JPH05110881A - カラー読取装置 - Google Patents

カラー読取装置

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JPH05110881A
JPH05110881A JP3270989A JP27098991A JPH05110881A JP H05110881 A JPH05110881 A JP H05110881A JP 3270989 A JP3270989 A JP 3270989A JP 27098991 A JP27098991 A JP 27098991A JP H05110881 A JPH05110881 A JP H05110881A
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JP3270989A
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Tadakazu Kusunoki
忠和 楠
Yoshiharu Suzuki
祥治 鈴木
Masahiro Mori
雅博 森
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、カラー読取装置に関し、白黒画像
を読み取った際に細い線状のパターンに伴って現れる色
ずれを補正することを目的とする。 【構成】 ラインイメージセンサ111により、原稿1
01上の線状の領域の白黒画像を複数の色成分に分解し
ながら読み取って、各画素における各色成分の強度を示
す画像データを出力する画像読取手段112と、1ライ
ンの画像データから、少なくとも1つの成分の値が両端
部分で一定であり、かつ、同一である所定の幅の補正対
象領域を検出する検出手段113と、補正対象領域の画
像データのピーク値と両端の画素の画像データから原画
像のピーク値を推定し、補正データとして送出する補正
データ生成手段114と、検出信号に応じて、補正対象
領域の所定の1画素の画像データを補正データに置き換
え、他の画素の画像データを両端の画素の画像データに
置き換えて送出する置換手段115とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー読取装置に関
し、特に、読み取り画像の補正を行うようにしたカラー
読取装置に関する。
【0002】カラー読取装置は、ファクシミリ装置やコ
ンピュータへの画像入力装置として用いられており、例
えば電荷結合素子(CCD)などを用いたラインイメー
ジセンサによって、カラー画像をR(赤),G(緑),
B(青)の各成分の強度分布として測定して読み取るも
のが知られている。
【0003】このようなカラー読取装置においては、例
えば、カタログやパンフレットなどのように、カラー画
像と白黒で表現された文書や線画などとが混在したもの
を読み取る場合があり、カラー画像とともに文書などの
白黒の二値画像を高精度で読み取ることが要望されてい
る。
【0004】
【従来の技術】図12にカラー読取装置に用いられてい
るフィルタ切換型のカラー読取機構の構成を示す。
【0005】図12において、原稿611上の線状の部
分(以下、読取ラインと称する)613は、蛍光灯など
の照明装置612によって照明されている。この読取ラ
イン613からの反射光は、レンズ614によってセン
サ(例えばCCDラインイメージセンサ)615上に結
像されている。
【0006】また、それぞれ赤色(R)成分,緑色
(G)成分,青色(B)成分を透過させるフィルタ62
1r,621g,621bを備えており、原稿611か
らセンサ615への光路に、上述したフィルタ621
r,621g,621bのいずれかを選択的に挿入する
構成となっている(図12は、フィルタ621gが光路
中に挿入された状態を示している)。すなわち、光路中
に挿入するフィルタを切り換えることにより、センサ6
15に到達する光の色成分を切り換えて、読取ライン6
13からの反射光の各色成分の強度分布を時分割で測定
し、読取ライン613上のカラー画像の読み取りを行う
構成となっている。
【0007】また、その後、原稿611を読取ライン6
13に垂直な副走査方向(図12において矢印Aで示
す)に所定の長さだけ移動し、同様の処理を繰り返して
2次元のカラー画像の読み取りを行う。
【0008】別のカラー読取機構の例として、図13に
密着型のカラー読取機構の構成を示す。上述したフィル
タ切換型のカラー読取機構と同様に、原稿611上の読
取ライン613が、蛍光灯などの照明装置612によっ
て照明されている。この読取ライン613に密着して、
直径1mm程度の複数のレンズを一列に並べて構成された
ロッドレンズアレイ714が配置されており、このロッ
ドレンズアレイ714が、上述した読取ライン613か
らの反射光をCCDラインイメージセンサなどのセンサ
715上に結像する構成となっている。
【0009】ここで、上述したセンサ715の各素子の
並びの方向の長さは、原稿611の幅と同等となってい
る。また、読取ライン613上の各画素には、センサ7
15上の3つの素子の組が対応しており、これらの3つ
