JPS63307055A - 発泡ポリスチレン容器にガスバリア性を付与する方法とその製品 - Google Patents

発泡ポリスチレン容器にガスバリア性を付与する方法とその製品

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JPS63307055A
JPS63307055A JP13457787A JP13457787A JPS63307055A JP S63307055 A JPS63307055 A JP S63307055A JP 13457787 A JP13457787 A JP 13457787A JP 13457787 A JP13457787 A JP 13457787A JP S63307055 A JPS63307055 A JP S63307055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polystyrene container
gas barrier
pvdc
container
evoh
Prior art date
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Pending
Application number
JP13457787A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyo Fujii
秀世 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nordson KK
Original Assignee
Nordson KK
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Publication date
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Publication of JPS63307055A publication Critical patent/JPS63307055A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は乾燥食品密封保存用発泡ポリスチレン容器及び
その製造方法に係る。
〔従来の技術〕
最近広く普及している乾燥食品(特にめん類などのイン
スタント食品)用密封保存用容器として、発泡ポリスチ
レン製のものが多く使用されている。同容器のメリット
としては、発泡倍率が20もあるので、その重さは実質
重量の5%で済み、従って軽量でコストも極めて安く、
その上、開封注湯時における耐熱性も高く、更に又、そ
れらの焼却処理に当っては、発熱カロリーが紙類よりも
低く、有害ガスの発生量も極めて少いなどという多くの
利点があげられるのである。
所が、同容器には一つの欠点がある。それは発泡ポリス
チレン容器はガスバリア性が低いということである。
元来、インスタント食品というのは、大気中の湿気との
接触は厳禁であり、従ってこれらの収納された容器は、
完全にこれらを遮断しなければならない、にも拘らず、
上述の如く発泡ポリスチレン容器がガスバリア性が低い
ということは致命的開運である。その低い理由は、ポリ
スチレン自体の性質と、それに加えて、発泡ポリスチレ
ン容器を形成するシートは、多数の気泡膜の寄り集まり
から成っているので、それらの隙間を通してガスが侵入
するからである。
上記問題を解決するために、発泡ポリスチレン容器の表
面上に、ガスバリア性の高いポリ塩化ビニリデン(PV
DC)をコーティングすることが試みられたが、同ラテ
ックスは、発泡ポリスチレンに対しては濡れ性(親和性
)が悪く、従って、校本し、凝集などして均一の膜状の
コーティングは非常に難しい、従って、発泡ポリスチレ
ン容器の表面上にコロナ放電処理などを施し、親和性を
上げてからPVDCラテックスをコーティングしなけれ
ばならず5実際問題としては非常に手間と時間がかかり
、フロウライン上にての実施は極めて困難であり、今だ
に実施されていないのが実情である。
〔解決しようとする問題点〕
元来、長尺のフィルムなどに対しては、それを流して連
続的にコロナ放電処理を施すことは容易ではあるが、上
記のような立体的な容器の内外両面上に一箇一箇処現す
るということは、特にフロウライン上においては、大き
なネックとなる。
本発明の動機は、PVDCラテックス(エマルジ1ンタ
イブ)コーディングの前にコロナ放電処理を行なわず、
その代わり、親和性の高いEVOH溶液を発泡ポリスチ
レン容器面上にコーティングしようとすることであった
EVOHとはエチレンビニールアルコール共重合体であ
り1分子式は −(CH,l−CHIl)m−(CHs−CH)n −
H ≠ミ参1 なお商品名はエバール(クラレ)である。
〔問題点を解決するための手段〕
元来、EVO)(は結晶体の白色粉末で熱可塑性樹脂で
ある。該樹脂のフィルムはガスバリア性の特に高いとい
うことが特長である。
EVOHをコーティングする場合には、EVOHを溶媒
ノルマルプロバール(プロピルアルコールCH,CH,
CH□OH)と水との混合液に溶かしたEVOH溶液を
使用する。
該溶液は、発泡ポリスチレンに対しては濡れ性(wA和
性)がよく、スプレィなどにより均一な膜を形成してコ
ーティングすることができる。該膜のガスバリア性は、
上述の如く、特に高く、前述のPVDCなどよりもむし
ろ優れている。
しかし、欠点としては、耐水性が低く、大気中の湿気を
吸収して、ガスバリア性が低下する。これを防ぐため、
該EVOH膜の上に前述のPVDCをコーティングする
ことを試みた。PVDCラテックスは上記EVOH膜に
対しては親和性がよく、スプレィにより均一にコーティ
ングすることができた。前述の如<−PVDCもガスバ
リア性が高いもので、二重のガスバリア性WAをコーテ
ィングすることになり、より効果を上げることができる
本発明は、先ず方法として発泡ポリスチレン容器の外側
及び/又は内側の面上に、先ずエチレンビニールアルコ
ール共重合体(EVOH)溶液をコーティングし、その
乾燥後、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)ラテックスを
コーティングすることである。
そして、上述の方法により作られた製品、即ち発泡ポリ
スチレン容器の外側及び/又は内側の面上の下地にエチ
レンビニールアルコール共重合体(EVOH)の膜が、
そしてその膜上にポリ塩化ビニリデン(PVDC)の積
層された製品である。
〔効  果〕
発泡ポリスチレン容器に対し煩雑なコロナ放電処理など
施すことなく、より簡易なエチレンビニールアルコール
共重合体(EVOH)のコーティングにより、親和性を
上げ、その上に更にポリ塩化ビニリデン(PVDC)を
コーティングして、加工作業の簡易化をはかり、それと
共に二重のガスバリア層を設けることによって、よりガ
スバリア性の高い発泡ポリスチレン容器が得られるので
ある。
特許出顆人 ノードソン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、発泡ポリスチレン容器の外側及び/又は内側の面上
    に、先ずエチレンビニールアルコール共重合体(EVO
    H)溶液をコーティングし、その乾燥後、ポリ塩化ビニ
    リデン(PVDC)ラテックスをコーティングすること
    を特徴とする発泡ポリスチレン容器にガスバリア性を付
    与する方法。 2、発泡ポリスチレン容器の外側及び/又は内側の面上
    に、下地としてエチレンビニールアルコール共重合体(
    EVOH)の膜が、そして該膜上にポリ塩化ビニリデン
    (PVDC)の膜が二層状にコーティングされているこ
    とを特徴とする発泡ポリスチレン容器。
JP13457787A 1987-05-29 1987-05-29 発泡ポリスチレン容器にガスバリア性を付与する方法とその製品 Pending JPS63307055A (ja)

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Cited By (4)

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