JPH04181864A - カラー画像読取装置 - Google Patents

カラー画像読取装置

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JPH04181864A
JPH04181864A JP31074890A JP31074890A JPH04181864A JP H04181864 A JPH04181864 A JP H04181864A JP 31074890 A JP31074890 A JP 31074890A JP 31074890 A JP31074890 A JP 31074890A JP H04181864 A JPH04181864 A JP H04181864A
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JP
Japan
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light
color image
color
line sensors
detection means
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JP31074890A
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English (en)
Inventor
Takehiko Nakai
武彦 中井
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカラー画像読取装置に関し、特に1次元ブレー
ズド回折格子より成る色分解素子と3つのラインセンサ
ーを有した検出手段を利用することによりyX84面上
のカラー画像情報を読取り、後の画像処理を高精度に行
なうことのできるカラースキャナー、カラーファクシミ
リ等に好適なカラー画像読取装置に関するものである。
(従来の技術) 従来より原稿面上のカラー画像情報を光学系を介してC
CD等のラインセンサー面上に結像させて、このときの
ラインセンサーからの出力信号を利用してカラー画像情
報をデジタル的に読取る装置が種々と提案されている。
例えば第6図は従来のカラー画像読取装置の概略図であ
る。
同図では原稿面1上のカラー画像からの光束を結像レン
ズ15で集光し、後述するラインセンサー面上に結像さ
せる際、該光束を3Pプリズム16を介して、例えば赤
色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色に色分解した
後、各々CCD等から成るラインセンサー17,18.
19面上に導光している。そしてラインセンサー17゜
18.19面上に結像したカラー画像を各々ライン走査
し各色光毎に読取りを行っている。
第7図は特開昭62−234106号公報で提案されて
いるカラー画像読取装置の要部概略図である。
同図では原稿面1上のカラー画像からの光束を結像レン
ズ28で集光し、後述する単一素子の寸法が7μmX7
μm又は10μm×10μm程度より成るラインセンサ
ー面上に結像させる際、該光束を2色性を有する選択透
過膜が付加された2つの色分解用のビームスプリッタ−
29,30を介して3色に対応する3つの光束に分離し
ている。そして該3つの色光に基づくカラー画像を3つ
のラインセンサー31 a、  31 b、  31 
cを同一基板面上に設けた、所謂モノリシック3ライン
センサー31の各ラインセンサー面上に各々結像させて
いる。これによりカラー画像をライン走査して各色光毎
の読取りを行っている。
この他、特公昭62−43594号公報ではモノリシッ
クな3ラインセンサーに色分解用の光学素子としてブレ
ーズド回折格子を用いて色分解したカラー画像情報を入
射させて、該カラー画像情報を検出するようにしたカラ
ー画像検出装置を提案している。
(発明が解決しようとする問題点) 第6図に示すカラー画像読取装置では3つの独立のライ
ンセンサーを必要とし、又高精度化が要求され、しかも
製作上困難な3P:jリズムを必要とする為装置全体か
複雑化し、又高価となり、更に結像光束と各ラインセン
サーとの合致調整を各々独立に3回行う必要があり組立
調整が面倒となる等の問題点があった。
又、第7図に示すカラー画像読取装置はビームスプリッ
タ−29,30の板厚をXとした場合ラインセンサーの
各ライン間の距離は2.I’TXとなる。今製作上好ま
しいラインセンサーの各ライン間の距離を0.1〜0.
