JPS609371B2 - 交流2線式無接点スイツチ - Google Patents
交流2線式無接点スイツチInfo
- Publication number
- JPS609371B2 JPS609371B2 JP17482380A JP17482380A JPS609371B2 JP S609371 B2 JPS609371 B2 JP S609371B2 JP 17482380 A JP17482380 A JP 17482380A JP 17482380 A JP17482380 A JP 17482380A JP S609371 B2 JPS609371 B2 JP S609371B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- output
- circuit
- switching element
- detection circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/94—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the way in which the control signals are generated
- H03K17/945—Proximity switches
Landscapes
- Thyristor Switches And Gates (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、信号ラインと交流電源ラインとを共用させ
た、いわゆる交流2線式無接点スイッチに関する。
た、いわゆる交流2線式無接点スイッチに関する。
交流2線式無接点スイッチは、その無接点スイッチの内
部回路すなわち近接センサー等の検出回路を動作させる
ための電源を、独立の電源ラインによらずに、そのスイ
ッチ出力端に接続される2本の信号ラインから供給する
ようになっている。
部回路すなわち近接センサー等の検出回路を動作させる
ための電源を、独立の電源ラインによらずに、そのスイ
ッチ出力端に接続される2本の信号ラインから供給する
ようになっている。
これにより、無接点スイッチは、あたかも従前のリミッ
トスイッチと同機な感覚で手軽に使用することができる
。すなわち、その出力端子を一般の交流商用電源と制御
負荷との間に直列に接続させるだけでもつて、その制御
負荷への電源をスイッチング制御することができるよう
になっている。ところで、この種の交流2線式無接点ス
イッチにおいて、最も問題となるのは、そのOFF出力
時における漏れ電流をできるだけ少なくすること、また
そのON出力時における残留電圧をできるだけ低くする
ことである。OFF出力時には、そのスイッチ出力端子
間に高電圧が現われるので、そのときは、その出力端子
から流れ込む電流を、上記検出回路を動作させるのに最
小限必要な量に制限しなければならない。他方、ON出
力時には「おの出力端子間に現われる電圧が極端に低下
するので、そのときには上述の場合とは逆に、上記検出
回路の駆動電源を確保するために、上記残留電圧を故意
に高めるか、それとも電圧が極端に低下した出力端子間
からできるだけ効率よく電流をとり込めるようにしなけ
ればならない。
トスイッチと同機な感覚で手軽に使用することができる
。すなわち、その出力端子を一般の交流商用電源と制御
負荷との間に直列に接続させるだけでもつて、その制御
負荷への電源をスイッチング制御することができるよう
になっている。ところで、この種の交流2線式無接点ス
イッチにおいて、最も問題となるのは、そのOFF出力
時における漏れ電流をできるだけ少なくすること、また
そのON出力時における残留電圧をできるだけ低くする
ことである。OFF出力時には、そのスイッチ出力端子
間に高電圧が現われるので、そのときは、その出力端子
から流れ込む電流を、上記検出回路を動作させるのに最
小限必要な量に制限しなければならない。他方、ON出
力時には「おの出力端子間に現われる電圧が極端に低下
するので、そのときには上述の場合とは逆に、上記検出
回路の駆動電源を確保するために、上記残留電圧を故意
に高めるか、それとも電圧が極端に低下した出力端子間
からできるだけ効率よく電流をとり込めるようにしなけ
ればならない。
しかしながら、従釆の交流2線式無接点スイッチでは、
そのスイッチ出力端子から得られる電源を、例えば電流
制限素子と定電圧素子よりなる電圧安定化回路を通して
検出回路の駆動電源を確保するようにしているため、そ
のスイッチ出力がON−OFFの何れの場合にも、必要
