JPH03234159A - カラー画像読取り装置 - Google Patents
カラー画像読取り装置Info
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- JPH03234159A JPH03234159A JP2028673A JP2867390A JPH03234159A JP H03234159 A JPH03234159 A JP H03234159A JP 2028673 A JP2028673 A JP 2028673A JP 2867390 A JP2867390 A JP 2867390A JP H03234159 A JPH03234159 A JP H03234159A
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- light
- sensor
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Links
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Landscapes
- Color Electrophotography (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は固体撮像素子を用いてカラー画像を読取る装置
、特に被写体からの光を、結像光学系及び1次元ブレー
ズド回折格子を介して色分解、分離し複数の固体搬像素
子アレイに夫々溝(カラ画像読取り装置に関する。
、特に被写体からの光を、結像光学系及び1次元ブレー
ズド回折格子を介して色分解、分離し複数の固体搬像素
子アレイに夫々溝(カラ画像読取り装置に関する。
[従来の技術1
従来、原稿などの被写体を副走査方向にライン走査しそ
の画像を固体撮像素子(CCDセンサ等)アレイでカラ
ー読取りするものとして第8図に示す如き装置が知られ
ている。同図において、照明用光源(不図示)からの光
で照らされた原稿面1の一部上の情報光は、結像光学系
69を介してスリーピース(3P)プリズム70で3色
に分解、分離された後、3つの1ラインCCDセンサー
71.72.73に結像されて読取られる。
の画像を固体撮像素子(CCDセンサ等)アレイでカラ
ー読取りするものとして第8図に示す如き装置が知られ
ている。同図において、照明用光源(不図示)からの光
で照らされた原稿面1の一部上の情報光は、結像光学系
69を介してスリーピース(3P)プリズム70で3色
に分解、分離された後、3つの1ラインCCDセンサー
71.72.73に結像されて読取られる。
[発明が解決しようとする課題]
しかし乍ら、この従来例では、センサーが3つ独立に必
要であり、また通常、3Pプリズム70は製作上高精度
が要求されるので、コストが高く付(。更に、集光光束
と各センサー71.72.73との調整が各々3つ独立
に必要であり、製作の困難度が高いなどという欠点があ
った。
要であり、また通常、3Pプリズム70は製作上高精度
が要求されるので、コストが高く付(。更に、集光光束
と各センサー71.72.73との調整が各々3つ独立
に必要であり、製作の困難度が高いなどという欠点があ
った。
そこで、センサーアレイを3ライン、同一基盤上に平行
に有限距離して作り付け、モノリシックな3ラインセン
サーとして3ラインを1素子上に形成することが考えら
れる。
に有限距離して作り付け、モノリシックな3ラインセン
サーとして3ラインを1素子上に形成することが考えら
れる。
この3ラインセンサー60を第7図に示す。図中、3ラ
イン61.62.63間の距離S、S。
イン61.62.63間の距離S、S。
は様々な製作上の条件から例えば0.1〜0.2mm程
度であり、各単素子の幅W、 、W、は例えば7μm
X 7μm、10μmX1Oμm程度である。
度であり、各単素子の幅W、 、W、は例えば7μm
X 7μm、10μmX1Oμm程度である。
こうしたモノリシック3ラインセンサーを受光素子に用
いたカラー画像読取り装置として公知な構成を第9図に
示す。同図において原稿面1上の情報を副走査方向にラ
イン走査して読取るに当たり、原稿面lからの光は、結
像光学系69を介して、2色性を有する選択透過膜が付
加された色分解用ビームスプリッタ−75,76で3色
の3光束に分解、分離された後1、モノリシック3ライ
ンセンサー60上の対応する各ライン素子上に集光され
る。
いたカラー画像読取り装置として公知な構成を第9図に
示す。同図において原稿面1上の情報を副走査方向にラ
イン走査して読取るに当たり、原稿面lからの光は、結
像光学系69を介して、2色性を有する選択透過膜が付
加された色分解用ビームスプリッタ−75,76で3色
の3光束に分解、分離された後1、モノリシック3ライ
ンセンサー60上の対応する各ライン素子上に集光され
る。
しかし、第9図に示す如く、ビームスプリッタ=75.
