JPS63284368A - 集合的住宅 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は住宅に関し、特に集合的住宅に関する。

（背景技術） 従来、いわゆる二世帯、二世帯住宅として、単一建物内
上下層間を仕切ったもの等が提案されているが、建物が
大型化し、コストが高くなる上、老人、病人、身体障害
者等の必要設備の設置も大炎りなものとならざるを得す
、また、仕切られているとはいえ、必ずしもプライバシ
ーの確保が未だ充分とはいえなかった。

（発明の目的） 本発明は、このような集合的住宅の欠点に鑑みてなされ
たもので、夫々その居住者に合わせた居住目的別に徹底
し得て、且つ、よりプライバシーの確保を完全化し得る
集合的住宅を提供することを目的とする。

（発明の構成ン 本発明は上記目的に添い、各居住者単位にその居住目的
に合致した小型独立住宅化を行い。

これを所定敷地内に配置するものとしたものであって、
即ち１本発明は、１０　ｍ”程度又はこれ以下の床面積
を有し、且つ上方にこれと同等又はこれより大きな床面
積を有する屋根裏３ゝ−スを設けてなる基準建物の内部
設備、内装、外装を適宜変更せる居住目的別小型独立住
宅を所定敷地内に散在的に配置せしめてなることを特徴
とする集合的住宅を要旨とする。

以下実施例を示す図面に従って本発明を説明すれば、１
は本発明の基準進物たる小型独立住宅であり、この小型
独立住宅１は、第４図、第５図に示されるように、枠組
壁工法により構築され、基準寸法ｌを９１０ｍとして、
−側を芯々４１、即ち３６４０ｙａ、他側を３１！、即
ち２７計ＯＥｍとして、床面積を約９．９　ｍ’とし、
且つその上方には、床面積をこれより大である。夫々４
５ＯＮづつ拡げた約１３ｍ１とした屋根裏スペースを備
えたものとして構成されている。即ち、この小型独立住
宅１は、床３０周縁に壁面４を設けるとともに、この壁
面４の任意位置に出入口、窓用の開口部５を設け５且つ
、四隅には傾斜張出部６を夫々直交状に突設してなる建
物本体２上に、屋根裏スペース７０床８を張設して、こ
れに小屋組９を施して４５°傾斜の屋根１０を設けてな
る。なお、１２は屋根１０の妻パネル１１に設けられた
窓である。

この小型独立住宅１は、例えば第１図に示されるように
、任意形状の所定敷地１６内に散在的に配置されるが、
このとき各小型独立建物１・・・は上記を基準建物とし
て、例えば老人用として、内部には便所、バスとともに
、寝室として屋根裏スペースを用いるとぎ、これに対す
る簡易自動昇降機を設置し、或いは身体障害者用として
、専用便所、専用バスや上記昇降機を、また子供用とし
て便所、階段を、更に夫婦用としてこれにバス、キッチ
ンユニット、収納ユニット等々を付設して夫々内装を変
化させ、また、窓や出入口も引戸、ドア、開き戸田窓、
収納出窓等と変化せしめることができる。一方、−棟の
小型独立建物１をガレージとし、且つ屋根裏スペースを
工作室、アトリエ等として専用化することが可能である
。

第１図中、Ａは夫婦用、Ｂは応接用、Ｃは子供用、Ｄは
老夫婦用、Ｅは予備用として、敷地内に配置した例であ
る。なお、図中１３は便所、１４はバス、１５はキッチ
ンユニットを夫々示す。

ところで、上記小型独立住宅は屋根裏スペースの床面積
を建物本体の床面積より大とするものとしたが、本発明
において小型独立建物の具体的形状、構造は問わないか
ら、これを同等のものとしてももとより良い。また、こ
の小型独立住宅の周縁にバルコニーを設けたりして、こ
のバルコニーを介して、又は出入口から直接に任意の他
の小型独立建物への床面高さ等の廊下を配置し、これに
よって連結せしめて、履物なく小型独立住宅間の往来を
可能としてもよい。

一方、小型独立建物は、既存の２階建て等母屋の空地を
所定敷地として、ここに散在的に配置するようにしても
良い。このとき、小型独立建物は増築の代りに用いて、
子供用、老人用等とすることができる。

また、所定敷地に計画的に小型独立住宅を配置して、予
め残余敷地を残し、これに５例えば子供の成長に合わせ
て、追加的に更に小型独立建物を配置することも可能で
ある。

なお、本発明の小型独立住宅はＬｏｒｒ？程度、即ち、
いわゆる６畳乃至最大８畳量程度の床面積又はそれ以下
とするのがこれ以上大きいと細分化された家族用として
広すぎて不適であり、余り小さいと居住等用住宅として
の機能を確保し得なくなり同様に不適である。

本実施例は上記のとおりとしたが、本発明の実施に当っ
ては１発明の要旨に反しない限り、これを様々に変化さ
せることが可能で、もとより上記実施例に限るものでは
ない。

（発明の効果） 本発明は１０ｍ１程度又はこれ以下の床面積を有し、且
つ上方にこれと同様又はこれより大きな床面積を有する
屋根裏スペースを設けてなる基準建物の内部設置、内装
、外装を適宜変更せる居住目的別小型独立住宅を所定敷
地内に散在的に配置したので次の作用効果を有する。

即ち、■小型独立建物を必要数設置し、必要に応じてこ
れを追加することができるので、住宅建設費が比較的安
価になり、且つ段階的に分散できる。■各小型独立住宅
は連続しないので、夫々の居住者のプライバシーが高度
に保たれる。

■変形土地に対しても、独立住宅が小型であるため適用
性が高く、土地の有効利用が図れる。

■老人、身体障害者等も他と同様な小型独立住宅に居住
することになるので、隔離感や差別感を起させることを
防止できる。

本発明は以上の作用効果を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は実施例を示すもので、第１図は本発明の小型独立
住宅の配置図、第２図、第３図は夫々小型独立住宅の縦
断面図、第４図、第５図は夫々建物本体及び小屋組の構
造を示す斜視図。 １・・・小型独立住宅　４・・・壁　　面２・・・住　
　宅　　本　　体　　　　５・・・開　　口　　部３・
・・　　床　　　　　　　７・・・ｕ根裏ス−＜−ス１
０・・・ＩＩ　　　　　根１５・・・キッチンユニット
１３・・・便　　　所　　　１６・・・敷　　　地１４
・・・バ　　　ス

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）１０ｍ＾２程度又はこれ以下の床面積を有し、且
   つ上方にこれと同等又はこれより大きな床面積を有する
   屋根裏スペースを設けてなる基準建物の内部設備、内装
   、外装を適宜変更せる居住目的別小型独立住宅を所定敷
   地内に散在的に配置せしめてなることを特徴とする集合
   的住宅。
2. （２）任意の小型独立住宅間が床面高さの廊下により連
   結されてなる特許請求の範囲第１項記載の集合的住宅。
3. （３）小型独立住宅が追加的に配置されてなる特許請求
   の範囲第１項記載の集合的住宅。