な駆動用電源を効率良く取り出すことは困難であった。
そして〜ON出力時における漏れ電流を少なくしようと
すると、ON出力時に十分な駆動電源が確保できず、ま
たON出力時に必要な駆動電源を確保しようとすると、
残留電圧を高くしなければならなくなったり、またOF
F出力時における漏れ電流が大きくなってしまうといっ
た問題を生じるものであった。この発明は、以上のよう
な問題を鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、比較的簡単な回路構成でもつて、スイッチ出力状態
カギON−OFFの何れの場合にも、検出回路の動作に
必要な駆動電源を過不足なくきわめて効率よくとり込め
るようにし、これにより、上記漏れ電流および上記残留
電圧を共に最小限に押えることを可能にした交流2線式
無接点スイッチを提供することにある。
そのスイッチ出力端子から得られる電源を、例えば電流
制限素子と定電圧素子よりなる電圧安定化回路を通して
検出回路の駆動電源を確保するようにしているため、そ
のスイッチ出力がON−OFFの何れの場合にも、必要
な駆動用電源を効率良く取り出すことは困難であった。
そして〜ON出力時における漏れ電流を少なくしようと
すると、ON出力時に十分な駆動電源が確保できず、ま
たON出力時に必要な駆動電源を確保しようとすると、
残留電圧を高くしなければならなくなったり、またOF
F出力時における漏れ電流が大きくなってしまうといっ
た問題を生じるものであった。この発明は、以上のよう
な問題を鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、比較的簡単な回路構成でもつて、スイッチ出力状態
カギON−OFFの何れの場合にも、検出回路の動作に
必要な駆動電源を過不足なくきわめて効率よくとり込め
るようにし、これにより、上記漏れ電流および上記残留
電圧を共に最小限に押えることを可能にした交流2線式
無接点スイッチを提供することにある。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は、この発明による交流2線式無接点スイッチの
一実施例を示したものである。
一実施例を示したものである。
同図に示したものは、先ず、検出回路Sの出力に応じて
整流ブリッジーの直流出力端C,dに接続されたサィリ
スタ2の導通制御を行なうことにより、上記整流ブリッ
ジ1の交流入力機a,bにON−OFFのスイッチ出力
を得るようにしてある。また、上記整流ブリッジ1の直
流出力端c,dに現われる電源を入力電源とする直列制
御型電圧安定化回路3と、上記検出回路Sの検出出力に
よって導通制御されるスイッチング素子と、上記直列制
御型電圧安定化回路3に基準電圧を与えるための定電圧
回路4とを備えている。上記安定化回路3は、その主要
部分である電流制御素子としてトランジスタQIが用い
られ、また過電流防止のための抵抗R2が直列挿入され
ている。また、上記定電圧回路4は、電流制限素子とし
ての抵抗RIと定電圧素子であるッェナーダィオードZ
Iとによって構成される一種の直列制御型電圧安定化回
路である。上記直流出力端c,dから得られる電源は、
上記安定化回路3および平滑コンデンサーCIをそれぞ
れ介して「上記検出回路Sに駆動電源として与えられる
ようになっている。これとともに、上甑定電圧回路4内
に上記トランジスタQ2が直列に挿入されて介入させら
れている。そして実施例の場合には、そのトランジスタ
Q2力ミOFF状態にあるときに上記基準電圧を浮動化
させて上記直列制御型電圧安定化回路3の入出力間が実
質的に自由導適状態となるようにしてある。さらに、上
記安定化回路3の出力側に現われる電圧を、定電圧素子
であるッェナーダイオードZ2を介して上記サィリスタ
2にトリガー電圧として与えるようにし、これにより上
言己サィリスタ2の導通制御を上記検出回路Sの検出出
力に応じて行なわせるようにしてある。サィリスタ2の
トリガー側回路には、抵抗R3およびコンデンサC2が
それぞれ並列挿入されているが、これは謀トリガーを防
止するためのものである。また、サイリス夕2にはサー
ジ防止用のアバランシェダィオードDIが並列に接続さ
れている。整流ブリッジ1の交流入力端a,b側は2つ
の出力端子P1,P2に導出され、制御負荷Lを介して
交流電源ACに接続されるようになっている。さて、第
1図の回路において、上記検出回路8の論理化された検
出出力が“H”レベルのときには、先ずトランジスタQ
2がON状態となる。これにより、上記直列制御型電圧
