JPS632759A - 自動車用ウインドガラスの結露防止装置 - Google Patents

自動車用ウインドガラスの結露防止装置

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JPS632759A
JPS632759A JP61144552A JP14455286A JPS632759A JP S632759 A JPS632759 A JP S632759A JP 61144552 A JP61144552 A JP 61144552A JP 14455286 A JP14455286 A JP 14455286A JP S632759 A JPS632759 A JP S632759A
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JP
Japan
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air
glass
window glass
seat
air passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP61144552A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadahiro Takahashi
高橋 忠広
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Bosch Corp
Original Assignee
Diesel Kiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Diesel Kiki Co Ltd filed Critical Diesel Kiki Co Ltd
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Publication of JPS632759A publication Critical patent/JPS632759A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両用エアコンを利用して自動車用ウィンドガ
ラスの曇りを確実かつ速やかに防止するようにした自動
車用ウィンドガラスの結露防止装置に関する。
(従来の技術) 自動車のウィンドガラスの曇りは、運転視界を劣化させ
安全運転の障害になるため、これを早急に取り除く必要
がある。従来、このような目的のために、例えばリヤウ
ィンドガラスに熱線を配線して該ウィンドガラスを加温
するようにしたり、フロントウィンドガラスの内側下部
に車両用エアコンのデフロスト用ダクトを開口して、エ
アコンから送り出される温風をフロントウィンドガラス
に吹き付けるようにした方法が採られている。
しかし、前者の方法では電力の消費増を助長するととも
に、エアコンの冷房運転時には冷房負荷の増大を招くと
いう問題があり、後者の方法では曇り止めの範囲がフロ
ントウィンドガラスに限られ、これを広範囲に適用でき
ないという不具合がある。
ところで、従来においても車両用エアコンからの吹出し
空気を座席またはヘッドレスト内に導き、これを当該座
席の後方ないし前方へ吹き出すようにした技術は、例え
ば実開昭60−53613号および同60−55513
号公報に開示されている。
(発明が解決しようとする問題点〉 しかし、このような従来装置では座席内に導いたエアコ
ンからの吹出し空気によって、座席およびその周辺の冷
暖房を行な得ても、その吹出し口から例えばサイドウィ
ンドガラスやリヤウィンドガラスが遠く離れているため
、それらのウィンドガラスの曇り防止までは行なえない
という問題があった。
本発明はこのようなfft来の不具合を解決し、既存の
装置を僅かに改造するだけで各ウィンドガラスの曇りを
防止し得るようにした、自動車用ウィンドガラスの結露
防止装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) このため、本発明の自動車用ウィンドガラスの結露防止
装置は、車両用エアコンから送り出される空気を座席内
に導き、これをサイドウィンドガラスまたはリヤウィン
ドガラスに向けて吹き出すようにして、上記吹出し空気
により前記ウィンドガラスの曇りを確実かつ速やかに取
り除くようにするとともに、車室内空気の循環を促して
車室環境を整えるようにしたことを特徴としている。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面により説明すると、第1
図乃至第4図において1は車両用エアコンの送風ダクト
で、その内外気取入口2,3の間に切換ドア4が開閉可
能に設けられ、該ドア4に近接するスクロール部1aに
ブロワ5が収容されている。ブロワ5の送風方向下流側
には、エバポレータ6とヒータコア7が収容され、それ
らの送風路の間にミックスドア8が開閉可能に設けられ
ていて、その開放時に通風路つと導通するようにされて
いる。
上記通風路9には、第1および第2デフロスタloa、
10bが開口され、それらの開口部に切換ドア11.1
2が開閉可能に取り付けられていて、これらのドア11
.12の作動は実施例の場合、デフロスト操作時に同時
に開放可能に構成されている。上記第1デフロスタ10
aの他端は車室内のフロントウィンドガラス13の下部
に開口され、また第2デフロスタ10bには送気管14
の一端が接続されていて、その他端が車室内床面下を後
方へ延設され、かつ前席15.15および後席16内部
と連通している。
前席15.15の背もたれ部17.17内には送気路1
8.18が上下方向に配設され、それらの下端部は屈曲
自在な連通管1つに接続されていて、鎖管19の下端が
前席15の直下位置で送気管14に接続されている。背
もたれ部17.17のサイドウィンドガラス20に面す
る片側の側端面上部には、前記送気路18.18に連通
ずる吹出口21.21が前記サイドウィンドガラス20
に向けて開口され、これらの吹出口21.21は実施例
の場合、第2図および第3図に示すようにサイドウィン
ドガラス20に向けて若干上向きで、互いに前後方向に
向けて開口されている。
また、後席16の背らたれ部22内には前記送気路18
と同様な送気路23.23が上下方向に配設され、それ
らの下端部は屈曲自在な連通管24.24に接続されて
いて、鎖管24.24の下端が後席16の直下位置で送
気管14に接続されている。上記背もたれ部22の後端
面上部には、前記送気路23゜23に連通する横長の吹
出口25.25が開口され、これらの吹出口25.25
.は実施例の場合、第2図に示すようにリヤウィンドガ
