JP2001111774A - カラー画像読取装置 - Google Patents
カラー画像読取装置Info
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- JP2001111774A JP2001111774A JP28573299A JP28573299A JP2001111774A JP 2001111774 A JP2001111774 A JP 2001111774A JP 28573299 A JP28573299 A JP 28573299A JP 28573299 A JP28573299 A JP 28573299A JP 2001111774 A JP2001111774 A JP 2001111774A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軸上から軸外にわたり副走査方向に色分解さ
れる複数の色光の間隔を等間隔とすることを可能とし、
よって、走査線の湾曲を無くすことを可能とするカラー
画像読取装置を提供する。 【解決手段】 複数のラインセンサを同一基板面上に配
置した受光手段、入射光束を複数の色光に色分解する1
次元ブレーズド回折格子より成る色分解手段、カラー画
像を色分解手段を介して受光手段に結像させる結像光学
系、カラー画像と受光手段を光学的に相対的に副走査方
向に移動させる手段、色分解手段により色分解された各
色光の波長の違いにより生じる受光手段の基板面上にお
ける結像位置の各色に対応したラインセンサ位置からの
ズレを無くす第1補正手段、第1の補正手段で発生する
主走査方向の曲りを補正する第2補正手段を備える。
れる複数の色光の間隔を等間隔とすることを可能とし、
よって、走査線の湾曲を無くすことを可能とするカラー
画像読取装置を提供する。 【解決手段】 複数のラインセンサを同一基板面上に配
置した受光手段、入射光束を複数の色光に色分解する1
次元ブレーズド回折格子より成る色分解手段、カラー画
像を色分解手段を介して受光手段に結像させる結像光学
系、カラー画像と受光手段を光学的に相対的に副走査方
向に移動させる手段、色分解手段により色分解された各
色光の波長の違いにより生じる受光手段の基板面上にお
ける結像位置の各色に対応したラインセンサ位置からの
ズレを無くす第1補正手段、第1の補正手段で発生する
主走査方向の曲りを補正する第2補正手段を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は1次元ブレーズド回
折格子を有するカラー画像読取装置に関するものであ
る。
折格子を有するカラー画像読取装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より原稿面上のカラー画像情報を光
学系を介してラインセンサ(CCD)面上に結像させて
このときのラインセンサからの出力信号を利用してカラ
ー画像情報をデジタル的に読み取る装置が種々と提案さ
れている。
学系を介してラインセンサ(CCD)面上に結像させて
このときのラインセンサからの出力信号を利用してカラ
ー画像情報をデジタル的に読み取る装置が種々と提案さ
れている。
【0003】例えば図3は従来のカラー画像読取装置の
光学系の副走査方向の断面図である。図3に示した様に
原稿台ガラス37上の原稿33を不図示のランプで照明
し、原稿33からの光束をミラー34、35、36を介
し結像レンズ31へ導きモノリシック3ラインセンサ3
2上に結像させている。ミラー34、35、36が副走
査方向(図3の左右方向)に移動しながら主走査方向
(図3を貫く方向)を電気的に走査することで2次元の
カラー画像情報を読み取っている。この時、ミラー3
5、36の移動量をミラー34の移動量の半分にするこ
とで原稿面33とモノリシック3ラインセンサ32との
間の光学距離を一定としている。
光学系の副走査方向の断面図である。図3に示した様に
原稿台ガラス37上の原稿33を不図示のランプで照明
し、原稿33からの光束をミラー34、35、36を介
し結像レンズ31へ導きモノリシック3ラインセンサ3
2上に結像させている。ミラー34、35、36が副走
査方向(図3の左右方向)に移動しながら主走査方向
(図3を貫く方向)を電気的に走査することで2次元の
カラー画像情報を読み取っている。この時、ミラー3
5、36の移動量をミラー34の移動量の半分にするこ
とで原稿面33とモノリシック3ラインセンサ32との
間の光学距離を一定としている。
【0004】図4は図3に示したモノリシック3ライン
センサ32の説明図であり、該モノリシック3ラインセ
ンサ32は図4に示すように3つのラインセンサ(CC
D)41、42、43を互いに平行となるように同一基
板面上に有限距離だけ離間して配置して成り、ラインセ
ンサ41、42、43面上には各々の色光に基づく不図
示の色フィルターが設けられている。
センサ32の説明図であり、該モノリシック3ラインセ
ンサ32は図4に示すように3つのラインセンサ(CC
D)41、42、43を互いに平行となるように同一基
板面上に有限距離だけ離間して配置して成り、ラインセ
