JPH04367817A - カラー画像読取装置 - Google Patents
カラー画像読取装置Info
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- JPH04367817A JPH04367817A JP3170700A JP17070091A JPH04367817A JP H04367817 A JPH04367817 A JP H04367817A JP 3170700 A JP3170700 A JP 3170700A JP 17070091 A JP17070091 A JP 17070091A JP H04367817 A JPH04367817 A JP H04367817A
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Links
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Landscapes
- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー画像読取装置に関
し、特にブレーズド回折格子より成る色分解手段と3つ
のラインセンサーを同一基板面上に設けた検出手段を利
用することにより原稿面上のカラー画像情報を高精度に
読取ることのできるカラースキャナー、カラーファクシ
ミリ等に好適なカラー画像読取装置に関するものである
。
し、特にブレーズド回折格子より成る色分解手段と3つ
のラインセンサーを同一基板面上に設けた検出手段を利
用することにより原稿面上のカラー画像情報を高精度に
読取ることのできるカラースキャナー、カラーファクシ
ミリ等に好適なカラー画像読取装置に関するものである
。
【0002】
【従来の技術】従来より原稿面上のカラー画像情報を光
学系を介してCCD等のラインセンサー面上に結像させ
て、このときのラインセンサーからの出力信号を利用し
てカラー画像情報をデジタル的に読取る装置が種々と提
案されている。
学系を介してCCD等のラインセンサー面上に結像させ
て、このときのラインセンサーからの出力信号を利用し
てカラー画像情報をデジタル的に読取る装置が種々と提
案されている。
【0003】例えば図8は従来のカラー画像読取装置の
概略図である。同図では原稿面1上のカラー画像からの
光束を結像レンズ15で集光し、後述するラインセンサ
ー面上に結像させる際該光束を3Pプリズム16を介し
て、例えば赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色
に色分解した後、各々CCD等から成るラインセンサー
17,18,19面上に導光している。そしてラインセ
ンサー17,18,19面上に結像したカラー画像を各
々ライン走査し各色光毎に読取りを行っている。
概略図である。同図では原稿面1上のカラー画像からの
光束を結像レンズ15で集光し、後述するラインセンサ
ー面上に結像させる際該光束を3Pプリズム16を介し
て、例えば赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色
に色分解した後、各々CCD等から成るラインセンサー
17,18,19面上に導光している。そしてラインセ
ンサー17,18,19面上に結像したカラー画像を各
々ライン走査し各色光毎に読取りを行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図8に示すカラー画像
読取装置では3つの独立のラインセンサーを必要とし、
又高精度化が要求され、しかも製作上困難な3Pプリズ
ムを必要とする為装置全体が複雑化し、又高価となり、
更に結像光束と各ラインセンサーとの合致調整を各々独
立に3回行う必要があり組立調整が面倒となる等の問題
点があった。
読取装置では3つの独立のラインセンサーを必要とし、
又高精度化が要求され、しかも製作上困難な3Pプリズ
ムを必要とする為装置全体が複雑化し、又高価となり、
更に結像光束と各ラインセンサーとの合致調整を各々独
立に3回行う必要があり組立調整が面倒となる等の問題
点があった。
【0005】本発明はカラー画像を読取る際に用いられ
る所定の色光のカラー画像に色分解する色分解手段とカ
ラー画像情報を検出する検出手段の構成を適切に設定す
ると共に、所定形状のパターンを有したチャートを利用
することにより、読取り光学系の各要素、特に色分解手
段と検出手段の光学的な相対位置関係を容易にしかも高
精度に調整することができ、例えばR,G,Bの3つの
色光でカラー画像をデジタル的に高精度に読取ることの
