかの側板に
吸引フアン5,6を配置した構成において、直交
処理胴1の前方で揺動選別装置14の上方に直交
処理胴1と平行で後部を直交処理胴1の回転方向
に向けて開放した左右方向への搬送装置を配置し
たものである。
扱胴18と直交させた直交処理胴1を配置し、該
直交処理胴1前方の左右またはどちらかの側板に
吸引フアン5,6を配置した構成において、直交
処理胴1の前方で揺動選別装置14の上方に直交
処理胴1と平行で後部を直交処理胴1の回転方向
に向けて開放した左右方向への搬送装置を配置し
たものである。
(ホ) 実施例と作用
本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成と、併せて考案
の作用を説明すると。
添付の図面に示した実施例の構成と、併せて考案
の作用を説明すると。
第1図はコンバインの全体側面図、第2図は本
考案の脱穀装置の側面断面図、第3図は同じく平
面断面図、第4図は他の実施例を示す平面断面
図、第5図は調節底板3の調節構成を示す図面、
第6図・第7図は調節底板3の実施例を示す斜視
図である。
考案の脱穀装置の側面断面図、第3図は同じく平
面断面図、第4図は他の実施例を示す平面断面
図、第5図は調節底板3の調節構成を示す図面、
第6図・第7図は調節底板3の実施例を示す斜視
図である。
全体的なコンバイン及び脱穀装置Dの構成を説
明すると。
明すると。
フイードチエーン20に挟持されて搬送される
穀稈の穂先部が扱室内に挿入されて扱胴18に触
れて脱穀される。脱穀後の排藁は排藁チエーン1
0により搬送されて排藁処理装置へ送られるので
ある。
穀稈の穂先部が扱室内に挿入されて扱胴18に触
れて脱穀される。脱穀後の排藁は排藁チエーン1
0により搬送されて排藁処理装置へ送られるので
ある。
扱胴18により脱穀後の穀粒はクリンプ網19
を通過して、揺動選別装置14の上に落下し、該
揺動選別装置14で選別された後に、一番コンベ
ア25の方向に落下するのである。そして落下途
中に風選フアン17による選別を受けて、未熟粒
や藁付着粒は二番コンベア26の方向に吹き飛ば
されるのである。
を通過して、揺動選別装置14の上に落下し、該
揺動選別装置14で選別された後に、一番コンベ
ア25の方向に落下するのである。そして落下途
中に風選フアン17による選別を受けて、未熟粒
や藁付着粒は二番コンベア26の方向に吹き飛ば
されるのである。
揺動選別装置14から落下しない藁屑や穂付き
粒等は、揺動選別装置14の上から、ストローラ
ツク13の方向に送られて、該ストローラツク1
3の終端から直交処理胴1に投入されるのであ
る。直交処理胴1の下面にはコンケーブ11が配
置されており、該直交処理胴1により脱穀処理さ
れた後の穀粒は該コンケーブ11を抜けて揺動選
別装置14のラツク12の上に落下し、該ラツク
12により選別を受けて、藁屑は三番口23より
機外へ排出され、穀粒は二番コンベア26に投入
されるのである。二番コンベア26に落下した二
番処理物は還元スロワー21により、扱胴18と
平行に配置された平行処理胴22に投入されるの
である。直交処理胴1により処理された後の大き
な藁屑の塊等は、同様に三番口23より機外へ排
出されるのである。
粒等は、揺動選別装置14の上から、ストローラ
ツク13の方向に送られて、該ストローラツク1
3の終端から直交処理胴1に投入されるのであ
る。直交処理胴1の下面にはコンケーブ11が配
置されており、該直交処理胴1により脱穀処理さ
れた後の穀粒は該コンケーブ11を抜けて揺動選
別装置14のラツク12の上に落下し、該ラツク
12により選別を受けて、藁屑は三番口23より
機外へ排出され、穀粒は二番コンベア26に投入
されるのである。二番コンベア26に落下した二
番処理物は還元スロワー21により、扱胴18と
平行に配置された平行処理胴22に投入されるの
である。直交処理胴1により処理された後の大き
な藁屑の塊等は、同様に三番口23より機外へ排
出されるのである。
その中で、軽い物や直交処理胴1の爪に直接衝
突した穀粒が、跳ね飛ばされて四番樋7の下に配
置された搬送装置2の方向へ飛ぶのである。該四
番樋7の下面に底板8と調節底板3により構成し
て搬送樋部を構成し、直交処理胴1により処理さ
れて跳ね飛ばされた処理物を滞留させているので
