JPH051240Y2 - - Google Patents

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JPH051240Y2
JPH051240Y2 JP1986024614U JP2461486U JPH051240Y2 JP H051240 Y2 JPH051240 Y2 JP H051240Y2 JP 1986024614 U JP1986024614 U JP 1986024614U JP 2461486 U JP2461486 U JP 2461486U JP H051240 Y2 JPH051240 Y2 JP H051240Y2
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sorting
dust
cutter
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culm
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、脱穀選別後の藁屑と塵埃をデイス
クカツターによる細断排稈と共に拡散体によつて
拡散放出する形態のコンバインにおける排稈処理
装置に関するものである。
(従来技術) 従来、脱穀済の切断排稈と脱穀選別時に生じる
排塵物を効率的に排出しようとする技術は、実公
昭59−33236号公報、実開昭65−41027号公報等に
記載されているが、実公昭59−33236号公報のも
のにあつては、切断排稈を排塵風によつて飛散さ
せるのみであり、拡散放出が十分行えず、又、実
開昭55−41027号公報の技術にあつては、選別排
塵風が十分利用できないものであつた。
(考案が解決しようとする課題) この考案は、脱穀選別の際に生じる排塵物と脱
穀済の切断排稈との排出を脱穀選別作用に影響を
与えることなく効率的に行おうとするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 扱胴1下方から後部の選別排塵室2下方に亘つ
て軸架する揺動選別装置3後端を機外への開口部
4に臨ませ、選別排塵室2上部には横断流フアン
5をその排塵口6を開口部4上方に位置させて軸
架すると共に、該脱穀装置Aの横断流フアン5後
部に脱穀済排稈を細断するデイスクカツター7を
装着し、更に開口部4より下方のカツターケース
10内に切断排稈の回転拡散体10を軸架してな
るコンバインにおける排稈処理装置の構成とす
る。
(考案の作用) 扱胴1によつて脱穀された脱穀物は揺動選別装
置3上に落下し、揺動選別作用と横断流フアン5
の吸引選別作用により選別され、藁屑は揺動選別
装置3後端から開口部4を介してカツターケース
10内へ排出され、又、横断流フアン5により吸
引選別された塵埃は開口部4よりも上方に位置す
る排塵口6から同じくカツターケース10内へ排
出される。
脱穀済の排稈は横断流フアン5後方のデイスク
カツター7により細断されて、カツターケース1
0内へ落下する。従つて、横断流フアン5の排塵
風は切断排稈に吹き当たり、風力を弱められると
共に混合され、更に、揺動選別装置3から排出さ
れる藁屑と混合されてカツターケース10内を落
下し、開口部4より下方に位置する回転拡散体9
によつて拡散放出される。
(考案の効果) この考案は前述の如く構成するものであるか
ら、脱穀済の切断排稈と脱穀選別作用時に生じる
藁屑及び塵埃を混合することによつて塵埃等を散
乱させることなく、回転拡散体9によつて均一に
放出すると共に、該回転拡散体9が揺動選別装置
3の開口部4より下方に位置している為、回転拡
散体9によつて飛散する切断排稈が選別部へ逆流
することがない。
(実施例) なお図例において、走行装置11上には前部に
刈取搬送部(図示せず)後部に脱穀装置Aを搭載
し、脱穀装置A後部にデイスクカツター7を取着
してある。
脱穀装置Aは挾扼チエン12と扱胴1、扱胴下
方の揺動選別装置3、該揺動選別装置3下方の各
穀粒受樋13、該揺動選別装置3上方の選別排塵
室2等から構成され、挾扼チエン12で挟持移送
される穀稈を扱胴1により脱穀し、この脱穀物を
下方の揺動選別装置3により選別可能に構成して
ある。又、該揺動選別装置3後端は脱穀装置Aの
後壁14に開設する開口部4に臨ませてある。
選別排塵室2上部には機体全幅に亘つて横断流
フアン5を軸架し、その排塵口6を後壁14に開
設してある。
15は排稈搬送装置であつて、挾扼チエン12
終端に連接すると共に、脱穀済排稈をデイスクカ
ツター7へ供給可能に構成してある。
デイスクカツター7は、上方に供給口16を開
設し、下方に垂下されるカツターケース10によ
つて囲まれ、該カツターケース10の両側板に軸
架される回転軸18,19と、上方前方側の回転
軸18に所定間隔毎に取着される掻込体20,2
0と、下方後方側の回転軸19に所定間隔毎に取
