JPS5817566Y2 - 空気圧利用魔法瓶 - Google Patents
空気圧利用魔法瓶Info
- Publication number
- JPS5817566Y2 JPS5817566Y2 JP1980179057U JP17905780U JPS5817566Y2 JP S5817566 Y2 JPS5817566 Y2 JP S5817566Y2 JP 1980179057 U JP1980179057 U JP 1980179057U JP 17905780 U JP17905780 U JP 17905780U JP S5817566 Y2 JPS5817566 Y2 JP S5817566Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pusher
- circumferential surface
- bellows
- guide cylinder
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は蓋体に内蔵されたベローズの押圧により中びん
内の液を注出する空気圧利用の魔法瓶において、ベロー
ズの押圧用押体をロックするロック装置に関するもので
その目的とするところは、不使用時簡単に押体をロック
でき、しかも構造簡単で部品点数も少なく組立作業を容
易にする押体のロック装置を備えた空気圧利用の魔法瓶
を提供するにある。
内の液を注出する空気圧利用の魔法瓶において、ベロー
ズの押圧用押体をロックするロック装置に関するもので
その目的とするところは、不使用時簡単に押体をロック
でき、しかも構造簡単で部品点数も少なく組立作業を容
易にする押体のロック装置を備えた空気圧利用の魔法瓶
を提供するにある。
以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。
１は中びん２の外周を外装ケース３で囲み、この外装ケ
ースの上端に水切部材を装着しこの水切部材中央に液体
供給用開口部を設けてこの液体供給用開口部に中栓４を
挿入し、水切部材上面にベローズ５を内蔵した蓋体６を
着脱自在に装着し、ベローズ５を押圧し中栓４内腔を介
して中びん２内に空気を圧送して中栓の吐出管７より中
びん内の液を注出する空気圧利用魔法瓶であって、上記
蓋体６はベローズ５とベローズ上板８とブツシュ弁９と
、このブツシュ弁上面を押圧する押体１０と押体の上下
動を規制するスライド部材１１とを備えている。
ースの上端に水切部材を装着しこの水切部材中央に液体
供給用開口部を設けてこの液体供給用開口部に中栓４を
挿入し、水切部材上面にベローズ５を内蔵した蓋体６を
着脱自在に装着し、ベローズ５を押圧し中栓４内腔を介
して中びん２内に空気を圧送して中栓の吐出管７より中
びん内の液を注出する空気圧利用魔法瓶であって、上記
蓋体６はベローズ５とベローズ上板８とブツシュ弁９と
、このブツシュ弁上面を押圧する押体１０と押体の上下
動を規制するスライド部材１１とを備えている。
上記蓋体６は上蓋１２と下板１３とからなっておりこの
下板中央にはゴム弁を介して空気排出用孔が穿設されて
いる。
下板中央にはゴム弁を介して空気排出用孔が穿設されて
いる。
上蓋１２は下端内周に下板外周を嵌合する溝を形威し上
面中央部に下方に向けてガイド筒１４を垂設している。
面中央部に下方に向けてガイド筒１４を垂設している。
このガイド筒１４内面には縦方向に間隙を隔てて後述の
押体の凸起と嵌合するような適数個の凹溝１５を垂設し
ている。
押体の凸起と嵌合するような適数個の凹溝１５を垂設し
ている。
上蓋上部のガイド筒後端には第２図に示すようにスライ
ド部材１１を収納する収納溝１６を設けており、この収
納溝１６の底面はガイド筒最上面よりもほぼスライド部
材の高さ柱下がっている。
ド部材１１を収納する収納溝１６を設けており、この収
納溝１６の底面はガイド筒最上面よりもほぼスライド部
材の高さ柱下がっている。
又、この収納溝１６の底面には後述のスライド部材の縦
リブを貫通するような長孔１７を穿設している。
リブを貫通するような長孔１７を穿設している。
スライド部材１１は第３図及び第４図に示すように、上
蓋の収納溝１６内に収納されており、押体１０上面を水
平方向に摺動する摺動片の下方に押体の横孔２２に挿通
して押体を係止する係止片１９と上記収納溝の長孔１７
に貫通した縦リブ２０とを設けている。
蓋の収納溝１６内に収納されており、押体１０上面を水
平方向に摺動する摺動片の下方に押体の横孔２２に挿通
して押体を係止する係止片１９と上記収納溝の長孔１７
に貫通した縦リブ２０とを設けている。
押体１０は第１図に示すように上蓋のガイド筒内を上下
動する、下部が開口した筒体であってこの筒体外周には
上記上蓋ガイド筒の内面に垂設した凹溝１５と嵌合する
適数個の凸起２１を垂設しており、内面中央部にブツシ
ュ弁上面に当接する当接部３１を設けている。
動する、下部が開口した筒体であってこの筒体外周には
上記上蓋ガイド筒の内面に垂設した凹溝１５と嵌合する