76の板厚をXとしたとき、センサー60上のライン間
距離は212 xとなり、前述の様にライン間距離(2
J 2 x )を0.1〜0.2mm程度とすると、板
厚(x)は35〜70um程度ということになる。この
数値は、必要とされる面の平坦度等のことを考えると、
製作上容易な値ではない。
76の板厚をXとしたとき、センサー60上のライン間
距離は212 xとなり、前述の様にライン間距離(2
J 2 x )を0.1〜0.2mm程度とすると、板
厚(x)は35〜70um程度ということになる。この
数値は、必要とされる面の平坦度等のことを考えると、
製作上容易な値ではない。
従って、本発明の目的は、上記課題に鑑み、比較的作成
容易且つ安価で高性能なカラー画像読取り装置を提供す
ることにある。
容易且つ安価で高性能なカラー画像読取り装置を提供す
ることにある。
[課題を解決する為の手段]
上記目的を達成する為の本発明では、1次元のセンサー
アレイがこのアレイ方向と直角な方向に複数ライン有限
距離を隔てて同一基盤上に配置された例えばモノリシッ
クな複数ラインセンサーと、被写体の像をこのセンサー
上に結像する結像光学系とを有するライン走査型カラー
画像読取り装置において、この結像光学系と上記センサ
ー間の光路中に、被写体からの光を回折効果により分光
分離し上記アレイ直角方向に複数色に色分解すると共に
この色分解光を各々対応する各センサーアレイに導く為
の1次元ブレーズド回折格子が配置され、この1次元ブ
レーズド回折格子と上記複数ラインセンサーとの間隔が
所定値に固定され、且つ1次元ブレーズド回折格子と上
記結像光学系の位置関係が調整可能となっている。
アレイがこのアレイ方向と直角な方向に複数ライン有限
距離を隔てて同一基盤上に配置された例えばモノリシッ
クな複数ラインセンサーと、被写体の像をこのセンサー
上に結像する結像光学系とを有するライン走査型カラー
画像読取り装置において、この結像光学系と上記センサ
ー間の光路中に、被写体からの光を回折効果により分光
分離し上記アレイ直角方向に複数色に色分解すると共に
この色分解光を各々対応する各センサーアレイに導く為
の1次元ブレーズド回折格子が配置され、この1次元ブ
レーズド回折格子と上記複数ラインセンサーとの間隔が
所定値に固定され、且つ1次元ブレーズド回折格子と上
記結像光学系の位置関係が調整可能となっている。
これにより、上記回折格子により複数に分離された異な
る波長域から成る光束が、対応するセンサーアレイ上に
適正に結像され、そして光学系の倍率や解像力を調整す
るに際して上記回折格子と結像光学系の位置関係を調整
することにより、複数ラインセンサーの読取る原稿面の
各ラインの画素ズレが無(せる。
る波長域から成る光束が、対応するセンサーアレイ上に
適正に結像され、そして光学系の倍率や解像力を調整す
るに際して上記回折格子と結像光学系の位置関係を調整
することにより、複数ラインセンサーの読取る原稿面の
各ラインの画素ズレが無(せる。
[実施例]
以下、図面に沿って本発明の詳細な説明する。第1実施
例の全体構成を示す第2図において、原稿面1の画像情
報が、結像光学系2との間に配されるミラー(不図示)
等により副走査方向(第2図紙面上下方向)にライン走
査され、そして画像情報光は結像光学系2を介して3色
分解用反射型1次元ブレーズド回折格子3に導かれる。
例の全体構成を示す第2図において、原稿面1の画像情
報が、結像光学系2との間に配されるミラー(不図示)
等により副走査方向(第2図紙面上下方向)にライン走
査され、そして画像情報光は結像光学系2を介して3色
分解用反射型1次元ブレーズド回折格子3に導かれる。
ここで、情報光は所謂カラー読取りにおける3色(例え
ばR,G%B)の光束6.7.8に透過回折により図中
上下方向に分離され、その後モノリシック3ラインセン
サー4上の各センサーアレイすなわちラインセンサー8
,9、lO上に結像される上記3色分解用1次元ブレー
ズド回折格子については、Applied 0pti
cs誌、第17巻、第15号、2273〜2279ペー
ジ(1978年8月1日号)に示されており、その形状
