JPH025677A - カラー画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の１ 本発明は、カラー画像形成装置に関するものであり、特
に原稿の色画像をイメージセンサ上に結像させる結像レ
ンズ系を備えたカラー原稿読取装置に特徴を有したカラ
ー画像形成装置に関するものである０本発明のカラー画
像形成装置は、特に電子写真方式の、カラー複写装置、
コンピューター及びファクシミリ等の出力部を構成する
色刷りプリンター他の種々の印刷装置に好適に適用し得
るが他のカラー画像形成装置にも具現化し得るものであ
る。

′　　　−び、　へ 最近、一般弥務の分野でもカラー複写及び印刷の需要が
急速に増大し、専門家のみならず誰でも使用し得るカラ
ー画像形成装置が希求されている。特に、カラー画像形
成装置において高品質の色画像を得るための、更には装
置の小型化、簡易化を実現するための解決すべき重要な
ファクタの一つは、原稿の色画像を再現性良くイメージ
センサ上に結像させるための結像レンズ系を備えたカラ
ー原稿読取装置の構成にある。

従来、カラー原稿読取装置は種々提案され、代表的には
、第４図及び第５図に示すような構成のものが知られて
いる。

第４図に示すカラー原稿読取装置は、色画像を有した原
稿ｌを互いに異なる色、例えば互いに余色をなす赤、緑
、青の光を発光する複数の光源１２．１３．１４を一定
時間ずつずらして発光させて照射し、その反射光を結像
レンズ２によって単一（７）イメージセンサ１５に集光
させて画像情報を得るものである。

又、第５図に示すカラー原稿読取装置は、１個の光源１
９を使用して色画像を有した原稿１を照射し、その反射
光は結像レンズ２を通過した後、色分解プリズム１８に
よって例えば赤、緑、青に色分解させると同時に３方向
へ分光させ、各イメージセンサ２０．２１．２２上に結
像し、画像情報を得るものである。

しかしながら、第４図に示す複数個の光源１２．１３．
１４を用いたカラー原稿読取装置は、個々の光源の配置
によって照度が異なり、又装置が大型化しくコンパクト
性に欠け）、読み取り時間が長くなるという欠点がある
。又、第６図に示すように、１個の光源で照明して、色
分解プリズムを用いるカラー原稿読取装置は１色を分解
すると同時に、異なる方向へ特定の色を分けなければな
らず、グイクロイックミラーやグイクロイックプリズム
などを組み合わせて使用せねばならず光学的な調整が非
常に複雑であり、高価な光学部品を必要とするという問
題がある。

このような問題を解決するカラー原稿読取装置として、
第６図に示すように、１個の光源１９で原稿を照射しそ
の反射光を結像レンズ２によって１例えば赤、緑、胃の
フィルタが一画素毎に設けられたイメージセンサアレイ
１５上に結像、受光させて画像情報を得るカラー原稿読
取装置が提案され実用化されている。

しかしながら、このカラー原稿読取装置も又、単一光源
の分光分布が、例えばハロゲンランプを使用した場合に
は分光分布が、第７図に示すように青色に相当する波長
部が赤、緑に比べて低くなるという特性を有しており、
従ってイメージセンサの青の出力が低くなってしまい、
結果として高品質の色画像の再現が困難であった。

ｌ乱立１」 本発明の目的は、上記問題点を解決し、コンパクトで低
コストで高品質な結像画像が得られるカラー原稿読取装
置を提供し、高画質の色画像を得ることのできるカラー
画像形成装置を提供することである。

本発明の他の目的は、単一の光源で原稿を照明し、その
反射光を青フィルタの設けられた結像レンズ系でイメー
ジセンサ上に結像させることにより、単一光源の分光分
布に基づくイメージセンサ上の青の光量の低下を防ぎ、
赤、緑、青の均一的なイメージセンサの出力を得、それ
により高画質の色画像を簡単な構成にて得ることのでき
るカラー画像形成装置を提供することである。

るための 上記諸口的は本発明に係る画像形成装置にて達成される
。要約すれば本発明は、原稿の色画像を結像レンズ系を
備えたカラー原稿読取装置を介してイメージセンサ上に
結像させ原稿に対応した色画像を形成するカラー画像形
成装置において、カラー原稿読取装置は、原稿を照射す
る単一の光源と、該光源からの光の中で分光分布が低い
波長の色に関して前記結像レンズ系のＦナンバーを明る
くする手段とを有することを特徴とするカラー画像形成
装置である。好ましくは、光源はハロゲンランプであり
、結像レンズ系のＦナンバーを明るくする手段は青フィ
ルタとされる。