2mm程度とするとビームスプリッタ−29,30の板
厚Xは35〜70μm程度となる。
一般にこのような薄い厚さで光学的に平面性を良好に維
持したビームスプリッタ−を構成することは大変難しく
、このような厚さのビームスブリッターを用いるとライ
ンセンサー面上に結像されるカラー画像の光学性能が低
下してくるという問題点かあった。
又、特公昭62−43594号公報では1次元ブレーズ
ド回折格子によフて3つの色光に色分解された光束を3
ラインセンサーの各ライン面上に導く方法については何
ら開示しない。
一般に1次元ブレーズド回折格子を用いて入射光束を所
定の次数の回折光に回折させて色分解する方法は簡易な
構成により、所定の色光に容易に色分解することができ
るという特長を有している。しかしながらこの方法は回
折効率の差により、各色光に基づく画像の結像性能(コ
ントラストやMTF)に差が生し読取った・後の画像処
理を精度良く行なうのか大変難しくなってくるという問
題点があった。
本発明は3ラインセンサーと1次元ブレーズド回折格子
を用いて色分解してカラー画像を読取る際、1次元ブレ
ーズド回折格子で回折される所定次数の回折光の回折効
率の差に基づく画像の結像性能の差が少なくなるように
して例えばR,G、Bの3つの色光でカラー画像をデジ
タル的に読取った後の画像処理を高精度に行なうことの
できるカラー画像読取装置の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明のカラー画像読取装置は、照明手段により原稿面
上のカラー画像を照明し、該カラー画像を投影光学系に
より入射光束を回折により3つの色光に色分解する1次
元ブレーズド回折格子を介した後、3つのラインセンサ
ーを平行に同一基板面上に配置した検出手段面上に投影
し、該検出手段により該カラー画像を読取るカラー画像
読取装置において、該検出手段を該1次元ブレーズド回
折格子の回折効率の差に基づく該3つのラインセンサー
で検出する際の各画像間の結像性能の差が少なくなる位
置に配置したことを特徴としている。
特に本発明では、照明手段により照明された原稿面上の
カラー画像を投影光学系により、入射光束を回折により
3つの色光に色分解する1次元ブレーズド回折格子を介
した後、各々の色光に基づく画像を3つのラインセンサ
ーを平行に基板上に配置した検出手段面上に投影し、該
検出手段により該カラー画像を読取るカラー画像読取装
置において、該1次元ブレーズド回折格子で色分解され
る3つの色光は0次回掛売と±1次回折光であり、該検
出手段をこれらの回折光の回折効率の差に基づく画像間
の結像性能の差が少なくなる位置に配置したことを特徴
としている。
(実施例) 第1図(A)、(B)は本発明の第1実施例の光学系の
主走査断面と副走査断面における要部概略図である。
同図においてlは原稿面であり、カラー画像が形成され
ている。101は照明手段であり、例えばハロゲンラン
プや蛍光灯等から成っている。
102は走査手段であり、ミラー等から成り、原稿面1
を副走査方向103にライン走査している。2は投影光
学系であり、像面側かテレセントリックと成りている。
3は色分解素子としての透過型又は反射型の1次元ブレ
ーズド回折格子(同図では透過型の場合を示している。
)であり、投影光学系2からの光束を同図に示すように
副走査方向103に所定の色光、例えばR,G、Bの3
原色の色光6,7.8に分解している。4は検出手段で
あり、例えば第2図に示すように3つのCCD等のライ
ンセンサー4a、4b、4cを互いに平行となるように
同一基板20面上に配置した所謂モノリシック3ライン
センサーより成フている。各ラインセンサー面上には各
々の色光に基づく色フイルタ−(不図示)か配置されて
おり、又各ラインセンサーの間隔11.ρ2は色分解素
子3の色分解方向に対応し各々異った値に設定されてい
る。
104は調整手段である。調整手段104は検出手段4
を支持するホルタ−104aとホルダー104aを移動
させるポールネジ104b、ポールネジ104bを駆動
させるモータ104c、そしてモータ104cを制御す
る制御部104dを有している。
本実施例では原稿面1上のカラー画像からの散乱反射光
を走査手段102により走査し、該走査手段102から
の光束を投影光学系2により集光し、1次元ブレーズド
回折格子3を介して3つの色光に色分解した後に原稿面
1上のカラー画像を3つのラインセンサー4a、4b、
4c面上に各々結像している。これにより原稿面1上の
カラー画像を検出手段4で順次デジタル的に読取ってい
る。
本実施例において1次元ブレーズド回折格子により回折
