JPS6327265Y2 - - Google Patents

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JPS6327265Y2
JPS6327265Y2 JP1981159443U JP15944381U JPS6327265Y2 JP S6327265 Y2 JPS6327265 Y2 JP S6327265Y2 JP 1981159443 U JP1981159443 U JP 1981159443U JP 15944381 U JP15944381 U JP 15944381U JP S6327265 Y2 JPS6327265 Y2 JP S6327265Y2
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JP
Japan
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rim
reflecting mirror
main body
cover
reflector
Prior art date
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Application number
JP1981159443U
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English (en)
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JPS5866477U (ja
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  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、指向性を有する反射鏡を備えた侵入
検出器の反射鏡支持機構に関する。
侵入検出器は、警戒領域の設定、調整を行なう
必要があるため反射鏡を回動自在に支持する。従
来、この反射鏡支持機構として第1図に示すもの
がある。これは、反射鏡10の両側部に回転軸1
1を突設し、これを本体(図示せず)に設けた支
持部21にて軸支して成るものである。しかし、
この支持機構は、回転軸11の軸径が小さいた
め、支持部21による固定が反射鏡10の回転モ
ーメントに比して弱いため、振動、衝撃等で向き
が容易に変わつてしまう。反射鏡の向きが変わる
ことは、警戒領域の変化となり、目的とする領域
の警戒ができないという致命的欠点である。
これに対し、第2図に示す反射鏡支持機構が提
案されている。この支持機構は、支持部21にて
軸支された反射鏡10の一側部に、円周に沿つて
係止溝13を多数設けた回転防止板12を装着す
ると共に、本体(図示せず)適所に、上記係止溝
13と係合する係止片22を設け、該係止片22
と係止溝13とにより反射鏡10の回転を阻止す
るよう構成されたものである。しかし、この支持
機構は、片側のみで回転防止板12を押えると、
その精度によつては緩みを生じて係止効果が不十
分となる問題がある。又、反射鏡を何回か回動さ
せる間に摩耗、変形等によつても緩みを生じ、係
止が不十分となる欠点がある。更に、部品数が多
くなるので、材料、工数共に増すという欠点もあ
る。
本考案は、斯かる点に鑑みてなされたもので、
反射鏡の両側面にリム部を設け、且つ、本体及び
カバー内壁の上記リム部に対応する位置に該リム
部に摺接する弧を先端に有する軸受部をそれぞれ
突設し、該軸受部にてリム部を回動自在に支持す
ることにより、反射鏡を振動、衝撃等の外力に抗
して安定に保持できると共に、反射鏡を繰返し回
動させても緩みを生ぜず、一定の保持力を維持で
き、しかも、部品数も減らすことができ、更に組
立作業を容易にできる反射鏡支持機構を提供する
ことを目的とする。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第3図は本考案反射鏡支持機構を構成するリム
部を備えた反射鏡の一例を示す斜視図、第4図は
本考案反射鏡支持機構の一実施例の要部を示す構
成図、第5図は本考案反射鏡支持機構を備えた侵
入検出器の一例を示す断面図である。
本考案反射鏡支持機構は、反射鏡10と、該反
射鏡10を回動自在に収容する本体20と、該本
体20に係止されて上記反射鏡10を覆うカバー
30とを有して成る侵入検出器に適用されるもの
であつて、上記反射鏡10両側面に設けられるリ
ム部14と、上記本体20及びカバー30の各々
に設けられる軸受部23,31とを有して構成さ
れる。
リム部14,14は、反射鏡10の両側面に該
反射鏡10の回転軸として各々設けられる。この
リム部14は、半径を反射鏡10の側面の半径と
略等しくなるよう設定してあり、そのため比較的
小さな力で反射鏡10の回転トルクに抗し得ると
共に、後述する軸受部23,31との接触面積を
大きくできる。本実施例では、リム部14を反射
鏡10の側面と同一材料にて一体的に形成してあ
るので、製造が容易であると共に、部品数を減す
ことができる。もつとも、リム部14を反射鏡1
0の側面とは別体に設ける構成としてもよい。な
お、外周部15の幅は、後述する軸受部23,3
1との接触面積との関係で適宜設定し得る。
軸受部23,31は、各々先端に上記リム部外
周15と摺接する弧24,32を有し、両者で一
組の軸受を構成しており、リム部14,14に対
応して2組設けられている。軸受部23は、本体
20に突設され、軸受部31は、カバー30の内
壁に突設されている。両者は、カバー30を本体
に装着した際、弧24,32間がリム部14の外
径に等しくなる高さにて突設してあり、リム部1
4を両者の間に挾んで支持した状態で、リム部1
4の外側面が外側に露出し、リム部14の外側面
に突設したつまみ18を外部から操作して反射鏡
10を回動操作できるようにしてある。もつとも
一対のリム部を双方とも外部に露出させる必要は
無く、少なくとも一方を露出させるようにすれば
よい。またリム部14自体が外部に露出している
必要は無く、つまみ18が外部から操作できるよ
うにリム部14を軸受部23,31の間から外部
に臨ませるようにすれば足りる。両者間をリム部
14の外径より若干小さめとすることにより、リ
ム部外周15との摩擦力を大きくすることがで
き、反射鏡10の回動防止に効果的である。弧2
4,32の長さは、リム部外周15の幅によつて
異なるが、上述したようにリム部14の外径が大