安定化回路3の基準電圧は、上記定電圧回路4のッェナ
−ダイオードZIによって一定電圧に押えられる。従っ
て、その安定化回路3の出力側に得られる電圧も一定電
圧に押えこまれる。このようにして電圧が一定に押えこ
まれた電源は、平滑コンデンサCIを介して上記検出回
路Sに駆動電源として与えられる。このとき、安定化回
路3の出力側における電圧は一定電圧に押えこまれてい
るので、サイリスタ2のゲート電圧は、ッェナーダイオ
ードZ2によってさらにトリガ−」点以下に降下させら
れている。これにより、サィリスタ2はOFF状態とな
り、出力端子P1,P2間もOFF出力が現われる。ま
た、上記検出回路Sの検出出力が“L”レベルになると
、トランジスタQ2がOFF状態となり、これにより定
電圧回路4のツヱナーダィオードZIの一端が浮遊させ
られ、上記基準電圧は浮動化させられる。
整流ブリッジーの直流出力端C,dに接続されたサィリ
スタ2の導通制御を行なうことにより、上記整流ブリッ
ジ1の交流入力機a,bにON−OFFのスイッチ出力
を得るようにしてある。また、上記整流ブリッジ1の直
流出力端c,dに現われる電源を入力電源とする直列制
御型電圧安定化回路3と、上記検出回路Sの検出出力に
よって導通制御されるスイッチング素子と、上記直列制
御型電圧安定化回路3に基準電圧を与えるための定電圧
回路4とを備えている。上記安定化回路3は、その主要
部分である電流制御素子としてトランジスタQIが用い
られ、また過電流防止のための抵抗R2が直列挿入され
ている。また、上記定電圧回路4は、電流制限素子とし
ての抵抗RIと定電圧素子であるッェナーダィオードZ
Iとによって構成される一種の直列制御型電圧安定化回
路である。上記直流出力端c,dから得られる電源は、
上記安定化回路3および平滑コンデンサーCIをそれぞ
れ介して「上記検出回路Sに駆動電源として与えられる
ようになっている。これとともに、上甑定電圧回路4内
に上記トランジスタQ2が直列に挿入されて介入させら
れている。そして実施例の場合には、そのトランジスタ
Q2力ミOFF状態にあるときに上記基準電圧を浮動化
させて上記直列制御型電圧安定化回路3の入出力間が実
質的に自由導適状態となるようにしてある。さらに、上
記安定化回路3の出力側に現われる電圧を、定電圧素子
であるッェナーダイオードZ2を介して上記サィリスタ
2にトリガー電圧として与えるようにし、これにより上
言己サィリスタ2の導通制御を上記検出回路Sの検出出
力に応じて行なわせるようにしてある。サィリスタ2の
トリガー側回路には、抵抗R3およびコンデンサC2が
それぞれ並列挿入されているが、これは謀トリガーを防
止するためのものである。また、サイリス夕2にはサー
ジ防止用のアバランシェダィオードDIが並列に接続さ
れている。整流ブリッジ1の交流入力端a,b側は2つ
の出力端子P1,P2に導出され、制御負荷Lを介して
交流電源ACに接続されるようになっている。さて、第
1図の回路において、上記検出回路8の論理化された検
出出力が“H”レベルのときには、先ずトランジスタQ
2がON状態となる。これにより、上記直列制御型電圧
安定化回路3の基準電圧は、上記定電圧回路4のッェナ
−ダイオードZIによって一定電圧に押えられる。従っ
て、その安定化回路3の出力側に得られる電圧も一定電
圧に押えこまれる。このようにして電圧が一定に押えこ
まれた電源は、平滑コンデンサCIを介して上記検出回
路Sに駆動電源として与えられる。このとき、安定化回
路3の出力側における電圧は一定電圧に押えこまれてい
るので、サイリスタ2のゲート電圧は、ッェナーダイオ
ードZ2によってさらにトリガ−」点以下に降下させら
れている。これにより、サィリスタ2はOFF状態とな
り、出力端子P1,P2間もOFF出力が現われる。ま
た、上記検出回路Sの検出出力が“L”レベルになると
、トランジスタQ2がOFF状態となり、これにより定
電圧回路4のツヱナーダィオードZIの一端が浮遊させ
られ、上記基準電圧は浮動化させられる。
すると、上記安定化回路3は、そのトランジスタQIの
ベース電位が抵抗RIを介して入力電圧に応じて変動す
ることにより電圧安定化動作を行なわなくなり、その出
力側に入力電圧に応じた浮動電圧を出力するようになる
。すなわち、その入力出間が実質的に自由導適状態とな
る。これにより、その安定化回路3の出力側における電
圧は、押えこまれることなく、上記平滑コンデンサCI
の充電につれて急速に上昇する。この電圧の上昇により
、ッェナーダイオードZ2を介して上記サイリスタ2の
ゲートに与えられる電圧は、直ちにそのサィリスタ2の
トリガー電圧に達するようになる。そして、サィリスタ
