JPS5937131Y2 - 電気炊飯器 - Google Patents
電気炊飯器Info
- Publication number
- JPS5937131Y2 JPS5937131Y2 JP14291881U JP14291881U JPS5937131Y2 JP S5937131 Y2 JPS5937131 Y2 JP S5937131Y2 JP 14291881 U JP14291881 U JP 14291881U JP 14291881 U JP14291881 U JP 14291881U JP S5937131 Y2 JPS5937131 Y2 JP S5937131Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- pressure regulating
- rice cooker
- electric rice
- annular space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電気炊飯器に関し、更に詳しくは電気炊飯器
における調圧装置の構造に関するものである。
における調圧装置の構造に関するものである。
従来の電気炊飯器においては、外蓋適所に形成した蒸気
排出孔に対して内蓋の調圧筒を挿入するようにした構造
が知られており、その場合、調圧筒と蒸気排出孔との間
に若干の隙間しか形成されないのが普通であった。
排出孔に対して内蓋の調圧筒を挿入するようにした構造
が知られており、その場合、調圧筒と蒸気排出孔との間
に若干の隙間しか形成されないのが普通であった。
このような構造では、炊飯中において調圧筒より蒸気と
共に流出するオネバが前記隙間につまり、蒸気排出を阻
害すると共に、排出蒸気と共にオネバが外方へ噴出して
外蓋外面をよごすという問題が存していた。
共に流出するオネバが前記隙間につまり、蒸気排出を阻
害すると共に、排出蒸気と共にオネバが外方へ噴出して
外蓋外面をよごすという問題が存していた。
本考案は、上記問題点を解消し得る構造の電気炊飯器を
提供することを目的とするものであり、かかる目的達成
のため、外蓋適所に形成した蒸気排出孔に対して内蓋の
調圧筒を挿入するようにした電気炊飯器において、前記
調圧筒の外周に炊飯中における流出オネバを分離し得る
環状空間を設は且つ該環状空間内に、前記調圧筒の周壁
に形成した横向きの蒸気流出孔を臨ませた構成を特徴と
する。
提供することを目的とするものであり、かかる目的達成
のため、外蓋適所に形成した蒸気排出孔に対して内蓋の
調圧筒を挿入するようにした電気炊飯器において、前記
調圧筒の外周に炊飯中における流出オネバを分離し得る
環状空間を設は且つ該環状空間内に、前記調圧筒の周壁
に形成した横向きの蒸気流出孔を臨ませた構成を特徴と
する。
以下添付の図面を参照して本考案の実施例にかかる電気
炊飯器を説明する。
炊飯器を説明する。
第１図には、本考案の第１実施例にかかる電気炊飯器の
要部が示されている。
要部が示されている。
この電気炊飯器は、内部に飯器５を収納すべき炊飯器本
体Ａと該本体Ａの上部開口を覆蓋すべく弧回動自在に枢
着された蓋ユニツ）Ｂとによって構成されている。
体Ａと該本体Ａの上部開口を覆蓋すべく弧回動自在に枢
着された蓋ユニツ）Ｂとによって構成されている。
前記蓋ユニツ）Ｂは、本体Ｂに対して蝶番ピン（図示省
略）で開閉自在に枢着された外蓋１と該外蓋１下面に弾
発的に支持され且つ閉蓋時に飯器５の上部開口を密閉す
べく作用する内蓋３とによって構成されている。
略）で開閉自在に枢着された外蓋１と該外蓋１下面に弾
発的に支持され且つ閉蓋時に飯器５の上部開口を密閉す
べく作用する内蓋３とによって構成されている。
前記外蓋１は、板金製の上板１１と合成樹脂製の底カバ
ー１２との間に断熱材１３を充填して構成されており、
その適所には、後述する調圧筒４を挿入すべき蒸気排出
孔２が形成されている。
ー１２との間に断熱材１３を充填して構成されており、
その適所には、後述する調圧筒４を挿入すべき蒸気排出
孔２が形成されている。
該蒸気排出孔２は、本実施例では、底カバー１２に一体
突設した円筒部１２ａ上端を上板１１の開口縁１１ａに
対して環状パツキン１４を介して当接し、前記円筒部１
２ａ内に、下端に外向きフランジ１５ａを有し且つ上端
外周に外ネジ１５ｂを有スるアルミニウム製のネジ筒１
５を嵌挿し、更に前記外ネジ１５ｂにナツト１６を螺着
して、該ナツト１６とネジ筒フランジ１５ａとの間に円
筒部１２ａを挟着せしめて構成されている。
突設した円筒部１２ａ上端を上板１１の開口縁１１ａに
対して環状パツキン１４を介して当接し、前記円筒部１
２ａ内に、下端に外向きフランジ１５ａを有し且つ上端
外周に外ネジ１５ｂを有スるアルミニウム製のネジ筒１
５を嵌挿し、更に前記外ネジ１５ｂにナツト１６を螺着
して、該ナツト１６とネジ筒フランジ１５ａとの間に円
筒部１２ａを挟着せしめて構成されている。