は第3図の拡大図に示す如きものである。
ばR,G%B)の光束6.7.8に透過回折により図中
上下方向に分離され、その後モノリシック3ラインセン
サー4上の各センサーアレイすなわちラインセンサー8
,9、lO上に結像される上記3色分解用1次元ブレー
ズド回折格子については、Applied 0pti
cs誌、第17巻、第15号、2273〜2279ペー
ジ(1978年8月1日号)に示されており、その形状
は第3図の拡大図に示す如きものである。
第3図により1次元ブレーズド回折格子3の諸元につい
て説明する。この格子3は色分解方向(Z方向)に階段
状格子3aが周期的に繰り返される構造を有し1例えば
、周期ピッチP=60μm、格子厚cL =dz =3
100nm、媒質屈折率n=1.5とした場合、第3図
示の如く入射光は透過回折されて3方向に分離される。
て説明する。この格子3は色分解方向(Z方向)に階段
状格子3aが周期的に繰り返される構造を有し1例えば
、周期ピッチP=60μm、格子厚cL =dz =3
100nm、媒質屈折率n=1.5とした場合、第3図
示の如く入射光は透過回折されて3方向に分離される。
各次数(0次、±1次)の分離回折光の分光強度を第4
図に示す。但し、ハロゲン光源であること及び有害赤外
光除去用フィルター特性が考慮されている。
図に示す。但し、ハロゲン光源であること及び有害赤外
光除去用フィルター特性が考慮されている。
本実施例では0次光にB成分を設定しているが、これは
黒体輻射に関わる光源の場合に不足しがちなり成分を補
う為である。
黒体輻射に関わる光源の場合に不足しがちなり成分を補
う為である。
このとき、回折による±1次回折光成分は次の式に従っ
てセンサー面4上で分離される。
てセンサー面4上で分離される。
z、=xa +tan (sin−’士え/p)−
・・ (1) ここで、えは各次光の波長、XGはブレーズド回折格子
3とセンガー面4間の距離、符号圧は+1次光、符号質
は一1次光に対応する。
・・ (1) ここで、えは各次光の波長、XGはブレーズド回折格子
3とセンガー面4間の距離、符号圧は+1次光、符号質
は一1次光に対応する。
これにより、O次光酸分を間にして、±1次回折光はそ
の波長に依存して夫々異なるセンサー面4上の到達点に
達する。従って、0次及び±1次回折光の到達点のとこ
ろに、夫々、センサーアレイ1O19,11を設けてお
けば、ここで夫々B成分、G成分、R成分が読取られて
合理的なカラー読取り装置が実現される。
の波長に依存して夫々異なるセンサー面4上の到達点に
達する。従って、0次及び±1次回折光の到達点のとこ
ろに、夫々、センサーアレイ1O19,11を設けてお
けば、ここで夫々B成分、G成分、R成分が読取られて
合理的なカラー読取り装置が実現される。
数値的に具体的に説明すると、上記格子構造より、各回
折光成分の中心波長は第4図にも示す通りO次光酸分え
。=480nm、+1次次光酸えや+=540nm、−
1次光酸分え−+ = 617 n mである。よって
、上記(1)式より、格子−センサー面間路ii! x
aをxa=20mmとして、3ラインセンサー4のセ
ンサーアレイの位置は、第2図中2方向に+1次回折光
(G成分)対応ライン9がZB+B =180μm、0
次光(B成分)対応ライン10がZ 1(ol = 0
、−1次回折光(R成分)対応ライン11がZ、、、、
、=−206μmとなる。そこで、モノリシック3ライ
ンセンサー4の各ラインセンサーの間隔をG−8間(9
−10間)180um、B−R間(10−11間)20
6μmとなる様に製作しておけば、原稿面1上の1ライ
ンの像が各ラインセンサー9.1o、11に同時に結像
され原稿面l上のこのラインをRlG、B各色に分けた
カラー画像として読取られる以上述べた様に、3ライン
モノリシツクセンサー4及び1次元ブレーズド回折格子
3を用いてカラー画像の読取りを行なうことが可能とな
るが、実際に第2図の如き光学系で読取りを行なう場合
、結像レンズ2の焦点距離のバラツキ等があり、物像間
距離(原稿1−CCDセンサー9.10.11間距離)