ンサ41、42、43面上には各々の色光に基づく不図
示の色フィルターが設けられている。
【0005】また、各ラインセンサ41、42、43間
の間隔S1 、S2 は様々な製作上の条件から一般的に例
えば0.064〜0.2mm程度に設定されており、各
単一素子44の画素サイズW1×W2は例えば8μm×
8μm、10μm×10μm程度に設定されている。
の間隔S1 、S2 は様々な製作上の条件から一般的に例
えば0.064〜0.2mm程度に設定されており、各
単一素子44の画素サイズW1×W2は例えば8μm×
8μm、10μm×10μm程度に設定されている。
【0006】一方、図5に示すようにモノリシック3ラ
インセンサ32の中央のライン42から他の2つのライ
ン41、43までのライン間距離S1 、S2 は一般的に
互いに等距離となり、かつ副走査方向の画素サイズ(図
4参照)W2の整数倍になるように設定している。これ
は次の理由による。
インセンサ32の中央のライン42から他の2つのライ
ン41、43までのライン間距離S1 、S2 は一般的に
互いに等距離となり、かつ副走査方向の画素サイズ(図
4参照)W2の整数倍になるように設定している。これ
は次の理由による。
【0007】即ち、図5に示すように、通常の結像光学
系31のみを用いて上記に示したモノリシック3ライン
センサ32でカラー画像の読み取りを行う場合、3つの
ラインセンサ41、42、43で同時に読み取れる原稿
面33上の読取位置は同図に示す如く異なる3つの位置
41′、42′、43′となる。
系31のみを用いて上記に示したモノリシック3ライン
センサ32でカラー画像の読み取りを行う場合、3つの
ラインセンサ41、42、43で同時に読み取れる原稿
面33上の読取位置は同図に示す如く異なる3つの位置
41′、42′、43′となる。
【0008】この為、原稿面33上の任意の位置に対す
る3色(R、G、B)の各信号成分を同時に読み取るこ
とができず、それぞれ3ラインセンサで読み取った後
に、一致させて合成する必要が生じてくる。
る3色(R、G、B)の各信号成分を同時に読み取るこ
とができず、それぞれ3ラインセンサで読み取った後
に、一致させて合成する必要が生じてくる。
【0009】この合成のためには3ラインセンサ32の
各ライン間の距離S1 、S2 を各画素サイズW2の整数
倍となるように設定し、これに応じた冗長ラインメモリ
を具備した上で例えばB信号(B色光に基づく信号成
分)に対し各G、R信号(G、R色光に基づく信号成
分)をこの冗長ラインメモリにより遅延させることによ
って比較的容易に3色の合成信号成分を得ている。
各ライン間の距離S1 、S2 を各画素サイズW2の整数
倍となるように設定し、これに応じた冗長ラインメモリ
を具備した上で例えばB信号(B色光に基づく信号成
分)に対し各G、R信号(G、R色光に基づく信号成
分)をこの冗長ラインメモリにより遅延させることによ
って比較的容易に3色の合成信号成分を得ている。
【0010】従って上記の如く3ラインセンサ32の中
央のラインセンサ42から他の2つのラインセンサ4
1、43までの距離S1 、S2 を副走査方向の画素サイ
ズW2の整数倍となるように設定しているのである。
央のラインセンサ42から他の2つのラインセンサ4
1、43までの距離S1 、S2 を副走査方向の画素サイ
ズW2の整数倍となるように設定しているのである。
【0011】しかしながら上記に示したカラー画像読取
装置においては、3ラインセンサ32のライン間距離相
当に冗長ラインメモリを備えなければならないが、冗長
ラインメモリは高価であり、また、冗長ラインメモリを
複数個必要とするので、これはコスト的にみて極めて不
利となり、更に、装置全体が複雑化してくる等の問題点
があった。
装置においては、3ラインセンサ32のライン間距離相
当に冗長ラインメモリを備えなければならないが、冗長
ラインメモリは高価であり、また、冗長ラインメモリを
複数個必要とするので、これはコスト的にみて極めて不
利となり、更に、装置全体が複雑化してくる等の問題点
があった。
【0012】また、一般的に言って半導体プロセスにお
ける容易性から3ラインセンサの各ライン間の距離
S1 、S2 は等しい値がとられるのが望ましい。
ける容易性から3ラインセンサの各ライン間の距離
S1 、S2 は等しい値がとられるのが望ましい。
【0013】更に、図6に示すようにモノリシックな3
ラインセンサを受光手段(受光素子)32として用い、
結像光路中に色分解手段としての透過型1次元ブレーズ
ド回折格子61が形成された平板ガラス62を結像レン
ズ(投影レンズ)31の射出瞳から受光手段であるモノ
リシック3ラインセンサ32の面方向に離して配置し、
透過型1次元ブレーズド回折格子61による透過回折を
用いて色分解を行い、原稿面33の1ラインのカラー画
像情報をモノリシック3ラインセンサ32面上に副走査
方向に色分解して結像させる手法を用いて、カラー画像
情報を読み取るカラー画像読取装置が提案されている。
ラインセンサを受光手段(受光素子)32として用い、
結像光路中に色分解手段としての透過型1次元ブレーズ
