JPS63306030A - プリント回路基板用積層板 - Google Patents

プリント回路基板用積層板

Info

Publication number
JPS63306030A
JPS63306030A JP62141446A JP14144687A JPS63306030A JP S63306030 A JPS63306030 A JP S63306030A JP 62141446 A JP62141446 A JP 62141446A JP 14144687 A JP14144687 A JP 14144687A JP S63306030 A JPS63306030 A JP S63306030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
warp
fabric
base material
laminate
twist
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62141446A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2512475B2 (ja
Inventor
Kazuyoshi Sawada
沢田 和義
Yoshiaki Horii
堀井 良秋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kasei Corp filed Critical Asahi Kasei Corp
Priority to JP62141446A priority Critical patent/JP2512475B2/ja
Publication of JPS63306030A publication Critical patent/JPS63306030A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2512475B2 publication Critical patent/JP2512475B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はそりねじれの少い織物補強熱硬化性樹脂積層板
に関するものである。
〔従来の技術〕
織物補強熱硬化性樹脂積層板(以下積層板と略称)に対
し、一般的にガラスクロスやアラミド繊維クロスが補強
用の織物基材として用いられる。
ガラスクロスは一般にJIS R−3413の表5に記
載されている無アルカリガラスを用いて織成されている
0例えば、経糸にECG 75110 1.OZ、緯糸
にECGフ5110 1.OZの撚糸を用い、経糸は糊
付して集束させ、又緯糸はそのまま使用して織機で製織
されガラスクロスとなる。
然る後に、エポキシ樹脂等を含浸し、必要に応じて金属
箔を重ねて成形用プレスにより熱圧して積層板が得られ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述のようにして作られた積層板に更に熱処理を施すと
そりやねじれが発生するという問題がある。そこでそり
ねじれのない積層板に対する要望が強い。
従来、積層板のそりねじれは織物の目曲りや織物の積層
方法、成型技術の影響が大きいと考えられており、これ
らの改良技術は沢山考案されている。しかし、いずれも
根本的な改良とはなりえず、例えば織物の目曲りの許容
限度をいたずらに小さくする努力や工程上わずられしい
特殊な積層方法、成型技術を駆使することで対応してい
るのが現状である。
本発明はこのような事情に鑑みてそりねじれの少い積層
板を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、前記のような問題点を解決するため積層
板にそりねじれが発生する原因を探究した。その結果、
積層板のそりねじれは基材としての織物に内在する内部
歪と密接な関係のあることがわかった。即ち、織物を構
成する糸の撚りの影響を受け、積層板に熱、押圧、引っ
張り等の外圧が加わった時系の撚りが解撚されようとす
る方にそりねじれることがわかった。このようなことか
ら本発明者らは、前記のような問題の発生する恐れが少
くなるような織物を種々検討した結果、織物に織成され
た状態で0〜0.2回/インチ以下の撚数(JIS R
−3420の撚数測定法で測定)の無撚糸(以下、単に
無撚糸と略称する)を経糸及び緯糸に使用することによ
り実現できることを見い出し、ここに本発明を完成した
すなわち、本発明は熱硬化性樹脂を織物基材に含浸させ
て作成したプリプレグを重ねて作成する積層板を得るに
当り、基材を構成する織物が無撚糸で織られていること
を特徴とする積層板をその要旨とする。
以下、本発明を具体的に説明する。
織物基材としては、ガラスクロスやアラミド繊維クロス
等、長繊維使いの織物を用いることができる。
従来、ガラスクロスを織成するに際し、JISR−34
13の表5に記載されている無アルカリガラス糸を用い
ていた。しかし、これらのガラス糸には撚りがかかつて
いる。そのために、これら撚りのかかった糸には解撚し
ようとする力が働くことは周知のことである。可塑性が
乏しいガラス繊維等では、紡糸の段階で付与されるバイ
ンダーや経糸糊付けで付与される糊等によって解撚する
力は抑制されているが、糸軸方向に引っ張ったり、糸軸
と直角方向に加わったりすると、解撚しようとする力が
顕在化して結果的に積層板にそりねじれを発生させるこ
とを見い出した。
従来は積層板のそりねじれはあまり大きな問題とはされ
ていなかった。しかし、昨今の積層板の大型化等によっ
てそりねじれの少い積層板の要求が強(、特にプリント
回路基板に供される銅張積層板でその傾向が顕著である
かかる要望に対し、発明者は積層板のそりねじれ方向と
基材織物のそりねじれ方向は同一であり、しかも、その
織物小片のそりねじれ量と積層板のそりねじれ量が相関
関係にあることを見い出し、しかも織物小片のそりねじ
れ量は構成する経糸及び緯糸の撚数に似存し、撚数の少
い程、究極的には無撚糸を使用すれば、はとんどそりね
じれが発生しないことを見い出しな。
然るに、このように無撚糸を経糸及び緯糸に使用するこ
とは従来の織機がシャツトルルームであったために、製
織時の経糸及び緯糸を毛羽立たせることなく高能率でし
かも高品質のガラスクロスを得ることは困難であった。
