JPS58126335A - 防水シ−ト補強用織物 - Google Patents
防水シ−ト補強用織物Info
- Publication number
- JPS58126335A JPS58126335A JP57006588A JP658882A JPS58126335A JP S58126335 A JPS58126335 A JP S58126335A JP 57006588 A JP57006588 A JP 57006588A JP 658882 A JP658882 A JP 658882A JP S58126335 A JPS58126335 A JP S58126335A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric
- waterproof sheet
- reinforcing
- fibers
- elongation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は建築物の屋上防水などに用いる防水シートの
補強用織物に関する。その目的は、得られる防水シート
の寸法安定性、堅牢性および耐久性の向上を図り得る防
水シート補強用の織物を提案するにある。
補強用織物に関する。その目的は、得られる防水シート
の寸法安定性、堅牢性および耐久性の向上を図り得る防
水シート補強用の織物を提案するにある。
ポリ塩化ビニル系樹脂等の合成樹脂あるいはゴム類を母
材とした防水シー)Kは従来から織物等の補強材を母材
内に敷込んだり、あるいは貼合せ積層し補強したものが
あった。ところが、従来の補強用織物は比較的密な織組
酸であったので、シート母材内に敷込んだ場合、織物組
織とシート母材とのなじみが不充分で、織物周辺部にシ
ート母材が欠落した断面欠損部分を形成し易く、長期使
用中に外部応力や温度変化に伴なう伸縮等によシ剥離や
亀裂等の破損を起す原因となった。また、一般に従来の
補強用織物は、ポリ塩化ビニル等のシート母材の膨張を
拘束するに足る、低線膨張係数、高引張弾性係数とはな
っていなかったので、夏期高温時には防水シートは膨張
してシワが発生したりして敷設安定性を損ガう欠点があ
った。
材とした防水シー)Kは従来から織物等の補強材を母材
内に敷込んだり、あるいは貼合せ積層し補強したものが
あった。ところが、従来の補強用織物は比較的密な織組
酸であったので、シート母材内に敷込んだ場合、織物組
織とシート母材とのなじみが不充分で、織物周辺部にシ
ート母材が欠落した断面欠損部分を形成し易く、長期使
用中に外部応力や温度変化に伴なう伸縮等によシ剥離や
亀裂等の破損を起す原因となった。また、一般に従来の
補強用織物は、ポリ塩化ビニル等のシート母材の膨張を
拘束するに足る、低線膨張係数、高引張弾性係数とはな
っていなかったので、夏期高温時には防水シートは膨張
してシワが発生したりして敷設安定性を損ガう欠点があ
った。
この発明は上記の問題点に着目してなされたものであシ
、その要旨は、伸度20%以下で無撚りあるいは低撚数
の長繊維からなる格子状織物であって、経・緯糸密度は
それぞれ10本/2.54cm以下であることを特徴と
する防水シート補強用織物である。
、その要旨は、伸度20%以下で無撚りあるいは低撚数
の長繊維からなる格子状織物であって、経・緯糸密度は
それぞれ10本/2.54cm以下であることを特徴と
する防水シート補強用織物である。
この織物は経・緯密度が10本72.54cm以下の目
が粗い格子状の織物で、しかも無撚シあるいは低撚数の
長繊維は単繊維が密に結束せず扁平に近い状態で配列す
る。このため、シート母材中に敷込んだ場合、母材は織
物の長繊維によくなじみ密着し、格子間に完全に充填さ
れ、織物厚さも薄くなるので、シート母材と補強用織物
は断面欠損を生じることなく密に一体化する。
が粗い格子状の織物で、しかも無撚シあるいは低撚数の
長繊維は単繊維が密に結束せず扁平に近い状態で配列す
る。このため、シート母材中に敷込んだ場合、母材は織
物の長繊維によくなじみ密着し、格子間に完全に充填さ
れ、織物厚さも薄くなるので、シート母材と補強用織物
は断面欠損を生じることなく密に一体化する。
また、この織物は伸度20%以下で、無撚りあるいは低
撚数の長繊維からなる格子状織物であり、長繊維は断面
が扁平と々シ経・緯糸の交差部においても殆んど折曲せ
ずほぼ直線状に配列するので、織物伸度は従来の撚糸を
用い密な組織の織物に比べ、織物伸度は低く、引張弾性
係数が高い。