の素子のそれぞれは、図14に示すように、R,G,B
成分をそれぞれ分解色とするフィルタで覆われている。
従って、これらの3つの素子は、読取ライン613上の
対応する画素からの反射光の強度を測定するカラーセン
サとなっており、これらの3つの素子により、対応する
画素のカラー画像をR,G,B成分に色分解して読み取
る構成となっている。
【0010】この場合は、読取ライン613上の各画素
のカラー画像からの反射光のR,G,B成分の強度分布
を同時に読み取ることができるので、カラー画像の読取
の高速化が可能である。
【0011】また、1ラインの読取動作の終了後、原稿
611を読取ライン613に垂直な副走査方向(図12
において矢印Bで示す)に所定の長さだけ移動し、同様
の処理を繰り返して2次元のカラー画像の読み取りが行
われる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来方式にあっては、カラー画像を一旦R,G,Bの各成
分に分解して各成分の強度分布を測定し、その後、これ
らの測定結果を合成してカラー画像を得ている。ここ
で、各分解色の測定結果には、レンズ614およびロッ
ドレンズアレイ714などの結像用光学系の収差などに
よる誤差が含まれており、これらの誤差は分解色ごとに
異なっている。
【0013】例えば、図11に示したフィルタ切換型の
カラー読取機構は、読取ライン613を縮小した像をセ
ンサ615上に結ぶ縮小光学系である。このため、レン
ズ614の色収差が大きく、センサ615上における結
像状態および結像位置は、各分解色ごとに異なってい
る。また、各分解色ごとの読み取りが時間差をもって行
われるため、原稿611を副走査方向に移動させながら
読み取りを行う場合には、各分解色ごとに副走査方向の
読取位置が異なっている。
【0014】また、図12に示した密着型のカラー読取
機構においては、読取ライン613上の1画素に対応す
るセンサ715の3つの素子の読取位置が、主走査方向
にそれぞれ1/3画素ずつ異なっているため、ロッドレ
ンズアレイ714の収差に加えて、各色成分の読取位置
の違いが読取誤差となる。
【0015】このように、各分解色の測定結果はさまざ
まな測定誤差を含んでいるため、これらの測定結果を合
成した得たカラー画像には、必然的に色ずれが発生す
る。この色ずれは、風景写真や人物などのカラー画像を
読み取った際にはあまり目立たないが、文書や線画など
の二値画像においては、読取画像の顕著な劣化として人
間の眼に捉えられてしまう。
【0016】特に、上述した密着型のカラー読取機構を
用いた場合には、副走査方向の細い線画などのパターン
に伴って、RGB各成分に対応する素子の主走査方向の
読取位置の違いによる色ずれが顕著に現れる。
【0017】例えば、図15(a) に、1画素分の幅の矩
形波状の濃度分布を有する矩形画像を示し、図15(b)
に、この矩形画像を読み取って得られる画像データの各
色成分の値の分布を示す。但し、図15において、横軸
は、主走査方向の位置を画素単位に示したものである。
【0018】図15(b) に示したように、読取画像の各
色成分の強度分布は、結像光学系の収差などにより、像
がぼけて主走査方向に拡がってピーク値が低くなるた
め、読取画像のコントラストは低くなっている。また、
各色成分の強度分布がずれながら重なりあっている領域
(以下、色ずれ領域と称する)において、各色成分の値
に生じた差異は、人間の視覚によって、本来ないはずの
色(偽色)として敏感に捉えられ、文書やグラフなどの
読取画像の品質が著しく劣化した印象を与えてしまう。
【0019】上述したような色ずれを防止する方法とし
ては、各分解色ごとの誤差の要因(色収差など)を究明
し、これらの要因に基づいて、各分解色ごとの誤差を解
析的に評価して、測定結果を補正する方法がある。しか
しながら、カラー読取装置は、多数の構成要素から構成
されているため、多数の要因があり、全ての要因を考慮
して、補正量を解析的に求めることは困難である。
【0020】本発明は、細い線画などに伴って現れる色
ずれを補正するカラー読取装置を提供することを目的と
する。
【0021】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理ブ
ロック図である。請求項1の発明は、ラインイメージセ
ンサ111を構成する各受光素子に対応する画素ごと
に、原稿101上の線状の領域の白黒画像を複数の色成
分に分解しながら読み取って、各画素における各色成分
の強度を示す成分からなる1ラインの画像データを出力
する画像読取手段112と、原稿101上の線状の領域
に対応する画像データから、少なくとも1つの成分の値
が両端部分の複数画素にわたって一定であり、かつ、同
一である所定の幅の補正対象領域を検出する検出手段1
13と、補正対象領域の画像データに含まれるピーク値
と両端の画素の画像データとに基づいて、原画像のピー
ク値を推定し、補正データとして送出する補正データ生
成手段114と、検出手段113によって補正対象領域
が検出された旨を示す検出信号に応じて、補正対象領域
の所定の1画素の画像データを補正データに置き換える