2がトリガされると、上記直流出力端c,d間の電圧が
急激に低下し、これにより平滑コンデンサCIが徐々に
放電して、上記安定化回路3の出力側における電圧は比
較的緩やかな下降に転じる。そして、その出力側におけ
る電圧降下がある程度まで進むと、ッヱナーダイオード
Z2を介して上記サィリスタ2に与えられるゲート電圧
はトリガー点以下となるが、サィリスタ2は直流出力端
c,d間の電圧が低下して負荷電流がサィリスタ2の保
持電流以下となるまで導通状態を維持する。直流出力端
c,d間の電圧がほぼ零ボルトになると、サィリスタ2
は非導適状態となるが、次の半波入力により直流出力端
c,d間の電圧が上昇するとトランジスタQI力のN状
態となってコンデンサCIが充電されるので、ッヱナー
ダィオードZ2を介してサィリスタ2は再度導適状態と
なる。このような動作が交流電源ACの電圧波形の立上
り時を選んで繰り返えし行なわれることにより、上記サ
ィリスタ2は導通駆動されるとともに、その導通角の合
間にきわめてわずかの非導通角を持つだけでもつて、上
記検出回路Sの動作に必要な駆動電源電圧を上記平滑コ
ンデンサCIを介して効率良くとり込むことができるの
である。第2図A,B,C,D,E,F,Gは、第1図
に示した回路の各部A,B,C,D,E,F,Gにおけ
る動作波形をそれぞれ時間軸上に互いに対応させて示し
たものである。
ベース電位が抵抗RIを介して入力電圧に応じて変動す
ることにより電圧安定化動作を行なわなくなり、その出
力側に入力電圧に応じた浮動電圧を出力するようになる
。すなわち、その入力出間が実質的に自由導適状態とな
る。これにより、その安定化回路3の出力側における電
圧は、押えこまれることなく、上記平滑コンデンサCI
の充電につれて急速に上昇する。この電圧の上昇により
、ッェナーダイオードZ2を介して上記サイリスタ2の
ゲートに与えられる電圧は、直ちにそのサィリスタ2の
トリガー電圧に達するようになる。そして、サィリスタ
2がトリガされると、上記直流出力端c,d間の電圧が
急激に低下し、これにより平滑コンデンサCIが徐々に
放電して、上記安定化回路3の出力側における電圧は比
較的緩やかな下降に転じる。そして、その出力側におけ
る電圧降下がある程度まで進むと、ッヱナーダイオード
Z2を介して上記サィリスタ2に与えられるゲート電圧
はトリガー点以下となるが、サィリスタ2は直流出力端
c,d間の電圧が低下して負荷電流がサィリスタ2の保
持電流以下となるまで導通状態を維持する。直流出力端
c,d間の電圧がほぼ零ボルトになると、サィリスタ2
は非導適状態となるが、次の半波入力により直流出力端
c,d間の電圧が上昇するとトランジスタQI力のN状
態となってコンデンサCIが充電されるので、ッヱナー
ダィオードZ2を介してサィリスタ2は再度導適状態と
なる。このような動作が交流電源ACの電圧波形の立上
り時を選んで繰り返えし行なわれることにより、上記サ
ィリスタ2は導通駆動されるとともに、その導通角の合
間にきわめてわずかの非導通角を持つだけでもつて、上
記検出回路Sの動作に必要な駆動電源電圧を上記平滑コ
ンデンサCIを介して効率良くとり込むことができるの
である。第2図A,B,C,D,E,F,Gは、第1図
に示した回路の各部A,B,C,D,E,F,Gにおけ
る動作波形をそれぞれ時間軸上に互いに対応させて示し
たものである。
以上のようにして、OFF出力時には直列制御型電圧安
定化回路3を正常に動作させて検出回路Sの駆動電圧を
得るので、このときは、出力端子P1,P2から流れ込
む漏れ電流をその安定化回路3によって十分に小さくす
ることができる。
定化回路3を正常に動作させて検出回路Sの駆動電圧を
得るので、このときは、出力端子P1,P2から流れ込
む漏れ電流をその安定化回路3によって十分に小さくす
ることができる。
他方、ON出力時には、上記直流出力機c,dに現われ
る電圧を直接的に上記平滑コンデンサCIに導入するの
で、このときの検出回路Sの駆動電源のとり込みは非常
に効率良く行なわれ、従ってサィリスタ2の導通区間中
にきわめてわずかな非導通区間を置くだけでもつて、必
要かつ十分な駆動電源を無駄なく確保できる。また、サ
ィリスタ2が導適している間は、上記直流出力端a,b
から検出回路Sの駆動電源をとり出す必要がないので、
その導通区間内における残留電圧を十分に低くすること
ができる。第3図は、この発明の他の実施例を示したも
のである。
る電圧を直接的に上記平滑コンデンサCIに導入するの
で、このときの検出回路Sの駆動電源のとり込みは非常
に効率良く行なわれ、従ってサィリスタ2の導通区間中