きいので、一般的に短くてよい。なお、これらの
軸受部23,31は、各々本体20、カバー30
と一体的に形成することができる。
本考案の反射鏡支持機構を備えた侵入検出器
は、リム部14を軸受部23上に載せ、ついで、
カバー30を、軸受部31をリム部14上に載せ
て本体20に装着することにより、反射鏡10を
本体20とカバー30内の空間に収容する。反射
鏡10は、軸受部23,31によりリム部14を
挾持されて固定される。このような簡単な組立作
業により反射鏡を支持することができる。反射鏡
10の角度調整は、側面に設けた調整つまみ18
を所定トルクにて回動させることにより行なう。
なお、このつまみ18を、第4図に示すように警
戒方向を示す矢形としておけば、警戒方向の調整
が容易となる。又、カバー30の上記調整つまみ
18近傍を、他の部分から着脱自在の分割構造と
すれば、カバー30全体を本体20から外すこと
なく調整を行なうことができて便利である。
次に、本考案支持機構を構成するリム部及び軸
受部の他の例を第6図及び第7図に示す。
第6図に示すものは、リム部14にフランジ1
6を設けて反射鏡の軸方向へのずれを防止したも
のである。このフランジ16は、必ずしもリム部
14の全周に設ける必要はない。又、第7図に示
すものは、リム部外周15を断面L字形状に曲げ
て係止片17とすると共に、本体20側の軸受部
23の先端に上記係止片17と係合する断面コ字
形の溝25を弧に沿つて設け、係止片17を溝2
5に係合せしめて反射鏡を本体20にて支持でき
るようにしたものである。これによれば、侵入検
出器を天井等に取付けた際下側となるカバーに、
反射鏡の自重がかからないため、カバー自体及び
カバーの係止部の負担を軽くすることができる。
以上説明したように、本考案は、反射鏡の両側
面にリム部を設け、且つ、本体及びカバー内壁の
上記リム部に対応する位置に該リム部に摺接する
弧を先端に有する軸受部をそれぞれ突設し、該軸
受部にてリム部を回動自在に支持し、リム部のう
ち少なくとも一方を軸受部の間から外方に臨ませ
て外部より操作可能とし、反射鏡の操作をリム部
によつて行なえるようにしたことにより、反射鏡
を振動、衝撃等の外力に抗して安定に保持できる
と共に、反射鏡を繰返し回動させても緩みを生ぜ
ず、一定の保持力を維持でき、しかも、部品数を
減らすことができ、また組立作業を容易にでき、
更に警戒方向の調整を容易に行なえるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は各々従来の侵入検出器の反射
鏡支持機構を示す斜視図、第3図は本考案反射鏡
支持機構を構成するリム部を備えた反射鏡の一例
を示す斜視図、第4図は本考案反射鏡支持機構の
一実施例の要部を示す構成図、第5図は本考案反
射鏡支持機構を備えた侵入検出器の一例を示す断
面図、第6図、第7図は各々本考案支持機構を構
成するリム部及び軸受部の他の例を示す要部断面
図である。 10……反射鏡、14……リム部、15……リ
ム部外周、16……フランジ、17……係止片、
18……調整つまみ、20……本体、23……軸
受部、24……弧、25……溝、30……カバ
ー、31……軸受部、32……弧。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 反射鏡と、該反射鏡を回動自在に収容する本体
    と、該本体に係止されて上記反射鏡を覆うカバー
    とを有してなる侵入検出器において、 上記反射鏡の両側面にリム部を設け、上記本体
    及びカバーの上記リム部に対応する位置に、該リ
    ム部に摺接する弧を先端に有する軸受部をそれぞ
    れ対向突設し、 上記リム部を上記本体及びカバーの対向する軸
    受部の間にて回動自在に支持すると共に、 少なくとも上記一方のリム部を、上記対向する
    軸受部の間から外方に臨ませ、該リム部により上
    記反射鏡を操作可能としたことを特徴とする侵入
    検出器の反射鏡支持機構。
JP15944381U 1981-10-26 1981-10-26 侵入検出器の反射鏡支持機構 Granted JPS5866477U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15944381U JPS5866477U (ja) 1981-10-26 1981-10-26 侵入検出器の反射鏡支持機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15944381U JPS5866477U (ja) 1981-10-26 1981-10-26 侵入検出器の反射鏡支持機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5866477U JPS5866477U (ja) 1983-05-06
JPS6327265Y2 true JPS6327265Y2 (ja) 1988-07-22

Family

ID=29951897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15944381U Granted JPS5866477U (ja) 1981-10-26 1981-10-26 侵入検出器の反射鏡支持機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5866477U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60122875U (ja) * 1984-01-26 1985-08-19 ホーチキ株式会社 侵入者検出器
JPH07119873B2 (ja) * 1986-03-07 1995-12-20 株式会社精工舎 集光ミラ−

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4826879U (ja) * 1971-08-01 1973-03-31
JPS583183Y2 (ja) * 1975-01-31 1983-01-20 カブシキガイシヤ チノセイサクシヨ 検知器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5866477U (ja) 1983-05-06

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