とともに、他の画素の画像データを両端の画素の画像デ
ータに置き換えて送出する置換手段115とを備えたこ
とを特徴とする。
【0022】図2は、請求項2および請求項3のカラー
読取装置の構成を示す図である。請求項2の発明は、点
光源に相当するパターンを少なくとも1つ有する基準パ
ターン102と、ラインイメージセンサ111を構成す
る各受光素子に対応する画素ごとに、原稿101および
基準パターン102上の線状の領域の白黒画像を複数の
色成分に分解しながら読み取って、各画素における各色
成分の強度を示す成分からなる画像データを出力する画
像読取手段121と、画像読取手段121が基準パター
ン102を読み取って得られる画像データの入力に応じ
て、点光源に相当するパターンの像に対応する画像デー
タの範囲を求め、この範囲に対応する幅を示す範囲情報
を送出する範囲決定手段122と、原稿101上の線状
の領域に対応する1ラインの画像データから、少なくと
も1つの成分の値が両端部分の複数画素にわたって一定
であり、かつ、同一であって、範囲情報で指定された幅
を有する補正対象領域を検出する検出手段123と、補
正対象領域の画像データに含まれるピーク値と両端の画
素の画像データとに基づいて、原画像のピーク値を推定
し、補正データとして送出する補正データ生成手段11
4と、補正対象領域が検出された旨を示す検出信号に応
じて、補正対象領域の所定の1画素の画像データを補正
データに置き換えるとともに、他の画素の画像データを
両端の画素の画像データに置き換えて送出する置換手段
115とを備えたことを特徴とする。
【0023】請求項3の発明は、請求項2に記載のカラ
ー読取装置において、白色と黒色とで表されるエッジパ
ターンを少なくとも1つ有する基準パターン103と、
ラインイメージセンサ111を構成する各受光素子に対
応する画素ごとに、原稿101および基準パターン10
3上の線状の領域の白黒画像を複数の色成分に分解しな
がら読み取って、各画素における各色成分の強度を示す
成分からなる画像データを出力する画像読取手段131
と、画像読取手段131が基準パターン103を読み取
って得られる画像データの入力に応じて、エッジパター
ンの像に対応する画像データの範囲を求め、この範囲に
対応する幅を示す範囲情報を送出する範囲決定手段13
2とを備えたことを特徴とする。
【0024】
【作用】請求項1の発明は、置換手段115が、補正デ
ータ生成手段114で得られた補正データを用いて、検
出手段113によって検出された補正対象領域の各画素
の画像データを置き換えることにより、幅1画素分の矩
形画像を再生することができる。すなわち、画像読取手
段112によって幅1画素分の矩形画像を読み取った際
の読取画像が、上述した補正対象領域の画像データであ
ると仮定して、補正データ生成手段114で推定された
ピーク値を有する矩形画像に置き換えてしまうことによ
り、画像データに含まれている色ずれを除去するもので
ある。
【0025】請求項2の発明は、範囲決定手段122に
より、画像読取手段121が基準パターン102を読み
取った際の画像データに基づいて、補正対象領域の幅を
決定することができる。ここで、点光源に相当するパタ
ーンの像の拡がり幅は、幅1画素の矩形画像に対応する
読取画像の幅に相当しているから、検出手段123が、
範囲情報で示された幅の補正対象領域を検出することに
より、該当する画像データをもれなく検出して、読取画
像の色ずれを補正することが可能となる。
【0026】また、請求項3の発明は、範囲決定手段1
32により、画像読取手段131が基準パターン103
を読み取った際の画像データに基づいて、補正対象領域
の幅を決定することができる。ここで、エッジパターン
の像の拡がり幅は、幅1画素の矩形画像に対応する読取
画像の幅に相当しているから、請求項2の発明と同様
に、検出手段123により、該当する画像データをもれ
なく検出して、読取画像の色ずれを補正することが可能
となる。
【0027】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図3は、本発明のカラー読取装置の
実施例構成を示す。
【0028】図3において、画像読取手段112は、カ
ラー読取機構211と、アナログ−デジタル変換部(A
/D)213と、シェーディング補正部220とから構
成されている。
【0029】上述したカラー読取機構211は、図13
に示した密着型のカラー読取機構と同様に、ラインイメ
ージセンサ111に相当するセンサ715により、原稿
101上の読取ライン613の画像を読み取る構成とな
っている。
【0030】このセンサ715のアナログ出力は、アナ
ログ−デジタル変換部213によってデジタル値に変換
された後に、シェーディング補正部220により、メモ
リ221に予め保持された標準画像データを用いて正規
化され、RGB各成分の読取結果からなる画像データと
して送出される。
【0031】ここで、上述した標準画像データとして
は、原稿101の読み取りに先立って、カラー読取機構
211によって白色の板などの読み取りを行い、このと
き得られた1ライン分の画像データをメモリ221に保
