JPS63292869A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はレーザービームプリンタ等に用いられる画像読
取装置に関し、特にカラー画像を読取る画像読取装置に
関する。

（従来の技術） 従来、この種の装置としては第十図に示すようなものが
ある。すなわち１Ｍ稿１００からの画像光を認識すべき
色の色フィルタ１０１を透過させ、結像レンズ１０２に
よって一次元のモノクロイメージセンサ１０３上に結像
させる。一方、上記原稿１００からの画像光をその分光
特性等を補正するＮＤフィルター１０４を透過させ、結
像レンズ１０５によって前記センサ１０３とは別個の同
様なイメージセンサ１０６に結像させる。このように両
センサ１０３，１０６にて受光した画像情報を比較する
ことにより、原稿１００上の所定の色の画像を読み取る
。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、上記従来技術においては、画像を読み取るイメ
ージセンサ１０３，１０６を結像レンズ１０２．１０５
の数と同数だけ配設しなければならないので、装置が大
型化してしまい、コストも上昇してしまう、また、生産
工程においてイメージセンサ及び結像レンズごとに組立
調整を行う必要があるので、生産効率が悪く、この点か
らもコストアップにつながってしまうという問題点があ
った。

そこで、本発明は上記従来技術の問題点を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、装置を大
型化することなく、組立調整を簡単に行うことが可能な
画像読取装置を安価に提供することにある。

（問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するため１本発明にあっては、原稿上の
特定の波長域の画像光に色分離する複数の色分離手段を
備え、該色分離手段によって色分離された複数の画像情
報を比較することにより原稿画像を読み取る画像読取装
置において、上記色分離手段によって色分離された複数
の画像を同一の読取センサ上に結像させたことを特徴と
している。

（作　　　用） 本発明においては、原稿面からの入射光を異なった波長
域に色分離する複数の色分離手段によって色分離された
複数の画像光をそれぞれ別々に同一の読取センサ上に結
像させることにより原稿画像の読取を行う。

（実　施　例） 以下本発明を図示の実施例に基づいて説明する。

第１図は本発明に係る画像読取装置の一実施例の概略構
成図を示す、同図においてｌは読み取るべき画像が記載
された原稿であり、不図示の照明ランプにより照明され
る。２（士識別すべき色に着色された色分離手段として
の色フィルタであり、本実施例においては赤色のフィル
ターが使用される。

３は原稿からの画像光を後述する読取センサ４上に結像
するための結像レンズ、４隷証取センサとしての一次元
のイメージセンナであり、受光領域４ａ、４ｂから構成
される。このイメージセンサ４の本体にはＣＯＤ　（電
荷結合素子）やＣＤＳ　（電荷掃き寄せ素子）等からな
る読取素子が直線上に配列されている。

５は受光量調整用のＮＤフィルターであり、画像光の透
過量を調圧することにより色によっ工具なるセンサ４の
分光出力特性を調整する。６はＮＤフィルタ５を透過し
た画像光をイメージセンサ４の所定の受光領域４ｂへ結
像する結像レンズであり、前記結像レンズ３と略平行に
配設されている。

以上の構成を有する本実施例においては、次のようにし
て原稿画像の証み取りが行われる。すなわち、不図示の
照明ランプによって反射された原稿ｌの所定領域の画像
光は、赤色の色フイルタ−２によって赤色成分のみが透
過され、結像レンズ３によってイメージセンサ４の受光
領域４ａ上に結像される。一方、前記画像光はＮＤフィ
ルター５によってその光量が基準値となるよう補正さし
、結像レンズ６によって同一のイメージセンサ４の所定
領域４ｂに結像される０本実施例においては、イメージ
センサ４の各受光領域４ａ、４ｂは同じ画素数を有して
いる。

このようにして色フィルタ２及びＮＤフィルタ５を透過
した画像光は、同一のイメージセンサ４の各受光領域４
ａ、４ｂにて受光され、出方された信号は不図示のＣＰ
Ｕ等の制御手段へ送られ比較演算される。