しかし、エアージェットルームやグリッパ−ルームのよ
うなシャツトルレスルームを用いて、経糸に付与する糊
油剤を改良したり、緯糸の接触する糸道の摩擦抵抗を最
小にする等の織成技術の改良で本発明者らは、無撚糸を
経糸及び緯糸に使用することをも可能にしな。
〔実施例〕
なお、本発明を実施例によって具体的に説明する。
本明細書に用いられたそりねじれの測定方法は以下であ
る。第1図にそりねじれを測定するために作った積層板
の層構成を示す。1,10は厚さ35μの銅箔、2〜9
は厚さ180μのガラスクロスを使用したプリプレグで
ある。
本測定法においては、プリプレグ2〜9の両側に銅箔1
及び10を重ね、熱プレスにかけて1体化し、その後、
40℃塩化第2鉄水溶液で銅箔を溶かし水洗、風乾する
0次いで、130℃で15分間予熱し、その後170℃
で30分間熱処理して測定試料にする。最終熱処理の4
8時間後に、3次元測定機で第2図のそりねじれ板のそ
りねじれ量!1〜1.を測定し、Nl + R3及び1
2+14の平均値をそりねじれ量とした。但し、測定は
第3図の板平面図のA、B、C,Dのポイントで行った
夫九汁−■ 第1図に示したプリプレグには次の単糸構成及び撚数の
ガラスクロスを使用した。経糸に、ポリビニールアルコ
ール(日本合成ゴーセノールGLO5)に平滑油剤を併
用して糊付を行い、緯糸は完全無撚糸をそのまま使い、
エアージェットルームを用いて、400RPMで製織し
た。
単糸構成ガラスクロス 経糸ECC7511002密度 44本/インチ緯糸 
ECG 75 110 02   密度 32本/イン
千重量               210g/m2
厚さ                 170μガラ
スクロスに含浸させた熱硬化性樹脂組成物の配合は次の
通りである。
エポキシ樹脂         100  重量部DM
F  、  MCS                
         1−8.5   ノ!ジシアンジア
ミド        2  ノlジメチルベンジルアミ
ン     0.2  ノを積層板の調整条件は次の通
りである。
プリプレグの特性 ゲル化   160’C/17分樹
脂含浸量    50% 積層条件     圧力    60kg/ cm2温
度/時間 160℃/1時聞 エツチング条件  薬品    塩化第2鉄温度/時間
 40℃/1時間 熱処理条件    温度/時間 170℃/30分かく
して得られた積層板のそりねじれ量は第1表に示す。
L 積層板に用いるガラスクロスとして下記の単糸構成及び
撚数の糸を使用する以外は、実施例1と同様の操作で積
層板を作成し、そりねじれ量を測定した。結果は第1表
に示す。
織成ガラスクロス 経糸 ECG75 110 0.22  密度 44本
/インチ緯糸 ECG 75 110 0.22  密
度 32本/イン千重量              
 210g/m2厚さ               
   175μル焚鮭−二 積層板に用いるガラスクロスとして下記の単糸構成及び
撚数の糸を使用する以外は実施例1と同様の操作で積層
板を作成し、そりねじれ量を測定した。結果は第1表に
示す。
織成ガラスクロス 経糸 ECG 75 110 0.32  密度 44
本/インチ緯糸 ECG 75 110  Q、3Z 
 密度 32本/イン千重量            
   210g/輸2厚さ             
    175μ九帆鮭−λ 積層板に用いるガラスクロスとして下記の単糸構成及び
撚数の糸を使用する以外は実施例1と同様の操作で積層
板を作成し、そりねじれ量を測定した。結果は第1表に
示す。
織成ガラスクロス 経糸 ECG75 110 12  密度 44本/イ
ンチ緯糸 ECG75 110 12  密度 32本
/インチ重量              210g/
m2厚さ                  180
μ夾バλ−1 積層板に用いるガラスクロスとして下記の単糸構成及び
撚数の糸を使用する以外は実施例1と同様の操作で積層
板を作成し、そりねじれ量を測定した。結果は第1表に
示す。
織成ガラスクロス 経糸 ECG75 110 1.02  密度 44本
/インチ緯糸 ECG75 1/Q  0.7Z  密
度 32本/、(ンチ重量             
  210H/n+2厚さ             
    180μ以下余白 〔発明の効果〕 本発明の樹脂積層板は基材を構成する織物が実質的に無
撚の糸によって構成されているので、積層板のそりねじ
れ量を極めて小さくすることができる。これは特に大型
化した積層板において優れた性能を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の層構成の配置を示す断面図
であり、図中の番号はそれぞれ1.および10:銅箔、
2〜9ニブリプレグを示す。 第2図は、積層板のそりねじれモデル図を示す。 第3図はそりねじれの測定点を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱硬性樹脂を織物基材に含浸させて作成したプリプレグ
    を重ねて作成した積層板において基材を構成する織物が
    、織物に織成された時、0〜0.2回/インチ以下の撚
    数の無撚糸で織られていることを特徴とする積層板。
JP62141446A 1987-06-08 1987-06-08 プリント回路基板用積層板 Expired - Lifetime JP2512475B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62141446A JP2512475B2 (ja) 1987-06-08 1987-06-08 プリント回路基板用積層板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62141446A JP2512475B2 (ja) 1987-06-08 1987-06-08 プリント回路基板用積層板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63306030A true JPS63306030A (ja) 1988-12-14
JP2512475B2 JP2512475B2 (ja) 1996-07-03