持しておけばよい。
【0032】これにより、カラー読取機構211に備え
られた照明装置612の光量の不均一やセンサ715の
各画素の感度のばらつきなどによる影響を取り除いて、
このような特性によって現れる画像の濃淡(シェーディ
ング)を補正することができる。すなわち、原稿101
の読取ラインの画像の色および明るさをを忠実に反映す
る画像データを得ることができる。
【0033】このようにして正規化された各画素の画像
データは、m画素分の容量を有するバッファ231に、
入力順に保持される構成となっている。以下、このバッ
ファ231の各アドレスを入力順に『1』〜『m』の番
号を付して示す。
【0034】また、図3において、上述したバッファ2
31と読出処理部233と比較回路234とは、検出手
段113を構成しており、読出処理部233が、バッフ
ァ231の所定のアドレスの画像データを読み出して比
較回路234に入力し、この比較結果に応じて、バッフ
ァ231に保持されたm画素分の画像データを補正対象
領域の画像データとして補正データ生成手段114に送
出する構成となっている。
【0035】この補正データ生成手段114は、ピーク
検出部235とピークレベル算出部237とから構成さ
れている。このピーク検出部235は、補正対象領域の
画像データの入力に応じて、各画素の画像データの1成
分(例えばG成分)を順次に比較し、該当する色成分の
強度分布のピーク値Ypkを検出する構成となっている。
また、このとき、ピーク検出部235は、入力された補
正対象領域の一端の画素(例えばアドレス『1』の画
素)の画像データの該当する成分の値をオフセットレベ
ルYofとして保持し、上述したピーク値Ypkとともに、
ピークレベル算出部237に送出する構成となってい
る。
【0036】このピークレベル算出部237は、幅1画
素の矩形画像の高さYO と、その読取画像のピークの高
さ(Ypk−Yof)との比を示す定数αを用いて、上述し
たピーク値YpKとオフセットレベルYofとから、 Yad=α(YpK−Yof)+Yof で表されるピークレベルYadを求める構成となってい
る。
【0037】ここで、画像読取手段112によって得ら
れる画像データの各色成分は、原画像の各色成分とカラ
ー読取機構211の各色成分の読取感度分布との畳み込
み積分で表される。従って、原稿101上の所定の画素
に対するセンサ715の各素子の感度を調べて上述した
読取感度分布を評価し、この読取感度分布を用いた原稿
101の読取処理のシミュレーション結果に基づいて、
上述した定数αの値を求めればよい。例えば、読取感度
分布が正規分布で表されると仮定した場合に、読取感度
分布の半値全幅Dと原画像の幅Wとの比βの値に対し
て、シミュレーションを行って得られた定数αの逆数の
値を図4に示す。
【0038】この場合は、センサ715の各素子の感度
を調べて得られた読取感度分布の半値全幅Dと原画像の
幅1画素とから比βの値を求め、図4に示したグラフか
ら該当する定数αの逆数を求めて上述した式に代入し、
ピークレベルYadを求めればよい。
【0039】このようにして得られたピークレベルYad
とオフセットレベルYofとは、補正データとして書込処
理部238に送出されており、この書込処理部238
が、上述した検出手段113による検出結果に応じて、
これらの値をバッファ231に書き込む構成となってい
る。
【0040】図5に、色ずれ補正動作を表す流れ図を示
す。各ラインの画像データに対する色ずれ補正処理を開
始する際には、まず、バッファ231の各アドレスを初
期化し、その後、以下の処理を開始する。
【0041】まず、シェーディング補正部220からの
1画素分の画像データを順次にバッファ231に入力
し、バッファ231にm画素分の画像データが保持され
るまで、ステップ302の否定判定として、ステップ3
01〜ステップ302を繰り返す。
【0042】バッファ231にm画素分の画像データが
保持されたときに、ステップ302の肯定判定となり、
これに応じて、読出処理部233は、バッファ231の
アドレス『1』,『2』に保持された画像データのG成
分を読み出して、比較回路234に送出する。これに応
じて、比較回路234により、上述したm画素分の画像
データからなる領域の起点側の2画素のG成分の値が比
較され、これらの値の差が所定の閾値以下であるとされ
たときに、上述した領域の起点側のレベルが一定である
(ステップ303の肯定判定)とすればよい。
【0043】この場合に、読出処理部233は、バッフ
ァ231からアドレス『m−1』,『m』の画像データ
のG成分を読み出して比較回路234に送出し、同様に
して、バッファ231に保持された画像データの領域の
終点側のレベルが一定であるか否かを判定する(ステッ
プ304)。
【0044】また、このステップ304における肯定判
定の場合に、読出処理部233は、バッファ231から
アドレス『1』,『m』の画像データのG成分を読み出
して比較回路234に送出し、上述した領域の両端のレ
ベルが同一であるか否かを判定し(ステップ305)、
肯定判定の場合に、バッファ231からm画素分の画像