される±nn次回先光射出角θ。は格子どツチをP、波
長をλとすると Psinθ。=±nλ となる。
一般には3つのラインセンサーを同一基板面上に設け、
0次回杭先に基づく色光と±1次回折光に基づく色光(
中心波長の光束)の画像か各々ラインセンサー面の中央
部に結像されるように各要素を設定している。1次元ブ
レーズド回折格子においては入射光束が1次元ブレーズ
ド回折格子で回折される際の各次数の回折効率は各々異
なってくる。例えば回折効率は0次回杭先が最も高く、
第1図に示すように位相格子として構成した場合には表
面反射、媒質の分散、吸収等を除くと回折効率は100
%近くなることが知られている。
第3図は0次回杭先の回折効率を100%として正規化
して±1次回折光の回折効率を示した説明図である。
この場合±1次回折光は第3図に示される如く、0次回
杭先に比へてピーク波長での回折効率が低い。この為回
折効率が例えば10%以上ある色光を利用した場合には
回折される波長帯域が広くなり、デジタル的にカラー画
像を読取る場合には隣接する画素に若干波長の異なる他
の回折光か入射し、画像のコントラストやMTFを低下
させる場合が生してくる。
各色光に対応する画像の結像性能であるコントラストや
MTFを考えた場合、O次回杭先に比へ±1次回折光は
波長幅か拡かっている為コントラストやMTFか悪くな
る傾向かある。この為デジタル的なカラー画像の読取り
において読み込んだ画像情報の画像処理を行なう際に各
色光に基づく画像の結像性能が大幅に異なってくると画
像処理精度か低下してくる。そこで本実施例では次のよ
うに検出手段を設定している。
(イ)3つのラインセンサーを同一基板面上に設けた検
出手段を用いた場合には、検出手段のラインセンサー面
を±1次回折光に基づく色光の画像かピントの合った状
態で結像する位置に配置し、0次回杭先に基づく画像に
対しては多少デイフォーカスした状態でラインセンサー
面上に結像するようにしている。
即ち、検出手段のラインセンサー面を1次元ブレーズド
回折格子による回折効率の差により生ずる3つのライン
センサーで得られる画像間のコントラストやMTF等の
結像性能の差が少なくなる位置に配置している。これに
より画像読取り後の画像処理が高精度に行なわれるよう
にする。
(ロ)0次回杭先の色光に対して投影光学系の軸上色収
差を調整し、例えば第4図に示すように±1次回折光の
色光に対して最良の結像位置か異なるようにする。(尚
、第4図は軸上位置における各色光に基づく画像のMT
Fを示している。)そして検出手段なO次回杭先に基づ
く画像と±1次回折光に基づく色光の画像のコントラス
トやMTF等の結像性能が略等しくなる位置(像面Om
mの位置)に配置する。これにより3つのラインセンサ
ーで得られる画像の結像性能の差が少なくなるようにす
る。
(ハ)3つのラインセンサーのうち回折効率が最も高い
0次回杭先に基づく色光の画像を検出するラインセンサ
ー4bを、該0次回杭先に基づく色光の画像が形成され
る結像位置から第5図に示すようにラインセンサーの画
素の並び方向と直交する矢印51で示す方向にピーク波
長の光がすれるように配置する。このとき±1次回折光
に基づく色光の画像を検出する2つのラインセンサー4
a、4cにはピーク波長の光が入射するようにする。
(ニ)3つのラインセンサーのうち±1次回折光に基づ
く色光の画像を検出する2つのラインセンサー4a、4
cは同一基板面上に形成し、0次回行光に基づく色光の
画像を検出するラインセンサー4bは基数に設けた凹部
又は凸部に形成し、実質的にデイフォーカスした状態と
なるように光軸方向にずらして配置し、3つのラインセ
ンサーで検出される画像の結像性能の差が少なくなるよ
うにする。
尚、本発明に係る1次元ブレーズド回折格子としては第
1図に示した透過型の他に反射型の回折格子を用いても
良い。反射型にすると透過型の場合に比へて位相差が約
4倍(屈折率1.5とした場合)となる為、膜厚を薄く
することかできるので製作上有利となる。
又、本発明は検出手段を0次回行光に基づく色光の画像
の結像性能か低下するような位置に配置したか、検出手
段は1次元ブレーズド回折格子で回折される際の回折効
率が最も高くなる次数の回折光に基づく色光の画像の結
像性能を低下させる位置に配置することを特長としてお
り、これにょれば前述と同様に本発明の目的を達成する
ことかできる。
(発明の効果) 本発明によれば1次元ブレーズド回折格子を用いて色分
解したカラー画像を3つのラインセンサーを有する検出
手段により読取る際、前述の如く検出手段の位置を調整
し、3つの色光に基づく画像間の結像性能な略等しくす