できるカラー画像読取装置の提供を目的とする。
る所定の色光のカラー画像に色分解する色分解手段とカ
ラー画像情報を検出する検出手段の構成を適切に設定す
ると共に、所定形状のパターンを有したチャートを利用
することにより、読取り光学系の各要素、特に色分解手
段と検出手段の光学的な相対位置関係を容易にしかも高
精度に調整することができ、例えばR,G,Bの3つの
色光でカラー画像をデジタル的に高精度に読取ることの
できるカラー画像読取装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のカラー画像読取
装置は、照明手段により原稿面上のカラー画像を照明し
、該カラー画像を投影光学系により入射光束を3つの色
光に色分解する1次元ブレーズド回折格子より成る色分
解手段を介した後、3つのラインセンサーを平行に同一
基板面上に配置した検出手段面上に投影し、該検出手段
により該カラー画像を読取るカラー画像読取装置であっ
て、該原稿面上を所定のパターンを有したチャートで副
走査方向に走査したときに該検出手段で得られる信号を
利用して各要素の相対的位置関係を調整するようにした
調整手段を有していることを特徴としている。
装置は、照明手段により原稿面上のカラー画像を照明し
、該カラー画像を投影光学系により入射光束を3つの色
光に色分解する1次元ブレーズド回折格子より成る色分
解手段を介した後、3つのラインセンサーを平行に同一
基板面上に配置した検出手段面上に投影し、該検出手段
により該カラー画像を読取るカラー画像読取装置であっ
て、該原稿面上を所定のパターンを有したチャートで副
走査方向に走査したときに該検出手段で得られる信号を
利用して各要素の相対的位置関係を調整するようにした
調整手段を有していることを特徴としている。
【0007】特に本発明では、前記調整手段により前記
色分解手段と前記検出手段との相対的位置関係を調整し
ていることを特徴としている。
色分解手段と前記検出手段との相対的位置関係を調整し
ていることを特徴としている。
【0008】
【実施例】図1は本発明の実施例1の光学系の要部概略
図である。同図において1は原稿面であり、カラー画像
が形成されている。101は照明手段であり、例えばハ
ロゲンランプや蛍光灯等から成っている。102は走査
手段であり、ミラー等から成り、原稿面1を紙面内の副
走査方向103をライン走査している。2は投影光学系
である。3は色分解手段としての1次元ブレーズド回折
格子であり、投影光学系2からの光束を同図に示すよう
に副走査方向103に所定の色光、例えばR,G,Bの
3原色の色光6,7,8に分解している。4は検出手段
であり、例えば図4に示すように3つのCCD等のライ
ンセンサー4a,4b,4cを互いに平行となるように
同一基板20面上に配置した所謂モノリシック3ライン
センサーより成っている。各ラインセンサー面上には各
々の色光に基づく色フィルター(不図示)が配置されて
おり、又各ラインセンサーの間隔L1,L2は色分解手
段3の色分解方向に対応し各々異った値に設定されてい
る。5はスリットであり、ラインセンサー4a,4b,
4cの画素の並び方向である紙面と垂直方向(主走査方
向)に長い開口部を有しており、原稿面1と投影光学系
2との間に後述する条件を満足するように配置されてい
る。
図である。同図において1は原稿面であり、カラー画像
が形成されている。101は照明手段であり、例えばハ
ロゲンランプや蛍光灯等から成っている。102は走査
手段であり、ミラー等から成り、原稿面1を紙面内の副
走査方向103をライン走査している。2は投影光学系
である。3は色分解手段としての1次元ブレーズド回折
格子であり、投影光学系2からの光束を同図に示すよう
に副走査方向103に所定の色光、例えばR,G,Bの
3原色の色光6,7,8に分解している。4は検出手段
であり、例えば図4に示すように3つのCCD等のライ
ンセンサー4a,4b,4cを互いに平行となるように
同一基板20面上に配置した所謂モノリシック3ライン
センサーより成っている。各ラインセンサー面上には各
々の色光に基づく色フィルター(不図示)が配置されて
おり、又各ラインセンサーの間隔L1,L2は色分解手
段3の色分解方向に対応し各々異った値に設定されてい
る。5はスリットであり、ラインセンサー4a,4b,
4cの画素の並び方向である紙面と垂直方向(主走査方
向)に長い開口部を有しており、原稿面1と投影光学系
2との間に後述する条件を満足するように配置されてい
る。
【0009】本実施例では原稿面1上のカラー画像から
の散乱反射光を走査手段102により走査し、該走査手
段102からの光束を投影光学系2により集光し、1次