データを読み出して、補正データ生成手段114に送出
すればよい。
【0045】このようにして、両端部分において、画像
データのG成分の値が一定であり、かつ、両端の画像デ
ータのG成分の値が同一であるm画素幅の領域を補正対
象領域として検出することができる。
【0046】また、補正対象領域の画像データの入力に
応じて、補正データ生成手段114の各部が動作し、ピ
ークレベルYadとオフセットレベルYofとが補正データ
として得られる。これに応じて、書込処理部238は、
補正対象領域の中央の1画素に対応するアドレスに、画
像データの各色成分として上述したピークレベルYad
書き込み、他のアドレスにはオフセットレベルYofを書
き込んで、バッファ231内の画像データを上述した補
正データを用いて置き換える(ステップ306)。
【0047】すなわち、バッファ231に保持された画
像データは、幅1画素の矩形画像の読取画像であると仮
定し、画像データのピーク値YpkとオフセットレベルY
ofとから再生した矩形画像に置き換えることにより、読
取画像の色ずれを除去している。例えば、図6(a) に示
した画像データは、そのピーク値Ypkとオフセット値Y
ofとから得られたピークレベルYadを有する幅1画素の
矩形画像(図6(b) 参照)に置き換えられ、結像光学系
の収差や各色成分の読取位置のずれの影響によって発生
する色ずれが除去される。
【0048】これにより、幅1画素程度の細い線に伴う
色ずれを補正して、この細い線を幅1画素の矩形画像と
して再生することが可能となり、細い線画などを含む原
稿に対応して、高品質の読取画像を得ることができる。
【0049】なお、検出手段113により、m画素にわ
たってほぼ一定レベルの画像データが連続する領域が検
出された場合は、補正データ生成手段114によって得
られるピークレベルYpkとオフセットレベルYofとが等
しい。従って、矩形画像があると仮定して上述した置き
換え処理を行うことにより、この補正対象領域の全画像
データはオフセットレベルYofに置き換えられる。
【0050】また、上述したようにして、バッファ23
1の内容を置き換えた後に、このバッファ231内のm
画素分の画像データを出力し(ステップ307)、ステ
ップ309において、まだ1ライン分の処理が終了して
いないとされた場合(ステップ309の否定判定)は、
ステップ301に戻って、上述した処理を繰り返す。こ
の場合は、上述したステップ301,302がm回だけ
繰り返され、m画素分の画像データがバッファ232に
保持されたときに、再び、ステップ303以下の処理が
開始される。
【0051】一方、ステップ303〜ステップ305に
おける否定判定の場合は、バッファ231のアドレス
『1』に保持されていた画像データを出力した(ステッ
プ308)後に、ステップ309に進み、ステップ30
9の否定判定の場合に、ステップ301に戻って上述し
た処理を繰り返せばよい。これにより、バッファ231
に保持される画像データの領域を1画素分だけずらしな
がら、上述した検出手段113による検出処理が行われ
る。
【0052】このように、バッファ231に保持する画
像データの範囲を1画素ずつずらしながらステップ30
1〜ステップ309の処理を行うことにより、補正対象
領域をもれなく検出し、補正対象領域の画像データを矩
形画像に対応する画像データを用いて置き換えることが
できる。
【0053】また、ステップ309の肯定判定となった
ときは、1ライン分の処理が終了したとして、バッファ
231に保持されている画像データを順次に出力し、バ
ッファ231を初期化した後に、次の1ライン分の画像
データの処理を開始すればよい。
【0054】このようにして、全ライン分の画像データ
の補正を行えば、カラー読取機構211の主走査方向の
読取位置のずれによる色ずれを補正し、副走査方向の細
い線画に伴って現れる偽色を除去することが可能とな
り、高品質の読取画像を得ることができる。
【0055】更に、副走査方向についても同様の処理を
行うことにより、副走査方向に発生する色ずれを補正し
て、主走査方向の細い線画に伴って現れる偽色を除去す
ることが可能となり、より高品質の読取画像を得ること
ができる。
【0056】なお、ステップ303〜ステップ305に
おいて、読出処理部233が、画像データのR成分(あ
るいはB成分)を比較回路234に送出し、画像データ
のR成分(あるいはB成分)に着目して、補正対象領域
を検出する構成としてもよい。また、読出処理部233
が、画像データの複数の成分を順次に比較回路234に
送出し、複数の成分が上述した条件を満たしたときに、
該当する範囲を補正対象領域として検出する構成として
もよい。
【0057】ところで、上述した検出手段113が補正
対象領域として検出する画像データの幅が狭すぎたり、
広すぎたりすると、矩形画像の読取画像に対応する領域
を正確に検出して補正することができない。
【0058】このため、図15(b) に示した色ずれ領域
の幅に応じて、過不足ない幅の画像データを補正対象領
域として検出する必要がある。ここで、上述したよう
に、色ずれ領域は、原画像をカラー読取機構211を用