ド回折格子61が形成された平板ガラス62を結像レン
ズ(投影レンズ)31の射出瞳から受光手段であるモノ
リシック3ラインセンサ32の面方向に離して配置し、
透過型1次元ブレーズド回折格子61による透過回折を
用いて色分解を行い、原稿面33の1ラインのカラー画
像情報をモノリシック3ラインセンサ32面上に副走査
方向に色分解して結像させる手法を用いて、カラー画像
情報を読み取るカラー画像読取装置が提案されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記色分解手段として
透過型1次元ブレーズド回折格子を用いたカラー画像読
取装置においては、以下に示す課題があった。
透過型1次元ブレーズド回折格子を用いたカラー画像読
取装置においては、以下に示す課題があった。
【0015】色分解系によって色分解される各色の読取
波長域には、ピーク波長、半値波長幅、各色のオーバー
ラップ量等に対する制約が発生してくる。その1例とし
て図7に示す波長特性を読取系の理想的な波長特性とし
たとき、透過型1次元ブレーズド回折格子のピッチをい
かに設定しようとも±1次回折光の0次回折光に対する
角度は一致せず非対称性が残る。その為3ラインセンサ
面上で各色光の間隔(色光間隔)が異なってくる。すな
わち、図6を参照すると、間隔S1 とS2とはS1 ≠S
2 の関係にある。
波長域には、ピーク波長、半値波長幅、各色のオーバー
ラップ量等に対する制約が発生してくる。その1例とし
て図7に示す波長特性を読取系の理想的な波長特性とし
たとき、透過型1次元ブレーズド回折格子のピッチをい
かに設定しようとも±1次回折光の0次回折光に対する
角度は一致せず非対称性が残る。その為3ラインセンサ
面上で各色光の間隔(色光間隔)が異なってくる。すな
わち、図6を参照すると、間隔S1 とS2とはS1 ≠S
2 の関係にある。
【0016】従って、従来はモノリシック3ラインセン
サの副走査方向のライン間隔(センサ間隔)を非対称に
した、一般的な等ライン間隔ではない特殊なセンサの作
成が必要とされていた。
サの副走査方向のライン間隔(センサ間隔)を非対称に
した、一般的な等ライン間隔ではない特殊なセンサの作
成が必要とされていた。
【0017】また、上記回折角の非対称性の問題を解決
する方法として次に挙げる提案がなされている。これを
図8を参照して説明する。
する方法として次に挙げる提案がなされている。これを
図8を参照して説明する。
【0018】図8(a)を参照すると、結像光学系31
の光軸に対して透過型1次元ブレーズド回折格子61が
形成された平板ガラス62を傾斜して配置することによ
り、回折角の波長の違い(色)により発生する副走査方
向の結像位置(集光位置)のズレを、波長の違いによる
屈折率の差を利用して各色光の光路を変化させることに
より補正し、3ラインセンサ32面上で副走査方向に色
分解される色光の間隔が等間隔となるようにしている。
また、ここでは図示していないが、分散を発生させ補正
する手段としてはプリズムを用いたものでも上記効果は
同じである。
の光軸に対して透過型1次元ブレーズド回折格子61が
形成された平板ガラス62を傾斜して配置することによ
り、回折角の波長の違い(色)により発生する副走査方
向の結像位置(集光位置)のズレを、波長の違いによる
屈折率の差を利用して各色光の光路を変化させることに
より補正し、3ラインセンサ32面上で副走査方向に色
分解される色光の間隔が等間隔となるようにしている。
また、ここでは図示していないが、分散を発生させ補正
する手段としてはプリズムを用いたものでも上記効果は
同じである。
【0019】しかし、上記提案に於いては、ある副走査
断面1つをとってみれば補正が成立するが、主走査方向
を考慮すると以下に示す問題が発生する。
断面1つをとってみれば補正が成立するが、主走査方向
を考慮すると以下に示す問題が発生する。
【0020】すなわち、図8(b)に示す様に軸上光線
と軸外光線とでは傾斜平板ガラス62に入射する角度が
主走査方向で異なり、その為原稿面33上で主走査方向
に延びた同じ次数の色光は湾曲された曲線状となってラ
インセンサ32上に結像される。
と軸外光線とでは傾斜平板ガラス62に入射する角度が
主走査方向で異なり、その為原稿面33上で主走査方向
に延びた同じ次数の色光は湾曲された曲線状となってラ
インセンサ32上に結像される。
【0021】逆にラインセンサ32上の直線を基準にし
てみると、ラインセンサ32が読み取る位置が原稿面3
3上で湾曲したものとなり、良質の画像を得るどころ
か、混色防止のための狭小スリット63で光束がけられ
るという問題があった。
てみると、ラインセンサ32が読み取る位置が原稿面3
3上で湾曲したものとなり、良質の画像を得るどころ
か、混色防止のための狭小スリット63で光束がけられ
るという問題があった。
【0022】尚、図9に示すように、結像レンズ31を
テレセントリックなものとし、軸上から最軸外にわたり
傾斜平板ガラス62に入射する角度を垂直とすることに
より上記問題は解決されるが、テレセントリックな結像
レンズにより通常の結像レンズと同等の結像性能を得よ