撚数の長繊維からなる格子状織物であり、長繊維は断面
が扁平と々シ経・緯糸の交差部においても殆んど折曲せ
ずほぼ直線状に配列するので、織物伸度は従来の撚糸を
用い密な組織の織物に比べ、織物伸度は低く、引張弾性
係数が高い。
従ってこの補強用織物で補強した防水シートは断面欠損
がなく耐久性が高く、シかも膨張し難く寸法安定性が優
れている。
がなく耐久性が高く、シかも膨張し難く寸法安定性が優
れている。
この補強用織物に用いる繊維は合成繊維あるいは無機繊
維の長繊維であって伸度20%以下である。合成繊維と
してはポリエステル系、ナイロン66系、ナイロン6系
、無機繊維としては炭素繊維、ガラス繊維等が伸度が低
く、引張弾性係数が高く補強してなった防水シートの寸
法安定性が優れ好適である。なかでもポリエステル系、
ナイロン66系の合成繊維は安価に低伸度、高弾性係数
(3) のものが得られ一層好適である。また 炭素繊維は低伸
度 高弾性係数でしかも線膨張係数が低いので最も優れ
ているが高コストとなるので実用面でコスト的に制限さ
れる。
維の長繊維であって伸度20%以下である。合成繊維と
してはポリエステル系、ナイロン66系、ナイロン6系
、無機繊維としては炭素繊維、ガラス繊維等が伸度が低
く、引張弾性係数が高く補強してなった防水シートの寸
法安定性が優れ好適である。なかでもポリエステル系、
ナイロン66系の合成繊維は安価に低伸度、高弾性係数
(3) のものが得られ一層好適である。また 炭素繊維は低伸
度 高弾性係数でしかも線膨張係数が低いので最も優れ
ているが高コストとなるので実用面でコスト的に制限さ
れる。
撚数は無撚りまたは低撚数である。無撚りが最も好まし
いが、製織性や系板性を向上せしめる上から場合によっ
ては100回/m以下の甘撚りを入れることもある。
いが、製織性や系板性を向上せしめる上から場合によっ
ては100回/m以下の甘撚りを入れることもある。
格子状となす織組織は平織シ、あるいは第1図、第2図
に示すからみ織り等が採用できる。図示する織物は2本
の経糸1,1を用い緯糸2をからみ織った格子状織物で
あシ、次の織物設計である。
に示すからみ織り等が採用できる。図示する織物は2本
の経糸1,1を用い緯糸2をからみ織った格子状織物で
あシ、次の織物設計である。
経糸:ポリエステル長繊維250デニール(単糸数48
本、伸度15%、撚数80回/m)2本、密度7本72
.54 cmo 緯糸:ポリエステル長繊維1000デニール(単糸数1
92本、伸度14%、無撚シ)、密度7本/2.54c
m。
本、伸度15%、撚数80回/m)2本、密度7本72
.54 cmo 緯糸:ポリエステル長繊維1000デニール(単糸数1
92本、伸度14%、無撚シ)、密度7本/2.54c
m。
この織物は平織シの織物に比べ糸ずれし難く織組織が安
定であり、抜性が優れ容易:正確にシート母材中に敷込
んだシ、積層したりすることができる。
定であり、抜性が優れ容易:正確にシート母材中に敷込
んだシ、積層したりすることができる。
この補強用織物は製造するに尚)、必要に応じ緊張熱処
理が施される。この処理にょシ、伸度および線膨張係数
が低減、引張弾性係数が向上し防水シートの寸法安定性
を一層向上せしめることができよシ好適である。また、
この緊張熱処理によって織物の目外れ、系油beの歪が
修正され、織組織が安定し、平織り組織の織物であって
も容易、正確にシート母材中に敷込んだシできる。なお
、熱処理に際して、予めメラミン樹脂、塩化ビニル樹脂
等の樹脂を塗着しておくと織組織が一層強固に固定され
て織物が安定化し、同時にシート母材と織物との接着性
を向上せしめることができる。
理が施される。この処理にょシ、伸度および線膨張係数
が低減、引張弾性係数が向上し防水シートの寸法安定性
を一層向上せしめることができよシ好適である。また、
この緊張熱処理によって織物の目外れ、系油beの歪が
修正され、織組織が安定し、平織り組織の織物であって
も容易、正確にシート母材中に敷込んだシできる。なお
、熱処理に際して、予めメラミン樹脂、塩化ビニル樹脂
等の樹脂を塗着しておくと織組織が一層強固に固定され
て織物が安定化し、同時にシート母材と織物との接着性
を向上せしめることができる。
緊張熱処理は例えばポリエステル繊維織物の場合は乾熱
200℃、1分種度で目的を達成できる。
200℃、1分種度で目的を達成できる。
(実施例)
第1図、第2図に示したからみ織りの織物設計でポリエ
ステル、ナイロン66、ガラス繊維を使用して製織し、
緊張熱処理(200℃、30〜(4) 120秒)を施して補強用織物を得た。この織物をポリ