いて読み取った際の各色成分のぼけ像が重なりあった範
囲であるから、このぼけ像の拡がりを示す読取感度分布
の拡がりを調べることにより、色ずれ領域の幅を求める
ことができる。
【0059】図7に、請求項2のカラー読取装置の実施
例構成図を示す。図7において、画像読取手段121
は、図3に示した画像読取手段112と同様に構成され
ており、原稿101の読み取りに先立って、基準パター
ン102を読み取り、得られた画像データのG成分を範
囲決定手段122のラインバッファ411に保持する構
成となっている。また、図7において、検出手段123
は、図3に示したバッファ231に代えて、容量可変な
バッファ232を備えて構成されている。
【0060】この基準パターン102は、図8に斜線を
付して示すように、点光源に相当するパターンとして、
センサ715の1画素に相当する大きさを有する黒色の
パターンを所定の間隔で主走査方向に配列して形成され
ている。また、逆に、黒地に白色のパターンを配置し
て、基準パターン102を形成してもよい。
【0061】また、範囲決定手段122は、拡がり幅検
出部412が、ラインバッファ411に保持された画像
データのG成分の値に基づいて、上述した点光源に相当
するパターンの像の拡がり幅をそれぞれ検出し、この検
出結果を決定処理部413による補正対象領域の幅の決
定処理に供する構成となっている。
【0062】上述した拡がり幅検出部412は、入力さ
れる白レベルとラインバッファ411に保持された各画
素の画像データのG成分の値とを比較し、白レベル以外
の値の成分が連続して保持されている範囲を検出し、こ
の範囲の画素幅を計数する構成となっている。
【0063】このようにして、拡がり幅検出部412に
より、点光源に相当するパターンそれぞれの像の拡がり
を求めることにより、カラー読取機構211によるG成
分の読取誤差を表す読取感度分布の拡がり幅を直接的に
求めることができる。
【0064】また、決定処理部413は、拡がり幅検出
部412により、各パターンに対応して得られた拡がり
幅の最大値を読取感度分布の幅Wp とし、この幅Wp に
2画素分の余裕を加えたものを補正対象領域の幅とし
て、上述したバッファ232の容量を設定する構成とな
っている。これにより、このバッファ232と読出処理
部233と比較回路234とからなる検出手段123が
検出する補正対象領域の幅を制御することができる。
【0065】このようにして、カラー読取機構211の
読取誤差による色ずれ領域の幅を正確に評価し、補正対
象領域の幅として過不足ない幅を設定することにより、
検出手段123により、幅1画素程度の矩形画像に対応
する画像データをもれなく検出して、補正データ生成手
段114に送出することが可能となる。これにより、上
述した補正処理により、細い線状のパターンに伴って現
れる偽色をもれなく除去して、細い線画や小さい文字を
確実に再生し、高品質の読取画像を得ることができる。
【0066】ここで、上述したように、密着型のカラー
読取機構211においては、各色成分に対応する受光素
子の読取位置がずれているため、各色成分の読取感度分
布は、図9に示すように、それぞれ異なる位置を中心と
して拡がっている。従って、読取画像に現れる色ずれ領
域の幅は、各色成分の読取感度分布範囲の交わりであ
る。しかし、上述した検出手段113は、画像データの
G成分に着目して矩形画像の読取画像に対応する領域を
検出しており、この領域の所定の位置に矩形画像がある
と仮定して上述した補正処理が行われるので、G成分の
読取感度分布の幅に基づいて、補正対象領域の幅を決定
すれば充分である。つまり、範囲決定手段122は、補
正処理の際に着目する画像データの成分の読取感度分布
の幅に基づいて、補正対象領域の幅を決定すればよい。
【0067】また、範囲決定手段122が、RGB各成
分ごとに読取感度分布を求め、これらの読取感度分布の
範囲の交わりを求めることにより、RGB全成分の読取
感度分布のずれを考慮して補正対象領域の幅を決定して
もよい。
【0068】また、点光源に相当するパターンのそれぞ
れに対応して、1ラインの画像データを複数の領域に分
割し、決定処理部313が、各領域ごとに抽出幅を決定
する構成としてもよい。この場合は、カラー読取機構2
11の読取感度分布が、主走査方向の位置によって変化
する場合においても、適切な補正対象領域の幅を設定可
能である。
【0069】また、図10に、請求項3のカラー読取装
置の実施例構成を示す。図10において、画像読取手段
131は、図3に示した画像読取手段112と同様に構
成されており、原稿101の読み取りに先立って基準パ
ターン103を読み取り、このとき得られた画像データ
を範囲決定手段132に送出する構成となっている。こ
の基準パターン103としては、図11に示すように、
副走査方向に充分に長い黒色の帯状パターンと白色の帯
状パターンとを交互に配置したものを用いればよい。但
し、図11において、黒色のパターンを斜線を付して示
した。この帯状パターンとしては、各色成分の読取感度
分布に比べて充分に広い幅を有するものを用いればよ
い。
【0070】また、この画像読取手段131は、図7に