ある。もし該搬送樋部が無い場合には、処理物の
一部がそのまま揺動選別装置14の上に落下還元
されてまた直交処理胴1に投入されてしまうの
で、処理効率が低下してしまうのである。
突した穀粒が、跳ね飛ばされて四番樋7の下に配
置された搬送装置2の方向へ飛ぶのである。該四
番樋7の下面に底板8と調節底板3により構成し
て搬送樋部を構成し、直交処理胴1により処理さ
れて跳ね飛ばされた処理物を滞留させているので
ある。もし該搬送樋部が無い場合には、処理物の
一部がそのまま揺動選別装置14の上に落下還元
されてまた直交処理胴1に投入されてしまうの
で、処理効率が低下してしまうのである。
該搬送樋部を構成したことにより、処理を終了
しながら、尚、後行程へ流なかった処理物を溜め
て、これを再度揺動選別装置14の上に直接に落
下させることなく、左右の側板近くまで搬送して
降下させ吸引フアン5,6に吸引させて、機外へ
排出させたものである。勿論この中に混入してい
る精粒は搬送装置2より落下する際に選別され
て、二番コンベア26の方へ落下すべく搬送装置
2の位置を決定しているのである。
しながら、尚、後行程へ流なかった処理物を溜め
て、これを再度揺動選別装置14の上に直接に落
下させることなく、左右の側板近くまで搬送して
降下させ吸引フアン5,6に吸引させて、機外へ
排出させたものである。勿論この中に混入してい
る精粒は搬送装置2より落下する際に選別され
て、二番コンベア26の方へ落下すべく搬送装置
2の位置を決定しているのである。
9は排藁チエーン10の排藁搬送樋である。該
排藁搬送樋9の下部に本考案の要部である直交処
理室が構成されているのである。
排藁搬送樋9の下部に本考案の要部である直交処
理室が構成されているのである。
底板8の延長上の後方に調節底板3が構成され
ており、該調節底板3を調節することにより、搬
送樋部の形状を変更可能としているのである。コ
ンバインにより処理される処理物は乾燥具合や、
麦・稲または品種等によつても、それぞれ相違し
ており搬送樋部の形状が一定であると、滞留の促
進が順調に行われない場合があるのである。
ており、該調節底板3を調節することにより、搬
送樋部の形状を変更可能としているのである。コ
ンバインにより処理される処理物は乾燥具合や、
麦・稲または品種等によつても、それぞれ相違し
ており搬送樋部の形状が一定であると、滞留の促
進が順調に行われない場合があるのである。
該調節底板3を上下に調節することにより、搬
送樋部の深さを変更して、滞留の促進を最大限に
行われ、且つ選別性能を向上させるように調節す
るのである。
送樋部の深さを変更して、滞留の促進を最大限に
行われ、且つ選別性能を向上させるように調節す
るのである。
調節底板3は第3図・第4図の如く桟条に構成
しても良いし、第6図の如く左右幅一杯に渡る1
枚板としても良いし、また第7図の如く左右端に
のみ調節底板3を設けて、中央部は固定した底板
としても良いのである。
しても良いし、第6図の如く左右幅一杯に渡る1
枚板としても良いし、また第7図の如く左右端に
のみ調節底板3を設けて、中央部は固定した底板
としても良いのである。
該調節底板3の調節はリンクまたはワイヤーを
利用して、座席25に座つたオペレーターが行う
ことができるように調節レバー26が構成されて
いるのである。4は底板8と調節底板3の回動を
自在とする枢支部、15,16は吸引フアン5,
6のフアンケースである。
利用して、座席25に座つたオペレーターが行う
ことができるように調節レバー26が構成されて
いるのである。4は底板8と調節底板3の回動を
自在とする枢支部、15,16は吸引フアン5,
6のフアンケースである。
また第3図・第4図の実施例においては、吸引
フアン5,6を左右に一対配置しているが、この
構成に限定されるものではなく、左右のどちらか
の一方に吸引フアンが有れば良いものである。ま
た吸引フアン5,6と左右に配置されている場合
には、第4図の実施例のごとく搬送装置2のスパ
イラルの向きを中央から別の方向とすることがで
き、これにより更に排塵処理の速度を向上させる
ことが出来るのである。吸引フアンが左右の一方
の場合には、搬送装置2のスパイラルの向きは第
3図の実施例の如く一方々向のみでも良いもので
ある。
フアン5,6を左右に一対配置しているが、この
構成に限定されるものではなく、左右のどちらか