元ブレーズド回折格子3を介して3つの色光に色分解し
た後に原稿面1上のカラー画像を3つのラインセンサー
4a,4b,4c面上に各々結像している。これにより
原稿面1上のカラー画像を検出手段4で順次デジタル的
に読取っている。
の散乱反射光を走査手段102により走査し、該走査手
段102からの光束を投影光学系2により集光し、1次
元ブレーズド回折格子3を介して3つの色光に色分解し
た後に原稿面1上のカラー画像を3つのラインセンサー
4a,4b,4c面上に各々結像している。これにより
原稿面1上のカラー画像を検出手段4で順次デジタル的
に読取っている。
【0010】次に本実施例において色分解用の一次元ブ
レーズド回折格子3の諸元について図2を用いて説明す
る。同図に示すように色分解方向に階段上に格子が周期
的に繰り返される構造より成っており、例えば周期ピッ
チP=60μm、格子厚d1=d2 =3100nm、
媒質の屈折率n=1.5程度になっている。このとき同
図に示す如く入射光は透過回折されて主に3方向に分離
される。各次数の分離された回折光の分光強度を図3に
示す。但し同図の強度曲線はハロゲン光源及び有害の赤
外光除去用フィルター特性が考慮されている。また本実
施例では0次光に青色光成分(B成分)を設定しており
、これにより黒体幅射に係る光源の場合不足しがちなB
成分を補っている。+1次回折光は緑色光成分(G成分
)10、−1次回折光は赤色光成分(R成分)である。 ところで回折による±1次回折光成分は以下の式に従っ
てラインセンサー面上で分離される。
レーズド回折格子3の諸元について図2を用いて説明す
る。同図に示すように色分解方向に階段上に格子が周期
的に繰り返される構造より成っており、例えば周期ピッ
チP=60μm、格子厚d1=d2 =3100nm、
媒質の屈折率n=1.5程度になっている。このとき同
図に示す如く入射光は透過回折されて主に3方向に分離
される。各次数の分離された回折光の分光強度を図3に
示す。但し同図の強度曲線はハロゲン光源及び有害の赤
外光除去用フィルター特性が考慮されている。また本実
施例では0次光に青色光成分(B成分)を設定しており
、これにより黒体幅射に係る光源の場合不足しがちなB
成分を補っている。+1次回折光は緑色光成分(G成分
)10、−1次回折光は赤色光成分(R成分)である。 ところで回折による±1次回折光成分は以下の式に従っ
てラインセンサー面上で分離される。
【0011】
【数1】
λ;波長、符号正・・・ +1次、負・・−1次従って
、0次光成分9を除き、±1次回折光10,11はその
波長に依存し、ラインセンサー面上到達点が異なる。
、0次光成分9を除き、±1次回折光10,11はその
波長に依存し、ラインセンサー面上到達点が異なる。
【0012】即ち、図1中の被写体面内の光軸上の物点
P0 はともかくそこからZ0 方向にずれた、軸外物
点P1 に対して、例えば図3の+1次回折光のサイド
バンド成分10−Aでは、丁度中央のラインセンサー4
b(B成分)上に結像されると、B成分のラインセンサ
ー4bの総合分光感度で殆んどカットされる。この為B
成分へのノイズ光として無視し得る。
P0 はともかくそこからZ0 方向にずれた、軸外物
点P1 に対して、例えば図3の+1次回折光のサイド
バンド成分10−Aでは、丁度中央のラインセンサー4
b(B成分)上に結像されると、B成分のラインセンサ
ー4bの総合分光感度で殆んどカットされる。この為B
成分へのノイズ光として無視し得る。
【0013】一方、−1次回折光のサイドバンド成分1
1−Aでは、他の共役の軸外物点として存在した場合、
総合分光感度の一部が重複している為、色フィルター等
ではカットしきれず、0次光成分であるB成分にノイズ
光として混入してくる。これを防止する為には、サイド
バンド成分11−Aが−1次回折光として、中央のライ
ンセンサー4bに結像されないように光学的に共役な原
稿面上の軸外物点からの光束を根本的に無くすことが効
果的である。
1−Aでは、他の共役の軸外物点として存在した場合、
総合分光感度の一部が重複している為、色フィルター等
ではカットしきれず、0次光成分であるB成分にノイズ
光として混入してくる。これを防止する為には、サイド
バンド成分11−Aが−1次回折光として、中央のライ
ンセンサー4bに結像されないように光学的に共役な原
稿面上の軸外物点からの光束を根本的に無くすことが効
果的である。
【0014】そこで本実施例では図1に示すように、例
えば原稿面1から距離XS だけ離れた位置に所定の開
口部を有するスリット5を設けている。このスリット5
により決定される原稿1面上の半影端hS が回折を考