、倍率、解像力等の光学調整の為に、レンズ位置xo(
原稿面1からレンズ2の主平面Hまでの距離、尚、第2
図のHH′はレンズ2の主平面間距離)、CCDセンサ
ー位置X+ (レンズ2の回折格子3側の主平面H′
からCCDセンサーまでの距離)を移動させる必要があ
る。
折光成分の中心波長は第4図にも示す通りO次光酸分え
。=480nm、+1次次光酸えや+=540nm、−
1次光酸分え−+ = 617 n mである。よって
、上記(1)式より、格子−センサー面間路ii! x
aをxa=20mmとして、3ラインセンサー4のセ
ンサーアレイの位置は、第2図中2方向に+1次回折光
(G成分)対応ライン9がZB+B =180μm、0
次光(B成分)対応ライン10がZ 1(ol = 0
、−1次回折光(R成分)対応ライン11がZ、、、、
、=−206μmとなる。そこで、モノリシック3ライ
ンセンサー4の各ラインセンサーの間隔をG−8間(9
−10間)180um、B−R間(10−11間)20
6μmとなる様に製作しておけば、原稿面1上の1ライ
ンの像が各ラインセンサー9.1o、11に同時に結像
され原稿面l上のこのラインをRlG、B各色に分けた
カラー画像として読取られる以上述べた様に、3ライン
モノリシツクセンサー4及び1次元ブレーズド回折格子
3を用いてカラー画像の読取りを行なうことが可能とな
るが、実際に第2図の如き光学系で読取りを行なう場合
、結像レンズ2の焦点距離のバラツキ等があり、物像間
距離(原稿1−CCDセンサー9.10.11間距離)
、倍率、解像力等の光学調整の為に、レンズ位置xo(
原稿面1からレンズ2の主平面Hまでの距離、尚、第2
図のHH′はレンズ2の主平面間距離)、CCDセンサ
ー位置X+ (レンズ2の回折格子3側の主平面H′
からCCDセンサーまでの距離)を移動させる必要があ
る。
このとき、本発明の光学系では、1次元ブレーズド回折
格子3とモノリシック3ラインセンサー4の間隔x6の
精度が非常に重要になる。例えば、上記の数値例で光学
調整時に間隔x0が、20mmから例えば±2%、すな
わち±0.4mmずれてしまったとすると、各回折光成
分の中心波長は、分離距離Z、(+1)で±3.6um
、Z(−1)で±4.12μmずれた位置に来ることに
なる。よって、各センサー画素の大きさを主走査方向(
X軸とZ軸に直角な方向)、副走査方向(Z軸方向)と
も10μmとした場合、センサ4のB成分用ライン10
に対して、G成分用ライン9が±0.36画素分、R成
分用ライン11が±0.412画素分異なる原稿面1を
読取ることになり、この為、得られる画像信号B、G、
Hのラインに色ズレが生じることになる。
格子3とモノリシック3ラインセンサー4の間隔x6の
精度が非常に重要になる。例えば、上記の数値例で光学
調整時に間隔x0が、20mmから例えば±2%、すな
わち±0.4mmずれてしまったとすると、各回折光成
分の中心波長は、分離距離Z、(+1)で±3.6um
、Z(−1)で±4.12μmずれた位置に来ることに
なる。よって、各センサー画素の大きさを主走査方向(
X軸とZ軸に直角な方向)、副走査方向(Z軸方向)と
も10μmとした場合、センサ4のB成分用ライン10
に対して、G成分用ライン9が±0.36画素分、R成
分用ライン11が±0.412画素分異なる原稿面1を
読取ることになり、この為、得られる画像信号B、G、
Hのラインに色ズレが生じることになる。
そこで、本実施例では、画像読みとり系の光学調整を行
なうにあたり、先ず1次元ブレーズド回折格子3と3ラ
インセンサー4の間隔X。を、原稿lの1ラインの回折
された光束が夫々R,G、Bの各センサーアレイ11.
9.10に導かれるような所定値に固定し、第1図に示
す1つのユニットAとする。そしてこのユニットAと結
像レンズ2の位置関係を調整することにより、倍率、解
像力等の光学調整を行って、3ラインセンサー4からの
信号に色ズレが生じない様にしている。
なうにあたり、先ず1次元ブレーズド回折格子3と3ラ
インセンサー4の間隔X。を、原稿lの1ラインの回折
された光束が夫々R,G、Bの各センサーアレイ11.