塩化ビニル中に敷込んで防水シートを作った。この防水
シートは従来のポリ塩化ビニル系防水シートに比べ、断
面欠損が少なく耐久性が優れ、寸法安定性が高かった。
ステル、ナイロン66、ガラス繊維を使用して製織し、
緊張熱処理(200℃、30〜(4) 120秒)を施して補強用織物を得た。この織物をポリ
塩化ビニル中に敷込んで防水シートを作った。この防水
シートは従来のポリ塩化ビニル系防水シートに比べ、断
面欠損が少なく耐久性が優れ、寸法安定性が高かった。
この防水シートの0℃〜50℃昇温時の平均線膨張係数
は次表の通りであった。
は次表の通りであった。
ル
ぐ
第1図および第2図はこの発明に係わる防水シート補強
用織物の一実施態様例であるからみ織りの平面図および
断面図である。 1・・・経糸、2・・・緯糸。 第1図 筋 2 z 195−
用織物の一実施態様例であるからみ織りの平面図および
断面図である。 1・・・経糸、2・・・緯糸。 第1図 筋 2 z 195−
Claims (1)
- (1)伸度20%以下で無撚りあるいは低撚数の長繊維
からなる格子状織物であって、経・緯糸密度はそれぞれ
10本/2.54cIrL以下であることを特徴とする
防水シート補強用織物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57006588A JPS58126335A (ja) | 1982-01-19 | 1982-01-19 | 防水シ−ト補強用織物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57006588A JPS58126335A (ja) | 1982-01-19 | 1982-01-19 | 防水シ−ト補強用織物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58126335A true JPS58126335A (ja) | 1983-07-27 |
Family
ID=11642483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57006588A Pending JPS58126335A (ja) | 1982-01-19 | 1982-01-19 | 防水シ−ト補強用織物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58126335A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58124645A (ja) * | 1982-01-19 | 1983-07-25 | 旭化成株式会社 | 防水シ−ト |
JPS63306030A (ja) * | 1987-06-08 | 1988-12-14 | Asahi Shiyueebell Kk | プリント回路基板用積層板 |
JPH0556430U (ja) * | 1991-12-27 | 1993-07-27 | 筒中プラスチック工業株式会社 | 防水シート |
JP2018048432A (ja) * | 2016-09-15 | 2018-03-29 | ユニチカ株式会社 | 成型用メッシュ織物の製造方法 |
-
1982
- 1982-01-19 JP JP57006588A patent/JPS58126335A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58124645A (ja) * | 1982-01-19 | 1983-07-25 | 旭化成株式会社 | 防水シ−ト |
JPS626504B2 (ja) * | 1982-01-19 | 1987-02-12 | Asahi Kasei Kogyo Kk | |
JPS63306030A (ja) * | 1987-06-08 | 1988-12-14 | Asahi Shiyueebell Kk | プリント回路基板用積層板 |
JPH0556430U (ja) * | 1991-12-27 | 1993-07-27 | 筒中プラスチック工業株式会社 | 防水シート |
JP2018048432A (ja) * | 2016-09-15 | 2018-03-29 | ユニチカ株式会社 | 成型用メッシュ織物の製造方法 |
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