慮した光学的共役関係に従いラインセンサー面上に結像
する位置が少なくとも中央のラインセンサー4b上もし
くは検出手段4面上の回折方向にずれるよう設定するこ
とにより実質的に、±1次回折光の0次光成分への混入
ノイズを除去している。
えば原稿面1から距離XS だけ離れた位置に所定の開
口部を有するスリット5を設けている。このスリット5
により決定される原稿1面上の半影端hS が回折を考
慮した光学的共役関係に従いラインセンサー面上に結像
する位置が少なくとも中央のラインセンサー4b上もし
くは検出手段4面上の回折方向にずれるよう設定するこ
とにより実質的に、±1次回折光の0次光成分への混入
ノイズを除去している。
【0015】即ち、本実施例ではスリット5の副走査方
向103の開口部の投影光学系2の瞳径より決定される
半影端hS の副走査方向の長さをL1、該長さL1を
有する該半影端hS の投影光学系2による検出手段4
面上への投影像の長さをL1´、3つのラインセンサー
4a,4b,4cの間隔La1,La2のうち短い方の
間隔をL2としたとき L1´/2<L2 なる条件を満足するように各要素を設定している。
向103の開口部の投影光学系2の瞳径より決定される
半影端hS の副走査方向の長さをL1、該長さL1を
有する該半影端hS の投影光学系2による検出手段4
面上への投影像の長さをL1´、3つのラインセンサー
4a,4b,4cの間隔La1,La2のうち短い方の
間隔をL2としたとき L1´/2<L2 なる条件を満足するように各要素を設定している。
【0016】本発明のカラー画像読取装置は以上のよう
な構成によりカラー画像の読取りを行なうものである。
な構成によりカラー画像の読取りを行なうものである。
【0017】しかしながら実際には投影光学系2の焦点
のバラツキ色分解手段である1次元ブレーズド回折格子
3の格子ピッチ誤差、検出手段であるラインセンサー4
a,4b,4cの配置誤差、物像距離誤差、そしてピン
トズレ等の各種の要因誤差がある為、高精度は読取りを
行なうには各要素の位置関係を調整する必要がある。
のバラツキ色分解手段である1次元ブレーズド回折格子
3の格子ピッチ誤差、検出手段であるラインセンサー4
a,4b,4cの配置誤差、物像距離誤差、そしてピン
トズレ等の各種の要因誤差がある為、高精度は読取りを
行なうには各要素の位置関係を調整する必要がある。
【0018】特に本発明においては色分解手段3と検出
手段4との相対的位置誤差は読取り精度に大きく影響し
てくる為大変重要になっている。
手段4との相対的位置誤差は読取り精度に大きく影響し
てくる為大変重要になっている。
【0019】図5(A)〜(D)は色分解手段3と検出
手段4との代表的な相対的位置関係を例にとり示す説明
図である。同図(A)は各要素が正しく調整されている
場合、同図(B)は色分解手段3の位置が光軸方向にず
れている場合、同図(C)は色分解手段3の1次元ブレ
ーズド回折格子の格子ピッチがずれている場合、同図(
D)は検出手段4が所定量回転している場合を示してい
る。
手段4との代表的な相対的位置関係を例にとり示す説明
図である。同図(A)は各要素が正しく調整されている
場合、同図(B)は色分解手段3の位置が光軸方向にず
れている場合、同図(C)は色分解手段3の1次元ブレ
ーズド回折格子の格子ピッチがずれている場合、同図(
D)は検出手段4が所定量回転している場合を示してい
る。
【0020】図5(B)〜(D)において0次光はライ
ンセンサー4b面上に正しく結像しているが、±1次回
折光はラインセンサー4a,4c面上には正しく結像し
ていない。
ンセンサー4b面上に正しく結像しているが、±1次回
折光はラインセンサー4a,4c面上には正しく結像し
ていない。
【0021】そこで本実施例では原稿1のカラー画像の
読取りを行なう前に先ず図6(A)に示すようなパター
ンを有したチャート12を原稿1面上を副走査方向10
3に走査し、このとき検出手段4で得られる信号に基づ
いて色分解手段3と検出手段4との相対的位置関係を駆
動手段104で調整している。
読取りを行なう前に先ず図6(A)に示すようなパター
ンを有したチャート12を原稿1面上を副走査方向10
3に走査し、このとき検出手段4で得られる信号に基づ
いて色分解手段3と検出手段4との相対的位置関係を駆
動手段104で調整している。
【0022】図6(A)においてパターン12a,12
b1,12b2,12e1,12e2,12f1,12
f2の内部は光透過となっており、パターン12c1,
12c2,12d1,12d2は図6(B)に示すよう
な例えばピッチ0.169mmの光透過部と光遮光部よ