Family

ID=15292117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62141446A Expired - Lifetime JP2512475B2 (ja) 1987-06-08 1987-06-08 プリント回路基板用積層板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2512475B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004020715A1 (ja) * 2002-08-29 2004-03-11 Asahi-Schwebel Co., Ltd. プリント配線板用ガラスクロス及び積層板

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5029866A (ja) * 1973-07-17 1975-03-25
JPS557418A (en) * 1978-06-30 1980-01-19 Matsushita Electric Works Ltd Stratified board
JPS55130764A (en) * 1979-03-30 1980-10-09 Sumitomo Bakelite Co Preparation of laminate suitable for electricccommunication apparatus
JPS58126335A (ja) * 1982-01-19 1983-07-27 旭化成株式会社 防水シ−ト補強用織物
JPS5983619A (ja) * 1982-11-05 1984-05-15 Kurabo Ind Ltd 複合成形体強化用基布
JPS61252341A (ja) * 1985-04-30 1986-11-10 東レ株式会社 裏地用立毛織物およびその製造方法
JPS623722U (ja) * 1985-10-31 1987-01-10

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5029866A (ja) * 1973-07-17 1975-03-25
JPS557418A (en) * 1978-06-30 1980-01-19 Matsushita Electric Works Ltd Stratified board
JPS55130764A (en) * 1979-03-30 1980-10-09 Sumitomo Bakelite Co Preparation of laminate suitable for electricccommunication apparatus
JPS58126335A (ja) * 1982-01-19 1983-07-27 旭化成株式会社 防水シ−ト補強用織物
JPS5983619A (ja) * 1982-11-05 1984-05-15 Kurabo Ind Ltd 複合成形体強化用基布
JPS61252341A (ja) * 1985-04-30 1986-11-10 東レ株式会社 裏地用立毛織物およびその製造方法
JPS623722U (ja) * 1985-10-31 1987-01-10

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004020715A1 (ja) * 2002-08-29 2004-03-11 Asahi-Schwebel Co., Ltd. プリント配線板用ガラスクロス及び積層板

Also Published As

Publication number Publication date
JP2512475B2 (ja) 1996-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0817880B2 (ja) プレスクッション材
WO2005075724A1 (ja) 二重織りガラスクロス、並びに該ガラスクロスを使用したプリプレグ及びプリント配線板用基板
JP2002013040A (ja) 炭素繊維製補強用織物並びにこの織物を用いてなるウェット・プリプレグおよびその製造方法
JPS63306030A (ja) プリント回路基板用積層板
JP2000290851A (ja) 電気的及び電子工業的用途を含む積層複合構造体の寸法安定性を最適化するための織布補強材
JP4140106B2 (ja) ガラス繊維織物、及びこれを補強材とする積層板
JP4254477B2 (ja) 一方向性畝織りガラスクロス
JPH09143837A (ja) プリント配線基板用ガラス繊維織物
JP3002792B2 (ja) 硝子繊維織布及び該硝子繊維織布を用いたプリント配線基板
JPH0578945A (ja) プリント配線基板用ガラス繊維織物
JPH07292543A (ja) ガラス繊維織物
JP2005089877A (ja) 三次元織物及びその製造方法並びに摩擦材
JP3125411U (ja) ガラス繊維織物構造体
JPS6286029A (ja) プリプレグ
JPS6327244A (ja) 積層板
JPH0592510A (ja) 積層板及び積層板の製造方法
JP3461523B2 (ja) プリプレグ
JPH05480A (ja) 積層板の製造方法
JPH0592438A (ja) 積層板の製造方法
JPH0639957A (ja) 積層板
JPH0745220B2 (ja) プリント配線基板用のコンポジット型の積層板
JPH0618905B2 (ja) スクリムクロス貼り合せプリプレグ
JPH0592505A (ja) 積層板の製造方法
JPH05111916A (ja) 積層板の製造方法
JPWO2019163159A1 (ja) ガラスクロス、プリプレグ、及び、ガラス繊維強化樹脂成形品

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

EXPY Cancellation because of completion of term
R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080416

Year of fee payment: 12