うとすると、レンズの枚数が増えコンパクトにできない
という別の問題が発生する。
テレセントリックなものとし、軸上から最軸外にわたり
傾斜平板ガラス62に入射する角度を垂直とすることに
より上記問題は解決されるが、テレセントリックな結像
レンズにより通常の結像レンズと同等の結像性能を得よ
うとすると、レンズの枚数が増えコンパクトにできない
という別の問題が発生する。
【0023】よって本発明は色分解手段としての1次元
ブレーズド回折格子を用いてカラー画像を複数の色光に
色分解して各々の色光を受光手段(モノリシック3ライ
ンセンサ)面上に導光して、該受光手段によりカラー画
像を読み取るカラー画像読み取り装置において、軸上か
ら軸外にわたり副走査方向に色分解される複数の色光の
間隔を等間隔とすることを可能とし、よって、走査線の
湾曲を無くすことを可能とするカラー画像読取装置を提
供することを目的とする。
ブレーズド回折格子を用いてカラー画像を複数の色光に
色分解して各々の色光を受光手段(モノリシック3ライ
ンセンサ)面上に導光して、該受光手段によりカラー画
像を読み取るカラー画像読み取り装置において、軸上か
ら軸外にわたり副走査方向に色分解される複数の色光の
間隔を等間隔とすることを可能とし、よって、走査線の
湾曲を無くすことを可能とするカラー画像読取装置を提
供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明によるカラー画像
読取装置は、複数のラインセンサを同一基板面上に配置
した受光手段と、入射光束を複数の色光に色分解する1
次元ブレーズド回折格子より成る色分解手段と、カラー
画像を前記色分解手段を介して前記受光手段に結像させ
るための結像光学系と、前記カラー画像と前記受光手段
とを光学的に相対的に副走査方向に移動させる手段と、
前記色分解手段により色分解された各色光の波長の違い
により生じる前記受光手段の基板面上における結像位置
の各色に対応したラインセンサ位置からのズレを、波長
の違いによる屈折率の差を利用して各色光の光路を変化
させ、前記受光手段の基板面上で副走査方向に色分解さ
れる複数の色光の間隔を等間隔となるように補正するこ
とにより無くす第1の補正手段と、前記第1の補正手段
で発生する主走査方向の曲りを補正する第2の補正手段
と、を備えることを特徴とする。
読取装置は、複数のラインセンサを同一基板面上に配置
した受光手段と、入射光束を複数の色光に色分解する1
次元ブレーズド回折格子より成る色分解手段と、カラー
画像を前記色分解手段を介して前記受光手段に結像させ
るための結像光学系と、前記カラー画像と前記受光手段
とを光学的に相対的に副走査方向に移動させる手段と、
前記色分解手段により色分解された各色光の波長の違い
により生じる前記受光手段の基板面上における結像位置
の各色に対応したラインセンサ位置からのズレを、波長
の違いによる屈折率の差を利用して各色光の光路を変化
させ、前記受光手段の基板面上で副走査方向に色分解さ
れる複数の色光の間隔を等間隔となるように補正するこ
とにより無くす第1の補正手段と、前記第1の補正手段
で発生する主走査方向の曲りを補正する第2の補正手段
と、を備えることを特徴とする。
【0025】また、本発明によるカラー画像読取装置
は、上記のカラー画像読取装置において、前記第1の補
正手段は前記結像光学系の光軸に対して傾斜させた平板
ガラスであることを特徴とする。
は、上記のカラー画像読取装置において、前記第1の補
正手段は前記結像光学系の光軸に対して傾斜させた平板
ガラスであることを特徴とする。
【0026】更に、本発明によるカラー画像読取装置
は、上記のカラー画像読取装置において、前記第1の補
正手段はプリズムであることを特徴とする。
は、上記のカラー画像読取装置において、前記第1の補
正手段はプリズムであることを特徴とする。
【0027】更に、本発明によるカラー画像読取装置
は、上記のカラー画像読取装置において、前記第2の補
正手段は前記結像光学系の光軸に対して傾斜させた平板
ガラスであることを特徴とする。
は、上記のカラー画像読取装置において、前記第2の補
正手段は前記結像光学系の光軸に対して傾斜させた平板
ガラスであることを特徴とする。
【0028】更に、本発明によるカラー画像読取装置
は、上記のカラー画像読取装置において、前記第2の補
正手段は凸面又は凹面のミラーであることを特徴とす
る。
は、上記のカラー画像読取装置において、前記第2の補
正手段は凸面又は凹面のミラーであることを特徴とす
る。
【0029】更に、本発明によるカラー画像読取装置
は、上記のカラー画像読取装置において、前記第1の補
正手段である光学部材のガラスのアッベ数は前記第2の
補正手段である光学部材のガラスのアッベ数よりも小さ
いことを特徴とする。
は、上記のカラー画像読取装置において、前記第1の補
正手段である光学部材のガラスのアッベ数は前記第2の
補正手段である光学部材のガラスのアッベ数よりも小さ
いことを特徴とする。
【0030】更に、本発明によるカラー画像読取装置
は、上記のカラー画像読取装置において、前記1次元ブ
レーズド回折格子は前記第1又は第2の補正部材と一体