9.10に導かれるような所定値に固定し、第1図に示
す1つのユニットAとする。そしてこのユニットAと結
像レンズ2の位置関係を調整することにより、倍率、解
像力等の光学調整を行って、3ラインセンサー4からの
信号に色ズレが生じない様にしている。
1次元ブレーズド回折格子3と3ラインセンサ4の間隔
を所定の値にする方法としては、例えばメカニカルな精
度により出すものがある。上記間隔X。の誤差を±50
μmに抑えれば、画素ズレは、センサー4のB成分用ラ
イン10に対して、G成分用ライン9が±0.045画
素分、R成分用ライン11が±0.0515画素分とな
り、実用上問題とならないレベルに出来る。
を所定の値にする方法としては、例えばメカニカルな精
度により出すものがある。上記間隔X。の誤差を±50
μmに抑えれば、画素ズレは、センサー4のB成分用ラ
イン10に対して、G成分用ライン9が±0.045画
素分、R成分用ライン11が±0.0515画素分とな
り、実用上問題とならないレベルに出来る。
尚、第1図において、3′は1次元ブレーズド回折格子
用ホルダー、4′はモノリシック3ラインセンサー用ホ
ルダーであり、第2図において、5はノイズ回折光除去
用スリットである。
用ホルダー、4′はモノリシック3ラインセンサー用ホ
ルダーであり、第2図において、5はノイズ回折光除去
用スリットである。
1次元ブレーズド回折格子3と3ラインセンサー4の間
隔を、所定の性能が得られる用にする為の他の方法とし
ては、治具上で第2図の様な光学系を組み、原稿1の代
わりに原稿面に対応する位置に第5図に示す如き手段を
配置するものがある。即ち、第5図では、1つ又はlラ
イン上に並んだ副数個のピンホール、又はスリット21
が上記原稿面対応位置に置かれたチャート22に形成さ
れ、その後方よりハロゲンランプ等の治具用光源23で
拡散板24を介して、チャート22を照明するものであ
る。尚、25は反射笠である。こうして、スリット21
が照明され、そのスリット21の像が3ラインセンサー
4上に結像される様にし、各センサーアレイ9.10.
11の出力をモニターしてその各ラインに信号が得られ
る様に調整する。
隔を、所定の性能が得られる用にする為の他の方法とし
ては、治具上で第2図の様な光学系を組み、原稿1の代
わりに原稿面に対応する位置に第5図に示す如き手段を
配置するものがある。即ち、第5図では、1つ又はlラ
イン上に並んだ副数個のピンホール、又はスリット21
が上記原稿面対応位置に置かれたチャート22に形成さ
れ、その後方よりハロゲンランプ等の治具用光源23で
拡散板24を介して、チャート22を照明するものであ
る。尚、25は反射笠である。こうして、スリット21
が照明され、そのスリット21の像が3ラインセンサー
4上に結像される様にし、各センサーアレイ9.10.
11の出力をモニターしてその各ラインに信号が得られ
る様に調整する。
つまり、原稿に対応する位置からの光が回折格子3によ
り夫々3つの光束に分離され、所定の3ライン9.10
、ll上に結像される位置になったところで、1次元ブ
レーズド回折格子3と3ラインセンサー4を固定し、前
記のユニットAを得る。
り夫々3つの光束に分離され、所定の3ライン9.10
、ll上に結像される位置になったところで、1次元ブ
レーズド回折格子3と3ラインセンサー4を固定し、前
記のユニットAを得る。
こうすることにより、1次元ブレーズド回折格子3の格
子ピッチP等の精度に若干の誤差があり回折光のピーク
波長に若干の変化があっても、回折格子3で3つに分離
された光束の夫々の中心波長の到達位置に各センサーア
レイ9.1O111が来る様に3ラインセンサー4を固
定することができる。
子ピッチP等の精度に若干の誤差があり回折光のピーク
波長に若干の変化があっても、回折格子3で3つに分離
された光束の夫々の中心波長の到達位置に各センサーア
レイ9.1O111が来る様に3ラインセンサー4を固
定することができる。
第6図は、反射型1次元ブレーズド回折格子33と3ラ
インセンサー34の間隔Xaを固定して1つのユニット
とし、光学調整を行なえるようにした他の実施例を示す
。こうしても第1の実施例の透過型1次元ブレーズド回
折格子を使用した系と全く同じに見なせる。第6図中、
第2図の符号と同じ符号は同じものを表わす。
インセンサー34の間隔Xaを固定して1つのユニット
とし、光学調整を行なえるようにした他の実施例を示す
。こうしても第1の実施例の透過型1次元ブレーズド回
折格子を使用した系と全く同じに見なせる。第6図中、
第2図の符号と同じ符号は同じものを表わす。
[発明の効果]
以上説明した様に、本発明によれば、■次元ブレーズド
回折格子と複数ラインセンサーを用いたカラー画像読取