一方、前記調圧筒４は内蓋３に固着されており、その内
部は重力式の調圧弁１７を配設すべき弁室１８とされて
いる。
部は重力式の調圧弁１７を配設すべき弁室１８とされて
いる。
該調圧筒４の周壁および頂面には横向きおよび上向きの
、蒸気流出孔２４，２５が形成されている。
、蒸気流出孔２４，２５が形成されている。
内蓋３下面には、前記弁座１８に連通ずる比較的大きな
容積をもつ蒸気室１９を構成するための円形容器２０が
取付けられている。
容積をもつ蒸気室１９を構成するための円形容器２０が
取付けられている。
該円形容器２０の周壁には、蒸気流通孔２１，２１・・
・・・・が形成され、且つまた底部中心には、オネバ戻
し孔２２が形成されている。
・・・・が形成され、且つまた底部中心には、オネバ戻
し孔２２が形成されている。
符号２３は調圧弁着座部に設けた緩衝部材である。
この調圧弁１７は、炊飯中において飯器５内の圧力が所
定値をこえると、蒸気の圧力によって鎖線図示の如く上
動して蒸気流出孔２４．２５から蒸気を逃がし、その後
、飯器５内が所定圧に戻ると着座するように作用する。
定値をこえると、蒸気の圧力によって鎖線図示の如く上
動して蒸気流出孔２４．２５から蒸気を逃がし、その後
、飯器５内が所定圧に戻ると着座するように作用する。
前記調圧筒４には、内蓋取付時において調圧筒４を蒸気
排出孔２の中心に位置決めする無底円筒状のガイド筒２
６が被嵌固着されている。
排出孔２の中心に位置決めする無底円筒状のガイド筒２
６が被嵌固着されている。
符号２γは蒸気抜き孔を示している。
又、調圧筒４外周には、ガイド筒２６内局面との間に比
較的大きな環状空間Ｓが形成されており、該環状空間Ｓ
の底部は、調圧筒４の下端に嵌着されたシールパツキン
２８によって閉蓋時に閉塞されるようになっている。
較的大きな環状空間Ｓが形成されており、該環状空間Ｓ
の底部は、調圧筒４の下端に嵌着されたシールパツキン
２８によって閉蓋時に閉塞されるようになっている。
前記環状空間Ｓは、炊飯中に調圧筒４の蒸気流出孔２４
から蒸気ｇと共に流出するオネバｄを分離貯溜し得る程
度の容積とされている。
から蒸気ｇと共に流出するオネバｄを分離貯溜し得る程
度の容積とされている。
次に第１図の電気炊飯器の作用を説明すると、炊飯中に
おいて、調圧弁１Ｔの調圧作動に伴って調圧筒４の横向
きの蒸気流出孔２４から流出する蒸気ｇに伴うオネバｄ
は蒸気排出孔２の内周面に衝突して環状空間Ｓ内で蒸気
ｇと分離して環状空間Ｓの内底部に貯溜される。
おいて、調圧弁１Ｔの調圧作動に伴って調圧筒４の横向
きの蒸気流出孔２４から流出する蒸気ｇに伴うオネバｄ
は蒸気排出孔２の内周面に衝突して環状空間Ｓ内で蒸気
ｇと分離して環状空間Ｓの内底部に貯溜される。
従って、蒸気排出孔２からはオネバｄを含まない蒸気ｇ
のみが排出されることとなり、外蓋１外面をよごすおそ
れがなくなる。
のみが排出されることとなり、外蓋１外面をよごすおそ
れがなくなる。
又、貯溜されたオネバｄは内蓋３を取り外して洗浄すれ
ばよい。
ばよい。
第２図には、本考案の第２実施例が示されている。
この場合、ガイド筒２６の下端は排気排出孔２の下端よ
り上方に位置せしめられており、環状空間Ｓは、調圧筒
４外周面とガイド筒２６内周面および蒸気排出孔２内周
面との間に形成されている。
り上方に位置せしめられており、環状空間Ｓは、調圧筒
４外周面とガイド筒２６内周面および蒸気排出孔２内周
面との間に形成されている。
その他の構成および作用は第１実施例と同様なのでその
説明を省略する。
説明を省略する。
続いて本考案の電気炊飯器の効果を述べる。
本考案によれば、外蓋１適所に形成した蒸気排出孔２に
対して内蓋３の調圧筒４を挿入するようにした電気炊飯
器において、前記調圧筒４の外周に、炊飯中における流
出オネバを分離し得る環状空間Ｓを設は且つ該環状空間
Ｓ内に、前記調圧筒４の周壁に形成した横向きの蒸気流
出孔２４を臨ませたので、調圧筒４から流出する蒸気ｇ
中のオネバｄを環状空間Ｓで分離した後、蒸気ｇのみを
外部へ排出し得ることとなり、蒸気排出の円滑化を計り
得るとともに、外蓋１外方へのオバネｄの飛散が防止さ
れ外蓋１外面がオネバで汚されるのを防止できるという
実用的な効果がある。
対して内蓋３の調圧筒４を挿入するようにした電気炊飯
器において、前記調圧筒４の外周に、炊飯中における流
出オネバを分離し得る環状空間Ｓを設は且つ該環状空間
Ｓ内に、前記調圧筒４の周壁に形成した横向きの蒸気流
出孔２４を臨ませたので、調圧筒４から流出する蒸気ｇ
中のオネバｄを環状空間Ｓで分離した後、蒸気ｇのみを
外部へ排出し得ることとなり、蒸気排出の円滑化を計り
得るとともに、外蓋１外方へのオバネｄの飛散が防止さ
れ外蓋１外面がオネバで汚されるのを防止できるという
実用的な効果がある。
又、図示の各実施例の如く、環状空間Ｓの底部を調圧筒
４下端に嵌着したシールパツキン２８で閉塞するように