ることにより、読取った後のカラー画像の画像処理粒度
を高め良好なる画質のカラー画像を得ることかできるカ
ラー画像読取装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、(B)は本発明の第1実施例の光学系の
主走査断面と副走査断面における要部概略図、第2図は
第1図の一部分の説明図、第3図は本発明に係る1次元
ブレーズド回折格子の色分解の際の分光特性の説明図、
第4図は本発明に係る投影光学系の結像特性の説明図、
第5図は本発明に係る1次元ブレーズド回折格子と検出
手段との関係を示す他の一実施例の説明図、第6.第7
図は従来のカラー画像読取装置の概略図である。 図中、1は原稿面、2は投影光学系、3は1次元ブレー
ズド回折格子、4は検出手段、4a。 4b、4cはラインセンサー、6,7.8は各々回折光
、101は照明手段、102は走査手段、103は副走
査方向、104は調整手段である。 特許出願人  キャノン株式会社 く        ^ −さ− C 第  6  図 31α

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)照明手段により原稿面上のカラー画像を照明し、
    該カラー画像を投影光学系により入射光束を回折により
    3つの色光に色分解する1次元ブレーズド回折格子を介
    した後、3つのラインセンサーを平行に同一基板面上に
    配置した検出手段面上に投影し、該検出手段により該カ
    ラー画像を読取るカラー画像読取装置において、該検出
    手段を該1次元ブレーズド回折格子の回折効率の差に基
    づく該3つのラインセンサーで検出する際の各画像間の
    結像性能の差が少なくなる位置に配置したことを特徴と
    するカラー画像読取装置。
  2. (2)照明手段により照明された原稿面上のカラー画像
    を投影光学系により、入射光束を回折により3つの色光
    に色分解する1次元ブレーズド回折格子を介した後、各
    々の色光に基づく画像を3つのラインセンサーを平行に
    基板上に配置した検出手段面上に投影し、該検出手段に
    より該カラー画像を読取るカラー画像読取装置において
    、該1次元ブレーズド回折格子で色分解される3つの色
    光は0次回折光と±1次回折光であり、該検出手段をこ
    れらの回折光の回折効率の差に基づく画像間の結像性能
    の差が少なくなる位置に配置したことを特徴とするカラ
    ー画像読取装置。
  3. (3)前記3つのラインセンサーは同一基板面上に配置
    されており、前記1次元ブレーズド回折格子による0次
    回折光の色光に対して前記投影光学系の軸上色収差を調
    整し、前記検出手段を±1次回折光の色光に基づく画像
    の結像位置に配置することにより、該検出手段の3つの
    ラインセンサーで検出される3つの色光に基づく画像間
    の結像性能の差が少なくなるようにしたことを特徴とす
    る請求項2記載のカラー画像読取装置。
  4. (4)前記3つのラインセンサーのうち0次回折光に基
    づく色光の画像を検出するラインセンサーを、該0次回
    折光に基づく色光の画像の結像位置から該ラインセンサ
    ーの画素の並び方向と直交する方向にずらして配置し、
    該3つのラインセンサーで検出される3つの色光に基づ
    く画像の結像性能の差が少なくなるようにしたことを特
    徴とする請求項2記載のカラー画像読取装置。
  5. (5)前記3つのラインセンサーのうち±1次回折光に
    基づく色光の画像を検出する2つのラインセンサーを同
    一基板面上に配置し、0次回折光に基づく色光の画像を
    検出するラインセンサーを該基板に設けた凹部又は凸部
    に形成し、該2つのラインセンサーに比べて光軸方向に
    ずらして配置し、該3つのラインセンサーで検出される
    3つの色光に基づく画像の結像性能の差が少なくなるよ
    うにしたことを特徴とする請求項2記載のカラー画像読
    取装置。
JP31074890A 1990-11-16 1990-11-16 カラー画像読取装置 Pending JPH04181864A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1307484C (zh) * 2005-01-07 2007-03-28 北京北大方正电子有限公司 一种分色页面描述灰度光栅化的方法

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