の一方に吸引フアンが有れば良いものである。ま
た吸引フアン5,6と左右に配置されている場合
には、第4図の実施例のごとく搬送装置2のスパ
イラルの向きを中央から別の方向とすることがで
き、これにより更に排塵処理の速度を向上させる
ことが出来るのである。吸引フアンが左右の一方
の場合には、搬送装置2のスパイラルの向きは第
3図の実施例の如く一方々向のみでも良いもので
ある。
(ヘ) 考案の効果
本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
効果を奏するものである。
第1に、直交処理胴1で処理された塵埃・藁屑
等の排出が確実に強制排出可能となり、脱穀精度
の向上・排塵性能の向上を図ることができるので
ある。
等の排出が確実に強制排出可能となり、脱穀精度
の向上・排塵性能の向上を図ることができるので
ある。
第2に、直交処理胴1に処理された塵埃・藁屑
等を搬送装置2で排出することにより、直交処理
室内における滞留が無くなり、揺動選別装置14
のストローラツク13から直交処理胴1へ投入さ
れる未処理物の流入を妨げることがないのであ
る。また脱穀装置Dにより脱穀・選別処理の高
速・高精度化を図ることが出来たのである。
等を搬送装置2で排出することにより、直交処理
室内における滞留が無くなり、揺動選別装置14
のストローラツク13から直交処理胴1へ投入さ
れる未処理物の流入を妨げることがないのであ
る。また脱穀装置Dにより脱穀・選別処理の高
速・高精度化を図ることが出来たのである。
第1図はコンバインの全体側面図、第2図は本
考案の脱穀装置の側面断面図、第3図は同じく平
面断面図、第4図は他の実施例を示す平面断面
図、第5図は調節底板3の調節構成を示す図面、
第6図・第7図は調節底板3の実施例を示す斜視
図である。 D……脱穀装置、1……直交処理胴、2……搬
送装置、3……調節底板、5,6……吸引フア
ン、7……四番樋、8……底板。
考案の脱穀装置の側面断面図、第3図は同じく平
面断面図、第4図は他の実施例を示す平面断面
図、第5図は調節底板3の調節構成を示す図面、
第6図・第7図は調節底板3の実施例を示す斜視
図である。 D……脱穀装置、1……直交処理胴、2……搬
送装置、3……調節底板、5,6……吸引フア
ン、7……四番樋、8……底板。
Claims (1)
- 扱胴18の後方の揺動選別装置14の上方に、
該扱胴18と直交させた直交処理胴1を配置し、
該直交処理胴1前方の左右またはどちらかの側板
に吸引フアンを配置した構成において、直交処理
胴1の前方で揺動選別装置14の上方に直交処理
胴1と平行で後部を直交処理胴1の回転方向に向
けて開放した左右方向への搬送装置を配置したこ
とを特徴とする脱穀装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP558186U JPH041776Y2 (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP558186U JPH041776Y2 (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62116650U JPS62116650U (ja) | 1987-07-24 |
JPH041776Y2 true JPH041776Y2 (ja) | 1992-01-22 |
Family
ID=30787298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP558186U Expired JPH041776Y2 (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH041776Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-01-17 JP JP558186U patent/JPH041776Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62116650U (ja) | 1987-07-24 |
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