JPS6327619Y2 - - Google Patents

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JPS6327619Y2
JPS6327619Y2 JP1981079689U JP7968981U JPS6327619Y2 JP S6327619 Y2 JPS6327619 Y2 JP S6327619Y2 JP 1981079689 U JP1981079689 U JP 1981079689U JP 7968981 U JP7968981 U JP 7968981U JP S6327619 Y2 JPS6327619 Y2 JP S6327619Y2
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JP
Japan
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pressure regulating
valve body
steam
valve
regulating cylinder
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JP1981079689U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電気炊飯器等の調理用鍋の調圧装置
に関する。
本考案は、本出願人が先に出願した第15図に
示す鍋の調圧装置を改良したものに係る。この装
置は、内蓋aに蒸気抜き通路bを有する調圧筒c
を設け且つ該調圧筒c内に前記蒸気抜き通路bを
開閉する調圧弁dを上下動自在に配設している。
この調圧弁dは調圧筒c内径いつぱいに設けられ
ているので、調圧弁d閉じ位置(前記調圧弁dが
着座する弁シート部e)より上位に蒸気放出口と
なる横孔fを形成する一方、調圧弁dには、外部
に露出する作動杆gを設けて、鍋内部圧力を一定
に保持し得ると共に、調圧状態を外部から観察し
得るようにしたものである。ところがこの装置
は、蓋体hの孔に取付けた套筒iと前記調圧筒c
との間の環状隙間jに向け、前記横孔fから蒸気
が吹き出されるので、蓋体hの内部空間mに蒸気
が侵出しないよう套筒iと内蓋aとをシールする
パツキンkが必要である。又前記蒸気に含まれる
オネバにより套筒iの内面が汚されるという問題
もある。更に調圧筒cの側周壁に横孔fを加工す
る手間が掛かり、高価になるという問題もある。
本考案は鍋内部圧力を一定に保持し得ると共
に、調圧状態を外部から観察し得るという上記先
願の長所を生かしつつ、上記先願の短所を改善し
た鍋の調圧装置を提供することを目的とする。
以下本考案を図面に示す実施例に基き具体的に
説明する。
第1図及び第2図に示す本考案の第1実施例は
電気炊飯器に係るものであつて、炊飯器本体1内
に飯器2を収容すると共に、炊飯器本体1上面に
蓋体3を開閉自在に取付ける一方、この蓋体3の
下面に前記飯器2の上部開口を覆蓋すべく内蓋4
を取付け、更に内蓋4に調圧装置Aを取付けてい
る。
前記調圧装置Aは、蒸気抜き通路5を有する調
圧筒6と、この調圧筒6に上下動可能に配設した
弁体7とから成る。
前記調圧筒6はキヤツプ体8とその下方に位置
してキヤツプ体8に螺結合される基体9より成
り、又この基体9は内蓋4の下方に位置する大径
部10と、内蓋4を貫通して上方に突出する筒部
11より構成される。前記基体9はその大径部1
0の上面12が内蓋4の下面に当接する状態で、
リベツト13,13……を用いて該内蓋4に取付
けられる。大径部10の側周部には連通孔14,
14……を穿設し、且つ大径部10にその下部開
口を閉蓋するため、中央下部にオネバ戻し孔15
を有するカバー筒16を螺着している。前記キヤ
ツプ体8は弁体7を案内しうるようその内径が定
められ、且つその頂壁17に蒸気放出口18,1
8……及び弁案内孔19を設けている。
前記基体9の筒部11の内面には筒状パツキン
20を嵌着し、その上端フランジ部が筒部11の
上端面22をカバーして、弁座21を構成してい
る。この弁座21上には弁本体23、この弁本体
23より上方に伸び前記弁案内孔19を貫通して
外部に突出する作動杆部24及びこの作動杆部2
4の上端に螺着したビス25から成る弁体7を載
置している。弁本体23の下面26は円錐形に形
成され、その側周面27の適所には連通溝28,
28……を設けている。
29は蓋体3の孔30にナツト31を用いて取
付けた套筒で、蓋体3の閉蓋時に若干の隙間を隔
てて前記調圧筒6の周囲に位置するように形成さ
れる。又蓋体3の閉蓋時において、調圧筒6の頂
壁17は蓋体3の上面と略同一高さにある。
次に本実施例の作用を説明する。
炊飯中に飯器2内部の圧力が上昇すると、前記
連通孔14,14……を通して飯器2内部に連通