り成る矩形状パターンが形成されている。
b1,12b2,12e1,12e2,12f1,12
f2の内部は光透過となっており、パターン12c1,
12c2,12d1,12d2は図6(B)に示すよう
な例えばピッチ0.169mmの光透過部と光遮光部よ
り成る矩形状パターンが形成されている。
【0023】チャート12の各パターンに基づいて検出
手段4で得られる各信号により色分解手段3と検出手段
4との位置関係は次のようにして調整している。
手段4で得られる各信号により色分解手段3と検出手段
4との位置関係は次のようにして調整している。
【0024】中央のパターン12aで主走査方向の位置
調整を行なっている。パターン12b1(12b2)と
パターン12e1(12e2)との間隔又はパターン1
2aとパターン12b1(12b2)との間隔を検出し
走査線の傾き調整を行なっている。パターン12e1と
パターン12e2との間のビット数を検出して倍率調整
を行なっている。パターン12f1(12f2)はずれ
ているとラインセンサーに光が入射しない為、その出力
値を用いて副走査方向の位置調整を行なっている。パタ
ーン12c1,12c2,12d1,12d2で片ボケ
がないように主走査方向のピント調整を行なっている。
調整を行なっている。パターン12b1(12b2)と
パターン12e1(12e2)との間隔又はパターン1
2aとパターン12b1(12b2)との間隔を検出し
走査線の傾き調整を行なっている。パターン12e1と
パターン12e2との間のビット数を検出して倍率調整
を行なっている。パターン12f1(12f2)はずれ
ているとラインセンサーに光が入射しない為、その出力
値を用いて副走査方向の位置調整を行なっている。パタ
ーン12c1,12c2,12d1,12d2で片ボケ
がないように主走査方向のピント調整を行なっている。
【0025】図6(C)は本実施例において調整を行な
うデータ処理のブロック図である。ラインセンサーから
の出力信号はメモリー治具を介して画像処理回路によっ
て調整データが算出される。まず0次光に対する調整は
チャート12を画像1面に固定して、このとき検出手段
4で得られるチャート12の各パターンに基づく信号に
より主走査方向位置、副走査方向位置、走査線傾き、倍
率調整、主走査方向のピント調整を行なう。
うデータ処理のブロック図である。ラインセンサーから
の出力信号はメモリー治具を介して画像処理回路によっ
て調整データが算出される。まず0次光に対する調整は
チャート12を画像1面に固定して、このとき検出手段
4で得られるチャート12の各パターンに基づく信号に
より主走査方向位置、副走査方向位置、走査線傾き、倍
率調整、主走査方向のピント調整を行なう。
【0026】次に±1次回折光に対する調整はチャート
12を原稿1面上に固定したままでは0次光に対する±
1次回折光が副走査方向に相対的に位置ズレを起こして
いてピーク値がラインセンサーの中心に入っているか否
か不明である為、高精度な調整が難しい。
12を原稿1面上に固定したままでは0次光に対する±
1次回折光が副走査方向に相対的に位置ズレを起こして
いてピーク値がラインセンサーの中心に入っているか否
か不明である為、高精度な調整が難しい。
【0027】そこでチャート12を副走査方向(z方向
)103に走査させ、そのとき得られる検出手段4から
の信号を画像処理回路によって正規に入射すべき位置と
実際に入射している位置との差である相対的位置ズレを
算出し、このときの相対的位置ズレを補正するように色
分解手段3と検出手段4との相対的位置を駆動手段10
4により調整している。
)103に走査させ、そのとき得られる検出手段4から
の信号を画像処理回路によって正規に入射すべき位置と
実際に入射している位置との差である相対的位置ズレを
算出し、このときの相対的位置ズレを補正するように色
分解手段3と検出手段4との相対的位置を駆動手段10
4により調整している。
【0028】以上のようにして本実施例では色分解手段
3と検出手段4との相対的位置関係の調整を行なってい
るが、これらの各要素以外の要素、例えば投影光学系2
や走査手段102等の要素の調整も前述と同様にして行
なうことができる。
3と検出手段4との相対的位置関係の調整を行なってい
るが、これらの各要素以外の要素、例えば投影光学系2
や走査手段102等の要素の調整も前述と同様にして行
なうことができる。
【0029】尚、本実施例においてパターン12c1,
12c2,12d1,12d2を図7(A)に示すよう
に同じ形状のパターンを水平方向(主走査方向)と垂直
方向(副走査方向)に各々配置して構成しても良い。こ
れによれば主走査方向と副走査方向の双方でピント調整