にきわめてわずかな非導通区間を置くだけでもつて、必
要かつ十分な駆動電源を無駄なく確保できる。また、サ
ィリスタ2が導適している間は、上記直流出力端a,b
から検出回路Sの駆動電源をとり出す必要がないので、
その導通区間内における残留電圧を十分に低くすること
ができる。第3図は、この発明の他の実施例を示したも
のである。
同図において、前述の実施例と共通する部分については
、同符号で示すことにし、その相違点だけを説明すると
、ここでは直列制御型電圧安定化回路3の出力側に平滑
コンデンサCIとは別に、抵抗R4とコンデンサC3と
によるリップルフィルタ5をさらに設けて、検出回路S
の駆動電源を一層安定化させるようにしてある。第4図
は、この発明のさらに別の実施例を示したもので、ここ
でもその相違点だけを説明すると、第3図のものにおけ
る構成に加えて、検出回路Sの検出出力によって導通駆
動される第2のスイッチング素子として、トランジスタ
Q3が、抵抗R5とともに、設けられている。
、同符号で示すことにし、その相違点だけを説明すると
、ここでは直列制御型電圧安定化回路3の出力側に平滑
コンデンサCIとは別に、抵抗R4とコンデンサC3と
によるリップルフィルタ5をさらに設けて、検出回路S
の駆動電源を一層安定化させるようにしてある。第4図
は、この発明のさらに別の実施例を示したもので、ここ
でもその相違点だけを説明すると、第3図のものにおけ
る構成に加えて、検出回路Sの検出出力によって導通駆
動される第2のスイッチング素子として、トランジスタ
Q3が、抵抗R5とともに、設けられている。
このトランジスタQ3は、トランジスタQ2とダーリン
トン接続されていて、検出回路Sの検出出力が“L”レ
ベルのときに共にON状態に駆動される。このトランジ
スタQ3は、サィリスタ2のトリガー回路側に介入させ
られ、実施例では、ON状態に駆動させられたときにサ
イリスタ2のゲートをほぼ零電位に強制的に引き下げて
、サィリスタ2のトリガー回路の動作を禁止状態にさせ
るようにしてある。これにより、スイッチ出力がOFF
状態のときにサィリスタ2の誤トリガーを一層確実に阻
止することができる。すなわち、誤動作発生を非常に確
実に防止することができるようになっている。以上のよ
うに、この発明による交流2線式無鞍」点スイッチは、
比較的簡単な構成でもつて、そのスイッチ出力端子から
検出回路の動作に必要かつ十分な駆動電源をきわめて効
率のよい状態でもつてとり込むことができ、これにより
漏れ電流および残留電圧をそれぞれ4・さく押えること
ができる。
トン接続されていて、検出回路Sの検出出力が“L”レ
ベルのときに共にON状態に駆動される。このトランジ
スタQ3は、サィリスタ2のトリガー回路側に介入させ
られ、実施例では、ON状態に駆動させられたときにサ
イリスタ2のゲートをほぼ零電位に強制的に引き下げて
、サィリスタ2のトリガー回路の動作を禁止状態にさせ
るようにしてある。これにより、スイッチ出力がOFF
状態のときにサィリスタ2の誤トリガーを一層確実に阻
止することができる。すなわち、誤動作発生を非常に確
実に防止することができるようになっている。以上のよ
うに、この発明による交流2線式無鞍」点スイッチは、
比較的簡単な構成でもつて、そのスイッチ出力端子から
検出回路の動作に必要かつ十分な駆動電源をきわめて効
率のよい状態でもつてとり込むことができ、これにより
漏れ電流および残留電圧をそれぞれ4・さく押えること
ができる。
第1図はこの発明による交流2線式無接点スイッチの一
実施例を示す回路図、第2図A〜Gは第1図の回路の各
部A〜Gの動作の一例をそれぞれ対応して示した波形チ
ャート、第3図および第4図はそれぞれこの発明の他の
実施例を示す回路図である。 1・…・・整流ブリッジ、2・・・・・・サィリス夕、
3…・・・直列制御型電圧安定化回路、4…・・・定電
圧回路、S……検出回路、Z1,Z2・・・…ッェナー
ダイオード、Q1,Q2,Q3……トランジスタ。 ※1隣第2図 ※3図 豹4図
実施例を示す回路図、第2図A〜Gは第1図の回路の各
部A〜Gの動作の一例をそれぞれ対応して示した波形チ
ャート、第3図および第4図はそれぞれこの発明の他の
実施例を示す回路図である。 1・…・・整流ブリッジ、2・・・・・・サィリス夕、
3…・・・直列制御型電圧安定化回路、4…・・・定電
圧回路、S……検出回路、Z1,Z2・・・…ッェナー
ダイオード、Q1,Q2,Q3……トランジスタ。 ※1隣第2図 ※3図 豹4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 検出回路の出力に応じて整流ブリツジの直流出力端