すなわち、この制御手段においては、標準となる白色原
稿に対するＮＤフィルター５を透過シタ画像光のセンナ
出方をＡＯ、赤色フィルタ２を透過した画像光のセンサ
出力をＢＯとし、読み取るべき原稿からのＮＤフィルタ
５を透過したセンナ出力をＡ、赤色フィルタ２を透過し
たセンサ出力をＢとすると、Ａ−Ａｏ　／Ｂｏ　　−Ｂ
）＞　０の場合は赤色、　Ａ−Ａｏ　／Ｂｏ　　１１Ｂ
　＜（Ｏの場合は青色、Ａ−Ａｏ　／Ｂｏ　　ａＢ　　
Ｏの場合は白色又は黒色であると判断される。

以上述べたように本実施例においては、一つのイメージ
センサ４に赤色フィルタ２及びＮＤフィルタ５を透過し
た各画像光を結像させたことにより、イメージセンサを
省略することができ、装置を大型化することなく、コス
トの上昇を防ぐことが可能となる。さらにイメージセン
サとレンズごとに調整を行う必要がないので、装置の組
立調整を簡単に行うことが可能となり、生産効率を上げ
ることができるという効果もある。

第２図は本発明に係る画像読取装置の第二実施例を示す
概略構成図である。前記第一実施例と同一の部分には同
一の符号を付して説明すると、この実施例では結像レン
ズ３，６の倍率を異なる値に設定しておき、イメージセ
ンサ４上の異なる画素数を有する受光領域４ｃ　、４ｄ
に赤色フィルター２又はＮＤフィルター５を透過させた
画像光を結像させる。この場合、必要となるイメージセ
ンサ４の総画数を減少させることができるので。

装置の小型化及び低コスト化を一層図ることができる。

第３図は本発明に係る画像読取装置の第三実施例を示す
概略構成図である。前記第一実施例と同一の部分には同
一の符号を付して説明すると、７は赤色の波長領域の光
のみを反射するダイクロイックミラーであり、このダイ
クロイックミラー７によって反射された原稿ｌからの赤
色光は、凹レンズ８を透過しミラー９によって反射され
てイメージセンサ４の受光領域４ｂｚに結像する。一方
、原稿１からの画像光はダイクロイックミラー７を透過
してシアン色光となり、イメージセンサ４の受光領域４
ａ２に結像する。この実施例にお電では、透過手段とし
てダイクロイックミラー７一つを用いればよく、また、
凹レンズ８は省略可能であるので装置のコストを下げる
ことが可能となる。

尚、上記各実施例においては、イメージセンサ４の各受
光領域に各画像光を結像する結像レンズのＦＮｏを異な
らせ、各受光領域への光量を調節する構成としてもよい
、この場合、各受光領域へ最適の光量で結像することが
でき１画質の高い画像を得ることができる。

（発明の効果） 以上述べたように本発明にあっては、複数の色分層手段
によって色分離された複数の画像光を別々に同一の読取
センサ上に結像させたことにより、読取センサを省略す
ることができ、装置を大型化することなく、コストの上
昇を防ぐことが可能となる。さらに、センサごとに調整
を行う必要がないので、装置の組立調整を簡単に行うこ
とも可能となり、生産効率を上げることができるという
効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る画像読取装置の第一実施例を示す
概略構成図、第２図は本発明に係る画像読取装置の第二
実施例を示す概略構成図、第３図は本発明に係る画像読
取装置の第三実施例を示す概略構成図、第４図は従来の
画像読取装置を示す概略構成図である。 符号の説明 １・・・原稿 ２・・・色フィルタ（色分離手段） ４・・・イメージセンサ（読取センサ）５・・・ＮＤフ
ィルタ 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）原稿面からの入射光をそれぞれの波長域に色分離
   を行なう複数の色分離手段を備え、該色分離手段によっ
   て色分離された複数の画像を比較することにより原稿画
   像を読み取る画像読取装置において、上記色分離手段に よって色分離された複数の画像を同一の読取センサ上に
   別々に結像させたことを特徴とする画像読取装置。
2. （２）前記色分離手段によって色分離された画像と色分
   離されていない画像を比較することにより原稿画像を読
   み取ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の画
   像読取装置。
3. （３）前記色分離手段がダイクロイックミラーであるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第 １項記載の画像読取装置。
4. （４）同一の読取センサ上に複数の画像を別々にそれぞ
   れ異なった倍率で結像することを特徴とする特許請求の
   範囲第１項ないし第３項のいずれかに記載の画像読取装
   置。
5. （５）同一の読取センサ上に複数の画像を別々に結像す
   る結像レンズのＦ＿Ｎ＿Ｏがそれぞれ異なっていること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４項のいず
   れかに記載の画像読取装置。