ラス26に向けて若干上向きに開口されている。なお、
これらの吹出口21.25には図示のように風向案内羽
恨が収り付けられ、その送風方向を変更可能にされてい
る。
この他、27.28は前席15および前席乗員の足元側
へ向けて開口された送風ダクトである。
(作用) このように構成した結露防止装置は、車両用エアコンか
らの吹出し空気を内部へ導き、これを車室内へ吹き出す
ようにした既存の座席を基にして、その座席の吹出口を
前席15の場合は背もたれ部17のサイドウィンドガラ
ス20に面する側端面上部に開口し、後席16の場合に
は背もたれ部22の後部上端に開口するだけでよいから
、構成が簡単でその改変に容易に応じられることとなる
こうして車室内に設置された結露防止装置を使用して、
各ウィンドガラスの曇りを取り除く場合は車室内外の温
度や湿度によって種々の曇り防止法を採用し得る。例え
ば初夏時のように外気が比較的高温で低湿度の場合には
、第2図に示すように切換ドア4を外気導入モードに設
定し、ミックスドア8を開放させて外気取入口3と送風
路9を導通させるとともに、送風路9に臨む切換ドア1
1.12を切換操作して、第1および第2デフロスタ1
0a、10bを開放させる。
このような状況の下でブロワ5を駆動させると、外気取
入口3から送風ダクト1内に外気が取り入れられ、これ
がブロワ5を介し下流側へ送り出されて送風路9へ移動
し、該路9より開放設定された第1および第2デフロス
タ10a、10bに導かれて+ ’ 覗4子÷セか台車
室内へ流出する。
このうち、第1デフロスタ10aに導かれた空気は、フ
ロンl−ウィンドガラス13の下端部内周面に近接する
吹出口から吹き出され、低湿度で比較的高温の空気がフ
ロントウィンドガラス13に吹き付けられる。このため
、上記ガラス13の内周面周辺の空気の湿度が次第に低
下するとともに、上記ガラス13の内周面の温度が次第
に昇温しで当該結露温度を越えることにより、上記ガラ
ス13の曇りが取り除かれる。
一方、第2デフロスタ10bに導かれた空気は、該デフ
ロスタ10bに接続された送気管14を経て連通管19
.24に分流し、これらの連通管19.24より送気路
18.23を介して前席15および後席16内に導かれ
、それらの背もたれ部17.22の上端部に開口された
吹出口21.25から吹き出される。
このうち、前席15.15の吹出口21はサイドウィン
ドガラス20に向けて開口されているため、空気が吹出
口21.21から第1図および第3図の矢視で示すよう
にサイドウィンドガラス20に向かって上向き、かつ前
後方向に向かって吹き出され、上記ガラス20の内周面
に吹き付けられる。したがって、サイドウィンドガラス
20の内周面周辺が前述と同様に低湿度で比較的高温に
なり、上記ガラス20の曇りが取り除かれる。
また、後席16の吹出口25.25はリヤウィンドガラ
ス26に向けて開口されているため、空気が吹出口25
.25から第1および第4図の矢視で示すようにリヤウ
ィンドガラス26に向かって上向きに吹き出され、上記
ガラス26の内周面に吹き付けられて、リヤウィンドガ
ラス26の曇りも前述と同様に取り除かれる。
この場合、特にサイドウィンドガラス20とリヤウィン
ドガラス26に対しては、それらの至近距離の吹出口2
1.25から直接空気が吹き付けられるから、上記曇り
止めないしは曇り防止効果が確実かつ速やかに得られ、
また、これらの吹出し空気により車室内空気の循環が促
進されて、例えば喫煙時での煙の拡散を図ることが可能
になる。更に、リヤウィンドガラス26の曇り止めにお
いては、従来この種目的に多用されていた熱線の使用を
要しないから、その分電力消費が節減さt′L、しかも
エアコンの冷房運転下で上記熱線を加温した場合の冷房
負荷の増大が防止されて、エアコンの負担を軽減し得る
ことにもなる。
なお、このようなデフロストモードを継続させたまま車
両用エアコンの冷房または暖房運転を行なえば、第1お
よび第2デフロスタ10a、10bから冷風または温風
が吹き出されるとと、もに、これらが送気管14.連通
管19.24および送気路18.23に導かれて吹出口
21.25から吹き出されるから、前席15.15およ
び後席16周辺の冷暖房効果を得られることにもなり、
その場合の冷風または温風は上述のように車室内空気の
循環を促すから、従来のように冷暖房効果が前席15側
に偏りがちな不具合を解消して、車室内での−様な冷暖
房効果を得られることになる。
(発明の効果)              4゜本発
明の自動車用ウィンドガラスの結露防止装置は以上のよ
うに、車両用エアコンから送り出される空気を座席内に
導き、これをサイドウィンドガラスまたはリヤウィンド
ガラスに向けて吹き出すようにしたから、該吹出し空気
によって上記ウィンドガラスの曇りを確実かつ速やかに
取り除くことができ、従来のこの種目的に多用されてい
たウィンドガラスに熱線を設けたもののような電力消費
を節減でき、しかもエアコンの冷房運転下で上記熱線を
加温した場合の冷房負荷の増大を防止できる効果がある
また、本発明では車両用エアコンから送り出される空気
をサイドウィンドまたはリヤウィンドに向けて吹き出し
ているから、車室内空気の循環を促すことができ、従来
のエアコン運転時のように冷暖房効果が前席に漏りがち
な不具合を解消して、車室内全域に亘り一様な冷暖房効
果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は本発
明のデフロスト時における状況を示す概要図、第3図は
本発明を適用した前席の状況を示す斜視図、第4図は本
発明を適用した後席の状況を示す斜視図である。 15・・・前席、    16・・・後席。 20・・・サイドウィンドガラス。 26・・・リャウィンドガラス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  車両用エアコンから送り出される空気を座席内に導き
    、これをサイドウィンドガラスまたはリヤウィンドガラ
    スに向けて吹き出すようにしたことを特徴とする自動車
    用ウィンドガラスの結露防止装置。
JP61144552A 1986-06-20 1986-06-20 自動車用ウインドガラスの結露防止装置 Pending JPS632759A (ja)

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JPS632759A true JPS632759A (ja) 1988-01-07

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Cited By (5)

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