１差」 次に１本発明に係る画像形成装置を図面に即して更に詳
しく説明する。

本発明は、原稿の色画像を結像レンズ系を備えたカラー
原稿読取装置を介してイメージセンサ上に結像させ原稿
に対応した色画像を形成するカラー画像形成装置に実現
されるが、特に電子写真方式の、カラー複写装置、コン
ピューター及びファクシミリ等の出力部を構成する色刷
りプリンター他の種々の印刷装置に好適に適用される。

第１図（ａ）は、上記種々の画像形成装置に使用される
カラー原稿読取装置部分のみが図示され、例えば電子写
真カラー複写装置の場合には。

該カラー原稿読取装置のイメージセンサにて受光された
色情報信号は各色情報信号毎に電子写真感光体へと送信
され、潜像を形成することとなる。

第１図（ａ）を参照すると、本実施例でカラー原稿読取
装置は１個又は複数個とされる単一の光源１９を有し、
該光源１９にて原稿ｌが照明される。原稿ｌからの反射
光である光像は結像レンズ系２を通り、イメージセンサ
１５上へと結像される０本実施例では、第１図（ｂ）を
も参照すると理解されるように、結像レンズ系２に形成
された絞り３を利用して環状のフィルタ４が設けられる
。該フィルタ４は、光源１９からの光の中で分光分布が
低い波長の色に関して結像レンズ系２のＦナンバーを明
るくする手段であって、今光源としてハロゲンランプを
使用した場合には第７図（ｂ）にて理解されるように、
青色に相当する波長の光量が低下しており、従って青フ
ィルタとされる。

本発明に従えば、原稿からの光像は環状の青フィルタ４
が設けられた絞り３を通過して、イメージセンサ１５上
に結像されるが、このとき青色５は青フィルタ４を通過
するが、赤色と緑色６は青フィルタ４によって光束が制
限、即ちカットされるので、結果として、結像レンズ系
２において８色に関しては赤色や緑色に比べてＦナンバ
ーが小さく、つまり明るくなる。第２図は１本発明に従
って構成されたカラー原稿読取装置を使用した場合のイ
メージセンサ１５上での光量分布を示しており、赤、緑
、青の均一な光量分布が得られることが分かる。

第３図（ａ）は１本発明の他の実施例を示しており、好
ましくは結像レンズ系２の拡大側に青フィルタ４が設け
られる。該青フィルタ４は矩形状とされ、互いに離間し
て平行に配置され、それによって第３図（ｂ）に図示さ
れるように、結像レンズ系２の絞り３部での赤、緑色の
光束は制限され、単一の光源における分光特性の高い赤
や緑の反射光を制限して、イメージセンサ上では赤、緑
、青の均一的な光量分布が得られる。

ｉ豆立皇ｊ 以上説明したように、本発明に係る画像形成装置は、読
み取りの結像レンズ系に特定の色のフィルタを設けると
いう簡単な方法により、弔−光源のもつ分光分布に影響
されず、赤、緑、青の均一なイメージセンサ上の光量を
得ることが可能となり、高品質の画像を得ることができ
、しかも、コンパクトで且つ低価格なカラー画像形成装
置を実現化し得るという特長を有する。

によるイメージセンサ上の光量分布を示すグラフである
。

第３図（ａ）は、本発明に係る画像形成装置の、特にカ
ラー原稿読取装置部の他の実施例を示す概略図である。

第３図（ｂ）は、第３図（ａ）の装置における絞り部に
おける各色の光束を示す図である。

第４図、第５図及び第６図は、従来のカラー原稿読取装
置部を示す概略図である。

第７図は、第６図のカラー原稿読取装置によるイメージ
センサ上の光量分布を示すグラフである。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は、本発明に係る画像形成装置の、特にカ
ラー原稿読取装置部の一実施例を示す概略図である。 第１図（ｂ）は、第１図（ａ）の装置における青フィル
タを設けた絞りの正面図である。 第２図は、本発明に従ったカラー原稿読取装置ｌ：原稿 ２：結像レンズ系 ３：絞り ４：フィルタ １５：イメージセンサ １９：光源 第５図 波長

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）原稿の色画像を結像レンズ系を備えたカラー原稿読
   取装置を介してイメージセンサ上に結像させ原稿に対応
   した色画像を形成するカラー画像形成装置において、カ
   ラー原稿読取装置は、原稿を照射する単一の光源と、該
   光源からの光の中で分光分布が低い波長の色に関して前
   記結像レンズ系のＦナンバーを明るくする手段とを有す
   ることを特徴とするカラー画像形成装置。 ２）光源はハロゲンランプであり、結像レンズ系のＦナ
   ンバーを明るくする手段は青フィルタである特許請求の
   範囲第１項記載の装置。