JPS61164371A

JPS61164371A - カラ−原稿読取装置

Info

Publication number: JPS61164371A
Application number: JP60006236A
Authority: JP
Inventors: Yoshiaki Kamimoto; 神本　芳明
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1985-01-17
Filing date: 1985-01-17
Publication date: 1986-07-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）この発明は、カラー原稿読取装置に関する。

（従来技術）カラー原稿を読取る装置としては、従来、特開昭５８−
１０１５６６号公報に開示されたように、３個のレンズ
と、３個の、ライン走査型の固体撮像素子とを用いる方
式のものが知られている。この方式の読取装置では、レ
ンズを３個必要とすることから、光学系が大型化しやす
い。また３個のレンズの焦点距離の誤差のため、各固体
撮像素子による読取りの倍率を等しくするためには、各
レンズごとに共役長を調整する必要があり、この調整が
面倒である。

読取りにおいて、レンズの光軸光線のみならず。

斜光線をも利用するようにすれば、例えば、第４図に示
すように、単一の結像レンズですませることも可能であ
る６第４図において、符号１０はコンタクトガラス、符
号１２はミラー、符号１４は結像レンズ、符号１６，１
８．２０はライン走査型の固体撮像素子、符号２２，２
４．２６は色分解用のフィルターを示す。

カラー原稿Ｏは、コンタクトガラスＩＯ上を矢印方向へ
搬送される。

この読取方式では、結像レンズ１４の斜光線をも利用し
て読み取るため、結像レンズ１４は１個でたする。しか
し、固体撮像素子１６，１８，２０が読み取るのは、そ
れぞれ、読取ラインＡＩ、Ａ２．Ａ３上の原稿情報であ
るので、同一位置の各読取情報を一致させるためには、
ラインバッファ等のメモリーが必要となる。また、原稿
の照明は読取ラインＡＩ、Ａ２．Ａ３を同時に照明する
必要があり、照明装置が大型化、複雑化する等の問題も
ある。

（目　的）この発明は、上記の如き事情に鑑みてなされたものであ
って、その目的とするところは、１個の結像レンズを用
い、原稿上の同一位置のカラー情報を同時に複数の固体
撮像素子で色分解して読み取りつる、新規なカラー原稿
読取装置の提供にある。

（構　成）以下、この発明を説明する。

この発明によるカラー原稿読取装置は、照明装置と、１
個の結像レンズと、複数個のライン走査型の固体撮像素
子と、これら固体撮像素子と同数のミラーと、色分解手
段とを有する。

照明装置は、カラー原稿を照明するのに用いられる。結
像レンズは、読取ライン上の原稿の像を、各固体撮像索
子上に結像させるためのものである６固体撮像素子は、
結像投与される原稿像をライン走査によって電気信号に
変換する。固体撮像素子としては、周知のＣＣＤやＢＢ
Ｄを用いることができる。

ミラーは、固体撮像素子と同数であって、結像レンズの
物体側に配備される。個々のミラーは、各固体撮像素子
と１対ｌに対応し、各固体撮像素子と読取ラインとを、
結像レンズを介して結像関係に結びつける。

色分解手段は、各固体撮像素子に入射する光束を色分解
するためのものであり、通常の色分解用のフィルターや
、ダイクロイックミラーを用いることができる。色分解
手段としてダイクロイックミラーを用いるときは、前述
のミラー（各面体撮像素子に対応するミラー）をダイク
ロイックフィルターとすることにより、これらのミラー
が色分解手段を兼ねるようにすることができる。

固体撮像素子の数は、読みとるべきカラー原稿により異
なりうる。たとえばカラー原稿上の情報が２色情報なら
２個の固体撮像素子で足りるし、フルカラーの情報を読
みとるのなら３個の固体撮像素子が必要となる。さらに
、４個の固体撮像素子を用い、そのうちのひとつは、色
分解されない原稿像を読みとるようにしてもよい。

以下、具体的な実施例に即して説明する。

第１図において、カラー原稿０は、コンタクトガラス１
００上を矢印方向へ搬送されつつ、そのカラー情報を読
みとられる６符号Ａで示す読取ラインは１図面に直交す
る直線状の領域であり、この読取ラインＡ上にある原稿
情報が読みとられる。