適数個の凸起２１を垂設しており、内面中央部にブツシ
ュ弁上面に当接する当接部３１を設けている。
上記上蓋の収納溝１６に近い押体の一部１０′は第３図
及び第４図に示すように一段低下して、スライド部材１
１の摺動片１８を摺動自在としており、この押体の側壁
に上記スライド部材の係止片１９を挿通しうる前記横孔
２２を穿設している。
及び第４図に示すように一段低下して、スライド部材１
１の摺動片１８を摺動自在としており、この押体の側壁
に上記スライド部材の係止片１９を挿通しうる前記横孔
２２を穿設している。
この押体外周面と上蓋のガイド筒内周面とは下方に従っ
て広径としたテーパ状に成形されている。
て広径としたテーパ状に成形されている。
ベローズ５は下端を上記下板の空気排出用孔にゴム弁を
介して挿通しており、又、上部に外周ネジ切りしたネジ
部を形威しさらにベローズ内にスプリング（図示せず）
を備えている。
介して挿通しており、又、上部に外周ネジ切りしたネジ
部を形威しさらにベローズ内にスプリング（図示せず）
を備えている。
ベローズ上板３０はベローズの上面を覆い、ベローズの
ネジ部に螺着したナツト２３の下部とベローズ中央上面
との間に係止している。
ネジ部に螺着したナツト２３の下部とベローズ中央上面
との間に係止している。
ブツシュ弁９は第１図に示すようなナツト２３の中央部
よりベローズ内に挿通されておりスプリング（図示せず
）によって上方に持ち上げられている。
よりベローズ内に挿通されておりスプリング（図示せず
）によって上方に持ち上げられている。
２４は導水管で中栓の吐出管７先端より吐出した液を受
は外装ケース３の外方に液を流出するように設けている
。
は外装ケース３の外方に液を流出するように設けている
。
押体の作動に際しては第４図に示すように上蓋の収納溝
１６内のスライド部材１１を水平方向に沿って外方へ引
きスライド部材１１の係止片１９を押体１０の横孔２２
より離脱させる。
１６内のスライド部材１１を水平方向に沿って外方へ引
きスライド部材１１の係止片１９を押体１０の横孔２２
より離脱させる。
この状態で押体上面を押圧すると押体の凸起２１が上蓋
ガイド筒１４の凹溝１５に沿い、この押体の当接部３１
をブツシュ弁９上面に当接させ、スプリング（図示せず
）に抗してベローズ５を押下げベローズ下部より中栓４
中腔を介して中びん２内に空気を送り中栓の揚水管２５
をへて中栓吐出管７より液を吐出することができる。
ガイド筒１４の凹溝１５に沿い、この押体の当接部３１
をブツシュ弁９上面に当接させ、スプリング（図示せず
）に抗してベローズ５を押下げベローズ下部より中栓４
中腔を介して中びん２内に空気を送り中栓の揚水管２５
をへて中栓吐出管７より液を吐出することができる。
次に押体１０をロックするには第３図に示すようにスプ
リングの力により押上げられた押体に対しスライド部材
１１を上蓋の収納溝１６に沿って押体中央に向けて押し
スライド部材の係止片１９を押体の横孔２２内に挿通さ
せれば押体をロックできる。
リングの力により押上げられた押体に対しスライド部材
１１を上蓋の収納溝１６に沿って押体中央に向けて押し
スライド部材の係止片１９を押体の横孔２２内に挿通さ
せれば押体をロックできる。
以上の如く本考案に於いては上蓋ガイド筒内周面と押体
外周面とに互いに嵌合する凹凸を垂設するとともに、上
蓋の側壁に横孔を設け、この横孔を挿通、離脱する係止
片を備えたスライド部材を設けているので、不使用時ス
ライド部材を押体中央に向けて水平方向に押すだけで係
止片を押体の横孔に挿通せしめ、簡単に押体をロックす
ることができると共に、構造が極めて簡単で部品点数も
少く組立作業も容易となる。
外周面とに互いに嵌合する凹凸を垂設するとともに、上
蓋の側壁に横孔を設け、この横孔を挿通、離脱する係止
片を備えたスライド部材を設けているので、不使用時ス
ライド部材を押体中央に向けて水平方向に押すだけで係
止片を押体の横孔に挿通せしめ、簡単に押体をロックす
ることができると共に、構造が極めて簡単で部品点数も
少く組立作業も容易となる。
又、ガイド筒内周面と押体外周面とに垂設した凹凸と、
スライド部材だけで押体を傾むくこともなく確実にロッ
クすることができる。
スライド部材だけで押体を傾むくこともなく確実にロッ
クすることができる。
更に前述実施例のようにガイド筒内周面と押体外周面と
を下向きのテーパ状とすると、スプリング力により押体
の返りが非常にスムーズとなる。
を下向きのテーパ状とすると、スプリング力により押体
の返りが非常にスムーズとなる。
第１図は本考案実施例の空気圧利用魔法瓶の上部を示す
一部切截側面図、第２図は本考案実施例の分解斜視図、
第３図は押体のロック状態を示す一部断面図、第４図は
押体のロック解除状態を示す一部断面図、第５図は本考
案実施例の蓋体上部断面図である。 ２・・・・・・中びん、４・・・・・・中栓、５・・・
・・・ベローズ、６・・・・・・蓋体、７・・・・・・
吐出管、１０・・・・・・押体、１１・・・・・・スラ