で構成されていることを特徴とする。
は、上記のカラー画像読取装置において、前記1次元ブ
レーズド回折格子は前記第1又は第2の補正部材と一体
で構成されていることを特徴とする。
【0031】更に、本発明によるカラー画像読取装置
は、上記のカラー画像読取装置において、前記1次元ブ
レーズド回折格子の格子ピッチは入射画角に応じて変化
していることを特徴とする。
は、上記のカラー画像読取装置において、前記1次元ブ
レーズド回折格子の格子ピッチは入射画角に応じて変化
していることを特徴とする。
【0032】更に、本発明によるカラー画像読取装置
は、上記のカラー画像読取装置において、前記1次元ブ
レーズド回折格子の格子深さは入射画角に応じて変化し
ていることを特徴とする。
は、上記のカラー画像読取装置において、前記1次元ブ
レーズド回折格子の格子深さは入射画角に応じて変化し
ていることを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]図1(a)は
本発明の第1の実施形態の要部側面図(副走査断面図)
である。図1(a)において、1は結像レンズであり、
カラー画像が形成されている原稿10からの光束を後述
する透過型の1次元ブレーズド回折格子4等を介して受
光手段(モノリシック3ラインセンサ)5の面上に結像
させている。
本発明の第1の実施形態の要部側面図(副走査断面図)
である。図1(a)において、1は結像レンズであり、
カラー画像が形成されている原稿10からの光束を後述
する透過型の1次元ブレーズド回折格子4等を介して受
光手段(モノリシック3ラインセンサ)5の面上に結像
させている。
【0034】5は受光手段であり、3つのラインセンサ
(CCD)を互いに平行となるように等間隔に同一基板
面上に配置したモノリシック3ラインセンサより成って
おり、各ラインセンサの1画素の寸法は8μm×8μm
であり、隣接するラインセンサは、画素の寸法を基準と
して、8ライン分の間隔を隔てて配設されている。
(CCD)を互いに平行となるように等間隔に同一基板
面上に配置したモノリシック3ラインセンサより成って
おり、各ラインセンサの1画素の寸法は8μm×8μm
であり、隣接するラインセンサは、画素の寸法を基準と
して、8ライン分の間隔を隔てて配設されている。
【0035】4は色分解手段である透過型の1次元ブレ
ーズド回折格子であり、本実施形態に於いては第1の補
正部材2と一体で構成することで部品点数の削減を行っ
ている。
ーズド回折格子であり、本実施形態に於いては第1の補
正部材2と一体で構成することで部品点数の削減を行っ
ている。
【0036】この透過型の1次元ブレーズド回折格子4
は、原稿10からの光束をラインセンサの画素の並び方
向と直交する方向に沿って所定の色光、例えばR
(赤)、G(緑)、B(青)の3原色の色光に分解して
いる。
は、原稿10からの光束をラインセンサの画素の並び方
向と直交する方向に沿って所定の色光、例えばR
(赤)、G(緑)、B(青)の3原色の色光に分解して
いる。
【0037】ここでは図7に示した回折効率をもって−
1次光でB色光、0次光でR色光、+1次光でG色光を
得ている。前述の1画素の寸法8μm×8μmを基準と
して計測したときに互いに8ライン間隔隔てて並ぶ3つ
のラインセンサより成るモノリシック3ラインセンサ5
上に色分解する為に、光軸上の格子ピッチを191μm
として最軸外の格子ピッチを207μmとするように、
格子ピッチを入射画角に応じて変化させ、1次元ブレー
ズド回折格子4をモノリシック3ラインセンサから2
7.3mm離して配置することで所望の色分解特性を得
ている。
1次光でB色光、0次光でR色光、+1次光でG色光を
得ている。前述の1画素の寸法8μm×8μmを基準と
して計測したときに互いに8ライン間隔隔てて並ぶ3つ
のラインセンサより成るモノリシック3ラインセンサ5
上に色分解する為に、光軸上の格子ピッチを191μm
として最軸外の格子ピッチを207μmとするように、
格子ピッチを入射画角に応じて変化させ、1次元ブレー
ズド回折格子4をモノリシック3ラインセンサから2
7.3mm離して配置することで所望の色分解特性を得
ている。
【0038】すなわち、テレセントリックでない結像レ
ンズを用いているため、軸上主光線の格子面からライン
センサまでの距離と、軸外主光線の格子面からラインセ
ンサまでの距離との違いによりラインセンサ上における
±1次光の変位のずれを格子ピットを変化させることに
より補正している。
ンズを用いているため、軸上主光線の格子面からライン
センサまでの距離と、軸外主光線の格子面からラインセ
ンサまでの距離との違いによりラインセンサ上における
±1次光の変位のずれを格子ピットを変化させることに
より補正している。
【0039】また、格子ピッチを入射画角に応じて変化
させるとともに、格子深さも入射画角に応じて変化させ
ても良い。格子深さを変化させるのは、回折格子に入射
する光線の入射角度により変化する回折効率を、格子深
さによる回折効率の変化によりキャンセルさせるためで
ある。
させるとともに、格子深さも入射画角に応じて変化させ
ても良い。格子深さを変化させるのは、回折格子に入射