示した画像読取手段121と同様に、原稿101を読み
取って得られた画像データをバッファ232に送出する
構成となっている。
【0071】また、図10において、範囲決定手段13
2は、図7に示した範囲決定手段122の拡がり幅検出
部412に代えて拡がり幅検出部414を備え、この拡
がり幅検出部414が、入力される白レベルおよび黒レ
ベルとラインバッファ411に保持された画像データの
G成分とを比較し、白レベルと黒レベルとの中間のレベ
ルを有する画像データが連続して分布する範囲をエッジ
パターンの拡がり幅として求めて、決定処理部413に
送出する構成となっている。
【0072】ここで、上述した拡がり幅検出部414で
得られるエッジパターンの拡がり幅は、1画素分の幅を
有する矩形画像を読み取って得られる読取画像の拡がり
幅に相当しているから、決定処理部413は、上述した
点光源に相当するパターンを有する基準パターン102
を用いた場合と同様に、カラー読取機構211のG成分
の読取感度分布の幅を評価し、過不足ない補正対象領域
の幅を求めることができる。
【0073】また、この場合は、副走査方向の所定の範
囲で同等の読取結果が得られるので、副走査方向の位置
合わせが容易である。従って、範囲決定手段132の各
ラインバッファ411にエッジパターンを読み取って得
られる画像データを確実に保持し、拡がり幅検出部41
4による拡がり幅の評価処理に供することができる。こ
れにより、各色成分の読取感度分布の拡がり幅を正確に
評価することが可能となり、決定処理部413によっ
て、過不足ない補正対象領域の幅を正確に求めることが
できる。従って、矩形画像を読み取った際に現れる色ず
れをもれなく補正して、細い線画などを確実に再生し、
高品質の読取画像を得ることができる。
【0074】なお、図12に示したフィルタ切換型のカ
ラー読取機構を用いて画像読取手段112を構成し、得
られた画像データに対して、上述した補正処理を施す構
成としてもよい。
【0075】ここで、フィルタ切換型のカラー読取機構
においては、各色成分の主走査方向の読取位置は一致し
ているが、縮小光学系を含んでいるために、像高の大き
い原稿101の周辺部分の色収差が大きく、原稿101
の周辺部分に偽色が発生しやすい。
【0076】このような色収差による色ずれも、上述し
た補正処理により、読取位置のずれによる色ずれと同様
に補正可能であるから、中央部と同様に、原稿101の
周辺部分にある細い線画も忠実に再生することができ
る。これにより、画面全体にわたって良好な読取画像を
得ることができる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、補正対象
領域の画像データを矩形画像に相当する補正データに置
き換えて、幅1画素の矩形画像を再生することができる
ので、細い線画などに伴う偽色を除去して、高品質の読
取画像を得ることができる。
【0078】また、点光源に相当するパターンあるいは
エッジパターンの読取結果に基づいて、補正対象領域の
幅を決定することにより、1ラインの画像データから矩
形画像の読取画像の部分をもれなく検出し、色ずれの補
正処理を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1のカラー読取装置の構成を示す図であ
る。
【図2】請求項2および請求項3のカラー読取装置の構
成を示す図である。
【図3】請求項1のカラー読取装置の実施例構成図であ
る。
【図4】原画像の幅と読取画像のピーク値との関係を示
す図である。
【図5】色ずれ補正動作を表す流れ図である。
【図6】色ずれ補正動作の説明図である。
【図7】請求項2のカラー読取装置の実施例構成を示す
図である。
【図8】基準パターンの例を示す図である。
【図9】読取感度分布の説明図である。
【図10】請求項3のカラー読取装置の実施例構成を示
す図である。
【図11】基準パターンの例を示す図である。
【図12】フィルタ切換型のカラー読取装置の構成図で
ある。
【図13】密着型のカラー読取装置の構成図である。
【図14】センサの説明図である。
【図15】色ずれの説明図である。
【符号の説明】
101 原稿 102,103 基準パターン 111 ラインイメージセンサ 112,121 画像読取手段 113,123 検出手段 114 補正データ生成手段 115 置換手段 122,132 範囲決定手段 211 カラー読取機構 213 アナログ−デジタル変換部(A/D) 220 シェーディング補正部 221 メモリ 231,232 バッファ 233 読出処理部 234 比較回路 235 ピーク検出部 237 ピークレベル算出部 238 書込処理部 411 ラインバッファ 412,414 拡がり幅検出部 413 決定処理部 611 原稿 612 照明装置 613 読取ライン 621 フィルタ 614 レンズ 615,715 センサ 714 ロッドレンズアレイ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラインイメージセンサ(111)を構成
    する各受光素子に対応する画素ごとに、原稿(101)
