JP2638549B2 - 液体容器の栓装置 - Google Patents
液体容器の栓装置Info
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Description
するものである。
報に示されるように、栓主体内に形成される栓内液通路
の注出口を弁体で開閉する形式の液体容器の栓装置にあ
っては、従来は栓内液通路内部の洗浄は、単に水洗いの
みによって行なわれているにすぎず、同栓内液通路内部
をブラシ等で積極的に洗浄することはできなかった。な
お、このように、栓内液通路内をブラシ洗浄することが
できないからといって、それだけで特に不衛生という訳
ではないが、一般消費者にとっては、できることならば
同栓内液通路内までもきれいにブラシ洗浄することがで
きれば感覚的な満足感をも得ることができるのではない
かと考えられる。
うな事情を背景としてなされたもので、栓主体内に形成
される栓内液通路の注出口を弁体で開閉する形式の液体
容器の栓装置において、栓内液通路内をその注出口側か
らブラシ洗浄可能とすることを目的としてなされたもの
である。
達成するために次のような構成を採用している。
は、図1ないし図3に例示するように、内部に栓内液通
路51を有する栓主体96と、前記栓内液通路51の注
出口52を開閉する弁体65と、前記栓主体96内に設
けられて前記弁体65を開閉駆動する弁駆動機構69と
をそなえた液体容器の栓装置において、前記弁体65が
該弁体65単独で前記栓主体96及び弁駆動機構69に
対して着脱自在とされる一方、該弁体65の分離状態で
は前記栓内液通路51がその注出口52側から外部に開
放されるようにしたことを特徴とするものである。
のような作用を奏する。
は、図1ないし図3に例示するように、弁体65が栓主
体96に対して取外しできるようにされているので栓内
液通路51の注出口52が外部に開放され、栓装置の洗
浄時には、弁体65を弁駆動機構69及び栓主体96か
ら分離して栓内液通路51をその注出口52側からブラ
シ等で積極的に洗浄することができる。又、弁体65の
内面(上面)65aもブラシ等で積極的に洗浄することが
できる。それらの栓内液通路51と弁体65の洗浄が終
了すれば、弁体65を再度栓主体96側の弁駆動機構6
9に組付けることにより本来の栓装置として再使用する
ことができる。
ころにより、栓内液通路51の注出口52及び弁体65
の内面65aが外部に対して開放され、外部からそれら
の栓内液通路51の注出口52や弁体65全体をブラシ
洗浄することができるので、液体容器使用者において
は、従前にもまして清潔感を満足させることができる。
る。同図において、符号90はステンレス鋼製の真空二
重容器からなる容器主体である。
口部94に嵌合される栓外体20と、該栓外体20に対
してOリング29により摩擦嵌着されている栓内体27
(栓外体20と栓内体27とで栓主体96を構成すると
ともに、栓外体20と栓内体27間に栓内液通路51が
形成される)と、該栓内体27内に収容されている弁駆
動機構69と、栓内液通路51の注出口52を下方から
開閉する弁体65とを有して構成され、前記栓外体20
と栓内体27と弁体65とがそれぞれ個別に形成される
一方、前記栓内体27が、栓外体20に対して前記弁体
65とは分離して着脱自在に取付けられている。
体結合されて栓内体ユニット26を構成している。
り、さらに筒体71内には、弁押下げ杆72、バネ受部
材73、バネ74及び押板75からなる弁駆動機構69
が内装されている。
され、弁押下げ杆72の下端にネジ結合(S3)されてお
り、このネジ結合を螺解することによって弁体65を弁
押下げ杆72から分離させることができるとともに、栓
内体ユニット26をOリング29の摩擦力に抗して上方
に抜き取ることにより、該栓内体ユニット26をも栓外
体20から離脱させることができるようになっている。
げ杆72を押下げ、それによって弁体65をして栓内液
通路注出口52を開口させるべく作用する。この実施例
の栓装置はいわゆる「プッシュ栓」方式のもので、該押板
75を押下げた場合に、弁体65が下降したままロック
保持され、そして再度該押板75を押下げることによっ
て弁体65のロックが解除されてバネ74の付勢力によ
り弁体65及び弁押下げ杆72が上動する如く作用する
ものである。
栓外体20に対して弁体65とは分離して着脱自在に取
付けられている。
1の注出口52が開放され、容器主体90内の液体が栓
内液通路51を通って外部へ注出される。
は、該栓装置全体99を容器主体90から取外し、次い
で、栓装置における弁押下げ杆72と弁体65の螺合を
はずし、弁体65を下方へ抜き出すとともに、栓内体ユ
ニット26全体を上方へ抜き出す。
することのできなかった、栓内液通路51を形成する栓
内体27の外側壁27aや、栓外体20の内側壁20aや
弁体65の内面65aなどが外部に開放され容易にブラ
シ洗浄することができる。さらに、この実施例の場合
は、栓外体の内側壁が両端の開放した筒状となるので、
栓内液通路51の栓内液通路注出口52側からだけでな
く、両端開口方向から同時に洗浄ができ、洗浄作業が容
易になる。
している。
例とは異なり、栓主体96の外側(該栓主体96と容器
主体の注口部94の間)を通って液体が注出される構造
のものである。栓主体96は、容器主体の注口部94内
側に螺着されている。パッキン24は容器主体注口部9
4部分のシール部24aと弁体65に対するシール部分
24bとを有している。栓主体96の下胴部25に形成
される栓内液通路51はその液出口55を栓主体96の
側方に向けて開口せしめている。栓主体96の上半部は
椀状室28となっており、その内部には弁体65を開閉
駆動するための弁駆動機構69が内装されている。
める弁押下げ杆72と、該弁押下げ杆72の頂部に嵌合
されたバネ受部材73と、該バネ受部材73を下方から
上方へ向けて付勢しているバネ74と、バネ受部材73
を上方から押し下げ操作する押板75とを有して構成さ
れている。
合を螺解することによって弁体65を下方に抜き取る
(符号65′)ことができるようになっている。
げ杆72を押下げ、それによって弁体65をして栓内液
通路注出口52を開口させるべく作用する。この実施例
の栓装置もいわゆる「プッシュ栓」方式のもので、該押板
75を押下げた場合に、弁体65が下降したままロック
保持され、そして再度該押板75を押下げることによっ
て弁体65のロックが解除されてバネ74の付勢力によ
り弁体65及び弁押下げ杆72が上動する如く作用する
ものである。