する光線の入射角度により変化する回折効率を、格子深
さによる回折効率の変化によりキャンセルさせるためで
ある。
【0040】また、第1の補正部材である平板ガラス2
はS−TIH11材(OHARA社製)より成るもの
で、その厚さは3.0mmであり、結像レンズ1の光軸
に対し21.0°傾斜させている。なお、第1の補正部
材として平板ガラスの代わりにプリズムを用いても良
い。
はS−TIH11材(OHARA社製)より成るもの
で、その厚さは3.0mmであり、結像レンズ1の光軸
に対し21.0°傾斜させている。なお、第1の補正部
材として平板ガラスの代わりにプリズムを用いても良
い。
【0041】3は第1の補正部材である平板ガラス2で
発生する主走査方向の読み取り走査線の曲りを補正する
第2の補正部材であるS−BSL7(OHARA社製)
より成る厚さが3.0mmの平板ガラスであり、結像レ
ンズ5の光軸に対し第1の補正部材である平板ガラス2
と逆方向に25.0°傾斜している。ここで第2の補正
部材である平板ガラス3は回折角の非対称性を補正する
第1の補正部材である平板ガラス2の補正効果をキャン
セルするように作用するが、それぞれの光学部材の硝材
を、第1の補正部材のガラスのアッベ数<第2の補正部
材のガラスのアッベ数…式とすることで回折角の非対
称性と走査線の曲りを同時に補正することが可能とな
る。また、式を満す材質であれば基本的な補正効果は
問題ないがアッベ数の差が小さいとそれぞれの補正部材
の傾斜角が大きくなり、光軸上でも非点収差が大きく発
生し、結像性能に悪影響を及ぼす。よってアッベ数の差
をできるだけ大きく離した硝材の選択が好ましい。
発生する主走査方向の読み取り走査線の曲りを補正する
第2の補正部材であるS−BSL7(OHARA社製)
より成る厚さが3.0mmの平板ガラスであり、結像レ
ンズ5の光軸に対し第1の補正部材である平板ガラス2
と逆方向に25.0°傾斜している。ここで第2の補正
部材である平板ガラス3は回折角の非対称性を補正する
第1の補正部材である平板ガラス2の補正効果をキャン
セルするように作用するが、それぞれの光学部材の硝材
を、第1の補正部材のガラスのアッベ数<第2の補正部
材のガラスのアッベ数…式とすることで回折角の非対
称性と走査線の曲りを同時に補正することが可能とな
る。また、式を満す材質であれば基本的な補正効果は
問題ないがアッベ数の差が小さいとそれぞれの補正部材
の傾斜角が大きくなり、光軸上でも非点収差が大きく発
生し、結像性能に悪影響を及ぼす。よってアッベ数の差
をできるだけ大きく離した硝材の選択が好ましい。
【0042】図1(b)は1次元ブレーズド回折格子と
第2の補正部材とが一体で構成されている場合の実施例
を示している。図1(a)に示した要部と同一要素には
同一の符号を付している。本実施例に於いては、第2の
補正部材である厚さ3mmの平板ガラス3(S−BSL
7)上に1次元ブレーズド回折格子を形成し、且つ2
1.6度傾斜させて配置している。また、第1の補正部
材2は厚さ3mmの平板ガラス(S−T1H11)を逆
に21.9度傾斜させている。更にモノリシック3ライ
ンセンサ5上に色分解する為に、光軸上の格子ピッチを
191μmとして最軸外の格子ピッチを206μmとす
るように、格子ピッチを入射角に応じて変化させ、1次
元ブレーズド回折格子4をモノリシック3ラインセンサ
から24.5mm離して配置することで所望の色分解特
性を得ている。この様に配置することにより、1次元ブ
レーズド回折格子で色分解された各色光の波長の違いに
より生ずる受光手段面上における結像位置のズレと、第
1の補正手段で発生する走査線の曲りを同時に補正する
ことが可能となる。
第2の補正部材とが一体で構成されている場合の実施例
を示している。図1(a)に示した要部と同一要素には
同一の符号を付している。本実施例に於いては、第2の
補正部材である厚さ3mmの平板ガラス3(S−BSL
7)上に1次元ブレーズド回折格子を形成し、且つ2
1.6度傾斜させて配置している。また、第1の補正部
材2は厚さ3mmの平板ガラス(S−T1H11)を逆
に21.9度傾斜させている。更にモノリシック3ライ
ンセンサ5上に色分解する為に、光軸上の格子ピッチを
191μmとして最軸外の格子ピッチを206μmとす
るように、格子ピッチを入射角に応じて変化させ、1次
元ブレーズド回折格子4をモノリシック3ラインセンサ
から24.5mm離して配置することで所望の色分解特
性を得ている。この様に配置することにより、1次元ブ
レーズド回折格子で色分解された各色光の波長の違いに
より生ずる受光手段面上における結像位置のズレと、第
1の補正手段で発生する走査線の曲りを同時に補正する
ことが可能となる。
【0043】[第2の実施形態]図2は本発明の第2の
実施形態の要部側面図(副走査断面図)である。同図に
おいて図1に示した要部と同一要素には同一の符号を付
している。
実施形態の要部側面図(副走査断面図)である。同図に
おいて図1に示した要部と同一要素には同一の符号を付
している。
【0044】第2の実施形態が第1の実施形態1と異な
る点は、第2の補正部材3を除去して、代わりに、読み
