JPH05252822A - 脱穀装置 - Google Patents

脱穀装置

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JPH05252822A
JPH05252822A JP5213692A JP5213692A JPH05252822A JP H05252822 A JPH05252822 A JP H05252822A JP 5213692 A JP5213692 A JP 5213692A JP 5213692 A JP5213692 A JP 5213692A JP H05252822 A JPH05252822 A JP H05252822A
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JP
Japan
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product
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glen pan
processed
sheave
Prior art date
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Pending
Application number
JP5213692A
Other languages
English (en)
Inventor
Muneyuki Kawase
宗之 河瀬
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 扱室下方の選別部にグレンパン、粗選別用シ
ーブ、グレンパンとシーブからの処理物を風選する手段
を設け、2番物をグレンパンに送る還元手段、2番物を
再脱穀処理する処理手段を設けた脱穀装置において、選
別部での処理物量変化に応じた適切な選別形態を確実に
実現して、選別性能を向上する。 【構成】 グレンパン27上の処理物量を検出する第1
センサーS1 、シーブ28上の処理物量を検出する第2
センサーS2 、2番物をシーブ28に送る経路31また
はグレンパン27に選択供給する経路切換え手段31を
設け、第1及び第2センサーS1 ,S2 からの情報にづ
いてグレンパン27上の処理物量がシーブ28上の処理
物量より少ない時にのみ2番物をグレンパン27に送る
ように、経路切換え手段31を自動操作する制御手段3
2を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前後向き軸芯周りで駆
動回転自在な扱胴を扱室内に設け、扱室の下方に選別部
を、処理物が扱胴の軸芯方向に搬送される状態で設け、
グレンパンと、その処理物搬送方向に連なる粗選別用シ
ーブ、並びに、グレンパンとシーブからの処理物を風選
して1番物回収手段と2番物回収手段に穀粒を送る風選
手段を選別部に設け、2番物回収手段からの2番物をグ
レンパンに送る還元手段を設け、2番物の還元経路に再
脱穀処理する処理手段を設けた脱穀装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記脱穀装置においては、例えば
実開平3−50834号公報に示されるように、2番物
回収手段からの2番物を還元手段により常に選別部前部
のグレンパンに送るように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、扱室からの処
理物落下量や2番物回収手段からの2番物供給量の増大
によってグレンパン上の処理物量が一定量を越えると、
グレンパンでの比重差選別性能が大幅に低下して、1番
物の回収効率が低下しやすく、選別性能向上の面から一
層の改良の余地があった。本発明の目的は、選別部での
処理物量変化に応じた適切な選別形態を確実に実現し
て、効率良い1番物回収を確実に維持でき、しかも、2
番物の回収も良好に実現できるようにし、全体として選
別性能を十分に向上する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、前
後向き軸芯周りで駆動回転自在な扱胴を扱室内に設け、
扱室の下方に選別部を、処理物が扱胴の軸芯方向に搬送
される状態で設け、グレンパンと、その処理物搬送方向
に連なる粗選別用シーブ、並びに、グレンパンとシーブ
からの処理物を風選して1番物回収手段と2番物回収手
段に穀粒を送る風選手段を選別部に設け、2番物回収手
段からの2番物をグレンパンに送る還元手段を設け、2
番物の還元経路に再脱穀処理する処理手段を設けた脱穀
装置において、グレンパン上の処理物量を検出する第1
センサー、及び、シーブ上の処理物量を検出する第2セ
ンサーを設け、2番物をシーブに送る経路、及び、2番
物をグレンパンとシーブのいずれかに選択供給する経路
切換え手段を還元手段に設け、第1及び第2センサーか
らの情報に基づいてグレンパン上の処理物量がシーブ上
の処理物量より少ない時にのみ2番物をグレンパンに送
るように、経路切換え手段を自動操作する制御手段を設
けたことにある。
【0005】
【作用】つまり、グレンパン上の処理物量を第1センサ
ーで監視させ、シーブ上の処理物量を第2センサーで監
視させ、グレンパン上の処理物量がシーブ上の処理物量
より少ない時に2番物をグレンパンに送り、グレンパン
上の処理物量がシーブ上の処理物量以上になると2番物
をシーブに送るように、第1及び第2センサーからの情
報に基づいて制御手段により経路切換え手段を自動操作
させる。したがって、処理物が少なくて2番物を送って
も1番物回収効率が良好に維持される時には、2番物回
収手段からの2番物を還元手段でグレンパン上に供給