する蒸気抜き通路5の圧力も上昇し、この圧力が
設定値以上になると、弁体7は仮想線で示す如く
押し上げられ、前記弁座21との間に隙間が生
じ、弁部は開放される。蒸気はこの弁部の隙間及
び前記連通溝28,28……を通過した後、蒸気
放出口18,18……より上方に放出せしめられ
る。なお弁部が開放される際、従来のように調圧
筒6の側周壁に設けた横孔から一度に大量の蒸気
が放出される場合とは異なり、連通溝28,28
の働きにより、その開放状態を維持させながら内
部圧力とのバランス上、細かく上下に動かせるこ
とができる。蒸気が放出され内部圧力が低下する
と、弁体7は自重によつて下降し、弁座21上に
着座するので、弁部は閉塞される。
上記作動を繰り返すことによつて、飯器2内の
圧力は一定に保たれ、又調圧状態は弁体7の上端
部(作動杆部24の上端及びビス25)の上下動
により外部から容易に観察される。
尚弁体7の上下動のストロークを大きくとるた
め、太い仮想線で示す如く、弁体7の下部に前記
筒状パツキン20に嵌合する下方突出部32を形
成してもよい。
本実施例は、調圧筒6を構成するキヤツプ体8
と基体9との螺合部における段部が弁座21とし
て使用できるという特徴がある。
第3図及び第4図に示す本考案の第2実施例
は、第1実施例と略同様に構成される(図におい
て第1実施例と共通する部分には同一符合を付し
ている。)が、調圧筒6を構成する基体9の上端
開口を閉塞すべく頂壁33を設け、この頂壁33
の中央に弁口34を設けて、この弁口34の周囲
を弁座21としている点、並びに弁体7の弁本体
23に前記連通溝28,28……に代えて、同様
の作用を営む孔28a,28a……を穿設してい
る点に特徴を有する。
本実施例は前記キヤツプ体8及び弁体7をユニ
ツトとして、前記基体9より取外すことができ、
更にビス25を作動杆24から取外すと、ユニツ
トの分解も容易となり、キヤツプ体8及び弁体7
の洗浄が容易となる。又前記ユニツトを取外した
状態においても、前記弁口34が蒸気放出口とし
ての作用を営むので、このままの状態においての
使用も可能であるという特徴を有している。
第5図及び第6図に示す本考案の第3実施例
は、第1実施例及び第2実施例と略同様に構成さ
れる(これら実施例と共通する部分には同一符合
を記している。)が、前記連通溝28,28……
又は前記孔28a,28a……に代えて、基体9
の筒部11の内周面に複数本の縦溝28b,28
b……を形成して、弁本体23の上下を連通する
蒸気流通路を形成している点に特徴を有する。又
この筒部11に隔壁33aを設け、その中央に弁
口34を形成して、この弁口34の周辺部を弁座
21としている点は第2実施例に近似している。
第7図乃至第8図に示す本考案の第5実施例
は、調圧筒6の頂壁17の中央に設けた蒸気放出
口36cに嵌挿した有頂筒状弁体7の上下動によ
り蒸気放出口36cを開閉している。本実施例に
おいては有頂筒状弁体7の下部に第9図に示す如
く切欠き49,49……を設けて、この切欠き4
9の上部が第8図に示す如く前記頂壁17の上面
17aより上方に位置したときに蒸気が蒸気放出
口36cを経て外部に放出されるように構成した
点に特徴を有している。前記弁体7の頂部50は
前記蒸気放出口36cより大径に形成され、前記
上面17aに着座しうるようにしてあり、又弁体
7には下方に伸びるガイド棒51を一体形成し、
その下端部52をオネバ逃し孔15に嵌挿し、弁
体7が前記蒸気放出口36cとオネバ逃し孔15
の2箇所において案内され、円滑に上下動するよ
うに構成している。前記下端部52の側部には溝
53を設けオネバが飯器2内に戻るようにしてい
る。更にガイド棒51の中間部位に周辺に通気用
切欠き54,54……を有するストツパー板55
を固着して、弁体7が上方に抜け出るのを阻止し
ている。
本実施例は前記切欠49の穿孔位置を適宜選択
することによつて弁体7の上下動のストロークを
所望の値に設定できる上に、オネバ逃し孔15が
ガイド棒51によつて常に掃除されるという利点
がある。尚、図において上記諸実施例と共通する
部分には同一符号を付している。
第10図に示す本考案の第5実施例は弁体7と
して球体を利用し、この弁体7に連動して上下動
する作動杆56の上部を調圧筒6の上面17aの
上方に突出せしめている点に特徴を有する外は第
2実施例と同様に構成される(図において第2実
施例と共通する部分は同一符号を付している。)。
尚、本実施例の弁口34の周縁21aは球形弁体
7を安定した状態で支持するため略円錐面とし、
前記作動杆56の下端に周辺に通気溝57,57
を設けたガイド板58を設けている。本実施例の
効果は第2実施例のそれと同様である。
本考案は上記実施例に示す外、種々の態様に構
成することができ、例えば各実施例における特徴