取り走査線の曲りを凹面ミラー12で補正したことであ
る。本実施形態では結像レンズ1やモノリシック3ライ
ンセンサ5が固定配置され、ミラー8、9、12が移動
するミラー走査型のカラー画像読取装置を例に取ってい
るが、これに限定されることなく、ミラー、結像レン
ズ、センサが1つのキャリッジに配置され、キャリッジ
が移動するキャリッジ走査型のカラー画像読取装置にも
適応できる。尚、図2のような光学部品の配置の時、第
1ミラー12で補正する為には面を凹面に、第2ミラー
8で補正する為には面を凹面に、第3ミラー9で補正す
る為には面を凸面にすればよい。
る点は、第2の補正部材3を除去して、代わりに、読み
取り走査線の曲りを凹面ミラー12で補正したことであ
る。本実施形態では結像レンズ1やモノリシック3ライ
ンセンサ5が固定配置され、ミラー8、9、12が移動
するミラー走査型のカラー画像読取装置を例に取ってい
るが、これに限定されることなく、ミラー、結像レン
ズ、センサが1つのキャリッジに配置され、キャリッジ
が移動するキャリッジ走査型のカラー画像読取装置にも
適応できる。尚、図2のような光学部品の配置の時、第
1ミラー12で補正する為には面を凹面に、第2ミラー
8で補正する為には面を凹面に、第3ミラー9で補正す
る為には面を凸面にすればよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1次元ブレーズド回折格子より成る色分解手段を有する
カラー画像読取装置に於いて、色分解手段により色分解
された各色光の波長の違いにより生じる受光手段面上に
おける結像位置のズレを第1の補正手段で補正し、第1
の補正手段は波長の違いによる屈折率の差を利用して各
色光の光路を変化させ、受光手段面上で副走査方向に色
分解される複数の色光の間隔を等間隔となるようにして
いるとともに、第1の補正手段で発生する読み取り走査
線の曲りを第2の補正手段で補正している。これにより
画像品質を劣化させることなく通常の等ライン間隔のラ
インセンサを使用することが可能となり、高品位なカラ
ー画像を読み取るカラー画像読取装置を達成することが
できる。
1次元ブレーズド回折格子より成る色分解手段を有する
カラー画像読取装置に於いて、色分解手段により色分解
された各色光の波長の違いにより生じる受光手段面上に
おける結像位置のズレを第1の補正手段で補正し、第1
の補正手段は波長の違いによる屈折率の差を利用して各
色光の光路を変化させ、受光手段面上で副走査方向に色
分解される複数の色光の間隔を等間隔となるようにして
いるとともに、第1の補正手段で発生する読み取り走査
線の曲りを第2の補正手段で補正している。これにより
画像品質を劣化させることなく通常の等ライン間隔のラ
インセンサを使用することが可能となり、高品位なカラ
ー画像を読み取るカラー画像読取装置を達成することが
できる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係るカラー画像読取
装置の副走査断面図である。
装置の副走査断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るカラー画像読取
装置の副走査断面図である。
装置の副走査断面図である。
【図3】従来のカラー画像読取装置の副走査断面図であ
る。
る。
【図4】モノリシック3ラインセンサを説明する図であ
る。
る。
【図5】従来のカラー画像読取装置の結像レンズとライ
ンセンサの位置関係を示す図である。
ンセンサの位置関係を示す図である。
【図6】1次元ブレーズド回折格子を用いた従来例によ
るカラー画像読取装置の副走査断面図である。
るカラー画像読取装置の副走査断面図である。
【図7】1次元ブレーズド回折格子の回折効率を示すグ
ラフである。
ラフである。
【図8】1次元ブレーズド回折格子を用いた別の従来例
によるカラー画像読取装置の副走査断面図である。
によるカラー画像読取装置の副走査断面図である。
【図9】テレセントリック光学系を用いた時の走査線の
曲りについて説明する為の図である。
曲りについて説明する為の図である。
1 結像レンズ 2 第1の補正部材 3 第2の補正部材 4 1次元ブレーズド回折格子 5 モノリシック3ラインセンサ 6 狭小スリット 7、8、9 ミラー 10 原稿 11 原稿台ガラス 12 凹面ミラー 31 結像レンズ 32 モノリシック3ラインセンサ 33 原稿 34、35、36 ミラー 37 原稿台ガラス 41、42、43 ラインセンサ 44 単素子 41′、42′、43′ 3ライン 61 1次元ブレーズド回折格子 62 基板ガラス 63 狭小スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 浩 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H049 AA50 AA53 AA58 AA60 AA63 AA65 5C051 AA01 BA03 DA03 DB01 DB04 DB24 DC02 DE19 EA01 5C072 AA01 BA17 BA19 DA04 DA20 EA05 LA02 MB01 QA03 QA17 UA18