し、扱室から落下する処理物及び2番物からのグレンパ
による1番物回収を効率良く実行できる。そして、処理
物が多くて2番物を送るとグレンパンによる1番物回収
効率が低下する場合には、2番物回収手段からの2番物
をグレンパンに送らずに還元手段によりシーブ上に供給
し、扱室から落下する処理物からのグレンパンによる1
番物回収を効率良く実行できるとともに、2番物に対す
る穀粒と藁との選別をシーブの作用で効率良く実行でき
る。
【0006】
【発明の効果】その結果、選別部での処理物量変化に応
じた適切な選別形態を確実に選択して、効率良い1番物
回収及び2番物回収を常に確実に実現できる、選別性能
において一段と優れた脱穀装置を提供できるようになっ
た。
【0007】
【実施例】図1に示すように、クローラ式走行装置1
に、刈取部2を油圧シリンダ3による支軸4周りでの揺
動で昇降操作自在に設け、刈取部2に植立穀稈引起こし
装置5、刈刃6、刈取殻稈を脱穀部7に送る搬送装置8
を設け、刈取部2からの殻稈を搬送しながら脱穀部7に
供給する挾持搬送装置9を設け、脱穀部7の下方に選別
部10を配置し、選別部10からの1番物を回収するグ
レンタンク11を選別部10の横側に配置し、グレンタ
ンク11の前に搭乗運転部12を配置し、自脱型コンバ
インを構成してある。
【0008】脱穀部7及び選別部10を図2に示すよう
に構成してある。つまり、扱室13内に扱胴14を機体
前後方向に向かう軸芯周りで駆動回転自在に設け、扱胴
14に独立突起状扱歯15を全体にわたって分散配置
し、扱胴14のうち脱穀穀稈挾持搬送方向の後側部分
に、脱穀処理物を脱穀穀稈挾持搬送方向に移送する螺旋
状送り羽根16を同芯状に付設し、送り羽根16のうち
前側部分16aと後側部分16bのリード角を大に、か
つ、その中間部分16cのリード角を小に形成し、送り
羽根前側部分16aの作用で扱胴14の前側部分に相当
する扱室13からの藁抜き出しを円滑にし、送り羽根中
間部分16cの作用で穀粒回収に十分な滞留時間を確保
でき、送り羽根後側部分16bの作用で藁屑の排出を円
滑にし、脱穀及び選別性能を向上できるように構成して
ある。脱穀部7と選別部10の間に設けた受網17を、
扱胴14の前側部分に対向する目の細かい部分17a
と、扱胴14の後側部分に対向する目の粗い部分17b
から成るものにし、穀粒の多い脱穀処理物を目の細かい
部分17aで精度良く選別し、藁の多い脱穀処理物を目
の粗い部分17bで詰まり無く選別するように構成して
ある。選別部10に揺動選別手段18、風選用唐箕1
9、処理胴20、処理胴20の下方の目の粗い補助受網
21、1番物回収用スクリューコンベア22、2番物回
収用スクリューコンベア23、排風機24を設け、扱室
13から落下供給される処理物を揺動選別手段18によ
り扱胴14の軸芯方向に搬送しながら処理し、揺動選別
手段18から落下供給される処理物を唐箕19の作用で
扱胴14の軸芯方向に搬送しながら風選処理するととも
に、処理胴20で再脱穀処理した後補助受網21で選別
処理し、脱穀粒を1番物回収用スクリューコンベア22
とバケットコンベア25によりグレンタンク11に送る
ように構成し、選別不十分な2番物を2番物回収用スク
リューコンベア23とスロワー式コンベア26により揺
動選別手段18に戻すように構成してある。揺動選別手
段18にグレンパン27、その後側に連なるチャフシー
ブ28、その下方に位置するグレンシーブ29を設け、
グレンシーブ29の前側部分29aを目の細かいもの
に、かつ、後側部分29bを目の粗いものにして、1番
物回収用スクリューコンベア22の上方にはグレンパン
27とグレンシーブ前側部分29aからの単粒の多いも
のが落下し、処理胴20にはグレンシーブ後側部分29
bから枝付籾が効率良く落下するように構成してある。
図3に示すように、 グレンパン27にスロワー式コン
ベア26からの2番物を戻すように構成し、チャフシー
ブ28のうち受網17の目の細かい部分17aと粗い部
分17bの境界付近に2番物を戻す経路30、並びに、
2番物をグレンパン27とチャフシーブ28のいずれか
に選択供給する経路切換え手段31をスロワー式コンベ
ア26に設けてある。グレンパン27上の処理物量を検
出する第1センサーS1 、及び、チャフシーブ28上の
処理物量を検出する第2センサーS2 を設け、第1及び
第2センサーS1 ,S2 からの情報に基づいてグレンパ
ン27上の処理物量がチャフシーブ28上の処理物量よ
り少ない時にのみ2番物をグレンパン27に送るよう
に、経路切換え手段31を自動操作する制御手段32を
設けてある。つまり、グレンパン27上の処理物量がチ
ャフシーブ28上の処理物量より少ない時に2番物をグ
レンパン27に送り、グレンパン27上の処理物量がチ
ャフシーブ27上の処理物量以上になると2番物をチャ
フシーブ27に送り、もって、処理物が少なくて2番物
を送っても1番物回収効率が良好に維持される時には、
2番物をグレンパン27上に供給し、扱室13から落下
する処理物及び2番物からの1番物回収を効率良く実行
し、そして、処理物が多くて2番物を送るとグレンパン
27による1番物回収効率が低下する場合には、2番物
をグレンパン27に送らずにチャフシーブ28上に供給
し、扱室13から落下する処理物からのグレンパン27
による1番物回収を効率良く実行するとともに、2番物
に対する穀粒と藁との選別をチャフシーブ28の作用で
効率良く実行するように構成してある。
【0009】〔別実施例〕扱胴の構造は適当に変更で
き、例えば送り羽根16を省略したり、スクリュー型扱
歯を設けて全稈投入型脱穀装置に形成してもよい。
【0010】選別部10の具体構成は適当に変更でき、
例えば次のような変更が可能である。チャフシーブ28