に接続された第1のスイツチング素子の導通制御を行な
うことにより、上記整流ブリツジの交流入力端にスイツ
チ出力を得るようにするとともに、上記検出回路の駆動
電源を上記整流ブリツジの直流出力端から得るようにし
た交流2線式無接点スイツチにおいて、上記整流ブリツ
ジの直流出力端に現われる電源を入力電源とする直列制
御型電圧安定化回路と、上記検出回路の検出出力によっ
て導通制御される第2のスイツチング素子と、上記直列
制御型電圧安定化回路に基準電圧を与えるための定電圧
回路とを備え、上記直流出力端から得られる電源を上記
直列制御型電圧安定化回路および平滑コンデンサをそれ
ぞれ介して上記検出回路に駆動電源として与えるととも
に、上記定電圧回路内に上記第2のスイツチング素子を
介入させて、そのスイツチング素子が導通と非導通の何
れか一方の状態にあるときに上記基準電圧を浮動化させ
て上記直列制御型電圧安定化回路の入出力間が自由導通
状態となるようにし、さらに上記直列制御型電圧安定化
回路の出力側に得られる電圧を定電圧素子を介して上記
第1のスイツチング素子にトリガー電圧として与えるよ
うにし、これにより上記第1のスイツチング素子の導通
制御を上記検出回路の検出出力に応じて行なわせるよう
にしたことを特徴とする交流2線式無接点スイチ。 2 前記検出回路の検出出力によって導通制御される第
3のスイツチング素子を設け、この第3のスイツチング
素子を前記第1のスイツチング素子のトリガー回路に介
入させて、前記スイツチ出力がOFF状態のときの上記
第3のスイツチング素子の動作状態によって上記第1の
スイツチング素子のトリガー回路の動作を禁止状態にさ
せるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の交流2線式無接点スイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17482380A JPS609371B2 (ja) | 1980-12-11 | 1980-12-11 | 交流2線式無接点スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17482380A JPS609371B2 (ja) | 1980-12-11 | 1980-12-11 | 交流2線式無接点スイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5799032A JPS5799032A (en) | 1982-06-19 |
JPS609371B2 true JPS609371B2 (ja) | 1985-03-09 |
Family
ID=15985281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17482380A Expired JPS609371B2 (ja) | 1980-12-11 | 1980-12-11 | 交流2線式無接点スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609371B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63292869A (ja) * | 1987-05-26 | 1988-11-30 | Canon Inc | 画像読取装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2696168B2 (ja) * | 1986-12-23 | 1998-01-14 | 株式会社 キーエンス | 交流2線式無接点スイッチ |
JP2681632B2 (ja) * | 1986-12-23 | 1997-11-26 | 株式会社 キーエンス | 交流2線式無接点スイッチ |
-
1980
- 1980-12-11 JP JP17482380A patent/JPS609371B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63292869A (ja) * | 1987-05-26 | 1988-11-30 | Canon Inc | 画像読取装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5799032A (en) | 1982-06-19 |
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