着される切断刃21,21等によつて構成してあ
る。22,22は排稈の案内杆である。
又、該デイスクカツター7の切断排稈放出位置
は、上記横断流フアン5の排塵口6からの排塵風
の通路に位置させ、更に、揺動選別装置3からの
藁屑を排出する開口部4は、これらの下方に位置
させてある。
カツターケース10内下方の開口部4下方位置
には、回転軸23に所定間隔毎に取着される複数
の回転拡散板8,8から構成される回転拡散体9
を軸架してある。
回転拡散板8は、楕円状の円板の長径側端部を
折曲して構成してある。又、該カツターケース1
0の下部は後方に拡開すると共に、該拡開部背面
24内側に排塵案内板25,25を配設すると共
に取付ナツト26,26によりその取付角度を変
更可能に構成してある。
挾扼チエン12で移送されながら扱胴1によつ
て脱穀された脱穀物は下方の揺動選別装置3によ
り分離選別され、穀粒は下方の各穀粒受樋13,
13に落下し、藁屑等は該揺動選別装置3により
後方に送られ開口部4からカツターケース10内
へ放出される。
又、この選別中に発生する塵埃等は横断流フア
ン5に吸引されて排塵口6から同じくカツターケ
ース10内へ排出される。
一方脱穀済の排稈は排稈搬送装置15に引き継
がれて搬送され、供給口16からカツターケース
10内に供給されると共に、掻込体20,20と
切断刃21,21との間によつて所定寸法に細断
され落下放出される。
横断流フアン5の排塵口6からの排塵風は上記
落下中の切断排稈に吹き当たつて風力を弱められ
ると共に混合され、更に、揺動選別装置3から開
口部4を介して排出される藁屑等と混合されて回
転拡散体9上に落下する。従つて、カツターケー
ス10内に排出される処理物が一部強力な排塵風
によつて遠くまで飛散されることがなく、又、切
断排稈も排塵口6からの排塵風により詰りを生ず
ることなく落下排出される。
回転拡散体9上に落下する切断排稈は、更に混
合され、又、拡散されると共に、排塵案内板2
5,25の案内によつて既刈地側イへ向け放出さ
れる。
又、この回転拡散体9は、揺動選別装置3の藁
屑等の排出口である開口部4よりも下方に位置さ
せてある為、回転拡散体9上に落下する切断排稈
や、排塵風が該揺動選別装置3内へ逆流して選別
性能に悪影響を与えることがない。
又、回転拡散体9を開口部4の下方、即ちカツ
ターケース10の下方に設けたものであるから、
カツターケース10の上部の切断刃21,21等
を内装する部分は狭い前後幅に形成でき、このカ
ツターケース10後部に排稈集束装置やノツター
の装着が容易に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものであつて、第
1図は要部の側断面図、第2図は要部の背断面図
である。 図中、符号1は扱胴、2は選別排塵室、3は揺
動選別装置、4は開口部、5は横断流フアン、6
は排塵口、7はデイスクカツター、9は回転拡散
体、10はカツターケース、Aは脱穀装置を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扱胴1下方から後部の選別排塵室2下方に亘つ
    て軸架する揺動選別装置3後端を機外への開口部
    4に臨ませ、選別排塵室2上部には横断流フアン
    5をその排塵口6を開口部4上方に位置させて軸
    架すると共に、該脱穀装置Aの横断流フアン5後
    部に脱穀済排稈を細断するデイスクカツター7を
    装着し、更に開口部4より下方のカツターケース
    10内に切断排稈の回転拡散体10を軸架してな
    るコンバインにおける排稈処理装置。
JP1986024614U 1986-02-21 1986-02-21 Expired - Lifetime JPH051240Y2 (ja)

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JPS62136143U JPS62136143U (ja) 1987-08-27
JPH051240Y2 true JPH051240Y2 (ja) 1993-01-13

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JPH0817635B2 (ja) * 1986-04-07 1996-02-28 井関農機株式会社 脱穀機の排塵装置

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JPS57133935U (ja) * 1981-02-12 1982-08-20

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JPS62136143U (ja) 1987-08-27

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