照゛明装置１１０は、管状ランプｌｌ０Ａとリフレター
１１０Ｂとを有し、読取ラインＡを含むスリット状の領
域を照明する。

読取ラインＡ上の原稿部分から反射された光は、ミラー
１２２Ａ、１２４Ａ、１２６Ａに反射されて、結像レン
ズ１２０に入射し、それぞれ、固体撮像素子１２２．１
２４゜１２６に導かれ、二次ら固体撮像素子１２２，１
２４，１２６の受光域上に、読取ラインＡ上の原稿部分
の像を結像する。そのさい、固体撮像素子１２２，１２
４，１２６の各々に入射する光束は、それぞれ１色分解
手段たる色分解用のフィルター１２２Ｂ、１２４Ｂ、１
２６Ｂによって色分解される。固体撮像素子１２２，１
２４，１２６は、その受光域上の光強度分布を電気信号
に変換する。

フィルター１２２Ｂ、１２４Ｂ、１２６Ｂは、それぞれ
、例えば、第２図の曲線２−１．２−２．２−３の如き
分光透過率を有する。

このように、ミラー１２２Ａ、１２４Ａ、１２６Ａは、
それぞれ、固体撮像素子１２２，１２４，１２６と対応
し、読取ラインＡと、各固体撮像素子の受光域とが、こ
れらミラー１２２Ａ、１２４Ａ、１２６Ａニよッテ、結
像レンズ１２０を介して結像関係に結ば九る。従って、
固体撮像素子１２２，１２４，１２６ニよッテ、原稿０
の、読取ラインＡ上の原稿部分が同時に読みとられるの
であるが、各固体撮像素子に入射する光束は、それぞれ
。

フィルター１２２Ｂ、１２４Ｂ、１２６Ｂにより、赤、
緑、青に色分解されるので、固体撮像素子１２２は、原
稿Ｑ上のカラー情報を赤色で色分解したものを読みとる
訳であり、固・体撮像素子１２４，１２６は、それぞれ
、上記カラー情報を、緑色、青色で色分解したものを読
みとる訳である。

ミラー１２２Ａ、１２４Ａ、１２６Ａとして、それぞれ
、第２図の曲線２−１．２−２．２−３の如き形状の分
光反射率を有するダイクロイックミラーを用いれば、フ
ィルター１２２Ｂ、１２４Ｂ、１２６Ｂを用いずに、色
分解を行なうことができる。

なお、現在は、複数ラインを読みとる固体撮像素子は市
販されていないが１例えば、第３図に示すように、３個
の固体撮像素子１２１，１２３，１２５を　１パツケー
ジ化したものを、半導体製造技術を利用して、容易に実
現できる。このようにすると、各素子間の機械的位置精
度が高いので、撮像素子の位置調整が容易である。

（効　果）以上、本発明によれば、新規なカラー原稿読取装置を提
供できる。このカラー原稿読取装置は上記の如く構成さ
れるので、単一の結像レンズにより原稿上の同一位置の
情報を、メモリ一手段を要することなく複数の固体撮像
素子で、色分解して同時に読みとることができ、複数の
結像レンズを必要としないため、コンパクトに装置構成
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を要部のみ示す側面図、第２
図は色分解を説明するための図、第３図は３個の固体撮
像素子を１パツケージ化した例を示す図、第４図は本発
明により解決しようとする問題点のひとつを説明するた
めの図である。１００・・・コンタクトガラス、Ｏ・・・カラー原稿。１１０・・・照明装置、１２０・・・結像レンズ、１２
２Ａ、　１２４Ａ。１２６Ａ・・・ミラー、１２２，１２４，１２６・・・
固体撮像素子。１２２８、１２４Ｂ、　１２６Ｂ・・・色分解手段とし
ての色分解用のフィルター。

Claims

【特許請求の範囲】カラー原稿を読取る装置であって、カラー原稿を照明する照明装置と、１個の結像レンズと、複数個のライン走査型の固体撮像
素子と、上記結像レンズの物体側に配備され、上記結像レンズを
介して、読取ラインと各固体撮像素子とを結像関係に結
びつける、固体撮像素子と同数のミラーと、上記各固体撮像素子に入射する光束を色分解する色分解
手段と、を有することを特徴とする、カラー原稿読取装
置。