が下降)には栓内液通路注出口52が開放され、容器主
体90内の液体が栓内液通路51を通って外部へ注出さ
れる。
は、該栓装置全体99を容器主体90から取外し、次い
で、栓装置における弁押下げ杆72と弁体65のネジ結
合を螺解し、弁体65を符号65′で示すように下方に
抜き取る。
することのできなかった椀状室28の底面28aや、弁
体65の内面65aなどを容易にブラシ洗浄することが
できる。なお、この第2実施例では、上記椀状室28の
底面28aや栓主体下胴部25の内面25aでもって栓内
液通路51の壁面を構成している。
している。
に、該栓主体96の周壁35と側部隔壁36及び底部隔
壁37によって画成された栓内液通路51を有してお
り、下端の注出口52から栓内液通路51内に流入した
液体は上端の出口56から流出せしめられる。
体周壁35の一部(鎖線部分)35Aは、これを欠除する
ことによって栓内液通路51の上半部51Aが直接外部
からブラシ洗浄し得るようになっている。このため栓主
体周壁35の上部には液洩れ防止用のパッキン57が装
着されている。
壁36と底部隔壁37で画成された空室)30には弁体
65を開閉駆動するための弁駆動機構69が内装されて
いる。
める弁押下げ杆72と、該弁押下げ杆72の頂部に嵌合
されたバネ受部材73と、該バネ受部材73を下方から
上方へ向けて付勢しているバネ74と、バネ受部材73
を上方から押し下げ操作する押板75とを有して構成さ
れている。
合(S3)されており、このネジ結合を螺解することによ
って弁体65を下方に抜き取る(符号65′)ことができ
るようになっている。符号68は弁部材螺回動操作用の
ツマミである。
げ杆72を押下げ、それによって弁体65をして栓内液
通路注出口52を開口させるべく作用する。この実施例
の栓装置もいわゆる「プッシュ栓」方式のもので、該押板
75を押下げた場合に、弁体65が下降したままロック
保持され、そして再度該押板75を押下げることによっ
て弁体65のロックが解除されてバネ74の付勢力によ
り弁体65及び弁押下げ杆72が上動する如く作用する
ものである。
が下降)には栓内液通路注出口52が開放され、容器主
体90内の液体が栓内液通路51を通って外部へ注出さ
れる。
は、該栓装置全体99を容器主体90から取外し、次い
で、栓装置における弁押下げ杆72と弁体65のネジ結
合を螺解し、弁体65を符号65′で示すように下方に
抜き取る。
することのできなかった底部画壁37の底面37aや弁
体65の内面65aなどを容易にブラシ洗浄することが
できる。なお、この第3実施例では、上記底部隔壁37
の底面37aや周壁下胴部区画壁38の内壁38a等でも
って栓内液通路51の壁面が構成されている。
ロック、27は栓内体、28は椀状室、33は栓内弁体
ユニット、40は内壁部材、41は上部内壁部材、46
は下部内壁部材、51は栓内液通路、52は注出口、5
3は弁座体、55は液出口、65は弁体、69は弁駆動
機構、70は上部弁駆動機構、72は弁押下げ杆、73
はバネ受部材、74はバネ、75は押板、80は下部弁
駆動機構、90は容器主体、94は注口部、96は栓主
体である。
Claims (1)
- 【請求項1】 内部に栓内液通路(51)を有する栓主体
(96)と、前記栓内液通路(51)の注出口(52)を開閉
する弁体(65)と、前記栓主体(96)内に設けられて前
記弁体(65)を開閉駆動する弁駆動機構(69)とをそな
えた液体容器の栓装置であって、前記弁体(65)が該弁
体(65)単独で前記栓主体(96)及び弁駆動機構(69)
に対して着脱自在とされる一方、該弁体(65)の分離状
態では前記栓内液通路(51)がその注出口(52)側から
外部に開放されるようにしたことを特徴とする液体容器
の栓装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6062195A JP2638549B2 (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 液体容器の栓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6062195A JP2638549B2 (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 液体容器の栓装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28655894A Division JP2638519B2 (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 液体容器の栓装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0856857A JPH0856857A (ja) | 1996-03-05 |
JP2638549B2 true JP2638549B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=13147549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6062195A Expired - Lifetime JP2638549B2 (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 液体容器の栓装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2638549B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5627732B2 (ja) * | 2013-04-22 | 2014-11-19 | サーモス株式会社 | 飲料用容器の栓体 |
DE102017200772A1 (de) * | 2017-01-18 | 2018-07-19 | Wmf Group Gmbh | Isolierkannendeckel und Verwendungen hiervon |
-
1995
- 1995-03-20 JP JP6062195A patent/JP2638549B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0856857A (ja) | 1996-03-05 |
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