Claims (9)
- 【請求項1】 複数のラインセンサを同一基板面上に配
置した受光手段と、 入射光束を複数の色光に色分解する1次元ブレーズド回
折格子より成る色分解手段と、 カラー画像を前記色分解手段を介して前記受光手段に結
像させるための結像光学系と、 前記カラー画像と前記受光手段とを光学的に相対的に副
走査方向に移動させる手段と、 前記色分解手段により色分解された各色光の波長の違い
により生じる前記受光手段の基板面上における結像位置
の各色に対応したラインセンサ位置からのズレを、波長
の違いによる屈折率の差を利用して各色光の光路を変化
させ、前記受光手段の基板面上で副走査方向に色分解さ
れる複数の色光の間隔を等間隔となるように補正するこ
とにより無くす第1の補正手段と、 前記第1の補正手段で発生する主走査方向の曲りを補正
する第2の補正手段と、 を備えることを特徴とするカラー画像読取装置。 - 【請求項2】 前記第1の補正手段は前記結像光学系の
光軸に対して傾斜させた平板ガラスであることを特徴と
する請求項1に記載のカラー画像読取装置。 - 【請求項3】 前記第1の補正手段はプリズムであるこ
とを特徴とする請求項1に記載のカラー画像読取装置。 - 【請求項4】 前記第2の補正手段は前記結像光学系の
光軸に対して傾斜させた平板ガラスであることを特徴と
する請求項2又は3に記載のカラー画像読取装置。 - 【請求項5】 前記第2の補正手段は凸面又は凹面のミ
ラーであることを特徴とする請求項2又は3に記載のカ
ラー画像読取装置。 - 【請求項6】 前記第1の補正手段である光学部材のガ
ラスのアッベ数は前記第2の補正手段である光学部材の
ガラスのアッベ数よりも小さいことを特徴とする請求項
4に記載のカラー画像読取装置。 - 【請求項7】 前記1次元ブレーズド回折格子は前記第
1又は第2の補正部材と一体で構成されていることを特
徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のカラー
画像読取装置。 - 【請求項8】 前記1次元ブレーズド回折格子の格子ピ
ッチは入射画角に応じて変化していることを特徴とする
請求項1乃至7のいずれか1項に記載のカラー画像読取
装置。 - 【請求項9】 前記1次元ブレーズド回折格子の格子深
さは入射画角に応じて変化していることを特徴とする請
求項8に記載のカラー画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28573299A JP2001111774A (ja) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | カラー画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28573299A JP2001111774A (ja) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | カラー画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001111774A true JP2001111774A (ja) | 2001-04-20 |
Family
ID=17695333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28573299A Pending JP2001111774A (ja) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | カラー画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001111774A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1909480A1 (fr) * | 2006-10-04 | 2008-04-09 | SAGEM Sécurité | Scanner à défilement |
-
1999
- 1999-10-06 JP JP28573299A patent/JP2001111774A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1909480A1 (fr) * | 2006-10-04 | 2008-04-09 | SAGEM Sécurité | Scanner à défilement |
FR2906959A1 (fr) * | 2006-10-04 | 2008-04-11 | Sagem Defense Securite | Scanner a defilement. |
US8149481B2 (en) | 2006-10-04 | 2012-04-03 | Sagem Scurite | Scanner that scans to film |
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