イド部材、１２・・・・・・上蓋、１４・・・・・・ガ
イド筒、１５・・・・・・凹溝、１６・・・・・・収納
溝、１７・・・・・・長孔、１８・・・・・・摺動片、
１９・・・・・・係止片、２０・・・・・・縦リブ、２
１・・・・・・凸起、２２・・・・・・横孔。
一部切截側面図、第２図は本考案実施例の分解斜視図、
第３図は押体のロック状態を示す一部断面図、第４図は
押体のロック解除状態を示す一部断面図、第５図は本考
案実施例の蓋体上部断面図である。 ２・・・・・・中びん、４・・・・・・中栓、５・・・
・・・ベローズ、６・・・・・・蓋体、７・・・・・・
吐出管、１０・・・・・・押体、１１・・・・・・スラ
イド部材、１２・・・・・・上蓋、１４・・・・・・ガ
イド筒、１５・・・・・・凹溝、１６・・・・・・収納
溝、１７・・・・・・長孔、１８・・・・・・摺動片、
１９・・・・・・係止片、２０・・・・・・縦リブ、２
１・・・・・・凸起、２２・・・・・・横孔。
Claims (1)
- 蓋体６内にベローズ５と押体１０とを備え、上記押体の
降下によりベローズを押圧し、中栓４内腔を介して中び
ん２内に空気を圧送して中栓の吐出管７より中びん内の
液を注出する空気圧利用の魔法瓶において、上記蓋体６
の上面中央部から下方に向けてガイド筒１４を垂設し、
このガイド筒内周面にそって上記押体１０を上下摺動自
在に設け、このガイド筒内周面と押体外周面とに、互い
に嵌合する凹凸１５．２１を垂設し、上記蓋体の上面に
水平方向に摺動自在なスライド部材１１を装着し、この
スライド部材１１と上記ガイド筒内周面及び押体外周面
の凹凸１５．２１とにより押体１０の上下動を規制した
ことを特徴とする空気圧利用魔法瓶。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980179057U JPS5817566Y2 (ja) | 1980-12-13 | 1980-12-13 | 空気圧利用魔法瓶 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980179057U JPS5817566Y2 (ja) | 1980-12-13 | 1980-12-13 | 空気圧利用魔法瓶 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57103040U JPS57103040U (ja) | 1982-06-24 |
| JPS5817566Y2 true JPS5817566Y2 (ja) | 1983-04-09 |
Family
ID=29974400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980179057U Expired JPS5817566Y2 (ja) | 1980-12-13 | 1980-12-13 | 空気圧利用魔法瓶 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5817566Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6077544U (ja) * | 1983-10-28 | 1985-05-30 | タイガー魔法瓶株式会社 | ポンプ注液式液体容器 |
| JPS6126436U (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-17 | 象印マホービン株式会社 | エア−ポツトにおける押えカバ−ロツク装置 |
| JPS6133624A (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-17 | 松下電器産業株式会社 | エア−ポツトの蓋体 |
| JPS6148323A (ja) * | 1984-08-17 | 1986-03-10 | 松下電器産業株式会社 | エア−ポツトの蓋体 |
| JPS6150523A (ja) * | 1984-08-20 | 1986-03-12 | 松下電器産業株式会社 | エア−ポツトの蓋体 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS543400U (ja) * | 1977-06-10 | 1979-01-10 |
-
1980
- 1980-12-13 JP JP1980179057U patent/JPS5817566Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS543400U (ja) * | 1977-06-10 | 1979-01-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57103040U (ja) | 1982-06-24 |
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