り装置において、この光学系を組み立てるにあたり、1
次元ブレーズド回折格子と複数ラインセンサーを所定の
間隔で固定して1つのユニットを作成し、そのユニット
と結像光学系間の間隔等の位置関係を、通常の光学系と
同じ様に調整可能としているので、色ズレがないカラー
画像が得られると共に比較的作成が用意で安価なカラー
画像読取り装置が実現される。
回折格子と複数ラインセンサーを用いたカラー画像読取
り装置において、この光学系を組み立てるにあたり、1
次元ブレーズド回折格子と複数ラインセンサーを所定の
間隔で固定して1つのユニットを作成し、そのユニット
と結像光学系間の間隔等の位置関係を、通常の光学系と
同じ様に調整可能としているので、色ズレがないカラー
画像が得られると共に比較的作成が用意で安価なカラー
画像読取り装置が実現される。
第1図は本発明の第1実施例のユニットの概略斜視図、
第2図は第1実施例の副走査断面における全体図、第3
図は1次元ブレーズド回折格子を示す部分拡大図、第4
図は各次数の分離回折光の分光強度を示す図、第5図は
ユニットを作成する他の方法を説明する図、第6図は本
発明の他の実施例を示す図、第7図はモノリシック3ラ
インセンサーの構成を示す図、第8図は従来例を説明す
る図、第9図は他の従来例を説明する図である。 l・・・・・原稿面、2・・・・・結像レンズ、3.3
3・・・・・1次元ブレーズド回折格子、4.34・・
・・・3ラインセンサー、9.1011・・・・・セン
サーアレイ、21・・・・・スリット、22・・・・・
チャート、23・・・・・光源、24・・・・・拡散板
第2図は第1実施例の副走査断面における全体図、第3
図は1次元ブレーズド回折格子を示す部分拡大図、第4
図は各次数の分離回折光の分光強度を示す図、第5図は
ユニットを作成する他の方法を説明する図、第6図は本
発明の他の実施例を示す図、第7図はモノリシック3ラ
インセンサーの構成を示す図、第8図は従来例を説明す
る図、第9図は他の従来例を説明する図である。 l・・・・・原稿面、2・・・・・結像レンズ、3.3
3・・・・・1次元ブレーズド回折格子、4.34・・
・・・3ラインセンサー、9.1011・・・・・セン
サーアレイ、21・・・・・スリット、22・・・・・
チャート、23・・・・・光源、24・・・・・拡散板
Claims (1)
- 1、1次元のセンサーアレイがこのアレイ方向と直角な
方向に複数ライン有限距離を隔てて同一基盤上に配置さ
れた複数ラインセンサーと、被写体の像を該センサー上
に結像する結像光学系とを有するカラー画像読取り装置
において、該結像光学系と該センサー間の光路中に、被
写体からの光を回折効果により分光分離し上記アレイ直
角方向に複数色に色分解すると共にこの色分解光を各々
対応する各センサーアレイに導く為の1次元ブレーズド
回折格子が配置され、該1次元ブレーズド回折格子と前
記複数ラインセンサーとの間隔が所定値に固定され、且
つ1次元ブレーズド回折格子と前記結像光学系の位置関
係が調整可能であることを特徴とするカラー画像読取り
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2028673A JPH03234159A (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | カラー画像読取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2028673A JPH03234159A (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | カラー画像読取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03234159A true JPH03234159A (ja) | 1991-10-18 |
Family
ID=12255021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2028673A Pending JPH03234159A (ja) | 1990-02-08 | 1990-02-08 | カラー画像読取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03234159A (ja) |
-
1990
- 1990-02-08 JP JP2028673A patent/JPH03234159A/ja active Pending
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