が可能となる。
12c2,12d1,12d2を図7(A)に示すよう
に同じ形状のパターンを水平方向(主走査方向)と垂直
方向(副走査方向)に各々配置して構成しても良い。こ
れによれば主走査方向と副走査方向の双方でピント調整
が可能となる。
【0030】図7(B)は調整を行なうデータ処理のブ
ロック図である。本実施例では0次光と±1次回折光の
調整でチャート12を副走査方向(z方向)103に走
査して、このとき得られる検出手段4からの信号を用い
て主走査方向と副走査方向のピント調整を行なっている
。
ロック図である。本実施例では0次光と±1次回折光の
調整でチャート12を副走査方向(z方向)103に走
査して、このとき得られる検出手段4からの信号を用い
て主走査方向と副走査方向のピント調整を行なっている
。
【0031】
【発明の効果】本発明によればカラー画像を所定の色光
に色分解する為の色分解手段と、該色光に基づくカラー
画像を読取る為の検出手段を前述の如く構成すると共に
、読取り開始前に所定のパターンを有したチャートを原
稿面上を走査し、このとき得られる検出手段からの信号
を用いて各要素の位置調整を行なうことにより、所定の
色光に基づくカラー画像を高精度に読取ることのできる
カラー画像読取装置を達成することができる。
に色分解する為の色分解手段と、該色光に基づくカラー
画像を読取る為の検出手段を前述の如く構成すると共に
、読取り開始前に所定のパターンを有したチャートを原
稿面上を走査し、このとき得られる検出手段からの信号
を用いて各要素の位置調整を行なうことにより、所定の
色光に基づくカラー画像を高精度に読取ることのできる
カラー画像読取装置を達成することができる。
【図1】 本発明の実施例1の光学系の要部概略図
【
図2】 図1の1次元ブレーズド回折格子の説明図
図2】 図1の1次元ブレーズド回折格子の説明図
【
図3】 図2の1次元ブレーズド回折格子からの回折
光の分光特性を示す説明図
図3】 図2の1次元ブレーズド回折格子からの回折
光の分光特性を示す説明図
【図4】 図1の3ラインセンサーの説明図
【図5】
本発明に係る色分解手段と検出手段との配置関係の
説明図
本発明に係る色分解手段と検出手段との配置関係の
説明図
【図6】 本発明に係るチャートと検出手段で得られ
る信号の処理方法を示すフローチャートの説明図
る信号の処理方法を示すフローチャートの説明図
【図7
】 本発明に係るチャートの他の一実施例の説明図
】 本発明に係るチャートの他の一実施例の説明図
【図8】 従来のカラー画像読取装置の概略図
1 原稿
2 投影光学系
3 1次元ブレーズド回折格子
4 検出手段
4a,4b,4c ラインセンサー
5 スリット
6,7,8 G色光,B色光,R色光101 照明
手段 102 走査手段 12 チャート 104 駆動手段
手段 102 走査手段 12 チャート 104 駆動手段
Claims (3)
- 【請求項1】 照明手段により原稿面上のカラー画像
を照明し、該カラー画像を投影光学系により入射光束を
3つの色光に色分解する1次元ブレーズド回折格子より
成る色分解手段を介した後、3つのラインセンサーを平
行に同一基板面上に配置した検出手段面上に投影し、該
検出手段により該カラー画像を読取るカラー画像読取装
置であって、該原稿面上を所定のパターンを有したチャ
ートで副走査方向に走査したときに該検出手段で得られ
る信号を利用して各要素の相対的位置関係を調整するよ
うにした調整手段を有していることを特徴とするカラー
画像読取装置。 - 【請求項2】 前記色分解手段は入射光束を前記ライ
ンセンサーの画素の並び方向と直交する方向に色分解し
ていることを特徴とする請求項1記載のカラー画像読取
装置。 - 【請求項3】 前記調整手段により前記色分解手段と
前記検出手段との相対的位置関係を調整していることを
特徴とする請求項1記載のカラー画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3170700A JPH04367817A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | カラー画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3170700A JPH04367817A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | カラー画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04367817A true JPH04367817A (ja) | 1992-12-21 |