に代えて別の形式のシーブをグレンパン27に連ねて設
けてもよく、それらシーブを粗選別用シーブ28と総称
する。唐箕19や排風機24に代えて別形式の送風機を
設けてもよく、それらを風選手段19,24と総称す
る。図4に示すように、補助受網21の目を細かくし
て、その下方にも1番物回収用スクリューコンベア22
を設け、1番物の回収効率を高めてもよく、あるいは、
1番物回収用スクリューコンベア22及びバケットコン
ベア25に代えて適当な搬送手段を利用でき、それらを
1番物回収手段22,25と総称する。2番物回収用ス
クリューコンベア23に代えて適当な搬送手段を利用で
き、それらを2番物回収手段23と総称する。2番物還
元用スロワー式コンベア26に代えて適当な搬送手段を
利用でき、それらを還元手段26と総称する。処理胴2
0に代えて適当な脱穀手段を2番物回収手段23の出口
やスロワー式還元手段26の途中に設けるなど、2番物
を還元経路で再脱穀処理する手段は適当に変更でき、そ
れらを処理手段20と総称する。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側面図
【図2】脱穀装置の縦断側面図
【図3】要部説明図
【図4】別実施例における脱穀装置の縦断側面図
【符号の説明】
10 選別部 13 扱室 14 扱胴 19,24 風選手段 20 処理手段 22,25 1番物回収手段 23 2番物回収手段 26 還元手段 27 グレンパン 28 粗選別用シーブ 30 経路 31 経路切換え手段 32 制御手段 S1 第1センサー S2 第2センサー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後向き軸芯周りで駆動回転自在な扱胴
    (14)を扱室(13)内に設け、前記扱室(13)の
    下方に選別部(10)を、処理物が前記扱胴(14)の
    軸芯方向に搬送される状態で設け、グレンパン(27)
    と、その処理物搬送方向に連なる粗選別用シーブ(2
    8)、並びに、前記グレンパン(27)と前記シーブ
    (28)からの処理物を風選して1番物回収手段(2
    2,25)と2番物回収手段(23)に穀粒を送る風選
    手段(19,24)を前記選別部(10)に設け、前記
    2番物回収手段(23)からの2番物を前記グレンパン
    (27)に送る還元手段(26)を設け、2番物の還元
    経路に再脱穀処理する処理手段(20)を設けた脱穀装
    置であって、前記グレンパン(27)上の処理物量を検
    出する第1センサー(S1 )、及び、前記シーブ(2
    8)上の処理物量を検出する第2センサー(S2 )を設
    け、2番物を前記シーブ(28)に送る経路(30)、
    及び、2番物を前記グレンパン(27)と前記シーブ
    (28)のいずれかに選択供給する経路切換え手段(3
    1)を前記還元手段(26)に設け、前記第1及び第2
    センサー(S1 )(S2 )からの情報に基づいて前記グ
    レンパン(27)上の処理物量が前記シーブ(28)上
    の処理物量より少ない時にのみ2番物を前記グレンパン
    (27)に送るように、前記経路切換え手段(31)を
    自動操作する制御手段(32)を設けてある脱穀装置。
JP5213692A 1992-03-11 1992-03-11 脱穀装置 Pending JPH05252822A (ja)

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JP5213692A JPH05252822A (ja) 1992-03-11 1992-03-11 脱穀装置

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JP5213692A JPH05252822A (ja) 1992-03-11 1992-03-11 脱穀装置

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JPH05252822A true JPH05252822A (ja) 1993-10-05

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ID=12906457

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JP5213692A Pending JPH05252822A (ja) 1992-03-11 1992-03-11 脱穀装置

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JP (1) JPH05252822A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6669558B1 (en) * 2002-07-17 2003-12-30 Case, Llc Tailings conveyor housing
US9345197B2 (en) 2013-05-10 2016-05-24 Agco Corporation Combine harvester with even crop distribution

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6669558B1 (en) * 2002-07-17 2003-12-30 Case, Llc Tailings conveyor housing
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