ある構成要素を組み合せて他の実施例とすること
も可能である。
本考案は上記構成を有するので次のような効果
を奏することができる。
弁体の作用により飯器内の圧力を一定値に保
つことができると共に、弁体の上端部又は弁体
に連動する部材が調圧筒より上方に突出し、蒸
気抜き通路の開閉に伴つて上下動するので、調
圧状態を外部から容易に観察することができ
る。
蒸気抜き通路の開放時に調圧筒の上面又はそ
の近傍部に設けた蒸気放出口より蒸気が外部に
向け放出されるように構成しているので、蒸気
は直接外部空間に放出され、最初に述べた先願
に係る装置の如く套筒と調圧筒との間の環状隙
間に蒸気が入り込まないため、套筒と内蓋との
間をシールするパツキンが不要となり構造の簡
単化を図れると共に、套筒の内周面がオネバに
より汚されるという従来例の問題点を解決する
ことができる。
蒸気放出制限部は弁体等一部の孔や切欠きな
どで簡単に得られるし、弁体の開き状態での上
下動が蒸気放出通路の側周壁に蒸気放出のため
の横孔を設ける必要なしで得られることがで
き、横孔形成に伴う加工を省いて製作手間の簡
略化によるコストダウントを図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の縦断面図、第2
図はその要部の斜視図、第3図は本考案の第2実
施例の縦断面図、第4図はその要部の斜視図、第
5図は本考案の第3実施例の縦断面図、第6図は
その要部の横断平面図、第7図は本考案の第4実
施例の縦断面図、第8図はその作用を示す縦断面
図、第9図はその要部の斜視図、第10図は本考
案の第5実施例の縦断面図であり、第11図は先
願に係る鍋の調圧装置の縦断面図である。 4……内蓋、5……蒸気抜き通路、6……調圧
筒、7……弁体、{28,28a,28b……連
通溝、54……通気用切欠き、57……通気溝}
(蒸気放出制限部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内蓋に蒸気抜き通路を有する調圧筒を設けると
    共にこの調圧筒に前記蒸気抜き通路を自重で閉じ
    る弁体を上下動自在に配設し、且つ弁体の上端部
    又は弁体に連動する部材を調圧筒より外部に突出
    せしめる一方、弁体ないしは弁体と調圧筒の一部
    との間に、蒸気抜き通路開放時の孔、切欠きなど
    による蒸気放出制限部を設けたことを特徴とする
    鍋の調圧装置。
JP1981079689U 1981-05-29 1981-05-29 Expired JPS6327619Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981079689U JPS6327619Y2 (ja) 1981-05-29 1981-05-29

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JP1981079689U JPS6327619Y2 (ja) 1981-05-29 1981-05-29

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Publication Number Publication Date
JPS57191216U JPS57191216U (ja) 1982-12-04
JPS6327619Y2 true JPS6327619Y2 (ja) 1988-07-26

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ID=29875276

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JP1981079689U Expired JPS6327619Y2 (ja) 1981-05-29 1981-05-29

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045318A (ja) * 1983-08-19 1985-03-11 松下電器産業株式会社 調理器具の圧力調整装置
JP5281125B2 (ja) * 2010-10-21 2013-09-04 気高電機株式会社 炊飯器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5934406Y2 (ja) * 1979-11-14 1984-09-25 株式会社日立ホームテック 電気調理器

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JPS57191216U (ja) 1982-12-04

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