Family
ID=15909781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3170700A Pending JPH04367817A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | カラー画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04367817A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5682265A (en) * | 1994-02-18 | 1997-10-28 | Massachusetts Institute Of Technology | Diffractive microstructures for color separation and fusing |
US5793600A (en) * | 1994-05-16 | 1998-08-11 | Texas Instruments Incorporated | Method for forming high dielectric capacitor electrode structure and semiconductor memory devices |
US5889567A (en) * | 1994-10-27 | 1999-03-30 | Massachusetts Institute Of Technology | Illumination system for color displays |
US6417967B1 (en) * | 1994-10-27 | 2002-07-09 | Massachusetts Institute Of Technology | System and method for efficient illumination in color projection displays |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP3170700A patent/JPH04367817A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5682265A (en) * | 1994-02-18 | 1997-10-28 | Massachusetts Institute Of Technology | Diffractive microstructures for color separation and fusing |
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US6243149B1 (en) | 1994-10-27 | 2001-06-05 | Massachusetts Institute Of Technology | Method of imaging using a liquid crystal display device |
US6417967B1 (en) * | 1994-10-27 | 2002-07-09 | Massachusetts Institute Of Technology | System and method for efficient illumination in color projection displays |
US6449023B2 (en) | 1994-10-27 | 2002-09-10 | Massachusetts Institute Of Technology | Active matrix liquid crystal display device |
US6560018B1 (en) | 1994-10-27 | 2003-05-06 | Massachusetts Institute Of Technology | Illumination system for transmissive light valve displays |
US6791756B2 (en) | 1994-10-27 | 2004-09-14 | Massachusetts Institute Of Technology | System and method for efficient illumination in color projection displays |
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