    上の線状の領域の白黒画像を複数の色成分に分解しなが
    ら読み取って、前記各画素における各色成分の強度を示
    す成分からなる画像データを出力する画像読取手段(1
    12)と、 前記原稿(101)上の線状の領域に対応する1ライン
    の画像データから、少なくとも1つの成分の値が両端部
    分の複数画素にわたって一定であり、かつ、同一である
    所定の幅の補正対象領域を検出する検出手段(113)
    と、 前記補正対象領域の画像データに含まれるピーク値と両
    端の画素の画像データとに基づいて、原画像のピーク値
    を推定し、補正データとして送出する補正データ生成手
    段(114)と、 前記補正対象領域が検出された旨を示す検出信号に応じ
    て、前記補正対象領域の所定の1画素の画像データを前
    記補正データに置き換えるとともに、他の画素の画像デ
    ータを両端の画素の画像データに置き換えて送出する置
    換手段(115)とを備えたことを特徴とするカラー読
    取装置。
  2. 【請求項2】 点光源に相当するパターンを少なくとも
    1つ有する基準パターン(102)と、 ラインイメージセンサ(111)を構成する各受光素子
    に対応する画素ごとに、原稿(101)および前記基準
    パターン(102)上の線状の領域の白黒画像を複数の
    色成分に分解しながら読み取って、前記各画素における
    各色成分の強度を示す成分からなる画像データを出力す
    る画像読取手段(121)と、 前記画像読取手段(121)が前記基準パターン(10
    2)を読み取って得られる画像データの入力に応じて、
    前記点光源に相当するパターンの像に対応する画像デー
    タの範囲を求め、この範囲に対応する幅を示す範囲情報
    を送出する範囲決定手段(122)と、 前記原稿(101)上の線状の領域に対応する1ライン
    の画像データから、少なくとも1つの成分の値が両端部
    分の複数画素にわたって一定であり、かつ、同一であっ
    て、前記範囲情報で指定された幅を有する補正対象領域
    を検出する検出手段(123)と、 前記補正対象領域の画像データに含まれるピーク値と両
    端の画素の画像データとに基づいて、原画像のピーク値
    を推定し、補正データとして送出する補正データ生成手
    段(114)と、 前記補正対象領域が検出された旨を示す検出信号に応じ
    て、前記補正対象領域の所定の1画素の画像データを前
    記補正データに置き換えるとともに、他の画素の画像デ
    ータを両端の画素の画像データに置き換えて送出する置
    換手段(115)とを備えたことを特徴とするカラー読
    取装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のカラー読取装置におい
    て、 白色と黒色とで表されるエッジパターンを少なくとも1
    つ有する基準パターン(103)と、 ラインイメージセンサ(111)を構成する各受光素子
    に対応する画素ごとに、原稿(101)および前記基準
    パターン(103)上の線状の領域の白黒画像を複数の
    色成分に分解しながら読み取って、前記各画素における
    各色成分の強度を示す成分からなる画像データを出力す
    る画像読取手段(131)と、 前記画像読取手段(131)が前記基準パターン(10
    3)を読み取って得られる画像データの入力に応じて、
    前記エッジパターンの像に対応する画像データの範囲を
    求め、この範囲に対応する幅を示す範囲情報を送出する
    範囲決定手段(132)とを備えたことを特徴とするカ
    ラー読取装置。
JP3270989A 1991-10-18 1991-10-18 カラー読取装置 Withdrawn JPH05110881A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5892595A (en) * 1996-01-26 1999-04-06 Ricoh Company, Ltd. Image reading apparatus for correct positioning of color component values of each picture element
US7339699B1 (en) 1999-02-03 2008-03-04 Minolta Co., Ltd. Image processing apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5892595A (en) * 1996-01-26 1999-04-06 Ricoh Company, Ltd. Image reading apparatus for correct positioning of color component values of each picture element
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