すると、環状空間Ｓに貯溜されたオネバｄが内蓋３上面
に流出するのを防止できる。
４下端に嵌着したシールパツキン２８で閉塞するように
すると、環状空間Ｓに貯溜されたオネバｄが内蓋３上面
に流出するのを防止できる。
第１図および第２図は、それぞれ本考案の第１および第
２実施例にかかる電気炊飯器の要部断面図である。 １・・・・・・外蓋、２・・・・・・蒸気排出孔、３・
・・・・・内蓋、４・・・・・・調圧筒、Ｓ・・・・・
・環状空間、２４・・・・・・蒸気流出孔。
２実施例にかかる電気炊飯器の要部断面図である。 １・・・・・・外蓋、２・・・・・・蒸気排出孔、３・
・・・・・内蓋、４・・・・・・調圧筒、Ｓ・・・・・
・環状空間、２４・・・・・・蒸気流出孔。
Claims (1)
- 外蓋１の適所に形成した蒸気排出孔２に対して内蓋３の
調圧筒４を挿入するようにした電気炊飯器において、前
記調圧筒４の外周に、炊飯中におげろ流出オネバを分離
し得る環状空間Ｓを設け、且つ該環状空間Ｓ内に、前記
調圧筒４の周壁に形成した横向きの蒸気流出孔２４を臨
ませたことを特徴とする電気炊飯器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14291881U JPS5937131Y2 (ja) | 1981-09-25 | 1981-09-25 | 電気炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14291881U JPS5937131Y2 (ja) | 1981-09-25 | 1981-09-25 | 電気炊飯器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5858418U JPS5858418U (ja) | 1983-04-20 |
| JPS5937131Y2 true JPS5937131Y2 (ja) | 1984-10-15 |
Family
ID=29935929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14291881U Expired JPS5937131Y2 (ja) | 1981-09-25 | 1981-09-25 | 電気炊飯器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5937131Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4476306B2 (ja) * | 2007-02-15 | 2010-06-09 | 三洋電機株式会社 | 圧力式炊飯器 |
-
1981
- 1981-09-25 JP JP14291881U patent/JPS5937131Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5858418U (ja) | 1983-04-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4924922A (en) | Brew through lid for coffee maker | |
| US4997015A (en) | Brew through lid for coffee maker | |
| JPS5937131Y2 (ja) | 電気炊飯器 | |
| JPS6318991Y2 (ja) | ||
| JPS596734Y2 (ja) | 電気炊飯器 | |
| JPS63187Y2 (ja) | ||
| JPS60126127A (ja) | 炊飯器 | |
| JPS6326105Y2 (ja) | ||
| JP3368711B2 (ja) | 炊飯器 | |
| JPS5937141Y2 (ja) | 電気湯沸かし器 | |
| JPS5851859Y2 (ja) | 調理器 | |
| JPS5822648Y2 (ja) | 炊飯器 | |
| JPS5851856Y2 (ja) | 調圧装置付き炊飯器 | |
| JPS6327619Y2 (ja) | ||
| JPS6310111Y2 (ja) | ||
| JPS5851857Y2 (ja) | 炊飯器の調圧装置 | |
| CN211961646U (zh) | 一种保温杯 | |
| JPS5927849Y2 (ja) | 炊飯器 | |
| JP2638549B2 (ja) | 液体容器の栓装置 | |
| KR910006080Y1 (ko) | 안전밸브가 부설된 용기뚜껑 | |
| JPS5941765Y2 (ja) | 電気炊飯器の調圧装置 | |
| JPS5924257Y2 (ja) | 電気ポツト | |
| JPS5856566Y2 (ja) | 炊飯器 | |
| JPS6131719Y2 (ja) | ||
| JPS6238592Y2 (ja) |